アウターやバッグなどを手軽に収納できる「ポールハンガー」。縦の空間を活かして省スペースで設置しやすいのがメリットです。しかし、フックの位置やデザインなどはさまざまで、どれを選べばよいか迷うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ポールハンガーのおすすめ製品をご紹介します。選び方のポイントも解説するので、ポールハンガーの購入を検討している方はチェックしてみてください。
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ポールハンガーの魅力とは?
ポールハンガーは、直立した1本のポールに複数のフックなどが付いた構造で、狭い場所にも設置しやすいのが魅力です。リビングや玄関などのデッドスペースを活用して、散らかりがちな衣類などの収納スペースを作れます。
衣類だけでなく、バッグ・帽子・マフラーなど、種類の異なるアイテムをまとめてかけられるのもポイント。外出時に必要なアイテムの一時置き場として使えば、外出の準備や外出後の片付けをスムーズに行えて便利です。また、来客時のコートハンガーや荷物の置き場としても利用できます。
ポールハンガーのおすすめメーカー
ニトリ(NITORI)
ニトリは、北海道に本社を構える大手インテリアメーカー。「お、ねだん以上。」のキャッチコピーの通り、高品質な製品を手ごろな価格で提供しているのが特徴です。ホームファニシング事業をはじめ、ショッピングモール事業やリフォーム事業など、手がけている事業は多岐にわたります。
ニトリでは主に、ナチュラルカラーで明るい色味のポールハンガーがラインナップ。インテリアに馴染みやすいので、北欧風からモダン風まで幅広いスタイルにおすすめです。小物を置くのに便利なトレイ付きや収納物が重なりにくい構造のモデルなどもあり、機能的で使い勝手に優れます。
山善(YAMAZEN)
山善は1947年に大阪で創立された、生産財・消費財の専門商社です。家庭機器事業をはじめ、グローバル事業・ソリューション事業・住宅事業など、幅広く展開しています。家庭機器事業においては、商社機能だけでなく、オリジナル製品の企画・開発を行うメーカー機能も持っています。
山善では、置き型とつっぱり型のポールハンガーを豊富に取り揃えており、シーンに応じて選びやすいのが魅力。フックがカーブしたモデルは収納物が落ちにくいので、安定感を重視する方にもおすすめです。多くのモデルが5本以上のフックを備えているため、収納力にも優れます。
カインズ(CAINZ)
カインズは、ホームセンターの経営を行う大手小売企業。全国各地に200以上の店舗を展開し、国内のホームセンターでもトップの売上高を持つといわれています。製品の企画から販売までを一貫して行うSPAを推進し、暮らしに役立つオリジナル製品を豊富に取り揃えています。
カインズでは主に、置き型のポールハンガーがラインナップ。天然木を採用したモデルが多く、自然素材を取り入れたナチュラルな雰囲気のインテリアにマッチします。使い勝手に優れつつも安い価格のモデルが充実しており、コスパ重視の方にもおすすめです。
ポールハンガーのおすすめ|置き型
山善(YAMAZEN) 高さが変えられる ポールハンガー ブナ材 STPH-6
高さを調節できる置き型の木製ポールハンガーです。ハイタイプで使えば、丈の長いコートやワンピースをかけられるのが特徴。ロータイプは子供でも手が届きやすい高さのため、キッズ用の服や手提げバッグなどをかけたい場合におすすめです。
天然木を採用し、見た目がナチュラルでおしゃれなのも魅力。あたたかみを感じる北欧風インテリアとも好相性です。
フック1本あたりの耐荷重は2kg。また、フックの角を丸く加工しており、ひっかけたアイテムや手を傷付けにくいのもポイントです。
山善(YAMAZEN) ポールハンガー NPH-165
置き型タイプのなかでは比較的省スペースで設置しやすいポールハンガーです。土台の直径サイズは29cm。土台に重りを内蔵することで、安定感を向上させています。
フックはカーブしており、衣類ハンガーが落ちにくいのもポイント。衣類ハンガー以外に、帽子・マフラー・バッグなどを直接かけられます。
フックを6本備えているほか、1本あたりの耐荷重は2kg。デッドスペースを活用して、衣類や小物をすっきりと収納できるポールハンガーを探している方におすすめです。
