ゲーミングPCやクリエイター向けPCなどを販売している「BTOパソコンメーカー」。搭載パーツ・価格・デザインなど違いがあるため、なかにはどのメーカーから購入すればよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、BTOパソコンのおすすめメーカーをご紹介。それぞれの特徴などを解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
※掲載情報は執筆時点のものであり、予告なく価格やスペックが変更される場合があります。
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BTOパソコンのメリット・デメリット
メーカーの既製品より価格が安くコスパが高い

By: lenovo.com
BTOパソコンは、メーカーの既製品より価格が安い傾向にあるのがメリット。受注生産制のBTOとは異なり、メーカー既製品は相当数の在庫を用意しなければならず、その分の管理費などがかかります。その分価格に上乗せされるため、BTOパソコンのほうが価格が安くなり、結果としてコスパがよくなるといった仕組みです。
また、BTOパソコンのメーカーは大量にパーツを発注することで、PCパーツを安く入手しているのもコスパがよい理由の1つ。そのため、より予算を抑えて購入したい場合はBTOパソコンがおすすめです。
用途に合わせて自由にカスタマイズできる

By: dell.com/ja-jp
BTOパソコンは、PCパーツを自由にカスタマイズすることが可能。たとえば、CPUやGPUといった基本構成はそのままに、メモリやストレージの容量だけを増やすといったことができるので、自分で換装する手間や故障してしまうリスクを減らせるメリットがあります。
なかには、PCケースなど一部パーツを市販のモデルに変更できるBTOパソコンメーカーも。自分が好きなPCパーツメーカーの製品を組み込みたい場合は、選択肢にあるかカスタマイズ画面をチェックしてみてください。
サポート体制が充実しているので初心者でも安心

大手BTOパソコンメーカーは、24時間365日電話対応のサポートを受け付けているのが一般的。突然のトラブルにもすぐ対応してもらえるため、何か起きても自力で解決することが難しい初心者の方にぴったりです。
また、PCだけでなく、インストールしたいソフトやゲームに関する質問も受け付けているBTOパソコンメーカーも存在します。操作に不安がある場合は、どんなサポートが受けられるかを確認してみてください。
なお、保証に関しては1年間無料保証が一般的で、それ以上の保証や購入者による偶然の落下・水漏れなどに対応した保証は有料。それぞれ保証対象が異なるので、購入前にサポートとあわせてチェックしましょう。


BTOパソコンのおすすめメーカーランキング
メーカー名 | ![]() ドスパラ(Dospara) | ![]() パソコン工房 | ![]() サイコム(@Sycom) | ![]() G-tune | ![]() OMEN by HP | ![]() デル(Dell) | ![]() ストーム(STORM) | ![]() TSUKUMO | ![]() SEVEN | ![]() フロンティア(FRONTIER) | ![]() レノボ(Lenovo) | ![]() ark | ![]() VSPEC | ![]() マイニングベース(MNG-Base) | ![]() PC1's | ![]() パソコンショップDO-MU | ![]() アプライドネット | ![]() ゼウスコンピューター(Zeus Computer) | ![]() LAVIE | ![]() 富士通(FUJITSU) |
公式サイト | ||||||||||||||||||||
納期・出荷 | 最短当日 | 最短当日 | 2週間程度 | 最短3営業日 | 最短5営業日 | 2~5営業日程度 | 4~5営業日程度 | 最短当日 | 1~2営業日程度 | 2週間程度 | 1~2週間程度 | 最短即日 | 約8営業日 | 最短即日 | 最短当日 | 1~3営業日程度 | 最短当日 | 5営業日程度 | 最短翌日 | 10日間程度 |
サポート | 24時間365日対応 | 24時間365日対応 | 平日10~12時、13~17時 | 24時間365日対応 | 平日9~21時、土曜日9~17時 | 平日9~18時30分 | 平日10~11時50分、12時50分~18時 | 平日11~19時、土日祝10時30分~18時30分 | 平日10~17時 フォーム24時間対応 | 営業日10~19時 | 月~日曜日 9~18時 | 営業日24時間対応 | 平日11時30分~18時30分 | フォーム | フォーム | 営業日10~17時30分 | フォーム | 平日10~17時 | 営業日9~19時 | 平日9~18時 |
保証期間(無料) | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 3年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 3年間(ユーザー登録) |
第1位 ドスパラ(Dospara)

