キッチンやお風呂でも故障を気にせずに使える「防水スマホ」。手頃なミドルクラスのモデルから高性能なハイエンドモデルまで、多くのメーカーからさまざまな種類が販売されています。

本記事では、おすすめの防水スマホをご紹介。防水スマホのメリットのほか、選び方や防水のレベルを表すIP規格についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

防水スマホのメリット

お風呂でもスマホが使える

By: kyocera.co.jp

防水スマホのメリットは、お風呂でもスマホが使えること。通常、お風呂のような水に濡れやすく極端に湿度が高い環境ではスマホが故障してしまいます。しかし、防水スマホであれば故障するリスクを大幅に軽減可能です。

IPX7以上の防水等級に対応したモデルであれば、水没時の故障を防止できる可能性が高まります。湯船に浸かりながら動画を見たり電話をしたりしたい方は、ぜひ防水スマホをチェックしてみてください。

海や川などのアウトドアでも安心

By: fcnt.com

防水スマホは、屋外で使用するのにも適しています。通勤や通学、ショッピングのような普段使いはもちろん、海や川、キャンプなど水回りでのアウトドアでも水濡れによる故障を気にせずに使用しやすいのが魅力です。

なお、防水試験は一般的に真水で行っているため、海で使いたい場合は防水だけではなく、海水への耐性もあるとより安心して使用できます。また、砂ぼこりが舞う環境では防塵レベルもチェックしておきましょう。

不意の水没による故障を防げる

By: samsung.com

不意の水没による故障を防止できるのも、防水スマホのメリットのひとつ。防水スマホのなかでもより優れた耐性を有するモデルは、水没にも耐えられるように設計されているので、お風呂やプールなどでスマホを使いたい方におすすめです。

防水スマホであっても、水没に耐えられるかどうかはモデルによって異なるため注意が必要。水没に耐性があるモデルは、多くの場合許容できる水深や水没時間なども明記されています。

スマホの防水等級「IP規格」とは?

By: sony.jp

多くの防水スマホは、対応している防水のレベルを表すのに「IP規格」と呼ばれる防水等級を利用しています。「IP規格」とは、防水スマホが耐えられる水の勢いや侵入する範囲に応じて、IPX0からIPX8までに分類した等級です。

IPX0~IPX7までは試験方法や条件が明確に定められているため、数字が大きくなればなるほどより過酷な環境にも耐えられると判断可能。例えば、IPX6に対応していると、さまざまな方向からの強い噴流水に対して耐性があると判断できます。

ただし、高い等級に対応していても、低い等級で想定されるシーンで故障するリスクがある点には注意。飛沫や水流、水没など複数の状況における耐久性を示すために、IPX5・IPX8のように2種類の等級に対応している防水スマホもあります。

防水スマホの選び方

利用シーンに合った防水性能を選ぶ

キッチンなどの水場ならIPX6以下でも問題ない

By: jp.sharp

キッチンのような水回りで使う防水スマホの場合は、IPX6やIPX5の防水等級に対応していれば十分安心して利用可能です。例として、IPX4であっても「あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない」と定められています。

キッチンで料理中にレシピを見たい方や屋外で雨に濡れるのが心配な方は、IPX6以下の防水スマホも視野に入れて検討してみてください。

お風呂での使用や水没対策ならIPX7以上のモデルを

By: oppo.com

水没の可能性がある状況で使う防水スマホを探している場合は、IPX7以上の防水等級に対応するモデルがおすすめです。IPX7以上であれば、一定の水深まで水没しても内部に浸水しないと確認されているので、故障のリスクを軽減できます。

防水スマホによっては、「水深1.5メートルまでの淡水に最大30分間水没させた試験にクリア」といったように具体的な状況まで明記されている場合があるため、参考にしてみてください。

アウトドアで使う場合は耐久性もチェックしよう

By: kyocera.co.jp

防水スマホのなかには、タフネススマホに分類される耐久性に優れたモデルがあります。タフネススマホの場合、防水や防塵以外にも耐衝撃性に優れているので、落下や衝突などのダメージを軽減しやすく、スマホの落下が心配な方におすすめです。

登山やキャンプ、サイクリングなどのアウトドアシーンに防水スマホを持って行きたい場合にも、耐久性に優れたタフネスタイプが適しています。

価格をチェック

By: samsung.com

防水スマホを選ぶときは、価格もよく確認しておきましょう。防水スマホはミドルクラスやハイエンドに多くラインナップされているので、エントリーモデルよりもやや高価になりがちな点には注意が必要です。

ハイスペックな防水スマホは、10~20万円程度と高額。一方、4万円台でも購入できる安いモデルも存在します。予算にあわせて無理のない価格の防水スマホを選んでみてください。

