コーヒー豆をスピーディーに挽くときに役立つ「電動コーヒーミル」。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ重視するポイントを明確にしておきましょう。
そこで今回は、電動コーヒーミルのおすすめアイテムをピックアップ。手動コーヒーミルとの違いや選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- 電動コーヒーミルと手動コーヒーミルの違いとは?
- 電動コーヒーミルのおすすめメーカー
- 電動コーヒーミルのおすすめ|プロペラ式
- 電動コーヒーミルのおすすめ|臼式(コニカル式)
- 電動コーヒーミルのおすすめ|臼式(フラットカット式)
- 電動コーヒーミルの売れ筋ランキングをチェック
- 電動コーヒーミルの選び方
- コーヒーの淹れ方に合った粒度(粒の粗さ)とは?
電動コーヒーミルと手動コーヒーミルの違いとは?
電動コーヒーミルと手動コーヒーミルの違いは、コーヒー豆を挽くスピードです。電動コーヒーミルは、手動コーヒーミルよりも多くのコーヒー豆をスピーディーに挽けるのが特徴。コーヒー豆を容器にセットしてからスイッチを押すだけなので、手が疲れにくくて使いやすさも良好です。一度に何杯も淹れる方や、頻繁にコーヒーを飲む方に適しています。
手動コーヒーミルはじっくり時間をかけてコーヒー豆を挽くので、豆を挽く工程を楽しみたい方におすすめです。コンパクトサイズで電源を必要としないため、アウトドアシーンで使用しやすいモノが多くラインナップされています。
電動コーヒーミルのおすすめメーカー
カリタ(Kalita)
カリタは、1950年代に設立したコーヒー器具の専門メーカーです。創業以来、レギュラーコーヒー文化を広げる提案と挑戦を続けています。コーヒー器具の専門メーカーとして、ペーパーフィルターやコーヒードリッパー、コーヒーミルなどさまざまな製品を展開しているのが特徴です。
カリタの電動コーヒーミルは、使いやすさと機能性を両立しています。ボタンを押している間だけ刃が回転する仕組みを採用した製品も展開しており、コーヒー豆の仕上がりに合わせて回転速度を調節しやすいのが魅力。キッチンやカウンターなどにも設置しやすいコンパクトサイズのモデルもあります。
メリタ(Melitta)
メリタは、コーヒー機器メーカーです。世界ではじめてペーパードリップシステムを考案したメーカーとしても知られています。コーヒーメーカー・ハンドドリップ器具・家庭用ミル・コーヒーアクセサリーなど、製品ラインナップは豊富です。家庭用製品だけでなく、業務用製品も展開しています。
メリタの電動コーヒーミルのなかには、多段階の挽き目調節機能を搭載したモデルもあります。コーヒー豆を粗くしたり細かくしたりと、好みの粒度に合わせて挽き分けられるのが魅力です。
ハリオ(HARIO)
ハリオは、耐熱ガラスメーカーです。国内で唯一、耐熱ガラス量産工場を保有しているメーカーとしても知られています。コーヒー関連だけでなく、ティー関連や調理器具などの製品を展開しているのが特徴です。
ハリオの電動コーヒーミルは、コンパクトサイズのモノが多く、使いやすさに優れています。静電除去機能やクリーナー機能が付いたフタなど、便利な機能が充実しています。
電動コーヒーミルのおすすめ|プロペラ式
カリタ(Kalita) 電動コーヒーミル CM-50
すばやく豆を挽けるモノを探している方におすすめの電動コーヒーミル。50gの豆を15秒で中挽きにできると謳われており、忙しい朝の時間帯にもおいしいコーヒーを楽しめるアイテムです。
さらに、ミニマルでおしゃれなデザインもポイント。カラーはホワイトとブラックの2種類をラインナップしています。大きさは99×82×178mmです。
メリタ(Melitta) バリエ ピアッツァ ECG65-1B
シンプルな操作感が魅力の電動コーヒーミル。コンパクトサイズのため、初心者の方や一人暮らしの方にもおすすめのアイテムです。メーカー独自設計のステンレス刃と強力モーターを搭載しているのもうれしいポイント。しっかりと豆を挽けます。
