広い範囲の草を刈り取るのに便利な「三角ホー」。一般的な草刈り鎌よりも柄の長さがあるため、腰をかがめずに作業できるのが特徴です。除草だけでなく、穴を掘ったり土をならしたりすることもできます。

今回は、三角ホーの選び方とおすすめの製品をご紹介。さまざまな用途に使えるモノから、軽量で取り回しやすいモノまでピックアップしています。三角ホーの購入を検討している方はチェックしてみてください。

三角ホーとは?

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三角ホーとは、長めの柄に三角形の刃が付いた農具のこと。雑草を刈り取ったり、地面を掘り起こしたりするのに使用します。三角ホーの柄は1m以上あるのが一般的で、腰をかがめずに草を刈れるのが特徴です。

三角ホーの魅力は、除草剤を使わずに雑草を取り除けること。除草剤を使えない畑の草刈りや、小さな子供のいる家庭にも重宝します。腰に負担をかけにくいので、お年寄りや女性にも使いやすいアイテムです。

三角ホーの使い方

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三角ホーの用途を大きく分けると、除草・掘り起こし・土ならしの3種類があります。それぞれの用途によって三角ホーの使い方が異なるため、確認してみてください。

まず、最も基本的な用途である除草。三角ホーの刃を除草したい場所に当て、そのまま刃を手前に走らせれば草を削り取れます。地面に刃を深く入れ過ぎると刃が進みにくいので、軽く滑らせるように刈り取るのがポイントです。

雑草の根が深く、うまく草を刈り取れないときには、地面を掘り起こして草を取り除きましょう。刃の先端部分を地面に突き刺して奥に倒せば、地面を簡単に堀り起こせます。

三角ホーの刃の側面を使えば、土ならしも可能。掘り返してデコボコになった地面の上に刃を滑らせるだけで、表面をきれいに整えられます。いずれの作業も腰を曲げずできるので、体に負担をかけにくいのが特徴です。

三角ホーの選び方

柄の長さで選ぶ

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三角ホーの長さは、1〜1.5m程度が一般的です。1mほどの短いタイプは小回りがききやすく、細かな箇所の除草作業をしやすいのが特徴。小柄な方や女性には使いやすいアイテムですが、長身の方や男性には柄が短く扱いにくい場合があります。

身長を問わず使いやすいのは、1.3〜1.4m程度の長さ。腰を曲げずに草を刈れるので、体に負担をかけにくいタイプです。身長が高めの方は、1.5m程度のモノをチェックしましょう。柄が長い分重さはありますが、重みを利用して硬い地面にも刃をしっかり刺せます。

家族で三角ホーを共有する場合は、伸縮タイプがおすすめ。柄の長さを調節できるので、幅広い身長に対応できます。三角ホーを使わないときは、省スペースで保管できるのも魅力です。使用者の体格に合わせて、使いやすい長さのモノを探してみてください。

刃の形状で選ぶ

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三角ホーの刃の形状には、まっすぐなタイプとギザギザしたタイプの2種類があります。刃がまっすぐなモノは刃こぼれしにくく、使用後のお手入れも簡単なのが特徴。最もスタンダードなタイプなので、価格も比較的リーズナブルです。

刃の側面がギザギザしたモノは雑草を引っかけやすく、除草作業をすばやくできるのが魅力。ただし、刃の隙間に土や草などの汚れが詰まりやすく、お手入れの手間もかかるのが難点です。

耐久性で選ぶ

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三角ホーを選ぶときは、使われている素材もしっかりチェックしましょう。耐久性を重視したい方は、鋼付けの刃がおすすめ。鋼付けとは、地鉄に鋼を付けて作られた素材のことです。鉄の柔らかさと鋼の切れ味を組み合わせており、刃が欠けにくく切れ味の鋭さも長続きします。

リーズナブルなモノが欲しい方は、全鋼の刃をチェック。すべて鋼で作られているためコストがかからず、手頃な価格で手に入れやすいのが魅力です。家庭用としては切れ味も十分ですが、錆びやすく、鋼付けよりも耐久性に劣ります。

錆びにくさを重視するなら、ステンレス鋼がおすすめ。鋼付けや全鋼よりもお手入れがしやすく、初心者にも適しています。ただし、耐久性や切れ味はほかの素材より劣る場合もあるので注意しましょう。

三角ホーのおすすめモデル

千吉(Senkichi) ステンレスヘッド マルチ三角ホー 1.2m

刃の三辺が異なる形をしており、草刈りだけでなくうね立てや穴掘りもできる万能三角ホーです。刃の先端を地面に突き刺せば、ピンポイントで除草や穴掘りが可能。側面のギザ刃を地面に滑らせると、広い範囲の草刈りや土ならしができます。

また、背中のW刃を使えば、根の深い雑草も除去できるのもポイント。柄は軽量で折れにくいアルミを採用し、力に自信のない方でも取り回しやすく作られています。柄の長さは1.2mあるため、体格を問わず使いやすいのも特徴です。

刃には錆びに強く丈夫なステンレスを使用し、お手入れの手間をかけたくない方にもおすすめ。1本でさまざまな用途をこなせる、コスパに優れた三角ホーです。

キンボシ(Kinboshi) ゴールデンスター 草削鍬 ステンレス三角ホー 1050柄 4110

柄にアルミパイプを採用した、軽量で取り回しやすい三角ホーです。刃はステンレス製なので錆びにくく、お手入れの手間がかかりにくいのが特徴。刃渡りは18cmと小さめに作られており、細かな箇所の除草もスムーズにできます。

