時間がたっても硬くならない「油粘土」。何度でも作り直せるほか、数年間と長く使えるのが人気の理由です。安全性にこだわって作られたモノやニオイを抑えたモノ、カラフルなモノなどが展開されています。
そこで今回は、選び方のポイントとおすすめの油粘土をご紹介。ケースやヘラがセットになったモノもピックアップしているので、用途に合わせてチェックしてみてください。
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油粘土とは?
油粘土は、油土(ゆど)とも呼ばれ、油と鉱物の粉などを混ぜて作られた粘土のこと。月日がたっても乾くことがなく、柔らかさを維持できるのが特徴です。繰り返し使えるので、何度も造形遊びを楽しめます。また、クレイアニメを作る場合にもおすすめです。
油粘土はコシの強いモノが多く、形をしっかり維持しやすいのも特徴。キリンの首やゾウの鼻といった長さのあるパーツも垂れにくいため、高さのある作品や躍動感のあるポーズをした作品などを作れます。
さらに、型離れがよく、型取りに使える油粘土も存在。フィギュアを複製できるシリコン型を作りたい場合などに便利です。石膏が使える油粘土なら、石膏型も作れます。
なお、油粘土は比較的重いほか、独特のニオイが気になりやすいのが難点。なかには、重さやニオイが抑えられたモノもあるので、子供が使いやすい油粘土を探している方はチェックしてみてください。
油粘土のおすすめ
アーテック(Artec) 無臭・抗菌 油ねんど 23277
粘土どうしがくっつきやすいと謳われている油粘土。足や腕、胴体といったパーツを別々に作り、最終的にすべてのパーツをくっつけて仕上げる場合などに活躍します。造形しやすいため、小さな子供が遊びやすい油粘土を探している方にもおすすめです。
安全試験検査済なので、子供が安心して遊べるのもメリット。また、抗菌仕様を採用しており、衛生面が気になる方にも適しています。さらに、油粘土の独特なニオイがないと謳われており、快適に使用できるのもおすすめポイントです。
昭和教材 森のともだち ケース入り・ヘラ付き かる木ちゃん 2021
上質な油を使用しており、べたつきにくく快適に使用しやすい油粘土。木の香りがするので、油粘土の独特なニオイが気になりにくいのもメリットです。また、抗菌性があるため、衛生的に保ちやすく安心して使い続けられます。
よくのびると謳われており、子供用の柔らかい油粘土を探している方にもおすすめです。さらに、コシがあり形をしっかり維持しやすく、立体的な作品作りを楽しめるのもポイント。快適に使いやすく、時間をかけて作品を仕上げたい場合にも活躍します。
ケースとヘラがセットになっているのも特徴。ヘラを使えば、より簡単に油粘土を分割できます。使わないときはケースに収納可能。持ち運びがしやすいため、小学校用としてもおすすめの油粘土です。
昭和教材 油粘土パールグレー 1kg
天然樹脂をふんだんに使用した油粘土。気候に関係なく一年中扱いやすい製品です。コシと粘りと適度なやわらかさを兼ね備えており、大人から子供まで楽しめます。1kgの大容量タイプなので、たくさん作品作りができます。
造形するときはやわらかく、完成するとやや固くコシが出るのが特徴。完成するまでは何度でも手直しできるので、理想の作品が完成します。
子供が使いやすいよう、粘土本体にスリットが入っているのもうれしいポイント。使いたいぶんだけ、少しずつちぎって使えます。
中部電磁器工業 ほいく粘土 500g 06-0355
小さな子供が安心して遊べると謳われており、保育園や幼稚園でも採用されている油粘土。子供に初めて油粘土を触らせてみたい方などにおすすめです。柔らかいため、造形しやすいのが特徴。また、コシがあるので、形をしっかり維持できます。
さらに、型取り用の油粘土として人気があるのもポイントです。型離れがよく、離型剤を使わなくてもきれいに剥がしやすいのがメリット。フィギュアを複製するためのシリコン型などを作りたい方にもおすすめの油粘土です。
中部電磁器工業 クレイトーン4色セット
カラフルな作品作りを楽しみたい方におすすめの油粘土。また、乾燥せず硬くならないほか、コシが強くしっかりと形を維持しやすいため、クレイアニメを作りたい方にも適しています。
小さな子供が安心して遊べると謳われているのもおすすめポイント。さらに、色の異なる油粘土を混ぜ合わせれば色が変わるので、遊びながら楽しく混色を学べます。
中部電磁器工業 ポピー油土 青 1kg 06-0302
