夜空に広がる星の位置を確認するのに便利な「星座早見盤」。小学校の学習教材としても使われており、季節によって変化する星の位置を簡単に確認できます。さまざまなアイテムが販売されており、タフな素材でできたアイテムなら、キャンプや天体観測などでも手軽に使用可能です。
今回は、おすすめの星座早見盤をご紹介。星座早見盤を選ぶポイントも解説するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
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星座早見盤の選び方
タイプをチェック
初心者や子供におすすめの星座絵タイプ
背景に星座の絵が描かれているタイプです。初心者の方や子供が実際の星空を見て想像するのは難しいので、まずは星座絵付きの星座早見盤を使うのがおすすめです。
星座の名前の由来となった神話や逸話を元にしてイラストが描かれているので、より星座の形を覚えやすくなるのもメリット。星座絵と星座線のどちらも描かれているモノなら、星座をまだ覚えていない場合でも、簡単に形を想像できます。
星座絵と星座線には決まった形がなく、各星座早見盤によって異なるので、好みのモノを選ぶのがおすすめです。おしゃれな星座絵を採用している星座早見盤なら、インテリアとしても楽しめます。
星空と比較するなら線画タイプ
実際に星空を見上げながら星座が見たい場合は、線画タイプの星座早見盤がおすすめです。学校でも、線画タイプの星座早見盤がよく使われています。
イラストがないので、より実際の星空に近い形で使うことが可能。星空を観察するのが好きな方など、天体観測に慣れている方に適しています。
線画タイプの星座早見盤は、実際の星空とほとんど同じ星図が描かれているので、星が輝いている方角や配置を確かめやすいのがポイント。星雲や星団など、星座以外の天体を掲載していることも多く、星空のことをより深く知りたい方にもおすすめです。
暗闇でも見やすい蓄光タイプ
実際の星空を見上げながら、星座早見盤と比較したい方には、暗闇でも光る蓄光タイプのモノがおすすめです。暗闇の中でも星座の方角や配置を確認でき、より星の輝きが見えやすく、天体観測を楽しめます。
暗闇の中で光る部分は星座早見盤によって異なるため、購入前に確認しておきましょう。等級の大きい星の方が目立つように設計されているモノなら、肉眼で星空を見上げたときの配置と同じように見えるのでより便利です。
多くは蓄光塗料などで星座が描かれており、昼間光に当てておくだけで手軽に使えます。暗闇での使用前に準備しておきましょう。
素材と耐久性をチェック
紙を使って作られた星座早見盤は、リーズナブルな価格で手に入れられるのが魅力。しかし、天体観測などで外に持ち出す場合は、水濡れに強い素材を使っているモノがおすすめです。耐久性の高い星座早見盤なら、突然の雨や夜露に濡れても、引き続き使えます。
特にアウトドアで使う機会が多い場合、紙製の星座早見盤はワンシーズンの使い切りアイテムとして考えておくのがおすすめ。長く使いたい場合は、プラスチック製の星座早見盤など、耐久性が高いアイテムを検討しましょう。
水を弾くプラスチック素材を使ったアイテムなら、雨や露に濡れてもそのまま使用できます。曲がりにくいので、持ち運びも簡単です。なかには一部だけプラスチック素材を使った星座早見盤もあるため、選ぶ際はよく確認しておきましょう。
載っている情報をチェック
星座早見盤に載っている情報は、各星座早見盤によって異なります。星図の外に太陽や月など、ほかの天体の情報を載せているモノもあるので、天体や星空が好きな方はチェックしてみてください。
星座早見盤の余白部分に載っている情報も見れば、より夜空が楽しめます。月の満ち欠けや日の出などについて載っているモノは、自由研究などにも使いやすく、子供の勉強用にぴったりです。
また、なかには南半球の星座が描かれている星座早見盤もあります。南半球の星座は日本が位置する北半球の星座とは異なっており、新しい見え方があるのもポイント。南半球を旅行するときにもおすすめです。
サイズをチェック
星座早見盤にはさまざまなサイズのモノがあるので、使用者や使用シーンに合わせて選びましょう。大きめサイズの星座早見盤は見やすいのがメリット。小学生の教育用などとして使う場合にもおすすめです。おしゃれなデザインのモノなら、インテリアとしても役立ちます。
旅行やアウトドアなどで使う場合は、小さめの星座早見盤がぴったり。コンパクトサイズの星座早見盤なら持ち運びやすく、旅先でもカバンからスムーズに取り出して確認できます。
持ち運びを前提としているモノは素材もタフなモノが多く、長く使いやすいのもポイント。ただ、小さいモノは線画のみなどシンプルな設計のアイテムが多いので、星座早見盤に慣れている方向けです。
形状をチェック
星座早見盤のなかにはお椀型になっているモノもあります。お椀型の星座早見盤は少し凹み、フチが盛り上がっているため、実際の星の位置に近い形で見られるのがメリットです。
