登山やトレッキングの際に重宝する「登山用レインウェア」。優れた防水性・透湿性・耐久性を備えているのが魅力です。しかし、ラインナップが豊富なため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、登山用レインウェアのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、使用シーンを考慮しながら自分にぴったりな登山用レインウェアを見つけてみてください。
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- 目次
- 登山用レインウェアの必要性とは?
- 登山用レインウェアの選び方
- 登山用レインウェアのおすすめブランド
- 登山用レインウェアのおすすめ|人気
- 登山用レインウェアのおすすめ|高機能
- 登山用レインウェアのおすすめ|軽量・コンパクト
- 登山用レインウェアの洗い方・お手入れ方法
登山用レインウェアの必要性とは?
平地に比べると山の天候は変わりやすいため、突然の雨に見舞われることも。体や服が雨に濡れたままだと体力を消耗しやすいので、登山用レインウェアを携行するのがおすすめです。登山用レインウェアは、防水性・透湿性・耐久性を備えたモデルが多く、急な天候変化に対応できます。
折りたたみ傘でも雨をブロックできるものの、片手が塞がったり風にあおられたりして使い勝手が悪いのが難点。また、安価なビニールカッパだと防水性・透湿性が低いため、雨が侵入して体や服が濡れてしまう可能性があります。
登山用レインウェアの選び方
防水性・透湿性をチェック
登山用レインウェアを購入する際は、防水性を確認しておくことが大切です。防水性の高さは、耐水圧を目安にしましょう。耐水圧とは水の圧力にどの程度耐えられるかを表す数値で、数が大きいほど優れた防水性を備えています。
耐水圧が約10000mmあれば大雨、20000mm程度で嵐などにも耐えられるといわれています。登山やトレッキングでは、耐水圧20000mm以上あるモデルを選ぶのがおすすめです。
ウェア内部の湿気を外に逃がす透湿性もチェックしたいポイント。透湿性が高いほど、雨で濡れたり汗をかいたりしてもベタつきや蒸れを軽減してドライな着用感をキープできます。運動量の多い登山では、透湿度10000g/m²/24h以上を目安にしてみてください。
動きやすい上下セパレートタイプがおすすめ
登山用レインウェアには、上下セパレート・ポンチョ・プルオーバーなどさまざまなタイプがあります。登山では足や腕を大きく動かすケースが多いため、動きやすい上下セパレートタイプを選ぶのがおすすめです。
上下セパレートタイプは体にフィットしやすく、雨の侵入を軽減できるのが特徴。また、上下別々で動きやすいうえ、雨の強弱や温度といったシーンに応じてジャケットだけ羽織ったり、パンツだけ穿いたり使い分けられて便利です。
ポンチョタイプやプルオーバータイプは、簡単に着用できるのがメリット。しかし、上半身のみで足元をカバーできないので、気になる方は別途でパンツを用意する必要があります。
耐久性をチェック
登山などでは、レインウェアを岩や木に引っ掛けてしまうこともあります。耐久性が低いとすぐに劣化したり破損したりして買い替える必要があるので、耐久性が高いモデルを選ぶのがおすすめです。
耐久性をチェックするひとつの指標が、生地の繊維の太さを表す数値であるデニール。数が大きいほど繊維が太いため厚みが増し、丈夫で優れた耐久性を発揮します。なお、デニールが大きいほど重くなり、携行性が低下しやすい点は留意しておきましょう。
素材選びに迷ったらゴアテックス製がおすすめ
ゴアテックスとは、アメリカの企業「WLゴア&アソシエイツ」が開発した素材の商標名です。非常に高い水準の、防風・防水・透湿・耐水性能を備えており、登山用レインウェアをはじめ、幅広いアウトドア用品に採用されている素材です。
なお、ゴアテックスは1インチ四方に90億個の微細孔がある薄い膜(ゴアテックスメンブレン)に、表地と裏地を組み合わせた構造。水よりも微細で水蒸気は通す大きさの孔を備えるゴアテックスメンブレンにより、高い防水性と透湿性を実現します。
サイズをチェック