原料に厳選された油脂を使用しており、気温による硬さの変化が少ないと謳われている油粘土。季節に関係なく安定して使えるのがメリットです。また、柔らかいので、造形がしやすいのもポイント。コシがあり形を保ちやすいため、躍動感のある作品を作れます。
昔ながらの緑青色で、白を背景に展示した場合に作品が引き立ちやすいのも特徴。緑青がついたブロンズ像のような雰囲気も楽しめます。さらに、型離れがよく、型取りをしたい場合にもおすすめの油粘土です。
中部電磁器工業 ニューのびのび 油ねんど L 800g
長期間劣化しにくい、使い勝手のよい油粘土です。紫外線や年月の経過によって崩れたり色が変わったりしにくいため、長く品質を保てるのが特徴。薄クリーム色を採用しています。
幼稚園や保育園でもよく使われる製品なので、子供用の粘土におすすめ。きめ細かい素材なので伸びがよく、小さな子供でも楽しく粘土遊びができます。適度なコシもあるため、しっかりと形を保てます。
蓋のある容器に入れて保存すれば、3~4年と長く使えて便利。長く使える油粘土を探している方にぴったりの製品です。
中部電磁器工業 プラスクレイ 1kg
細かい作品作りに使える、成形油粘土です。彫刻のモデリング、工業デザインの型取り、模型の作成など、多くの用途に使えるのが魅力。耐久性がある素材なので、石膏から剥がしたり、流し込んだりといった作業にも耐えられます。
密閉して保存しておけば3~4年程度は使用できるので、頻繁に買い換えたくない方にもおすすめ。天然の粘土を使用しているため、土粘土のように細かい作業がしやすい製品です。
銀鳥 プチハウスカントリー 油ねんど 500g N-AM50
長時間固まらないため、何度も作り直しができる油粘土です。結合性がよいので、くっつけたりちぎったりする動作が簡単にできて便利。子供の工作はもちろん、大人の本格造形にも使えます。
粘りとコシのある粘土なので、立体的な作品が作れるのもポイント。型取りはもちろん、模型やフィギュアの展示台、アートフラワー作品の固定など、アイデア次第で多くの用途に使用できます。
さらに、長時間使用しても、気温などによる熱だれがないと謳われているのもポイント。ミントブルーの爽やかなカラーで、楽しく造形をしたい方におすすめです。
銀鳥 油ねんど ザ・クレイ 700g N-AN700
白い油粘土です。炭酸カルシウム・石粉・油脂でできており、扱いやすいのが特徴。粘りとコシがある質感なので、立体的な作品を作っても崩れにくいのがおすすめポイントです。
使用中に手や粘土板に付着しにくいため、取り扱いが簡単です。また、ちぎった粘土もすぐに結合するので、大人はもちろん、小さな子供でも容易に造形可能。気温により変形しにくいため、長い間美しい状態で楽しめます。
銀鳥 ソフトウッディ 標準500g 283-132
環境にやさしい油粘土。原材料のうち約50%が木の廃材を再利用して作られています。一般的な油粘土の約半分の重さなのも特徴です。
また、抗菌剤が入っているので、衛生面が気になる方にもおすすめ。木を連想させるブラウン系の色味で、風合いのある作品が作れます。
デビカ(DEBIKA) ウクカル油ねんど 090189
柔らかくこねやすい、おすすめの油粘土。小さな子供でも遊びやすい粘土を探している方などにおすすめです。また、柔らかさがありながら、コシが強いのも特徴。ウサギの耳やゾウの鼻なども垂れにくいため、立体的で躍動感のある作品を作れます。
ニオイが大幅に抑えられているので、油粘土のニオイが苦手な子供にもおすすめです。さらに、軽量に作られているのもポイント。快適に油粘土遊びを楽しめます。持ち運びもしやすいため、小学校用としてもおすすめの油粘土です。
デビカ(DEBIKA) 油ねんど 白 090149
きめの細かさが魅力の油粘土です。手触りがよいため、初めて粘土に触る子供にもおすすめ。固まりにくいので、何度でも作品作りが楽しめます。色は白で、想像力を働かせながら造形できます。
素材は石粉・炭酸カルシウム・石鹸・鉱油を使用。安いので、気軽に買い替えたり、まとめ買いしたりできる便利な製品です。
デビカ(DEBIKA) 油ねんど 500g
きめが細かく、なめらかな手触りを楽しめる油粘土。また、昔ながらの青緑色なので、ブロンズ像のような雰囲気のある作品を作れます。さらに、「STマーク」がついているため、子供が安心して遊べる粘土を探している方にもおすすめです。
繰り返し使用した場合に、品質が変化しにくいと謳われているのもメリット。長く使いたい方にもおすすめの油粘土です。