ニトリ(NITORI) 重ならず掛けられる北欧風ポールハンガー IWH
小枝のようなデザインがかわいい置き型ポールハンガーです。ラバーウッドを採用した天然木製で、穏やかな木目や滑らかな手触りなど、自然の風合いを楽しめるのが魅力。ほかの家具に合わせやすいカラーで、ナチュラル・ブラウン・ホワイトの3色を展開しています。
支柱を中心にフックが八方向に伸びており、かけたモノが重なりにくいのが特徴。収納物を出し入れしやすく、前後・左右に重さが片寄らないようにバランスを取りやすいのがメリットです。
下部の支柱を取り外せば、高さ約81cmと低めのポールハンガーとして使用可能。子供の成長に合わせて使えるため、長く愛用できるポールハンガーを求めている方にもおすすめです。
カインズ(CAINZ) 木製ポールハンガー回転式
素材にラバーウッドを採用した、天然木製の置き型ポールハンガー。自然の風合いが感じられるデザインで、空間にやさしいぬくもりをプラスできるのが魅力です。表面には、ラッカー塗装を施しています。
本製品は180cmと高く、フックも高い位置にあるので、ロングコートなど丈の長い衣類も収納可能。回転式で出し入れしやすいのもポイントです。
フックが9本付属し、1本あたりの耐荷重は2kg。手ごろな価格で購入しやすいため、安いポールハンガーを求めている方にもおすすめです。
山崎実業 エントランスコートハンガー 5912
土台のサイズが約幅23×奥行30cmとスリムな置き型タイプのポールハンガー。フック2本が同方向に伸びたシンプルな構造で、壁に寄せてすっきりと設置しやすいのがメリットです。
高さは約162.5cmあり、ロングコートをかけられるのも魅力。下部のフックには、バッグなどをかけられます。外出に必要なアイテムをスマートに収納したい方にぴったりです。
おしゃれなデザインを採用しているのもポイント。マットな質感のスチール素材に、あたたかみのある天然木をアクセントとして効かせています。実用性とインテリア性を兼ね備えた、おすすめのポールハンガーです。
山崎実業 ランドセルスタンド スマート 3494
ランドセルをかけられるキッズ用のポールハンガーです。高さは約100cmで、子供でも使いやすいのがポイント。ランドセルをかけたまま中身を出し入れできるため、スムーズに翌日の準備などを行えます。
ランドセル用ハンガーのほかにフックが付いており、手提げバッグ・給食袋・帽子などもまとめて収納可能。直径は約28cmとコンパクトで、子供部屋やリビングなど、さまざまな場所に設置しやすいのも魅力です。
不二貿易 アンティークコートハンガー GV-6100 27872
アンティーク調のデザインが特徴的な木製ポールハンガーです。素材に天然木を採用しており、あたたかみのある雰囲気を楽しめます。高さは183cmで、ロングコートもかけられるのがメリットです。
工具を使わずに組み立てられるのも魅力。中間のポールを抜いて組み立てれば、キッズ用ポールハンガーとしても使用できます。子供の成長に合わせて高さを使い分けられるため、長く使えるポールハンガーを選びたい方におすすめです。
市場(ICHIBA) Pole Hanger cime mimi ILH-3397
北欧風のデザインがおしゃれな、キッズ用の木製ポールハンガーです。土台以外のパーツに天然木を採用しており、木の風合いを活かしたフック先端のデザインがアクセントとして効いています。
子供が扱いやすいよう、高さを118.5cmに設計しているのが特徴。一番上のフックも使いやすく、子供でも自分で衣類などをかけたり取ったりできます。
インテリアに取り入れやすい、やさしい色合いに仕上がっているのも魅力。子供部屋以外の場所にも設置しやすい、おすすめのポールハンガーです。
弘益 マッシュ ビーワイケージ ポールハンガー BCPH-380
下部を収納スペースとして活用できる、カゴ付きのポールハンガー。ノスタルジックな自転車カゴをモチーフにしたデザインで、レトロな雰囲気が漂います。底板にはパイン材が使われており、木のぬくもりが感じられるのも魅力。バッグやスリッパなどの収納に便利です。
支柱とカゴの素材には粉体塗装を施したスチールを採用。無骨でかっこいいデザインなので、ヴィンテージやガレージ風のインテリアにおすすめです。
最上部の水平なフックには凹みがあり、ハンガーが滑り落ちにくい仕様。キャスター付きのため、掃除や模様替えをするときの移動はスムーズです。