また、本体上部にはボタンを搭載しており、ワンタッチで豆を挽けるのも特徴のひとつです。挽き目の細かさは、ボタンを押す長さを変えることで細かく調節可能。ユーザー好みの粗さにカスタマイズできます。直感的な操作でおいしいコーヒーを作れるのが魅力です。
さらに、メーカーロゴが印字されたお手入れ用のブラシが付属。快適に使い続けられる製品です。
メリタ(Melitta) VARIE SIMPLE ECG64-1L
比較的安い価格で手に入る電動コーヒーミルを求めている方におすすめのアイテムです。大きさは幅98×奥行98×183mm、重さは750gとコンパクトサイズなのもうれしいポイント。コーヒーが好きな方へのプレゼントにもぴったりの製品です。
また、洗練されたダークネイビーのカラーリングも魅力。シンプルなデザインのため、キッチンや飾り棚にもなじみやすく空間をおしゃれに演出できます。挽き目はボタンを押す長さによって調節可能。好きなコーヒーの種類や濃さに合わせて作りやすいため便利です。
ブレードにはメーカー独自設計のステンレス刃を採用。加えて、強力モーターを搭載しているのもメリットです。
ハリオ(HARIO) 電動コーヒーミル・スイッチ EMCS-5
リーズナブルな価格で手に入るアイテムを求めている方におすすめの電動コーヒーミルです。大きさは幅90×奥行92×高さ175mm、重量は650gとコンパクトサイズなのもうれしいポイント。自宅で快適に使用できます。
また、電源コードを本体の底部に巻きつけて収納できるのもメリット。使わないときは、キッチンなどにおしゃれにディスプレイできます。カラーはホワイトとブラックの2種類をラインナップ。さまざまな場所になじみやすいシンプルなデザインもポイントです。
さらに、安全設計を備えているのも特徴。フタをしっかり閉めないと動作しないため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えます。最大容量はコーヒー豆約70g。プロペラ式のため、豆を挽く時間に応じて粒度を調節可能です。
デロンギ(DeLonghi) カッター式コーヒーグラインダー KG200J
モダンなデザインの電動コーヒーミルを探している方におすすめのアイテムです。ブラックで統一されたスタイリッシュなカラーリングがポイント。インテリアになじみやすく、部屋をおしゃれに演出できます。大きさは幅110×奥行110×高さ230mmで、重さは950g。ホッパー最大容量は90gと、1度に9杯分のコーヒー豆が挽けるのも魅力です。
ホッパー素材に「TRITAN」樹脂を採用しているのもメリット。透明度が高く強度に優れています。また、ホッパーは取り外せてお手入れが簡単なうえ、挽いたコーヒー豆をスムーズに取り出せて便利です。
さらに、使用しないときには本体底面にコードを収納できるのも特徴。底面全体にはすべり止め加工が施されており、転倒リスクを軽減できます。
山善(YAMAZEN) 電動コーヒーミル YCMB-150
低価格帯で手に入る電動コーヒーミルが欲しい方におすすめの製品です。大きさは幅172×奥行84×高さ158mmで、重さは700gと比較的コンパクトなのがうれしいポイント。自宅ではじめてコーヒーミルを使う方にぴったりのアイテムです。コーヒー好きの方へのギフトにも適しています。
ステンレスカッターを採用。最大容量は100gと、一度にたっぷりのコーヒー豆を挽けます。加えて、安全スイッチを搭載。フタをしっかりセットしないと動作しない仕組みを採用しており、小さな子どものいる家庭でも安心して使えます。
本体上部にはPUSHボタンが付いていて、ワンプッシュで簡単に動くのもポイント。直感的な操作が可能です。
コイズミ(KOIZUMI) 電動コーヒーミル KKM-0100
お手入れの手間が少ない電動コーヒーミルが欲しい方におすすめの製品です。パッケージには小回りのきく掃除用ブラシが付属し、内部を快適にお手入れ可能です。また、ステンレス刃を採用しているのもメリット。丈夫で錆びにくい素材のため、長く使えます。