ゲーミングPC・クリエイターPCブランド「GALLERIA」を展開しているBTOパソコンメーカーのドスパラ。業界のなかでも特に知名度が高く、多くのゲーマーから支持されています。有名VTuber・ストリーマーとのコラボPCを販売しているのが特徴。ほかのBTOパソコンメーカーもコラボモデルを展開していますが、ドスパラは渋谷ハル・ぶいすぽっ!・SHAKAなど大手VTuber・事務所・ストリーマーとコラボしており、ファンからの人気があります。
「ほぼ全モデル翌日出荷」を謳っているのもポイント。注文してから数日で手元にパソコンが届くので、急遽買い替えが必要になった場合に便利です。サポートは24時間365日対応ですぐ相談できるため、初めてBTOパソコンを買う方でも安心して利用できます。
また、製品を購入した際に「ドスパラポイント」が付与されるというメリットも。ドスパラサイト内で使えるポイントで、デバイス等の購入費に充てられます。Steamウォレットに変換することも可能なので、Steamでのゲーム購入やゲーム内課金に使えます。
第2位 パソコン工房

レベルインフィニティのほか、レベルシータなどのブランドを展開している「パソコン工房」。レベルインフィニティは低価格モデルからハイスペックモデルまでさまざまなスペックのゲーミングPCがあり、自分に合うモデルが選びやすいのが特徴です。
レベルシータは、主にコスパを重視したモデルが数多くあります。また、レベルインフィニティがブラックのカラーリングで統一されているのに対し、レベルシータは白いPCケースがあり、さらにピラーレスタイプのモデルも。価格やデザイン面で違いがあります。
また、パソコン工房は業界内でも比較的多数のストリーマー・VTuber・コスプレイヤーなどとコラボしているのもポイント。プロゲーミングチームのZETA DIVISION、コスプレイヤーのえなこ、ストリーマーのはんじょうといった著名な人物とコラボしているので、自分の推しを応援したい、推しのモデルでゲームがしたいといった方にぴったりです。
第3位 サイコム(@Sycom)

G-Master Hydroシリーズ・Silent Master Proシリーズなど、多数のコンセプトのゲーミングPCを販売している日本のメーカー「サイコム」。一般的に、ハイスペックなBTOパソコンは簡易水冷CPUクーラーが搭載されていますが、G-Master HydroシリーズはCPUだけでなく、サイコムが独自にグラフィックボードにも水冷ユニットを取り付けているのが特徴です。「デュアル水冷システム」を採用することで、長時間のゲームプレイなど負荷がかかるシーンでもしっかり冷却することが可能。パフォーマンスを維持できるほか、静音性にも優れているので、ファンの音が気になる方にもぴったりです。
Silent Master Proシリーズは、ファンレスCPUクーラー・低電圧版CPUを採用することで、より静音性を高めたモデル。高負荷時でも28.5db、アイドル時には13.9dbと動作音が静かなのが魅力です。また、はじめてBTOパソコンを購入する方向けの高コスパシリーズ「G-Master Velox II」もポイント。白いPCケースとLEDライティングテープが採用されているので、デザインを重視する方にもおすすめです。
カスタマイズの選択肢も豊富で、自分に合ったスペックに変更しやすく便利。一部パーツにはメーカー名まで記載されているので、自分が好きなメーカーのパーツを取り入れたい場合はサイコムをチェックしてみてください。
第4位 G-tune

「G-tune」は、日本企業のマウスコンピューターが展開するゲーミングPCブランド。一般的に、無料保証は1年である場合がほとんどですが、G-tuneでは標準で3年間保証が付いているのが特徴です。無料保証期間中に故障した場合、片道分の送料だけで修理を受けることが可能。また、国内にあるコールセンターは24時間365日対応なので、急なトラブルでもすぐに受け付けてもらえます。保証が手厚いBTOパソコンメーカーを探している方におすすめです。
ゲーミングPCの種類は、大きく分けてミニタワー・フルタワー・ノートの3つ。ミニタワーは低価格モデルからCore Ultra 9・RTX 4070 SUPERを搭載した高性能モデルまでさまざま。フルタワーは従来のモデルと新モデルの2つが展開されています。新モデルは、従来のモデルと同様メンテナンス性に優れているほか、スリットデザインを採用。LEDライティングも相まってかっこいい仕上がりになっています。
ゲーミングモニター・ゲーミングマウス・ゲーミングヘッドセットなどがあわせて購入できる周辺機器セットも販売しているので、まとめて購入してPCが到着したらすぐにゲームが始められる環境を揃えたい場合はチェックしてみてください。
第5位 OMEN by HP