登山では、アウター・ミドルレイヤー・インナーなど重ね着するのが基本。ジャストサイズだと重ね着した際に動きにくい恐れがあるため、登山用レインウェアは少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
特に寒い時期は、中に着るアイテムの数は増える傾向が。ダウンといった厚さのあるアウターの上に登山用レインウェアを羽織るケースもあるので、動きやすさや着脱のしやすさを考慮することが大切です。
パンツは、足を上げた際に裾がずり上がらないサイズを選ぶのがポイント。裾が短いと足を上げるたびに隙間が生じて、シューズ内に雨水が侵入する可能性が高まります。
また、登山用レインウェアはリュックなどに入れて携行する場合が多いため、コンパクトにまとめられるサイズだと持ち運びに便利。なかでも、ポケッタブル仕様のモデルは省スペースで収納しやすいうえ、収納袋の紛失を予防できるのがメリットです。
ポケットの位置・数をチェック
登山用レインウェアを選ぶ際は、ポケットの位置を確認しておくのがおすすめです。ザックのショルダーハーネスやテープが干渉しにくい位置に配置してあれば、ザックを背負ったままでもポケットへスムーズにアクセスできます。
ポケットの数が多いモデルは、スマホや貴重品、使用頻度の高い小物などを収納しやすいのがメリット。ハンドウォーマーポケット以外にも胸ポケットや内側ポケットが備わっていれば収納力が向上して、ザックを下ろす手間を軽減するのに役立ちます。
フードのフィット性をチェック
フードのフィット性は、視界の確保・防水性・防風性にかかわる大切なポイントです。フードと頭部のフィット感が悪いと、視界を遮ったり雨風が侵入したりして安全性が低下する可能性があるので注意しましょう。
ストラップ・ドローコードが付属したモデルは、頭の形や大きさに合わせてフィット感を調節できるのが魅力。顔まわりにフィットさせることで、保護性能や動きやすさが向上します。また、片手で調節できるなど操作性が高いモノは、雨の降り具合に合わせやすいのがメリットです。
ひさしや芯が付いているモノは、視界をしっかり確保しやすいのがポイント。ヘルメットを着用する場合は、ヘルメット対応のフードを採用したモデルを選ぶのがおすすめです。
視認性が高い明るいカラーのモノを
登山用レインウェアはアウトドアウェアや普段着とは異なり、明るくて視認性の高い色を選んでみてください。
赤・青・黄色といった原色や目立つデザインを採用した登山用レインウェアを着用していれば、霧や雨などの視界が悪い状況でもまわりからの視認性が向上。万が一、遭難やケガで身動きがとれない状況に陥っても、自分の位置と存在をアピールできます。
汚れが気になる場合は、上着は派手な色を、パンツは汚れが目立ちにくい暗い色をチョイスするのもおすすめ。なかには、普段使いできるおしゃれなモデルも展開されています。
機能性をチェック
通気性を向上させる「ベンチレーション機能」
内部の蒸れを抑制しつつも快適な着用感を得たい方は、生地の透湿性だけでなくベンチレーション機能の有無もチェックしましょう。
ベンチレーション機能とは、通気性を確保する換気口のこと。メッシュ素材を使ったりジップを開けて空気の通り道を確保したりすることで、ウェア内に発生した熱や湿気を外に逃がしやすいのがポイントです。ドライな着心地をキープするのに役立ちます。
脇の下に通気口やメッシュパネルを設けているモデルが多いのが特徴。なかには、ポケットにベンチレーション機能を搭載したモノもあります。
雨の侵入を防ぐ「シームテープ・止水ジッパー」
防水性を高めたい方は、生地の耐水圧に加えて、シームテープや止水ジッパーをあしらったモデルに注目。シームテープとは縫い目に貼られるテープのことで、縫い目から雨が浸水するのを予防します。
止水ジッパーとは、テープ表面にラミネート加工を施した防水仕様のファスナーのこと。通常のジッパーだと、閉めた際の縫い合わせ部分から浸水する可能性があります。止水ジッパーはテープが密着して隙間を埋めるため、水の侵入を軽減できるのがメリットです。
ジッパー部分にフラップが付いたモノは、雨が侵入しにくいのがポイント。細部の防水設計を確認しておけば、強い雨が降ったり長時間雨のなかを歩行したりする際も安心です。
軽量なモデルは持ち運びやすいが性能に注意
登山用レインウェアは、天候・季節・登山レベルを問わず携帯しておきたいアイテムです。登山では多くの荷物を持ち歩く必要があるため、携行性もチェックしましょう。