防水スマホのおすすめモデル

サムスン(Samsung) Galaxy S23 Ultra

サムスン(Samsung) Galaxy S23 Ultra

ハイスペックな防水スマホを探している方におすすめのモデル。有機ELパネルを採用した6.8インチの高画質ディスプレイを搭載しています。リフレッシュレートが最大120Hzと高く、SNSやWebサイトなどを滑らかにスクロール可能です。

高性能なチップセット「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。ハイパフォーマンスなだけではなく、バッテリー消費も抑えられています。

「Sペン」と呼ばれる専用のスタイラスペンを本体に内蔵しており、手書きでメモを取ったりスケッチしたりなど、さまざまな使い方が可能です。Sペンは本体に収納できるので、紛失の心配もありません。

背面には2億画素の広角カメラを含む4つのカメラを搭載しており、本格的な撮影も楽しめます。

サムスン(Samsung) Galaxy Z Flip5

サムスン(Samsung) Galaxy Z Flip5

コンパクトながら高性能なおすすめの防水スマホ。6.7インチのディスプレイを折りたためる設計が特徴です。頑丈なヒンジが使われており、折りたたみスマホながらIPX8に準拠した防水性能を実現しています。

背面には、「フレックスウィンドウ」と呼ばれる約3.4インチのサブディスプレイも搭載。画面を開かなくても通知をチェックしたり音楽をコントロールしたりできるほか、マップや動画視聴などもできます。

背面にはデュアルカメラが搭載されており、フレックスウィンドウにプレビューを表示しながらセルフィーを撮影可能です。折りたたみの角度を変えるだけで、さまざまな構図の撮影を楽しめます。

バッテリー持ちもよく、1日中安心して使用できるのも魅力。有線のほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています。

サムスン(Samsung) Galaxy Z Fold5

サムスン(Samsung) Galaxy Z Fold5

折りたたみタイプのおすすめ防水スマホ。7.6インチの大画面を、本のように折りたためる構造が特徴です。大画面を一般的なスマホのサイズで持ち歩けるので、外出先でも迫力のある映像などを楽しみたい方に適しています。

外側には6.2インチのディスプレイが搭載されており、閉じた状態でも通常のスマホとして扱える設計です。シーンに合ったディスプレイの使い方できます。

メインの画面は別売りのスタイラスペン「Sペン」にも対応しているため、手書きのメモやイラストなどにも活用可能です。専用のケースと組み合わせれば、「Sペン」と本体をセットで持ち歩けます。

カメラ性能も優れており、本格的な写真や動画を手軽に撮影可能。3倍の光学ズームに対応したカメラも搭載されており、遠くの被写体も大きく高精細に撮影できます。

オッポ(OPPO) Reno9 A CPH2523

オッポ(OPPO) Reno9 A CPH2523

SIMフリーの防水スマホを探している方におすすめのモデル。IPX8およびIP6Xの防水防塵に対応しているので、キッチンや風呂などの水回りでも安心して使用できます。屋外でスマホを使う機会が多い方にもおすすめです。

プロセッサーには、Snapdragon 695を採用しています。メモリ容量は8GBで、ストレージは128GB。おサイフケータイに対応している点も特徴です。非接触決済を利用できるため、買い物や通勤・通学などに利用できます。また、一部の行政手続きを行う際にも活用可能です。

高性能ながら価格が安いのも魅力。コスパのよいSIMフリーの防水スマホを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

お得なポイント還元キャンペーン
実施中!
楽天モバイルで見る

京セラ(KYOCERA) TORQUE G06

京セラ(KYOCERA) TORQUE G06

頑丈な防水スマホを探している方におすすめのモデル。頑丈なフレームに覆われているので、耐衝撃性に優れています。コンパクトで持ち運びやすいうえ、アスファルトへの落下を想定した試験をパスしている点が魅力です。

防水性能も優れており、海水への耐性もあるため海でも安心して使用できます。また、泡ハンドソープ洗浄試験や温水シャワー試験などにもクリアしているので、万が一汚れてしまっても洗剤と水やお湯で丸洗いが可能です。

背面には、メインカメラのほかワイドカメラとマクロカメラが搭載されています。一部分を鮮明に拡大できるようにメインカメラの画像にマクロカメラの画像を重ねて保存する、「虫メガネフォト」と呼ばれる機能の搭載も特徴です。ナイトモードや夜景自動検出機能など、暗所でも明るく撮影する機能も充実しています。

ソニー(SONY) Xperia 1 V

ソニー(SONY) Xperia 1 V

高性能なカメラを搭載する、おすすめの防水スマホ。広角・超広角・望遠の3つのカメラを搭載しています。望遠カメラにはスマホながら光学ズームを実現するレンズが搭載されており、遠くの景色もきれいに撮影が可能です。

