アウトドアシーンでの焚き火や調理などの際に重宝する「耐熱グローブ」。安全に作業ができるため、ひとつ持っておくと便利なアイテムです。
耐熱グローブは、素材や長さなど製品によってさまざま。そこで今回は、おすすめの耐熱グローブをご紹介します。耐熱グローブを選ぶ際にチェックするポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
耐熱グローブとは?

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耐熱グローブとは、焚き火や調理など、熱いモノに触れる際に使用するグローブのこと。耐熱性に優れた素材を使用しているため、手に高温が伝わりにくく、安全に作業できるのが魅力です。
炭の配置を変えたり、熱い鉄板を動かしたりとさまざまなシーンで活躍します。スムーズに作業が進められるため、キャンプやバーベキューなど、アウトドアなどの際に持っておくと便利なアイテムです。
耐熱グローブの選び方
用途に合った素材をチェック
アラミド繊維製

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アラミド繊維は防炎性に優れた高機能繊維で、高温に耐えられるため防火服や難燃作業服などにも使用されています。炭や鉄板など、高温のモノに触れることが多い方におすすめの素材です。
強度が高く取り扱いやすいため、キャンプ初心者の方にもぴったり。調理や火おこしなどの作業もスムーズに行えます。安全性を重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
牛革製

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牛革は耐久性に優れており、長く愛用できるのがメリット。使い込むごとに色合いやツヤが増すほか、自分の手に馴染みやすいのもポイントです。優れたデザインのモノも多く展開されているので、アウトドアをおしゃれに楽しめます。
耐熱温度は120℃程度なので、熱いモノを短時間持ったり、焚き火に薪をくべたりする作業におすすめです。
グローブの長さをチェック
ロングタイプ

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ロングタイプの耐熱グローブは、火の粉が飛んでも腕をカバーしやすく、安全に作業しやすいのがメリット。バーベキューや焚き火など、火のそばで作業するが多い方におすすめです。
ただし、通常の耐熱グローブと比較すると丈が長いため着脱しにくかったり、蒸れやすかったりするのがデメリット。また、かさばるため気軽に持ち運びしにくい点も留意しておきましょう。
ショートタイプ

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ショートタイプの耐熱グローブは、軍手のように手首あたりまでをカバーできるため、着脱しやすく気軽に使用できるのがメリット。コンパクトでポケットなどに入れやすく、持ち運びしやすいのもポイントです。
また、フィット感がよく指を動かしやすいので、薪割りなどの作業にも活用しやすいのが魅力。一方で、カバーする範囲が狭いため、腕などにやけどしないよう注意しながら使用しましょう。
サイズをチェック

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耐熱グローブを購入する前にチェックしておきたいのがサイズ。手に対して耐熱グローブが大きすぎると、作業中に脱げてしまう可能性があるため注意が必要です。自分の手の大きさに適したモノを選びましょう。
また、耐熱グローブはさまざまな手の大きさに対応できるようにフリーサイズで作られていることも。しかし、なかにはS・M・Lサイズなどを展開している製品もラインナップされています。手が小さめの方や細かい作業を行いたい方は、サイズが選べる耐熱グローブがおすすめです。
耐熱グローブのおすすめ
スノーピーク(snow peak) ファイヤーサイドグローブ UG-023BR

ダッチオーブンでの調理や焚き火など、高温のモノに触れる作業をする方におすすめのアイテム。厚みのある生地を使用しているため、高温が伝わりにくく、安全に作業しやすいのが特徴です。
着脱式のインナーを採用しているのも嬉しいポイント。全長約34cmで、手首あたりまでカバーできるのも魅力です。ブランドロゴがデザインのアクセントになっており、おしゃれなモノを求めている方はぜひチェックしてみてください。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドア ソフトレザーグローブ