登山用レインウェアの構造は、主に3レイヤー・2.5レイヤー・2レイヤーに分かれています。3レイヤーの登山用レインウェアは、良好な防水性・透湿性・耐久性を備えているのが魅力。一方、重量があってかさばりやすいうえ、価格は高い傾向があります。
2レイヤーや2.5レイヤーは、3レイヤーより軽量かつコンパクトにまとめられるのがポイント。優れた携行性を発揮するものの、なかには機能性が劣るモノも存在します。
本格的な登山をする方、防寒着としても使いたい方は3レイヤーを、短時間山行する方や初心者は2レイヤー・2.5レイヤーを選ぶのがおすすめ。携行性・機能性・登山レベル・予算のバランスを考慮しながら、自分に合ったモデルを見つけてみてください。
登山用レインウェアのおすすめブランド
コロンビア(Columbia)
「コロンビア」は、アメリカ発の総合アウトドア・スポーツウェアブランドです。登山・トレッキング・キャンプ・スキー・フィッシングといった、アウトドアスポーツに適した機能性やデザイン性の高いアイテムを数多く展開しています。
コロンビアの登山用レインウェアは、独自の防水透湿機能「オムニテック」を採用したモデルが人気。動きやすさや着心地のよさを兼ね備えている高機能モデルながら、比較的価格が安いのもおすすめポイントです。
モンベル(mont-bell)
「モンベル」は、1975年に創業されたアウトドアブランドです。「機能美」「軽量と迅速」をコンセプトに、アウトドアギアやアパレルなど幅広いアイテムを取り扱っています。
モンベルの登山用レインウェアは、高機能なジャケットからポンチョ・コート・パンツまで充実したラインナップが魅力。機能・デザインの種類が豊富で、登山レベルやシーンに合ったモデルを見つけやすいのがメリットです。
マムート(MAMMUT)
「マムート」は、1862年にスイスで誕生した老舗アウトドアブランドです。アパレル・フットウェア・バックパックなど、洗練されたデザインと優れた機能性を融合させたアイテムを多数展開しています。
マムートの登山用レインウェアは、上下セパレートタイプが人気。適度なゆとりを持たせており、アクティブに行動しやすいのがポイントです。
ミズノ(MIZUNO)
「ミズノ」は、1906年に創業した日本を代表するスポーツ用品ブランドです。野球・ゴルフ・サッカー・バレーボール・陸上・卓球など、幅広い競技のギアやウェアを展開しています。
ミズノの登山用レインウェアは、高機能かつリーズナブルなモデルが多いのが魅力。また、上下セパレートタイプも扱っているため、シーンに応じて使い分けられます。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
高機能かつデザイン性の高いウェアを豊富に取り揃えるアメリカのアウトドアブランド。ファッショナブルなアイテムが多く、アウトドアシーンだけではなくタウンユースもできる製品を幅広く展開しています。
ザ・ノース・フェイスが展開する登山用レインウェアの多くは、同ブランド特徴の優れたデザインでカジュアルに使いやすいのが特徴。高い防水・透湿・撥水性を備える独自素材の「HYVENT-D」や、ゴアテックスを採用した製品などを展開しています。
登山用レインウェアのおすすめ|人気
ミズノ(MIZUNO) ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ A2MG8A01
独自の耐水素材「ベルグテックEX」を採用した登山用レインウェア。40Dナイロンリップストップ製の3レイヤー構造で、30000mm以上の耐水圧と約16000g/m²/24h以上の透湿性を備えるハイスペックなモデルです。フルシームシーリング加工により水が侵入しにくく、防水性の向上に貢献します。
さらに、耐久性にも優れる40デニール仕様で、短期間での劣化を防ぎやすいのも魅力。耐久撥水加工も施されており、100回の洗濯にも耐えられる性能も備えています。
また、通気性を確保しやすいベンチレーションポケットや、ひさし付きのフードなど、実用性を高める多機能も搭載。なお、同モデルは動きやすいセパレートタイプです。サイズはS・SB・MB・MBB・M・L・XL・2XLと豊富な種類を展開しています。
マムート(MAMMUT) Climate Rain-Suit AF Men 1010-26552