JKプラン アンティーク風 ポールハンガー IRI-0053
優美な曲線を描くロートアイアンの装飾がかわいい、置き型のポールハンガー。インテリアとしても活躍するので、おしゃれなポールハンガーを求めている方にもおすすめです。素材には、メラミン焼付塗装を施したスチールを採用。重厚で高級感があり、アンティークな雰囲気が漂います。
曲線フレーム・上部フック・中部フックを3本ずつ用意。上部フックから中部フックまで高さ58.5cmの間隔があり、かけたモノが重なりにくいのもポイントです。本体重量は2.5kgと軽く、掃除や模様替えをするときの移動は簡単。高さを微調節できるアジャスターが付いており、ぐらつきにくいのもメリットです。
ポールハンガーのおすすめ|つっぱり型
山善(YAMAZEN) 突っ張り ポールハンガー
全体耐荷重が約30kg、フック1本あたりの耐荷重が約5kgのつっぱり型ポールハンガー。冬用のコートや中身が入ったカバンなど、重さのあるアイテムを複数かけたい方におすすめです。
フックの高さと角度を自由に調節できるのも魅力。設置場所やかけるアイテムに合わせて使用できます。デッドスペースを活用して収納スペースを増やしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
山善(YAMAZEN) 突っ張り スリム ハンガーラック 2WAY 押入れ クローゼット WJO-718
2WAYで使えるつっぱり型のポールハンガーです。クローゼットと押し入れに設置でき、引っ越しなどで収納スペースが変わった場合にも使い続けやすいのが魅力。バッグや帽子などの収納におすすめです。
フックは360°回転するうえ、高さを調節できるのもポイント。カバンなどをかけたり出したりしやすいように、互い違いにも取り付けられます。
ニトリ(NITORI) ワンタッチ式 突っ張りポールハンガー トレイ付き 5657573
かけると置くを両立した、つっぱり型のポールハンガーです。4本のフックに加えて、深さ約2cmのトレイを2個備えているのが特徴。鍵やアルコール消毒液なども置けるため、玄関に設置するのもおすすめです。お気に入りの雑貨や観葉植物などを飾る、ディスプレイスペースとしても活躍します。
先端が上に向かってカーブしたサボテン型フックを採用しており、かけたモノが落ちにくいのもメリット。フック1本あたりの耐荷重は約5kgと頑丈で、安定感は良好です。フックとトレイは360°回転するうえ、高さ調節も可能。ボタンを押してポールを押し上げるだけなので、設置は簡単です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) スタイル伸縮ポールラック SSP-280
可動式のフックとトレーを備えている、つっぱり型のポールハンガーです。収納するアイテムに応じて調節可能で、空間を効率よく活用できるのがメリット。グリーンを飾れば、部屋をおしゃれに演出するインテリアとしても使えます。
高さは約200~280cmで、耐荷重の参考値はトレーが約1kg、ハンガーが大・小ともに約2kg。ポールハンガーに衣類やバッグだけでなく、鍵・腕時計などの小物も収納したい方におすすめです。
パイプには、艶消し塗装を施したマットなスチール素材を採用。カラーは、ホワイトとブラックが展開されています。
積水樹脂(SJC) つっぱり式ポールハンガーあいツリー TPH2-BK
ツリーのようなデザインがおしゃれな、つっぱり型のポールハンガーです。枝の形のアームに加え、小鳥モチーフが付いたリーフ型のトレーが備わっています。遊び心のあるデザインのモノを求めている方におすすめです。
アームとトレーは高さ調節が可能。さらに360°回転でき、ポールハンガーの設置場所を選びにくいのも魅力です。
本体に丈夫なスチールパイプを採用しているのもポイント。かけられる重さはアーム1本あたり4kg、トレー1個あたり1kg、全体では約20kgを実現しています。
brindille つっぱりポールハンガー
耐荷重約2kgのフックのほかに、耐荷重約5kgのトレーが付いているアイテムです。ソファなどの横に置くと、ちょっとしたサイドテーブルのようにも使えます。
表側のパーツに防サビ加工を施しており、トレーの木目板を外せば、玄関のひさし下など屋外に設置できるのもメリット。植物の鉢を飾って玄関周りをおしゃれに演出したい方にもおすすめです。