オートフォーカスの性能も高く、3つのカメラ全てでトラッキングができます。被写体を追い続ける「リアルタイムトラッキング」や、ポートレート撮影の際に便利な「瞳AF」といった機能を利用できるのも特徴です。

音質にこだわって設計されているのもポイント。高性能なスピーカーを搭載しているほか、イヤホンジャックも使えるのでハイレゾ音源をイヤホンで再生可能です。また、LDACコーデックをサポートしており、ワイヤレスでもハイレゾを楽しめます。防水のレベルはIPX5・IPX8。水回りでも気軽に使用できます。

ソニー(SONY) Xperia 10 V

ソニー(SONY) Xperia 10 V

価格と性能のバランスがよい、おすすめの防水スマホ。約6.1インチのディスプレイを搭載しています。マルチウィンドウが可能で、動画を見ながらSNSを確認したり、メッセージを返しながら地図を見たりといった使い方が可能です。

プロセッサーには、Snapdragon 695を採用しています。バッテリーは5000mAhと大容量。1日中安心してスマホを使用可能です。

広角・超広角・望遠のトリプルカメラも搭載されており、被写体やシーンに応じて適切なカメラを使い分けられます。広角カメラには光学式手ブレ補正も搭載されているため、手持ちでも滑らかな動画を撮影可能です。

おしゃれなカラーバリエーションが揃っているのも魅力のひとつ。表面は手触りのよいマットな質感に仕上げられています。

お得なポイント還元キャンペーン
実施中!
楽天モバイルで見る

シャープ(SHARP) AQUOS wish3

シャープ(SHARP) AQUOS wish3

シンプルで使いやすい、おすすめの防水スマホ。コンパクトなサイズ感と、表面がさらさらとした質感に仕上げられている点も魅力。自然をモチーフとした優しい色合いも特徴です。

防水スマホとして使えるのはもちろん、子供向けの「ジュニアモード」や初心者向けの「かんたんモード」なども用意されています。「ジュニアモード」を適用すると、利用制限や緊急連絡先などの登録が可能です。

セキュリティ面も優れており、顔認証の生体認証を使用できます。マスクを付けた状態でも解除できるため、外出時に毎回マスクを外す手間がかかりません。

IPX5とIPX7に準拠した防水に対応。おサイフケータイにも対応しているので、キャッシュレス決済に興味がある方にもおすすめです。

お得なポイント還元キャンペーン
実施中!
楽天モバイルで見る

シャープ(SHARP) AQUOS R8 pro

シャープ(SHARP) AQUOS R8 pro

カメラもパフォーマンスもハイレベルな、おすすめの防水スマホ。プロセッサーにSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platformを採用しているほか、メモリ容量も12GBと大きく、ゲームも快適にプレイできます。

メインカメラは背面の中央に搭載。被写体を画角の中央に捉えやすいように設計されています。また、メインカメラには1インチのイメージセンサーが採用されており、本格的な撮影が可能です。

オートフォーカスも高速かつ高精度で、カメラ任せでもしっかりと被写体にピントを合わせられます。「瞳オートフォーカス」にも対応。人物はもちろん、猫などにも適用できるので、ペットの撮影にも適しています。

画面には「Pro IGZO OLED」と呼ばれるパネルが使われており、撮影した動画や写真を高画質でチェック可能です。

FCNT arrows N F-51C

FCNT arrows N F-51C

清潔に使い続けやすい、おすすめの防水スマホ。IPX5およびIPX8の防水に対応しているので、キッチンやお風呂などの水回りでも安心して使用できます。万が一汚れてしまった場合に、泡タイプのハンドソープで丸洗いできるのも特徴です。

背面には約5030万画素の広角カメラが搭載されており、シャッターを切るだけで鮮明な写真を撮影できます。一部のAdobeアプリと連携する機能も搭載されており、RAWデータを利用した加工も可能です。

顔認証と指紋認証の両方に対応しているため、セキュリティ面も良好。指紋認証でロックを解除したとき、自動的に任意のアプリを起動させる「FASTフィンガーランチャー」機能も用意されています。キャッシュレス支払いアプリを登録しておけば、スムーズに決済が可能です。

画面サイズは約6.24インチ。パネルには有機ELを使用しており、鮮やかな画質で動画を楽しめます。

今持っているスマホを防水にするには

現在持っているスマホが防水タイプではない場合でも、防水タイプのケースを組み合わせると水回りでも安心して利用可能です。機種ごとに専用に設計された防水ケースではなく汎用タイプであれば、古い機種でも防水スマホのように扱えます。

ケースを付けたまま操作をしたり着信に応答したりできるモデルがおすすめ。また、タイプによってはストラップを取り付けて首や肩に引っかけて持ち運べます。

防水スマホケースのおすすめはこちら