高性能かつ軽量な、2.5レイヤー構造のゴアテックス素材を採用した登山用レインウェア。耐水圧は28000mmと激しい雨にも耐えられる防水性を備えています。フロントには止水ジッパーを搭載しており、水の侵入を防ぎやすく防水性をより高めているのも特徴です。
そのうえ、同モデルはセパレートタイプで、上下合わせての重量は約540gと軽量。携行しやすく、着用時の負担を軽減しやすいのも魅力です。また、3点調節式のフードも備えており、ヘルメットにも対応します。
さらに、パンツの裾部はジッパーで開閉できるので、シューズのスムーズな着脱をサポート。ハイスペックで実用性の高さも兼ね備える、おすすめの登山用レインウェアです。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ベンチャージャケット NP12306
防水・透湿性に優れる独自素材「HYVENT-D」を採用したレインウェア。2.5レイヤー構造で重量はLサイズで約235gと軽量なので、携行性に優れているのも特徴です。持ち運びに便利なスタッフサックも付属。なお、サイズはS・M・Lなどを展開しています。
また、裏側の生地には、ビーズ加工が施された透明ラミネートフィルム「Clear-D」を採用。心地よい肌触りで、発汗によるベタつきを防ぎやすく、快適に使いやすいのもポイントです。片手でも簡単にフィット感が調節できるアジャスター搭載のフードや、両脇にジッパー付きのポケットなどの多機能も備わっています。
さらに、すっきりとっしたフォルムで、洗練されたおしゃれなデザインも魅力。軽登山から普段使いまで、幅広い用途におすすめのモデルです。カラーも、ブラック・クレイグレー・アーバンネイビーなど豊富なバリエーションがラインナップされています。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) マウンテンライトジャケット NP62450
2レイヤー構造のゴアテックス素材を採用したレインジャケット。高い防水・透湿。防風性を備えるゴアテックスで、表生地に採用した70デニールナイロンにより耐久性に優れているのも特徴です。長めに設計された丈で保温性にも優れており、登山での防寒対策にも適しています。
また、フロントはダブルフラップドットボタンを搭載しており、雨が隙間から侵入するのを防ぎやすいのもポイント。裾部やフードには、フィット感を調節できるアジャスターも備わっています。
サイズは、S・M・L・XL・2XLをラインナップ。カラーも、ケルプタンやアーバンネイビーをはじめ、視認性を高めるアイアンシトラス/アプリコットグレーズなどを展開しています。カジュアルなデザインなので、普段使いでのコーディネートにもおすすめのレインウェアです。
ヴァストランド(VASTLAND) ストレッチレインウェア 上下セット
伸縮性の高いストレッチ生地で動きやすいレインウェア。そのうえ、生地の裏側には凹凸が設けられた特殊プリントが施されており、ベタつきが少なく快適に着用しやすいのも特徴です。
また、耐水圧は20000mmと防水性に優れているのも特徴。透湿性は5000g/m²/24hを備えています。さらに、シームテープ加工により、水が縫い目から侵入しにくく、防水性の向上に貢献。フロントとポケットには止水ジッパーも搭載されています。
そのうえ、ジャケットに配置されているポケットの布は、防寒性に優れ通気性も確保しやすい「トリコットメッシュ」素材を採用。パンツの裾にはジッパーが設けられているので、スムーズな開閉もサポートします。快適かつ機能性も高い、おすすめのレインウェアです。
登山用レインウェアのおすすめ|高機能
コロンビア(Columbia) マウンテンズアーコーリングIVジャケット PM0014
独自技術「オムニテック」の搭載で高い防水性と透湿性を備える、3レイヤー構造の登山用レインウェア。濡れにくく蒸れにくいテクノロジーにより、快適なウェア内の状態を保ちやすいのが特徴です。縫い目内側に施されたシームテープで、雨の侵入を防ぎやすく防水性を一層高めています。
さらに、ストレッチ性に優れる生地を採用しているため、スムーズに動きやすいのもポイント。両脇部には通気性の確保に効果的な、ジッパー式のベンチレーションも設けられています。両胸の部分にユーティリティポケットも配置されており、貴重品などの収納にも便利です。
