アウトドアシーンで風よけとして機能する「ウィンドスクリーン」。ウィンドスクリーンを使うことで、風のある環境でもコンロや焚き火の火が持続します。

しかし、ウィンドスクリーンにはさまざまなサイズや形状があるため、どれを選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ウィンドスクリーンの選び方とおすすめの製品について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ウィンドスクリーンとは?

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンとは、コンロやバーナー、焚き火などの火を風から守るアイテムです。キャンプなどで風が吹いていると、火おこしに時間がかかる場合があります。ウィンドスクリーンがあれば風よけとして使用でき、スムーズに火をおこしやすくなるのが魅力です。

風が強い日のキャンプや登山などで活躍します。アウトドアシーンで快適に調理したい方におすすめです。

ウィンドスクリーンのおすすめ

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ウィンド スクリーン 60 UG-3311

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ウィンド スクリーン 60 UG-3311

2種類の効果が得られるウィンドスクリーンです。亜鉛めっき鋼板を素材に使った高さ60cmのパネルで構成されており、使用時は幅を120cmに展開可能。コンロとクッカーの両方をしっかり覆えるので、風を気にせず調理や焚き火が楽しめます。

熱を前に反射するリフレクターとしての機能を持つのもポイント。寒い日でも高温を保った状態で炎を維持できるため、冬場や高地でのキャンプにもおすすめです。使用後は折りたたみが可能。持ち運びに役立つ専用の収納バッグが付属します。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 2way ウィンド スクリーン L UG-3277

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 2way ウィンド スクリーン L UG-3277

楽天レビューを見る

1枚で2役こなせるウィンドスクリーンです。5枚のパネルで構成されており、展開すると長さ93×高さ45cmの風防として機能。素材には丈夫でサビにくいステンレス鋼を使っているため、長期間の使用にも適しています。

地面に敷くと、焚き火台やバーベキュースタンドの灰受けとして使えるのも特徴。灰や火の粉が落ちても地面をしっかり保護できます。晴れた日の日中は反射熱によって温度を上昇させる効果も得られるので、冬の野外でバーベキューを行う場合にもおすすめです。

ウィンドスクリーンの両端に固定用のピンが付いているのもポイント。地面に挿すだけで簡単に固定できるため、ペグを別途用意する手間が省けます。使用後は付属の収納袋に入れれば、持ち運びも手軽です。

ロゴス(LOGOS) リフレクトウインドスクリーン 84704004

ロゴス(LOGOS) リフレクトウインドスクリーン 84704004

楽天レビューを見る

反射板としても活躍するコンパクトなウィンドスクリーンです。両端の上部に紐やハンギングポールを通せる穴を搭載。燃え上がる炎の前に吊り下げれば、ミラー効果で熱や光を増幅できます。焚き火の温度やランタンの明るさをアップさせたい場合にもおすすめです。

素材にはアルミニウムを使用。重さ約150gと軽量なので、反射板として使う際も楽に吊り下げられます。折りたたみにも対応。使用後は約縦8.5×横24×厚さ1cmに小型化できるため、携帯性にも優れています。

展開時のサイズは、約高さ48.5×長さ24cm。ピン付きなので地面への固定がペグ不要で行えます。卓上でも使いやすい高さも魅力。別売りの「アルコールバーナー用テーブル」にセットすれば、即席の料理用コンロとして使用可能です。

ヴァストランド(VASTLAND) ウインドスクリーン

ヴァストランド(VASTLAND) ウインドスクリーン

楽天レビューを見る

手軽さが魅力の小型ウィンドスクリーンです。携帯性と耐久性を兼ね備えたアルミニウム合金を素材に使用。重さ約265gと軽量です。折りたたみにも対応しており、専用の収納ケースも付属します。

収納時のサイズは、約縦24×横8.5×厚み1.5cm。10枚のパネルで構成されており、展開すると約長さ85×高さ24cmのウィンドスクリーンになります。コンパクト設計ながらコンロを覆える高さがあるため、風の強い高山でも燃焼の持続を実現。なるべく軽量な装備で登山キャンプを楽しみたい場合にも重宝します。

安い価格ながら、パネルの両端には固定ストッパーを備えているのも特徴。地面に直接挿し込むだけで強風時でも安定した状態で使用可能です。

ヤマラボ(YAMALABO) ウィンドスクリーン 24cm

ヤマラボ(YAMALABO) ウィンドスクリーン 24cm

楽天レビューを見る

プロのキャンプインストラクターが監修した小型ウィンドスクリーンです。素材には特殊加工を施したアルミニウム合金を使用。重さ260gと比較的軽量ですが、強風にも耐える耐久性を備えています。また、手頃な価格ながら便利な機能が充実しているので、コスパ重視のキャンパーにもおすすめです。