表地に牛革を使用しているアイテムです。ソフトな革を使用しているため、手先の力が弱い方でも指が動かしやすく、重い鍋や鉄板もしっかりと握れるのが特徴です。
内部に肌触りのよい綿生地を使用しているのも魅力のひとつ。長時間使用しても、綿生地が汗や湿気を吸収するため快適な使い心地を実現しています。
ショートタイプなので着脱しやすいのもメリット。また、S・M・Lのサイズを展開しており、手の大きさに合ったモノを選びやすいのもポイントです。
コールマン(Coleman) ソリッドレザーグリルグローブII 170-9506

立体縫製で手が動かしやすく、スムーズに作業しやすいアイテム。指が動かしやすい5本指タイプで、キャンプ初心者の方にもおすすめです。
全長約34cmとゆとりのある長さで、手首までカバーできるロングタイプのため、火の近くで作業しやすいのも特徴のひとつ。手の入れ口が大きく広がっており、着脱しやすいのもメリットです。
素材に耐久性を備えた牛革を採用。カラーはダークブラウンで、汚れが目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
東和コーポレーション(Towa Corporation) EXTRAGUARD TAKIBI EG-014

耐久性と耐熱性に優れた、厚みのある牛床革を使用して作られた耐熱グローブ。手指が動かしやすい5本指タイプで、薪やキャンプツールなどを持ちやすいのが特徴です。
牛革はオイル加工でやわらかく、取り扱いやすいのがメリット。汚れが気になったら洗濯できるので、清潔な状態を保ちやすいのも魅力です。
手首までしっかりカバーするセミロング丈で、火のそばで作業しやすいのもポイント。キャンプや焚き火などに適したモノを求めている方におすすめです。
ディーオーディー(DOD) アツイノイケルシランケド 耐熱グローブ

耐熱性・難燃性に優れたアラミド繊維を使用している耐熱グローブ。軍手を使うように気軽に着用できるので、アウトドア初心者の方にもおすすめです。
手のひらにペグやキャンプツールなどをしっかり掴みやすい、シリコン製のすべり止めを採用。遊び心のあるデザインで、実用的かつおしゃれにキャンプを楽しめます。
全長35cmとゆとりのある長さで、手首までカバーできるのも魅力。また、内側に肌触りのよい綿生地を使用しているため、長時間使用しても蒸れにくく、快適な使い心地を実現しています。
MinistoreDirect キャンプグローブ MLS301

耐熱性に優れた牛革を使用している耐熱グローブ。やわらかい素材なので、指が動かしやすいのが特徴です。また、内側に通気性のよい綿生地を採用。長時間使っても、綿生地が手の汗を吸収するので蒸れにくく、快適な使い心地が味わえます。
サイズは男女兼用のフリーサイズ。手首に面ファスナーを採用しているため、フィット感を調節しやすいのも嬉しいポイントです。
globalsports 耐熱グローブ

全長約36cmと、ひじの手前あたりまでをカバーできるロングタイプの耐熱グローブです。500℃の高温に20秒以上耐えられると謳われており、焚き火やバーベキューなどの際に重宝します。
手首・手のひら・親指先までの部分は、高温が伝わりにくい牛革2重構造を採用。さらに、手首から5本の指先までの内部にはやわらかいフェルトが付いており、快適な使い心地を実現しています。
防刃性にも優れているので、刃物や尖ったモノを扱う作業にもぴったり。さまざまなシーンで活躍する耐熱グローブです。
ブッシュクラフト(Bush Craft) 焚き火グローブ 4571574750531

全長約60cmと、ひじの上までを幅広くカバーできるロングタイプの耐熱グローブ。火の粉が飛びやすい焚き火などでも、安心して作業できるのが魅力です。
表地に濡れても硬くなりにくい特殊オイル加工を施した牛床革を採用。ソフトな質感で手指が動かしやすく、薪やキャンプツールなどをしっかり握れるのがメリットです。
内側には肌触りのよい綿生地を使用。また、防寒性も備えているため、寒い時期のアウトドアでも重宝します。
福徳産業 耐熱 防炎 難燃 手袋

耐熱性・防炎性・難燃性に優れたアラミド繊維を使用している耐熱グローブです。キャンプや焚き火はもちろん、溶接作業などの業務用手袋としても活躍します。
手首部分は厚みのある2重編みを採用しており、優しくフィットするのがポイント。また、内側はふんわりとしたパイル編みのため、クッション性に優れているのもメリットです。
ペトロマックス(Petromax) 防火手袋 アラミドプロ300 12611