フードはドローコード付きでフィット感の調節が可能。多機能高性能で、無雪期であれば標高3000級の本格的な登山にも使用できる、おすすめの登山用レインウェアです。
モンベル(mont-bell) ストームクルーザー ジャケット Men’s 1128615
ハイスペックで取り扱いもしやすい登山用レインウェア。素材は耐水圧20000mm以上を備える、3レイヤー構造のゴアテックスを採用しています。優れた防水性により、激しい雨などのハードな天候にも対応可能。そのうえ、透湿性も35000g/m²/24hと非常に高く、発汗時の蒸れを軽減します。
さらに、縫製箇所を減らし、運動性の向上を実現する独自のパターン構造で、スムーズに動きやすいのも特徴。フードや裾部にはドローコードも備わっており、フィット感も調節できます。また、重量は254gと軽量なので携行性に優れているのも魅力。携帯に便利なスタッフバッグも付属されています。
なお、カラーは視認性を高めるレッドのほか、落ち着いたブラックなども展開。サイズも幅広く展開しています。すっきりとしたスマートなフォルムで日常でも使いやすく、普段着としておしゃれに着こなしたい方や携帯用の防寒着にもおすすめの登山用レインウェアです。
ミレー(Millet) ティフォン50000ストレッチ ジャケット MIV01479
高い防水・透湿性能と快適な着心地が特徴のレインウェア。独自に開発された7ミクロンの極薄メンブレン「DRYEDGE TYPHON 50000」を使用することで、耐水圧20000mm、透湿性50000g/m²/24hという優れた機能を備えています。アウトドアや日常生活のどちらでも快適に使える多目的なウェアで、幅広い活動に対応可能です。
裏地には15Dのニット素材を採用。滑らかな肌触りと適度なストレッチ性で、動きやすさを実現しています。また、軽量なのも特徴です。シルエットは細身のデザインでスタイリッシュに仕上がっており、デザイン性と機能性を両立しています。
アークテリクス(ARC’TERYX) ベータ SL ジャケット X000009684
防水性・防風性・通気性を兼ね備えたアウトドア用軽量ジャケットです。PFCフリーのゴアテックスePE素材を用いた耐久性のある設計で、雨風を遮断しつつ優れた通気性で蒸れを防ぎ、快適な着心地を実現します。気候の変化が激しい状況でも安心して着用できるのが魅力です。
折りたたむと小さくなるため、携帯性に優れている点も大きな特徴。重量わずか340gという軽量性とコンパクトなデザインで、長時間のトレッキングや旅行の携帯品としておすすめです。荷物を増やしたくないアクティブな方に最適です。
また、ヘルメット対応のStormHoodや換気を最適化するピットジッパーといった機能が充実。街中での普段使いと過酷な環境の両方に対応するデザインで、さまざまなシーンにマッチします。
ヘリーハンセン(HELLY HANSEN) ヘリーレインスーツ HOE12311
シンプルに洗練された、スタイリッシュなデザインのレインスーツ。おしゃれに着こなしたい方にもおすすめのモデルです。なお、同製品は動きやすいセパレートタイプで、ユニセックス仕様。アイボリー・アッシュブルーなどのカラーバリエーションを展開しています。
また、素材は独自の「HELLY TECH PROFESSIONAL 40Dリサイクルナイロンタフタ3L」を採用。耐水圧は30000mm、透湿性は20000g/m²/24hと、高い性能も備えています。さらに、裏側の生地には抗菌・防臭加工が施されているため、衛生面にも配慮して使用しやすいのも魅力の登山用レインウェアです。
登山用レインウェアのおすすめ|軽量・コンパクト
モンベル(mont-bell) トレッキング レインポンチョ 1128667
スムーズに着用しやすい、ポンチョタイプの登山用レインウェア。手軽に使いやすく、30Lサイズのバックパックなどを背負った状態のままでも着用できます。素材は、耐水圧5000mmを備える2レイヤーの「ハイドロプロ」を採用。防水性を高めるシームテープ処理も施されています。
さらに、重量は295gと軽量で、収納に便利なスタッフバッグも付属されており、携行性に優れているのも特徴です。また、カラーは明るいラインナップで、高い視認性を確保しやすいのもポイント。手軽で、安全性にも配慮して使いたい方にもおすすめの登山用レインウェアです。
