お父さんより役に立つと思われても仕方ありません。
赤ちゃんをもつご家庭にとって粉ミルクの準備というのは地獄のようなものです。まず哺乳びんを煮沸消毒し、粉ミルクをいれて、煮沸後少し冷ましたお湯で粉を溶かし、さらに湯冷ましを足して完成したミルクを人肌まで冷ましたらようやく赤ちゃんに飲ませられます。ちなみにミルクの作り置きはダメ、飲み残しを与えるのもダメです。
一般的に親は赤ちゃんが0〜3歳の間に4000回ほどミルクをつくるそうです。そんな日々の救世主となるのが、粉ミルクと水をいれてボタンを押すだけ、たった15秒で最適温度のミルクをつくってくれる自動調乳器のMilk Nannyです。
12回分ほどの粉ミルクと水を入れておけるので、必要になったらボタンを押すだけ。使用後は毎回自動的に内部を熱湯消毒して掃除してくれるので安心です。また最大の特徴は、自動調乳器では初めてスマホからの操作を可能にした点です。使っている粉ミルクのバーコードを専用アプリで読み込むと必要なミルクと水の量を計算し、後は自動で配合してくれます。
また消費量や習慣を記録することもできます。将来はそのデータをクラウド上にあげて専門機関から授乳や育児に関するアドバイスを受けることも可能になるそうです。
Kickstarterでの価格は129ドルからで、5月に出荷開始の予定です。
育児に関して楽しようというよりは、大変な作業に時間をとられることなく赤ちゃんと向き合う時間が増えて良いのではないでしょうか。