さらに、シンプルで直感的な操作も魅力のひとつ。本体上部にはPUSHボタンを搭載しており、押している間だけ豆を挽く仕様です。豆の挽き具合を簡単に調節できます。大きさは約幅101×奥行101×高さ173mmとコンパクトサイズなのも特徴です。
最大容量は35g。1杯分だけ作りたい方や、毎回新鮮な豆でコーヒーを淹れたい方にも適しています。
ラッセルホブス(Russell Hobbs) コーヒーグラインダー 7660JP
スタイリッシュなデザインのモノを探している方におすすめの電動コーヒーミル。カラーはシルバーとマットブラックの2種類をラインナップしています。大きさは幅125×奥行125×高さ215mm。本体重量は1100gです。
台形フォルムの洗練された外観で、自宅でカフェ気分を楽しめるのもメリット。本格的な見た目ながら、指一本でスイッチを押すだけの簡単な操作でコーヒー豆を挽けます。また、150Wのハイパワーモーターを搭載。中挽きの場合、最大容量60gを約10秒で挽き終わると謳われています。
さらに、粉が周囲にこぼれにくいのもうれしいポイントです。コーヒー豆を挽くボウルごと取り外せるため、お手入れの手間が少なく便利。毎朝のコーヒータイムに挽きたてを味わいたい方にもぴったりの製品です。
ボダム(bodum) BISTRO リチャージブル コーヒーグラインダー 11160-01RC
自宅はもちろん、キャンプやオフィスなどさまざまな場所へ持ち運べるのが特徴の電動コーヒーミルです。本体にはUSB給電が可能なバッテリーを搭載しており、コードレスで使えます。側面にLEDランプが付いているのもポイント。4段階でのバッテリー残量を一目で確認可能です。
最大容量は60g。大きさは幅87×奥行94×高さ165mmです。ブレードにはステンレス素材を採用しています。上部のフタは透明素材で、豆の挽き具合を簡単に確認できるのもメリット。ボタンの押し加減によって挽き具合を調節できます。
さらに、ステンレススチール・プラスチック・ゴム素材を使用したおしゃれなデザインも魅力。ボトル風の外観で、バッグのなかでもかさばらないため便利です。
Cores ブレードコーヒーグラインダー C340
短時間で挽ける電動コーヒーミルを探している方におすすめの製品です。本体に180Wのハイパワーモーターを搭載しているのがうれしいポイント。数杯分の中挽きの場合には、10秒程度で挽けると謳われています。忙しい朝でも新鮮なコーヒーを楽しみたい方に適したアイテムです。
また、コンパクト設計なのもメリット。大きさは幅120×奥行120×高さ215mm、本体重さは1100gです。一人暮らしなどの限られたキッチンスペースにも設置できます。
さらに、お手入れの手間がかかりにくいのも特徴のひとつ。グラインディングボウルにはキャップが付いており、挽いている間に粉が飛び散らない仕様です。加えて、グラインディングボウルは本体からの取り外しが可能。余った粉をそのまま保存できます。
電動コーヒーミルのおすすめ|臼式(コニカル式)
ソリス(Solis) スカラプラス コーヒーグラインダー SK1661
大容量のホッパーを搭載しているのが特徴の人気の電動コーヒーミルです。本体上部の豆容器は密閉性が高く、約300gのコーヒー豆を収納可能。一度の補充で平均40杯近くのコーヒーを楽しめると謳われています。1日に何度もコーヒーを飲みたい方や、オフィスで使用したい方などに適したアイテムです。
また、作りたいコーヒーに合わせた細かな粒度設定ができるのもメリット。ホッパーを回すことで21段階の挽き加減を選べます。エスプレッソ・直火式エスプレッソメーカー・フレンチプレスなど、さまざまなコーヒーに対応したモノを作れるため便利です。
さらに、大容量ホッパーを活用しやすいタイマーを搭載しているのもポイント。0〜10までの目盛りの調節で、最大60秒まで豆を挽き続けられます。秒数を短くすることで、ホッパーに入っている豆から必要な分だけを使える設計です。
WPM WELHOME コーヒーグラインダー ZD-17N
