何に使うの?…は関係ありません!
ガチャガチャ(カプセルおもちゃ)に「職人工具」というシリーズがあります。その真剣な造りのツールの仲間入りをさせたい「本物」のミニツールがニュージーランドのエンジニアによって作られました。今回ご紹介するのは、何でこんなの作っちゃったの!?…と必ずなりそうな、驚きの指先サイズの電動ドリルです。
本当にびっくりするくらい小さいんです
![World’s-Smallest-3D-Printed-Power-Drill-4-610x551](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/c7e409faf7bd7da5027b8d06cabcf297.jpg)
この超ミニ電動ドリルのスペックを見ていきましょう。大きさは 17×7.5×13 mm!余りに繊細な感じなので、本当の意味で「取扱注意!」の電動工具ですね。
ちゃんとドリルのスイッチもあります。ドリルが動いている動画を見る限り、スピードコントロールが可能かは不明です。ドリルビットサイズ0.5mmで本当に穴を開けられます。でも柔らかいものという条件付きで。
どうやって作ったの!?
![World’s-Smallest-3D-Printed-Power-Drill-3-610x409](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/70fd27680f921a189dac43d1f6bf86a5.jpg)
こんなに小さな電動ドリル。作り方は…まず、フルサイズのドリルの寸法を元に3DCADソフトで設計、3Dプリンターで緑色の本体の部分を作り出します。中身がすごいです。
駆動部分は本体に収まるサイズの小さなモーターをインストール。バッテリーは補聴器用を調達し、配線はヘッドホンのケーブルをばらして使っています。こんなに小さいのに、ギュッとつまってます。
![World’s-Smallest-3D-Printed-Power-Drill-2](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/62f4882d31113e5949e74308f8ce9343.jpg)
やっぱりガチャガチャに入れるには、ちょっとスゴ過ぎる電動工具です。それにしても3Dプリンターは本当に偉大です。誰でもちょっとの勉強でこんなツールを作れる時代が来るのかもしれません!?
超ミニ電動ドリルを作ったニュージーランドのエンジニア Lance氏 はもっと小さなサイズのドリルの開発を計画しているそうです。これぞ職人魂!