HyperXなどの有名ブランドを抱える有名BTOメーカー・日本HP。同社が展開するBTOブランドが「OMEN by HP」です。国内のゲーミングデスクトップPCブランドとして、出荷台数が3年連続トップクラスを記録した実績があり、数多くのゲーマーから高い人気を集めているのが特徴です。OMENの魅力は、自社製PCケースを採用しているブランドのなかでは、比較的デザイン性に優れている点にあります。フロント部分にLEDライティングが施されたファンが搭載されているほか、簡易水冷CPUクーラーのヘッド部分のデザインもかっこいい仕上がり。ゲーミングモデルらしい外観のBTOパソコンがほしい方にぴったりです。
デスクトップタイプは、OMEN 16L・OMEN 35L・OMEN 45Lの3種類が展開されています。16L・35LはともにコンパクトタイプのゲーミングPCですが、16LはLEDファンが搭載されておらず、かつミドルハイスペックまでの性能。一方35LはCore Ultra 9、RTX 4090を搭載したモデルなどハイスペックかつLEDライティングも豊富です。45Lはハイスペックなだけでなく、冷却性・拡張性にも優れています。
ゲーミングノートPCはOMENのほか、OMEN TRANSCENDシリーズを展開。どちらも高性能ですが、OMEN TRANSCENDシリーズはディスプレイが高精細かつOLEDを搭載しているのが特徴です。映像の美麗さを重視する場合はOMEN TRANSCENDシリーズがおすすめです。
第6位 デル(Dell)

モニターやキーボード、マウスなどの周辺機器のほか、ITインフラなどでも有名な海外企業「デル」。BTOパソコンにおいては、ビジネスモデル・ゲーミングモデルを展開しています。ビジネスモデルは、「OptiPlex」と「Inspiron」を展開。同シリーズは、ネットサーフィンや文書作成などの性能をあまり必要としない用途に適したモデルが多い傾向にあります。
一方ゲーミングモデルは、「Alienwareシリーズ」「Gシリーズ」を展開。Alienwareシリーズはハイパフォーマンスモデルが多いのが特徴です。デスクトップ・ノートどちらもデザインがゲーミングモデルらしく、ゲーム部屋を彩りたい方にぴったり。ノートはディスプレイサイズが16インチと18インチに分かれており、持ち運びたいか、据え置きで使いたいかで選ぶことが可能です。Gシリーズはコスパに優れており、これからゲームを始めたい場合におすすめです。
そのほか、大容量のストレージやメモリ、高性能なCPUなどを搭載したクリエイター向けシリーズ「XPS」も。カスタマイズ画面では、動画・写真編集ソフトを選べます。自分に合ったモデルを選びやすいおすすめのBTOパソコンメーカーです。
第7位 ストーム(STORM)

「幻界」「鏡界」「新界」など、コンセプトに沿ったシリーズを展開しているBTOパソコンメーカー「ストーム」。幻界はグラフィックボードなどを手掛ける有名メーカー・エムエスアイのパーツを採用しており、ハイパフォーマンスなのが特徴です。鏡界は一部がガラスになっているピラーレスのPCケースを採用することで、内部をより見やすくしておりおしゃれ。新界は鏡界の上位モデルで、背面コネクタマザーボードを搭載しています。
茨城県にある自社工場で生産を行っているのもポイント。スタッフが組み立てから動作チェックまでこなしています。また、相性問題のほかOS・デバイス類のセットアップも実施。複数のテストを経たあとに出荷されるため、初期トラブルが起きにくく信頼性があります。
なお、一部モデルは、午前9時までに注文することで最短当日出荷になるため、PCが早めに手元へ届くメーカーを探している方にもおすすめ。そのほか、幅194×奥行き434.8×高さ306.8mmのコンパクトなPCケースを採用したモデルも。自分に合ったモデルを探しやすいおすすめのBTOパソコンメーカーです。
第8位 TSUKUMO