本格的なコーヒーが作れる電動コーヒーミルです。30段階の挽き目調節ができるのが特徴。エスプレッソからドリップコーヒーまで、幅広く多彩なコーヒーを一台で楽しめます。さらに、粉の出口にLEDを搭載しているのもメリット。挽いた豆の様子をしっかりと確認可能です。
また、豆容器の容量は450gと大容量。多くの豆を収納できて便利です。
デロンギ(DeLonghi) デディカ コーン式コーヒーグラインダー KG521J
均一に豆が挽けるモノが欲しい方におすすめの電動コーヒーミル。コーヒー用品を豊富に展開するメーカー「デロンギ」の上位モデルです。本体には2つのグラインディングホイールを搭載しており、過熱を防いで豆のアロマをしっかり保てると謳われています。
また、極細挽き〜粗挽きまで18段階の粒度設定ができるのもうれしいポイント。エスプレッソやドリップコーヒーなど、好みのコーヒーに適した挽き方を選択可能です。コーヒー好きな方へのプレゼントにも適しています。
さらに、液晶ディスプレイを採用しているのも特徴。何杯分の豆を挽くかなどの細かな設定を、直感的に確認できて便利です。コーヒー豆を挽く量は、1〜14杯までの間で設定可能。挽き刃は取り外しできるため、お手入れしやすいのもポイントです。
ボダム(bodum) BISTRO コーヒーグラインダー
洗練されたおしゃれなデザインが特徴の電動コーヒーミルです。つまみやボタンにレッドカラーのアクセントが施されているのがポイント。カラーはオフホワイト・ブラックの2種類をラインナップしています。
また、ガラス製のコーヒー粉受けストッカーには持ちやすいシリコンバンドを搭載。ストッカー単体で持ち歩く際にもスタイリッシュな印象を楽しめます。加えて、静電気が起こりにくく、挽いた豆が飛び散りにくいのもメリットです。
さらに、細挽きから粗挽きまで12段階の調節が可能。エスプレッソからフレンチプレスまで、さまざまなコーヒーを一台で楽しめます。プラスチック製ホッパーには最大220gのコーヒー豆を収納可能です。
コイズミ(KOIZUMI) コーヒーグラインダー KKM-0400
フィルターを受け皿に直接設置できるのが魅力の電動コーヒーミル。豆を挽いた後、すぐに新鮮なコーヒーを淹れられるためおすすめです。極細挽きから粗挽きまで、15段階の粗さ調節を行えるのもメリット。エスプレッソやフレンチプレスなどを自宅で簡単に作れます。
受け皿の最大容量は中細挽き時で約60g。挽き時間を10〜90秒の間で9段階調節できるのも特徴です。さらに、お手入れがラクなのもポイント。上臼は取り外し可能で、付属の掃除用ブラシを活用することで快適に使い続けられます。
ホッパーの最大容量は約160g、本体の大きさは約幅115×奥行180×高さ283mmです。
レコルト(recolte) コードレス コーヒーグラインダー RCM-3
コンパクトで持ち運びやすい電動コーヒーミル。大きさは約幅75×奥行75×高さ180mm、重量は約410gです。本体はUSB充電式で、外出先でも気軽に使えるのがうれしいポイント。キャンプやオフィスなどでも手軽に新鮮なコーヒーを楽しめるためおすすめです。
また、ミルにはセラミック素材を使用。さらに、クリーニングブラシが付属するので、お手入れしやすいのがメリットです。カラーはブラックとホワイトの2種類をラインナップしています。挽き加減を調節できる機能を搭載しているのも魅力です。
電動コーヒーミルのおすすめ|臼式(フラットカット式)
メリタ(Melitta) フラットカッターディスク コーヒーグラインダー ECG71-1B
本格的な電動コーヒーミルを求めている方におすすめのアイテム。業務用としても用いられるフラットディスク形式を採用しています。大きさは幅97×奥行160×高さ255mmで、重さは1200g。自宅でおいしいコーヒーを楽しみたい方におすすめです。
ホッパー・受け皿の容量はともに200g。大容量タイプのため、一度に多くのコーヒーを作れるのもメリットです。さらに、17段階の挽き目調節ができるのも魅力。好みのコーヒーを簡単に楽しめます。
また、安全装置を備えているのも特徴のひとつ。ホッパーフタをしっかり閉じていないと動かない設計で、安心して使えます。