本体は、高さ24cmのパネル10枚で構成されており、枚数調整も可能。コンロを強風から守るために覆う範囲を狭めたい場合にも重宝します。

固定用のペグがウィンドスクリーンの両端に計2本付いているのも便利。1本のみのモノと比べてより安定します。付属する収納ケースも高品質。ほつれや引っ掛かりを気にすることなく収納可能です。

キャンプグリーブ(CAMP GREEB) 大型風防板 アーチ型 60cm

キャンプグリーブ(CAMP GREEB) 大型風防板 アーチ型 60cm

楽天レビューを見る

反射熱を逃さず活用できる大型ウィンドスクリーンです。素材にはサビにくく、耐久性に優れた亜鉛メッキを採用。表面に特殊加工を施すことで、高い熱反射率を実現しています。寒い日でも燃料を節約しつつ、焚き火のあたたかさや火力を向上できるので、冬場のキャンプにもおすすめです。

展開時の長さは120cm。大きなコンロもクッカーごと覆えます。14個のOリングが付属するのもポイント。底部に取り付けて、市販のペグで地面に固定することで安定性を高められます。

厚手の生地で作られた付属の収納袋も便利。開閉部分には2枚の生地が縫い合わされており、裂けにくい作りのため、長持ちします。幅は広めなので、Oリングを付けたままでもスムーズに出し入れ可能です。

キャンプグリーブ(CAMP GREEB) 大型風防板 片面ブラック塗装 スクエア型 40cm

キャンプグリーブ(CAMP GREEB) 大型風防板 片面ブラック塗装 スクエア型 40cm

楽天レビューを見る

デザイン性と機能性を両立した大型ウィンドスクリーンです。片面にマットブラック塗装を採用しているのが特徴。外側からだと洗練されて落ち着いた雰囲気に見えるため、テントサイトをおしゃれに引き締めたい場合にもおすすめです。

裏面が通常のシルバーなのもポイント。高い熱反射率を備えているので、冬場でもあたたかい環境で過ごせます。夏場はブラックの面を焚き火側に向けることで過剰な温度上昇を制限。シルバーとブラックの特性を季節や場所に応じて使い分けられます。

展開時の長さは120cmです。地面への固定やウィンドスクリーン同士の連結に使えるOリングが14個同梱。耐久性の高い厚手生地を使った収納袋も付属しています。

ヴィアッジオプラス(Viaggio+) ウインドシールド

ヴィアッジオプラス(Viaggio+) ウインドシールド

デザイン性と実用性を兼ね備えた大型ウィンドスクリーンです。背面に落ち着いた雰囲気のマットブラックを採用。内側はあえて塗装しないことで熱反射率を高めているため、冬を含めたオールシーズンでの使用におすすめです。

ウィンドスクリーン本体のサイズは、約高さ60×長さ122cm。プレート8枚を連結させて作られており、広範囲で風の遮断が可能です。付属のペグとL字金具で地面にしっかり固定できるのも特徴。Oリングタイプに比べてより高い安定感が得られます。

蛇腹デザインを採用しているのもポイント。折りたたむと67×19cmまでコンパクトになり、重量も2.5kgと軽く設計されています。同梱の収納ケースに入れれば、服を汚すことなく、手軽に持ち運びが可能です。

キャンピングムーン(CAMPING MOON) 折り畳み式風防板 YD-10

キャンピングムーン(CAMPING MOON) 折り畳み式風防板 YD-10

楽天レビューを見る

ブロンズカラーがおしゃれな小型ウィンドスクリーン。バリ取りされているので、ケガのリスクを軽減できます。初心者の方でも安心して使用可能です。

各パネルの下部にホース用の通し穴が搭載されているのもポイント。分離式バーナーのホースが通せるようにデザインされているため、ソロキャンプなどでシングルバーナーを使って調理を行う場合などにおすすめです。

一体型のピンで地面に挿し込んで固定できるのも便利。また、連結部の棒を抜けばパネルの枚数を変えられるので、風の強さやコンロのサイズに応じて長さの調節が可能です。収納時のサイズは24×8.6cmで、ハードタイプの専用ケースが付属します。