鮮やかなオレンジ色に、ブラックのロゴが映える耐熱グローブです。素材に耐熱性・耐火性に優れたアラミド繊維を使用。約300℃までの高温に対応できるため、焚き火の薪などを取り扱う方にもおすすめです。
手のひら側は汚れが目立ちにくいよう、ブラックの生地を採用しているのもポイント。全長約34.5cmとゆとりのある長さで、手首部分をカバーできるのもメリットです。
オゼロ(OZERO) 耐熱グローブ

耐久性に優れた牛本革を使用している耐熱グローブです。通気性がよいため、湿気がこもりにくいのが特徴。手のひら部分にヤギ革を採用しており、高い耐摩耗性を備えているのも魅力です。
サイズはS・M・L・XLの4種類をラインナップ。手のサイズに合わせて選びやすいのも嬉しいポイントです。なお、手の甲にはグローブを着脱しやすい加工が施されています。
ユニワールド 牛床内綿マジック手袋 KS-867

比較的リーズナブルな価格で購入しやすい耐熱グローブです。コストパフォーマンスを重視する方におすすめ。また、表面にソフトオイル加工を施しており、汚れが気になったら洗濯できるのもメリットです。
内部には肌触りのよい綿生地を使用しているため、長時間使用しても蒸れにくいのもポイント。手首部分に面ファスナーを備えており、フィット感を調節できます。
スタンコ(STANCO) 耐火グローブ ST-2018

約400℃の高温にも対応できる耐熱グローブです。全長38.3cmとゆとりのある長さを採用しているのが特徴。焚き火やBBQなど、火の粉が飛びやすい作業をする方におすすめです。
内側に熱吸収性のよい綿生地を使用しており、長時間使用しても蒸れにくいのがメリット。素材には牛革を採用しているほか、鮮やかなブルーの色合いも魅力です。
村の鍛冶屋 耐熱グローブ

オールブラックに、ホワイトのロゴがデザインのアクセントになった耐熱グローブ。ブラックは、炭などの汚れが付いても目立ちにくいのが特徴です。
表地に耐久性に優れた牛革を使用。さらに、手のひら側は牛革・防燃布・綿生地の3層構造を採用しているため、約250℃までの高温に対応できるのが魅力です。
手の入れ口を広めに設計しているので、グローブを着脱しやすいのもポイント。また、全長約33cmとゆとりのある長さのため、手首あたりまでをしっかりとカバーできるのもメリットです。
富士パックス販売 耐熱グローブ F5201

350℃の高熱に対応できる耐熱性を備えた耐熱グローブです。熱で溶けたり燃えたりしにくいので、熱い鉄板を持ったり炭をさわったりするのに適しています。また、耐切創性にも優れているため、バーベキューや焚き火などのアウトドアシーンのほか、薪割りなど刃物を使用するシーンでも活用するアイテムです。
細かい作業をしやすい5本指タイプ。ソフトな質感で着脱しやすく、指が動かしやすいのもメリットです。
MLMLANT 耐熱グローブ

ダイヤ柄を施したデザインが魅力の耐熱グローブ。ダイヤ柄はシリコン製で、鍋などをしっかり持てるすべり止めの役割も果たしているのが特徴です。
表面に最高800℃まで対応できる耐熱性・難燃性を備えたアラミド繊維を使用。焚き火やダッチオーブンなど、高温のモノを扱う作業をする方におすすめです。
汚れが気になったら洗濯機で洗えるのも嬉しいポイント。防寒機能も備えているので、オールシーズン使用できるのもメリットです。
焚き火や調理など、高温のモノを取り扱う際に重宝する「耐熱グローブ」。やわらかい素材を使用したアイテムは、鍋や薪などを持ちやすいので、アウトドア初心者の方にもおすすめです。今回ご紹介した選び方を参考に、用途に適した耐熱グローブを選んでみてください。