デロンギ(DeLonghi) コーヒーグラインダー うす式 KG79J
コストパフォーマンスの高いアイテムを求めている方におすすめの電動コーヒーミルです。うす式を採用しており、上下の歯で豆をすりつぶすことで均等な仕上がりを実現しています。上のグラインディングホイールが取り外せるのも魅力のひとつ。お手入れが簡単なため、清潔さを保ちやすい製品です。
また、最大12杯分のコーヒー豆を一度に挽けるのもメリット。1日に何度もコーヒーを飲む場合や、ゲストをおもてなししたい場合にも活躍します。さらに、着脱式コンテナを搭載。挽いたコーヒーを簡単に持ち運べます。
加えて、子どものいる家庭でも安心して使える安全設計が施されているのも特徴。ホッパーフタがしっかりしまっていないと動きません。
レコルト(recolte) コーヒーグラインダー RCM-2
自由にカスタマイズできるモノを探している方におすすめの電動コーヒーミルです。無段階ダイヤルによって、粒度と豆量を調節できるのが特徴。ドリップはもちろん、エスプレッソやコールドブリューなどさまざまなコーヒーを簡単に作れます。
使用時の大きさは約幅182×奥行133×高さ250mmで、重さは約1100gです。設定したカップ数を挽き終わると自動で動作が停止するため、コーヒーを淹れる際の計量の手間がかからないのもポイント。1カップあたり約10秒で挽き終わるためすばやく作れるのもメリットです。
さらに、収納しやすい設計も魅力のひとつ。ホッパーとミルは着脱可能で、キッチンでもすっきりと収納できます。加えて、お手入れの手間も軽減可能。コンテナ・ホッパーは丸洗いができるうえ、ミルは付属のクリーニングブラシを使うことで綺麗にメンテナンスできます。
BONMAC コーヒーミル BM-250N
レトロなデザインが魅力の電動コーヒーミル。業務用コーヒーマシンなど、プロも使用するモノを多く展開するラッキーコーヒーマシンのブランド「BONMAC」の製品です。フラットカッター式を採用しており、均一に豆を挽ける本格的な性能を備えています。自宅でゆっくりとコーヒーを楽しみたい方にもおすすめのアイテムです。
豆ホッパー容量は250gと、たっぷりの豆をホッパー内に保存できるのもメリット。来客時や1日に何度もコーヒーを飲みたいときにも適しています。本体にはメッシュダイヤルを搭載しており、1〜8までの目盛りで細挽きから粗挽きまでを選択可能。大きさは約幅120×奥行230×高さ365mmで、重さは約3300gです。
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電動コーヒーミルの選び方
種類の違いをチェック
シンプルでコンパクトな「プロペラ式」
プロペラ式は、刃を回転させて豆を粉砕するタイプです。シンプルな構造なので、コニカル式やフラットカット式と比べてリーズナブルな価格帯を実現。コスパの高い製品を求めている方や、初心者向けのモデルを求めている方にもおすすめです。
プロペラ式は、コーヒー豆を挽いた後に大粒だったり微粉だったりと、ムラが発生しやすい傾向がある点に注意が必要。粒度は気にせず、手軽に使いたい方はプロペラ式をチェックしてみてください。
本格的に楽しみたいなら「臼式(コニカル式・フラットカット式)」
臼式とは、刃の凹凸の噛み合わせを利用してコーヒー豆をすりつぶしながら砕くタイプです。円錐形の刃でコーヒー豆を粉砕して潰す「コニカル式」と、細かい刃が並んだ円盤でコーヒー豆を挟みながら粉砕する「フラットカット」式も該当します。
コニカル式とフラットカット式いずれもコーヒー豆を挽いたときの粒度を均一に保ちやすいのが特徴です。コーヒー豆を挽くときの微粉が発生しにくく、雑味をおさえられます。本格的な電動コーヒーミルを選びたい方は、臼式がおすすめです。
用途に合ったモデルをチェック
自宅用なら設置スペースに合ったサイズの「卓上タイプ」を
電動コーヒーミルには、さまざまなサイズのアイテムがあります。自宅で使用するなら、設置スペースに合ったサイズのモデルを選びましょう。