イーピーアイ(EPI) ウインドシールド L オレンジ A-6506

イーピーアイ(EPI) ウインドシールド L オレンジ A-6506

小型のウィンドスクリーン。展開時のサイズは高さ24×長さ60.7cmで、コンパクトながら直結型のコンロを覆える高さを備えているため、ソロキャンプ用としてもぴったりです。

使用後は縦24×横8.45×厚み1.5cmに折りたたんで収納可能。重さ221gと比較的軽いので、1人でも手軽に持ち運べます。持ち運びに役立つ収納ケースが付属するのも魅力です。

ヨーラー(YOLER) 大型風防板 XLサイズ YL-LWSXL

ヨーラー(YOLER) 大型風防板 XLサイズ YL-LWSXL

安定性に優れた大型ウィンドスクリーンです。長さ30cmの長いペグが付属するのが特徴。固定時の安定感があるので、強風で倒れるリスクを軽減したい方に適しています。

サイズは長さ120×高さ60cm。8枚のパネルで構成されており、シーンに応じて自在に形を変えられます。また、Oリングを使うことでウィンドスクリーン同士の連結も可能。バーベキュースタンドなどにも対応できます。

素材には亜鉛メッキ鋼板を使用。水に強く、サビにくい性質も備えているので、長期間の使用にも耐えられます。折りたたみ時のサイズは60×15cm。持ち運びに役立つケースが付属します。

南湖ギア(NANGOGEAR) 軽量ウインドスクリーンL YD-10

南湖ギア(NANGOGEAR) 軽量ウインドスクリーンL YD-10

楽天レビューを見る

コンパクトに使えるスタイリッシュな小型ウィンドスクリーンです。サイズはカセットコンロでの使用を想定した、約高さ24×長さ83cm。パネルの下部にはシングルバーナー用のホースホールも設けられています。

ウィンドスクリーン本体は、10枚のパネルで構成。パネル同士を繋ぐ棒が抜けないように先端に加工が施されているため、安心して持ち運びや取り扱いが可能です。折りたたみ時のサイズは、24.5×9.5×2.5cm。付属ハードケースを含めた総重量は340gです。

ガオバブ(Gaobabu) パネル風防コンパクト

ガオバブ(Gaobabu) パネル風防コンパクト

楽天レビューを見る

ソロキャンプで活躍する、高コスパの中型ウィンドスクリーンです。軽量で耐久性の高いアルミを素材に使用。本製品は6枚のパネルで構成されており、展開時は高さ43×長さ13.5cmになります。コンパクトながらクッカーごと覆える高さで設計されているため、アルコールバーナーや小型コンロを使った調理におすすめです。

パネルの下部には、燃焼を促進させる空気を送る通気口も用意。両端には地面に挿し込んで固定できるピンを搭載しています。ウィンドスクリーン本体の重量は約76gと軽く、ドローコード付きの収納袋が付属。登山などでも1人で簡単に持ち運べます。

ガオバブ(Gaobabu) マルチパネル風防 GSET-36

ガオバブ(Gaobabu) マルチパネル風防 GSET-36

楽天レビューを見る

五徳としても活躍する小型ウィンドスクリーンです。本体は、カーブ形状を採用した約高さ7.2×幅8cmのパネル4枚で構成。パネル同士を挿し込んで繋げるだけで、素早く組み立てられます。

素材には丈夫なステンレスを採用。0.2mmと薄くすることで、本体の重量が約73gに抑えられています。使用後はスタッキングしてメスティンなどへ収納も可能。ソロキャンプや登山で荷物をなるべくコンパクトにしたい場合におすすめです。

クイックキャンプ(QUICKCAMP) 焚火陣幕 焔 QC-WS

クイックキャンプ(QUICKCAMP) 焚火陣幕 焔 QC-WS

楽天レビューを見る

焚き火時の風除けとして重宝する、布製ウィンドスクリーンです。素材には火の粉に強いコットンを使用。風を遮断しつつ、熱を跳ね返すリフレクターとしての機能も備えており、寒い日でも焚き火のあたたかさをより感じやすくなります。

煙がこもりにくい台形デザインなのも特徴。展開時のサイズは高さ70×長さ140〜240cmで、ロースタイルのキャンプで外部からの視線を遮りたい場合にもおすすめです。また、サイドパネルは折って束ねられるので、テントサイトのスペースが制限される場合にも対応できます。

付属するスチール製のフレームも便利。ランタンやクッカーなどのキャンプギアを掛けられるハンガーとして活用できます。設営時は同梱のペグを使って地面に固定可能。持ち運びに役立つ収納袋も付いています。