平面の星座早見盤では大きく歪んでしまう南の空が、実際の位置に近い場所へ描かれているので、星空を見上げながら星の位置を探し当てやすいのがポイント。金属製やプラスチック製など、タフな素材を使っているモノが多いため、長く使えます。
お椀型の星座早見盤は平面のモノよりかさばりやすいものの、位置を確認しやすいので、星を見慣れていない子供にもおすすめです。
星座早見盤のおすすめ
星の手帖社 こども星座早見
星座名を簡単に確認できる星座早見盤です。星座盤の周囲に星座名が並んでいるので、星の配置を見ながら、見たい星座がいつ現れるかが確認できます。
星は4〜5等星まで描かれており、天の川とともに蓄光インクで印刷されているのもポイント。暗い場所で星空を眺めながら星の位置を確認したいときにも便利です。
星座早見盤の裏面には、西暦1900〜2100年までのカレンダー早見表も付いています。西暦年と月を合わせれば、該当する年の月のカレンダーを簡単に確認できるのも魅力です。
星の手帖社 星座早見付 天体キーホルダー アンドロメダ座大銀河M31
カバンに付けたりポケットに入れたりして持ち歩きやすい、キーホルダータイプの星座早見盤です。早見盤は直径5cmとコンパクトな円盤型ですが、軽量プラスチックでできているため耐久性が高く、便利に使えます。
表面にはアンドロメダ座大銀河M31の天体画像をレイアウト。蓄光素材で描かれているので、暗闇で光るのもポイントです。
渡辺教具製作所 星座早見 和文
お椀型の星座早見盤です。ベースは金属素材、回転盤はプラスチック素材でできているため、夜露や雨などの水濡れに強く、屋外でもタフに使えます。
学校でも使用されているアイテムなので、子供の教育用としてもおすすめ。直径は約21cm、重量は約100gと比較的大きく、小学生の子供でも見やすい大きさです。
大和科学教材研究所(DAIWA) 星・月の動きA型 全天星座板
星座が確認しやすい大型の星座早見盤です。裏面には月の早見盤もあるので、星の動きと月の動きの両方を観察したい方にもおすすめのアイテム。日の出と日の入り時刻も簡単に確認できます。
蓄光インクで印刷されているため、屋外での天体観測にも便利。時刻補正目盛や3地点の地平線も入っており、旅行先などでも役立ちます。記録用紙が付いているので、観察の結果を記録したい方にもぴったりです。
ビクセン(Vixen) 星座早見盤 宙の地図
水濡れに強い、ストーンペーパーを使った星座早見盤です。鉱物由来の素材を使っているので耐水強度が高く、突然の雨・湿気・夜露にも対応できます。破れや折れにも強く、キャンプや天体観測などのアウトドアシーンにもおすすめです。
明るい星には蓄光インクを使っているので、暗闇でも星の位置を簡単に確認できます。1等星や季節の代表的な星が光るよう設計されているため、方角や星の位置を確認しやすく、肉眼での観測にも便利です。
ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) 星座早見盤 Planisphere II
シンプルな星座早見盤です。1〜4等星まで記載されており、月日と時刻の目盛を合わせることで、星の位置を確認できます。変光星・星雲・星団・銀河なども記載されているのがポイントです。
裏面には星座早見盤の使い方が記載されており、星座早見盤を初めて使う方にもおすすめ。カバーを開けば全天も確認できます。比較的価格が安いので、星座早見盤を試してみたい方はチェックしてみてください。
星の手帖社 全国版星座早見
根室から那覇まで日本全国の星空の見え方に対応した星座早見盤です。5等星までの星と有名な星雲星団、天の川が表示されています。星や月は蓄光インクを使用して描かれているため、日中に光を当てておけば夜の暗闇で光って見えるのが魅力です。
時刻円盤には北緯25〜45°まで5°刻みで地平線を描写。時刻指標として、2°刻みの経度補正目盛も表示されています。観測地点の経度・緯度によって星空の見え方が異なることを考慮し、補正できるのが特徴。それぞれの語句の説明や使い方も欄外に記載されています。
経緯度線を記した日本地図を参照すれば、現在地の大まかな経緯度を確認することが可能。裏面には1886〜2113年までの月齢早見も掲載されています。情報量が多い星座早見盤を求める方におすすめの製品です。
ビクセン(Vixen) 観望グッズ 星座早見盤 3597-07
天体望遠鏡や双眼鏡を扱うメーカー・ビクセンから展開されている、スタンダードタイプの星座早見盤です。各時期に見える星座や星団などの位置を簡単に確認したいときにおすすめの製品。1〜4等星までの星と、星雲・星団・銀河系外星雲・変光星が線画とともに簡潔に記されています。
裏面では、わかりやすいイラストとともに星座早見盤の使い方を解説。観察の際に目印として注目すべき明るい星の一覧や、全天88星座の名称・主な流星群が観測できる時期も紹介されています。本体は白板紙で作られており、比較的リーズナブルな価格で購入できるのもメリットです。