日本教材製作所(Nihon Kyozai Seisakujo) 超軽量油粘土 ピュアクレイ
細かい造形が可能な油粘土です。なめらかな質感で使いやすく、繊細な作品作りに向いています。油粘土特有の臭いが気になる方にもおすすめの無臭タイプ。一般的な油粘土に比べると軽いのも特徴です。
流動パラフィン・マイクロワックス・無機粉末を原料としているのもポイント。使用後は燃えるごみとして、手軽に処理できます。
カラーはシンプルなホワイトと、型取りに適したブラウンの2色を展開。日光の光や紫外線でも色が変化しにくい製品です。
瀬戸製土 レオン油土 油粘土タイプ スタンダード 油粘土 一般用 普通硬度
美術学校の授業や彫刻家のアトリエなどでも使われている本格的な油粘土です。天然に産出する粘土を厳選して作られており、きめが細かいのが特徴。適度に柔らかいうえ、粘り強さがあるため、理想的な形に作り上げられます。
また、型離れがよいので、型取りができるのもポイント。石膏が固まるときに放出される熱に耐えられると謳われており、石膏型を作りたい方にもおすすめの油粘土です。
GSIクレオス(GSI Creos) Mr.クレイ2 型取用油粘土 VM009
型取り用に作られた油粘土。適度に柔らかく原型を押しつけやすいほか、型離れがよく原型などに油粘土が残りにくいのが特徴です。コシもあり、形をしっかり保ちます。フィギュアやアクセサリーなどのシリコン型を作りたい方におすすめです。
緑に近い色合いなので、原型やシリコン型に残ってしまった油粘土をパッと見て探しやすいのもポイント。作業がはかどります。
油粘土の選び方
安全性をチェック
油粘土は素手で触るモノなので、安全性も確認しておきたいポイント。なかには、日本玩具協会のST基準適合検査に合格したことを示す「STマーク」がついた油粘土も展開されています。子供が安心して遊べる油粘土を探している方におすすめです。
また、対象年齢もチェックしておきましょう。小さな子供でも遊べる油粘土もあります。なお、油粘土を誤嚥するリスクがあるので、遊ぶときは大人が見守ることが大切です。
さらに、抗菌の油粘土もラインナップ。雑菌が繁殖しにくいため、衛生面が気になる方に適しています。
色をチェック
作風にこだわりたい方は、油粘土のカラーにも注目しましょう。昔ながらの灰色や青緑色の油粘土が多く展開されています。なかには、白色・青色・赤色・黄色などのカラフルなモノもあるので、作りたい作品に合わせてチェックしてみてください。
なお、パッケージに表示されたカラーの名前が同じでも、メーカーや材料によって色合いが多少異なります。油粘土のカラーにこだわりのある方は、色の見本やパッケージの透明部分などを見て、どんな色合いなのかをしっかり確認しておきましょう。
付属品をチェック
ケース
油粘土は乾燥しませんが、ホコリが付着したり直射日光を浴びたりすると、品質が劣化しやすくなるため注意が必要。油粘土を長持ちさせたい方は、フタつきの不透明なケースに収納しておくのがおすすめです。
また、油粘土をケースに入れることにより、持ち運びがしやすくなるのもメリット。小学校の授業で使うための油粘土を探している方は、ケースがセットになった油粘土をチェックしてみてください。
ヘラ
油粘土はコシが強いため、手でちぎるよりも、ヘラで切るほうが楽に分割できます。まだ手の力が十分に強くない子供が遊ぶなら、ヘラがセットになった油粘土がおすすめ。また、ヘラがあれば模様つけや彫刻もできるので、造形遊びの幅が広がります。
ヘラが付属する油粘土を選ぶ際は、ヘラの形状もチェックしておきたいポイント。油粘土を分割するだけなら、ナイフ型のシンプルなヘラで十分。模様をつけたり彫ったりするなら、用途に合った形状のヘラが付属するモノを選んでみてください。
押し型
広くのばした油粘土に押し型を押しあてると、きれいな形に切り抜けます。押し型は小さな子供でも使いやすいため、初めての油粘土遊びにぴったり。また、切り抜いた油粘土どうしをくっつければ、アイデアが光る作品作りを楽しめます。
押し型の形や個数にも注目しましょう。付属する押し型のバリエーションが多いと、遊びながらさまざまな形を学べます。さらに、飽きにくいので、長く遊びやすいのもメリットです。
油粘土を触ったあとは、油や顔料などで手が汚れます。汚れたまま本や服を触るとシミになる場合があるので、しっかり手を洗うことが大切です。また、作業机にビニールシートを敷いたり、エプロンを着用したりすれば、作業中に服や机が汚れにくいため、より楽に片付けられます。