ファイントラック(finetrack) エバーブレスフォトンジャケット FAM0321
機能面と快適性の高さを併せ持つ登山用レインウェア。独自素材の「エバーブレス」を採用しており、高水準の防水・透湿性能を備えるモデルです。水の侵入を軽減するフルシームシーリング加工が施されており、防水性をさらに向上させています。
さらに、ストレッチ性の高い生地の採用により、しなやかでスムーズに動きやすいのも魅力。そのうえ、高性能な3レイヤー構造ながら、重量は295gと軽量なので携行性にも優れています。スタッフバッグも付属されているため、着用しないときの持ち運びにも便利です。
また、胸の部分に大型のポケットが備わっているので、貴重品などを携帯しやすいのもポイント。機能はもちろん、利便性や実用性の高さにこだわる方にもおすすめの登山用レインウェアです。
ノアム(NNOUM) AMEraku NN24BFRA05M
上下左右に伸縮する4wayストレッチ生地で、スムーズな動きをサポートするレインウェア。さらに、メッシュ生地でベンチレーションも兼ねる脇ポケットも備わっており、快適に着用しやすいのが魅力のモデルです。
また、耐水圧は30000mm、透湿性は15000g/m²と、快適性と機能面の高さを併せ持っているのもポイント。さらに、ジャケットとパンツには反射テープも配置されているので、視界が悪い環境での視認性を高めます。
フーバー(FUBAR) レインジャケット プルオーバー FB-201
カジュアルなプルオーバータイプで、普段使いにもおすすめのレインウェア。耐水圧は10000mmで透湿性は3000g/m²/24hと、大雨にも対応できる防水性と蒸れを軽減するしっかりとした機能を備えているのも特徴です。
また、カンガルーポケット、フロントには貴重品や小物類を収納するのに便利な大型のポケットも設けられています。さらに、下げた状態にすればベンチレーションの役割を果たすプルオーバージップも備わっているなど、実用性を高める多機能を搭載しているのも魅力です。
三和雨 全天候型 防水アウトドアジャケット 上下セット
防水性能の高さと携行のしやすさを両立するレインウェア。10000mmの耐水圧を備えており、フロントや両サイドのポケットには止水ジッパーを搭載しています。そのため、大雨にも対応できるしっかりとした防水性を備えているのが特徴です。
そのうえ、セパレートタイプで、Mサイズの上下で重量は約550gと軽量。収納袋も付属されているので、便利に持ち運びがしやすいのも魅力です。また、内側には通気性を高めるメッシュ生地を採用。背面にもベンチレーションを配置しており、蒸れにくく快適性も保ちやすい、おすすめのレインウェアです。
ベンケ(BENQUE) 防水レインスーツ 上下セット
充実した機能を備えたリーズナブルな登山向けのレインウェア。耐水圧は13000mmと大雨にも耐えられるしっかりとした防水性を備え、内側に採用されたメッシュ生地により通気性にも優れています。
また、同モデルはセパレートタイプで、重量はジャケットが約350gでパンツが約300gと軽量。優れた携行性を兼ね備えているのも特徴です。さらに、反射テープも設けられているので、視界が悪い環境での視認性も高めます。
そのうえ、価格が比較的安いのも魅力で、コスパの高さにこだわって選びたい方にもおすすめの登山用レインウェアです。
登山用レインウェアの洗い方・お手入れ方法
登山用レインウェアは、使用後の手入れが重要。使用して汚れたままの状態では、劣化や機能の低下に繋がります。そのため、使用後にはしっかりと洗ってメンテナンスを行いましょう。
洗い方は製品によって異なり、洗濯機対応の場合や、手洗いが必要なタイプがあります。洗濯機対応のタイプは、脱水機能を使うと劣化する可能性があるため、避けるのがポイント。手洗いの場合はタグに表示されている温度のぬるま湯で汚れを落とします。
洗濯後はしっかりとすすいで乾かすのも大切。熱処理を施すと撥水性能が回復するといわれています。タンブル乾燥ができるモデルであれば、乾燥機を利用するのがおすすめです。
天候が変わりやすい登山に欠かせない登山用レインウェア。さまざまなアイテムが販売されてはいるものの、登山レベルや予算を考慮したうえで機能性と携行性のバランスがよいモノを選ぶことが大切です。安全で快適な登山をサポートする重要アイテムなので、自分にぴったりな登山用レインウェアを見つけてみてください。