ビクセン(Vixen) 観望グッズ 星座早見盤 for 宙ガール キャンプ 71057-7
絵本のようなあたたかみのあるイラストがかわいい、ミニサイズの星座早見盤です。1辺が14.6cmと小さめで、夜間の外出時にもカバンに収めやすいのが魅力。主な星座が線画で記されているほか、目印になる明るい星やメシエ天体など、天体観測の参考になる基本情報が掲載されています。
裏面には有名な流星群の時期がカレンダーでまとめられているのもポイント。星座早見盤の使い方や、コラム「星座ハイキングのススメ」も併記されています。ガイド感覚で、旅行やキャンプ時のお供として持っていくのもおすすめです。
渡辺教具製作所 大型星座早見 No.1105
直径35cmと大型で、見やすさを重視した星座早見盤。金属素材をベースにプラスチック製の回転盤を組み合わせたタフな本体に仕上がっています。観賞時に便利な立てかけ用の台座がセットになっているため、使い勝手も良好です。
星座図はわかりやすく線画で表現。スペクトルデータが反映されており、星の表面温度にあわせて細かく色が分けられているのが特徴です。1〜4等級以下まで、多彩な星が記載されています。
星座別に恒星を赤経順に並べたフラムスチード番号や、星雲・星団・銀河などの位置と姿を示したNGCカタログ、メシエカタログ・バイエル記号といった、星にまつわる本格的な情報が併記されているのも魅力。ぜひ、本格的な星座図鑑とともに見比べながら使用してみてください。天体観測が趣味の方へのプレゼントとしてもおすすめです。
渡辺教具製作所 小型星座早見盤スターチャート No.1108
シンプルなデザインで扱いやすい星座早見盤。夏・冬の大三角や太陽軌道をはじめ、教科書に掲載されている基本情報が多く盛り込まれています。大きさは直径16cmと小ぶりで、持ち歩き用として便利なモデルです。
スペクトルデータに基づき、星の温度によって青・白・黄の3色で色分けがされています。色の違いを見ることによって各星の年代も大まかにわかるのがメリット。主な星雲・星団には、メシエ番号が併記されているのも特徴です。
裏面に記載された使い方にはふりがなも振られている本製品。天体や星に興味を持ちはじめた子供にもおすすめの星座早見盤です。
渡辺教具製作所 星座早見盤 スターハーモニー 星座絵入り No.1109
南の方角に位置する星座を把握しやすいように作られた星座早見盤です。一般的な星座早見盤では、平面で表現した際に南の星座の形が横に広がってしまうという懸念点に着目。天の赤道よりも南にある星座のみ、肉眼で見た形に近くなるよう距離感などが修正されているのが特徴です。
東経135°を基準にした星図は、東京・福岡に合わせて経度を補正することが可能。観測地点に沿って、夏・冬の大三角などを発見しやすくなっています。主な星座は、星座線だけでなく美しい星座絵でも表現されているため、天体観測初心者が星座の形をイメージしやすいのもメリットです。
サイズは、適度な大きめで見やすい直径22cm。素材はプラスチックが採用されています。エレガントなアンティーク調のカラーがおしゃれで、インテリアにも馴染みやすいおすすめのモデルです。
渡辺教具製作所 南半球用スターディスク 欧文 No.1103
北半球とは天体の見え方が異なる南半球での観測用に作られた星座早見盤。慣れていない観測地点でも星座を探しやすいよう、南十字がわかりやすくデザインされているのがポイント。オーストラリアやニュージーランドなどでの天体観測に便利な製品です。
星座線とともに描かれた各星座や恒星には、英文で名称を併記。本体の裏面に有名な星座と星名が日本語で書かれているため、英文の星座早見盤に慣れていない方にもおすすめです。素材にはプラスチックが採用され、長く使い続けられます。
昭和教材 光る星と月の動き かんさつばん 1257
小学校の理科教材としても用いられている星座早見盤です。表面が星座盤、裏面が月の動きの早見表になっており、本製品単体で星と月の両方の観察に使用できます。表面の星座盤は蓄光インキが使用されているため、暗い夜空の下でも星や文字が光って見えやすいのが魅力です。
夏・冬の大三角におおぐま座・さそり座など、小学校で習う複数の星座を掲載。イメージをうながす星座絵や、記録の際に形を写し取れる月形定規も付いています。付属の記録用紙を用いれば、小学生の自由研究にも活用可能です。
また、縦27.7×横28cmの大きめサイズで見やすく作られているのもポイント。本体には早見表を傷めにくいプラスチック板が採用され、耐久性にも優れています。さらに、観察に役立つ情報を読み込める二次元コードなどのさまざまなツールが用意されているのもメリット。子供の自主的な学習を手助けするおすすめの製品です。
星座早見盤には星座以外にもさまざまな情報を載せたアイテムがあります。月の満ち欠けや太陽の動きなどを掲載したモノなら、天体のことをより広く知れて便利。一方、星座早見盤に不慣れな方は、星座早見盤を手軽に使えるよう、使い方を掲載しているモノを選ぶのがおすすめです。それぞれの使い方に合わせて選びましょう。