刃の背面はギザ刃加工が施されているので、深く根を張った草を抜くことも可能。全長は約1.125mとやや短めのため、小柄な方に適しています。使いやすい機能を備えながら、手頃な価格も魅力の三角ホーです。

馬場長金物 ウェーブホー トライシェッジ

両サイドにギザ刃が搭載され、雑草を取り除きやすく土もならしやすい三角ホー。先端部は角度が付いているため、雑草への引っかかりがよくスムーズに除草作業ができます。柄の長さは約1.2mで、身長を問わず使いやすいのも特徴です。

パイプの形状は、力を込めやすい楕円型。アルミハンドルを採用しているので、柄の長さに対して比較的軽量なのもポイントです。使い勝手のよさを追求したい方は、本製品をチェックしてみてください。

グリーンクロス(GREENCROSS) オールステン伸縮式三角ホー

最短約0.7mから最長約1.2mまで、柄の長さを調節できる三角ホー。体格に合う長さを選択できるだけでなく、コンパクトに収納できるのが特徴です。刃幅は約19cmで、細かな箇所も作業できます。

刃には優れた耐食性と耐久性をもつステンレスを採用。柄にもステン製コーティングが施され、錆びが発生しにくく作られています。複数人で共有したい方や、お手入れの手間をかけたくない方におすすめの三角ホーです。

野口鍛冶店 野口式万能両刃鎌 木柄 小

シンプルなデザインで使い勝手がよく、プロからも人気のある三角ホー。刃先にほどよい重さがあり、広範囲の草を刈り取るのに適しています。全長は1.2mで、体格を問わず使いやすいのもポイントです。

刃に高級鋼を採用しており、焼き入れと焼き戻しにより切れ味と強度を高めているのも特徴。使用頻度の高い方や耐久性を重視したい方は、本製品をチェックしてみてください。

山崎製作所 三角ホー 8寸 多用途万能ホー

明治40年創業の老舗鍛冶屋「山崎製作所」の三角ホー。職人の手作業により1つずつ製作しており、高品質で耐久性に優れているのが特徴です。約1.1kgの重さがあるので、硬い地面に穴を掘ったり深く張った根を取り除いたりする際に重宝します。

刃は鉄と鋼で作られているため、鋭い切れ味と適度な弾力性があるのがポイント。刃幅は24cmと大きめなので、幅広い範囲を一度に除草できます。三角ホーを使う機会が多い方や、作業時間を少なくしたい方におすすめの製品です。

金象本舗 本鋼付 手打ち三角ホー 240

耐久性と切れ味を重視したい方におすすめの三角ホー。摩擦に強くなる焼き入れと弾力性が上がる焼き戻しが施されており、経年劣化に強いのが特徴です。鋼付けタイプなので、刃を研いで切れ味を蘇らせることもできます。

全長は1.465mとやや長めのデザインのため、背の高い方でも腰を曲げずに作業しやすいのがポイント。刃渡りは24cmあり、広い範囲の草刈りにも適しています。柄に天然木を採用した、高級感のある見た目も魅力の製品です。

モンブラン(Mont Blanc) 長柄三角ホー 普及型

柄にアルミを採用し、軽量で扱いやすい三角ホー。全長1.06mと比較的コンパクトなのが特徴です。細かな箇所の草も取り除きやすく、収納スペースを取られたくない方にも適しています。

刃と柄の接合部分をリベットで止めているため、作業時のガタつきを防ぐことが可能。刃は総焼き入れをしているので、切れ味や耐久性にも優れています。機能性に優れているだけでなく価格も手頃なので、気軽に使える三角ホーが欲しい方におすすめの製品です。

浅野木工所 伸縮式ミニ三角ホー 08020

高品質な三角ホーを探している方におすすめの製品。柄がアルミで作られており、450gと非常に軽量なのが特徴です。

全長0.88〜1.45mまで伸縮し、用途や体格に合わせて使えるのも魅力。刃長は14cmとコンパクトなので、狭い箇所の草を抜いたり地面に溝を付けたりするのに適しています。取り回しやすい三角ホーが欲しい方は、本製品をチェックしてみてください。

高儀(TAKAGI) 絶対無草 オールマイティ三角除草具 ZM-06

刃に窓が付いており、軽くて扱いやすいのが特徴の三角ホー。本体の重さは約389gと一般的な三角ホーより軽く、長時間使用しても疲れにくいのが特徴です。刃の大きさも約幅7×横11cmとコンパクトなので、取り回しやすく作られています。

可動式スポンジグリップにより、作業内容や体格に合わせてグリップの位置を調節可能。両手でしっかり柄を握れるため、腰へ負担をかけにくく快適な作業が実現します。刃と柄がステンレス製なので錆びに強く、お手入れのしやすさも魅力の製品です。

番外編:長持ちさせるためのお手入れ方法

三角ホーを長持ちさせるには、きちんとしたお手入れが重要です。刃に付いた汚れをそのままにしておくと錆びや刃こぼれの原因になるため、使用後は乾いたタオルや雑巾で汚れを落としましょう。ギザ刃にこびり付いた草や土は、水洗いしてから拭くときれいに落とせます。

切れ味が衰えてきたら、砥石で刃を研ぐのがおすすめ。乾いた砥石を当てると刃が傷む原因になるので、水に30分ほど漬けてから研ぎましょう。ただし、天然砥石は水に漬けると割れる可能性があるため、少しずつ水をかけながら研いでみてください。

お手入れが終わったら、直射日光があたらない乾燥した場所に保管します。刃が湿気に触れると錆びが発生する原因になるため、新聞や布などに包んで保管すると安心です。正しいお手入れと保管方法で、三角ホーを長持ちさせましょう。