ウィンドスクリーンの選び方

高さをチェック

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンは製品によって高さが異なります。使用するコンロやクッカーを覆い隠せるくらいのウィンドスクリーンを選ぶようにしましょう。

火元だけを覆うウィンドスクリーンの場合、コンロの燃焼を持続させることはできますが、クッカーも囲えるモノだと熱効率が向上し、より効果的に調理を行えます。一方で、必要以上に高さがある製品の場合は、携帯性が悪くなる点に注意が必要です。

携帯性と熱効率のよさを両立するためにも、手持ちのキャンプギアを確認し、高さの合うモデルを検討してみてください。

長さをチェック

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンは、使用するコンロやバーナーのサイズに合った長さのモノを選びましょう。長さが足りないと、コンロを囲い切れずに風が侵入してしまいます。

卓上コンロや大きめのクッカーなどを使う場合は、全体を囲えるくらいの長さがあるモノを選ぶのがおすすめ。一方で、アルコールストーブのようなコンパクトなサイズのモノに使用する場合は、短めのウィンドスクリーンでも問題はありません。

長さが調節できるモノも

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンは長さ調節が可能なモデルもラインナップされています。長さが固定されたモデルと異なり、さまざまなキャンプギアに合わせた使い方が可能です。

また、長さが調節できるモデルは、パネル同士を繋ぐピンを抜き差ししてパネルの枚数を変えられるモノがほとんど。コンロ全体を囲みたいときは長めに、調理時に一部だけを囲みたい場合には短くするなど、用途に合わせて使い分けられます。汎用性を重視する方は、長さ調節ができるモノを検討してみてください。

厚みをチェック

By: amazon.co.jp

厚みのあるウィンドスクリーンは、風よけ以外に鍋やヤカンなどを置いて火にかけて使う五徳としても使用可能。厚みがあるモノは頑丈にできており、クッカーを載せても安定しやすい傾向があります。調理時にトラブルをおこさないためにも、火をおこす前にクッカーを載せて安定性を確認しておきましょう。

ただし、厚みのあるモデルはその分重たくなります。軽量性を重視したい方は、薄いウィンドスクリーンを検討してみてください。

転倒予防の固定ピンやペグの有無をチェック

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンには、本体の転倒を予防する固定ピンやペグが付属したモデルもラインナップされています。固定ピンを地面に刺して設置することで、ウィンドスクリーンの転倒を防ぐことが可能。屋外で安定して調理を行いたい方におすすめです。

ウィンドスクリーンの高い安定性を求める方は、強風が吹いても自立できるかをチェックしておきましょう。

カラーをチェック

By: amazon.co.jp

使われているカラーもウィンドスクリーン選びで気を付けたいポイントです。ウィンドスクリーンの多くはシルバーを採用。シルバーは熱を多く反射する性質を持つ色なので、冬などの寒い環境でコンロに熱を多く集めたい場合にも重宝します。

外面にブラックを採用したウィンドスクリーンもおすすめ。マットで落ち着いた色合いがテントサイトをおしゃれに演出します。また、ブラックは反射熱を吸収してコンロの温度が過剰に上がるのを防ぐ性質も持つため、夏場のキャンプにもおすすめです。

数は少ないながら、コッパーやオレンジなどのウィンドスクリーンもラインナップされています。カラフルな色合いが魅力です。ただし、シルバーに比べると熱反射率が大きく落ちるので、冬場や標高の高い場所では十分な効果が得られない点は留意しておきましょう。

重さをチェック

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンは、主にキャンプや登山などに持ち運んで使用するため、持ち運びの際に負担の少ないモノを選ぶのがおすすめ。特に、移動時間の多い登山などでは、軽量性に優れたモデルを選ぶのが重要です。

一方で、軽量性を重視しすぎると安定性が乏しくなる可能性もあります。自身の使用用途に合わせて、バランスのよいウィンドスクリーンを選びましょう。

収納袋やケースの有無をチェック

By: amazon.co.jp

ウィンドスクリーンを選ぶ際は、収納袋やケースが付属しているかを確認しておきましょう。安全に持ち運ぶためにも、収納袋付きのモデルを選ぶのがおすすめです。

折りたたみが可能なモデルをケースに入れないまま持ち運ぶと、勝手に展開してしまい邪魔になる場合があります。また、本体が露出した状態だとケガをすることも。収納袋があれば、これらの心配が少なく持ち運びが可能です。

製品によっては、持ち運びの際に本体が折れ曲がる心配の少ないハードケース付きのモノもあります。