第一ビニール daim ストローランド つっぱりポールハンガー 4269a
アーム・トレイ・フックの3種類のパーツを備えたつっぱり型のポールハンガーです。アームが前下がりになっており、衣類をおしゃれにかけられるのがメリット。高い位置や後ろにかけた衣類を取りやすく、使い勝手は良好です。ハンガーの滑り落ちを防ぐ突起も付いています。
トレイは小物収納、フックはカバンかけや傘かけとしておすすめ。耐荷重はトレイとフックが約3kg、アームが約5kgと頑丈で安定感に優れています。支柱は高さ220〜270cmまで伸縮し、天井の高さに合わせやすいのもポイント。スプリングストッパーとゴムキャップでしっかりと固定でき、転倒しにくいのも特徴です。
ポールハンガーの選び方
用途に合わせて種類を選ぼう
設置や移動が簡単で手軽に使える置き型
置き型のポールハンガーは、置くだけで設置が完了するのがメリットです。設置や移動が簡単なので、手軽に使えます。シーンに応じて置き場所を変えたい方などにおすすめです。
丈夫な金属製だけでなく、あたたかみのある木製のモノが展開されているのも特徴。デザインのバリエーションも豊富で、おしゃれな北欧風やアンティーク調のモノも販売されています。
なかには、安定性を高めるために土台に重りを付けているモノも。転倒リスクを減らしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
安定感があり重たいものもかけられるつっぱり型
つっぱり型のポールハンガーは、支柱を床と天井につっぱらせて設置します。安定感があり、重さのあるアイテムもかけやすいのが特徴。倒れにくいモノや全体の耐荷重が大きいモノを選びたい方におすすめです。
土台がない構造で、より省スペースで設置しやすいのが魅力。フックの高さや角度を調節できるモノも多く、設置場所を選びにくいのがメリットです。なかには、クローゼットや押し入れの中に設置できるモノもあります。
なお、つっぱり型のポールハンガーを購入する際は、設置が可能な高さかどうかを忘れずに確認しましょう。
フックの位置をチェック
ポールハンガーは、フックの位置も大切なポイントです。例えば、ロングコートなど丈の長い衣類をかける場合は、フックが高い位置にも付いている必要があります。かけたロングコートの邪魔になる位置にフックがないモノを選びましょう。
ポールハンガーのフックは、位置だけでなく数・長さ・形状なども製品によって異なります。事前に使用シーンを決めて、かけたいアイテムを上手く収納できるかどうかをイメージしてみるのがおすすめです。
耐荷重をチェック
ポールハンガーを選ぶ際は、耐荷重もチェックしましょう。特にカバンや厚手の上着など、重さのあるアイテムをかけたいと考えている場合には注意が必要です。
ポールハンガーの耐荷重の表記は製品によって異なります。数値だけでなく、フック1本あたりの耐荷重なのか全体の耐荷重なのかまで、しっかりと確認してみてください。
子供用は目線の高さに合わせて選ぼう
キッズ用のポールハンガーを購入する場合は、子供の目線の高さに合うモノを選ぶことが重要です。目線に対して高すぎるモノは子供が使いにくいうえ、ポールハンガーが転倒するリスクがあります。
置き型のポールハンガーのなかには、ロータイプ・ハイタイプの2WAYで使用できる製品もラインナップ。大人になってからも使い続けられるモノを選びたい方におすすめです。
重たいランドセルをかけられるキッズ用ポールハンガーも展開されています。通学時に必要なアイテムをまとめて収納したい方は、ぜひチェックしてみてください。
インテリアに合うデザインやカラーを選ぼう
ポールハンガーのデザインは、シンプルなモノから北欧風・アンティーク調のモノまでさまざま。カラーはホワイトやブラックのほかに、かわいいパステルカラーなども展開されています。
また、見た目は素材によっても異なります。木製のモノは、ナチュラルであたたかみのある風合いが特徴。艶消し塗装が施されたマットな質感の金属製のモノは、落ち着いた雰囲気で部屋に馴染みやすいのがポイントです。
ポールハンガーは上着やバッグなどを手軽に収納できる便利なアイテム。さまざまな場所に設置しやすい置き型タイプと安定感のあるつっぱり型のモノが展開されています。かけたいアイテムに適した耐荷重のモノや、フックが付いているモノを選ぶことが大切です。