スリムでコンパクトサイズの製品は、キッチンやカウンターなど限られたスペースにも設置しやすいのが魅力です。一人用の電動ミルを求めている方は、手のひらサイズほどの小型モデルでも快適に使用できます。
なお、高性能なモデルほど本体サイズが大きくなる傾向がある点は留意しておきましょう。
アウトドア用ならコンパクトな「持ち運びタイプ」を
キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンで使用する方は、持ち運びできるコードレスタイプを選びましょう。あらかじめ充電しておけば、コンセントがない場所でも電動コーヒーミルを使用できます。
スリムでコンパクトなアイテムが多く、収納しやすいのもポイント。アウトドアシーンでも挽きたてのコーヒーを味わえるのが魅力です。
挽き目調節機能をチェック
挽き目調節とは、コーヒー豆の粗さを調節する機能です。電動コーヒーミルは製品ごとに挽き目調節機能の段階が異なります。こだわりの一杯を味わいたい方は、細かく段階調節できる製品を選びましょう。
高性能な製品のなかには20段階以上の挽き目調節機能を備えた製品が存在します。粗挽きから細挽きまでコーヒー豆の銘柄や好みの仕上がりに合わせて挽き分けられるのが魅力です。
挽き目調節機能を重視する方は、操作性もチェックしておきましょう。直感的にわかりやすい操作部を採用している製品は、はじめての方でも簡単に使いこなせます。
刃の素材をチェック
金属製
金属製の刃は、切れ味がよく耐久性に優れているのが特徴です。硬いコーヒー豆をしっかりと粉砕可能。挽き心地が軽快で微粉が少なく、雑味をおさえたコーヒーを味わいたい方にもおすすめです。
しかし、金属製の刃はコーヒー豆に金属臭が移りやすいといわれています。また、水洗いができないモノがある点にも注意が必要です。
セラミック製
セラミック製の刃は、摩擦熱に強くて経年劣化しにくいのが特徴です。臭いが移りにくく、コーヒー豆本来の風味を損ないにくいのが魅力。コーヒー豆の銘柄や風味にこだわりたい方におすすめです。
セラミック製の刃は取り外して水洗い可能なため、汚れが付着しても簡単にお手入れできます。衛生的に使いやすいモノが欲しい方はチェックしてみてください。
豆を挽くのにかかる時間をチェック
電動コーヒーミルは、製品ごとにコーヒー豆を挽くのにかかる時間が異なります。忙しい日々を過ごしている方や、スピードを重視している方は時間もチェックしておきましょう。
コーヒー1杯に必要なコーヒー豆は約10〜15g。挽き終わるまでのはやさにこだわる方は、コーヒー1杯分のコーヒー豆を10秒程度で挽ける製品がおすすめです。また、50gのコーヒー豆を15秒程度で挽ける製品もあり、家族分のコーヒーを淹れるときも待ち時間が少なく済みます。
お手入れが簡単かチェック
電動コーヒーミルは、使うと粉や汚れが溜まります。酸化したコーヒー粉が残っていると、コーヒーの味に影響が出る場合も。しっかりと日常的にお手入れすることが大切です。
パーツを細かく取り外せる製品は、フタなどの隙間に入り込んだコーヒー粉や汚れも落としやすいのがメリット。また、コーヒー豆を入れるホッパーや、挽いた粉が出てくる粉受けが丸洗いに対応していると、細かい汚れも簡単にお手入れできるのでおすすめです。
コーヒーの淹れ方に合った粒度(粒の粗さ)とは?
淹れたいコーヒーの種類によって、適した粉の粒度は異なります。例えば、粉糖のようなさらさらとしたパウダー状の極細挽きは、短い時間で効率的に抽出するエスプレッソにおすすめです。
ウォータードリッパーを使った水出しコーヒーを楽しみたい場合に適しているのは、濃いめに抽出しやすい細挽き。サイフォンやフレンチプレスなどでじっくりと抽出したい場合には中挽き、目の粗いフィルターを使う場合は粗挽きがおすすめです。
電動コーヒーミルは、コーヒー豆をすばやく挽きたいときに便利です。シンプルでコンパクトサイズを求めている方はプロペラ式、本格的な製品を求めている方は臼式を選びましょう。アウトドアシーンで使用するなら、充電式バッテリーを内蔵したコードレスモデルが適しています。