PCパーツや周辺機器を販売している老舗のBTOパソコンメーカー「TSUKUMO」。1947年に通信機材の販売を開始しており、メーカーのなかでも比較的息の長い企業といえます。実店舗も複数展開。なかでも本店である秋葉原店は、多くの自作PCユーザーが利用している人気店です。名古屋・大阪・福岡などにも実店舗があります。
BTOパソコンに関しては、オリジナルのブランド・G-GEARを展開。ミドルタワーの通常シリーズ・G-GEARのほか、コンパクトなG-GEAR aim、白いPCケースを採用したG-GEAR White Editionなど多数の種類があります。G-GEARはPCケースの前面にメッシュ加工が施されているのが特徴。大型エアインテークにより、内部がしっかり冷却されます。防塵対策も施されているので、ほこりなどでパフォーマンスが低下してしまうのも防ぐことが可能です。
G-GEAR aimは、小型ながらも大型PCパーツや水冷CPUクーラーが搭載可能なのがポイント。光らないゲーミングPCがほしい場合はスチールパネルモデル、LEDで光るゲーミングPCがほしい場合は、サイドガラスパネルが採用されたGLASS & LEDモデルがおすすめです。価格帯はコスパがよい傾向にあり、予算を抑えつつ性能も重視したい場合はチェックしてみてください。
第9位 SEVEN

数あるメーカーのなかでもカスタマイズの幅が広く、自由度の高いBTOパソコンを注文できる「パソコンショップSEVEN」。CPUやグラフィックボードなど基本的なPCパーツはもちろん、簡易水冷CPUクーラーやキャプチャーボードなども変更・搭載することが可能です。
また、カスタマイズで選べるPCパーツが市販のモノなのもポイント。たとえば、おしゃれさで人気があるNZXTのPCケースが選べたり、エイスースやゾタックなどのグラフィックボードを選べたりします。自作PCに近い感覚で注文できるのが魅力。なお、サイズや規格などの問題で搭載できないパーツが選択された場合は、注意文が表示されるため初心者でも安心です。
製品ページには、選んだBTOパソコンがどれくらいの性能をもっているのか、ゲームだけに向いているのか、クリエイティブ用途にも向いているのか、無線には対応しているのかなどが一目で分かるグラフや表を掲載。玄人にも初めてBTOパソコンを買う方にもおすすめのメーカーです。
第10位 フロンティア(FRONTIER)

日本の企業・インバースネット株式会社が展開するBTOパソコンブランド「フロンティア」。ブランド誕生から30周年を迎えており、長らくPCユーザーから人気を集めています。工場は山口県にあり、一部モデルを除いて国内での組み立てや検査を行っているのが特徴です。
フロンティアの魅力は、セールを頻繁に開催している点にあります。季節ごとにセールがあるほか、感謝祭や大決算などイベントのような形で実施することが多いため、安くBTOパソコンを手に入れた場合はチェックしておきましょう。なお、台数に限りがある場合がほとんどなので注意が必要です。
LEDファンを搭載した光るゲーミングPC、通気性・拡張性に優れたモデル、コンパクトながらエアフロー性能に優れたモデルなどラインナップも豊富。安いBTOパソコンを手に入れたい方にもぴったりのメーカーです。
第11位 レノボ(Lenovo)

タブレットのほか、ノートパソコンなどのデバイスを手掛けている大手海外BTOメーカー「レノボ」。タブレットではThinkPadが、ノートパソコンではYogaシリーズなどが有名です。本社は北京にあります。BTOパソコンでは、「Legion」と「LOQ」2つのゲーミングPCブランドを展開しているのが特徴です。
Legionシリーズは、最新のCPUとハイスペックなGPUを搭載したゲーミングノートPC・ゲーミングデスクトップPC。ディスプレイも最大240Hz対応のモデルがあり、別途ゲーミングモニターを購入せずとも滑らかな映像を楽しめます。持ち運びやすさ重視の場合は、軽量薄型のSlimシリーズがおすすめです。
LOQは、Legionシリーズと比べてリーズナブルな価格で販売されているのが魅力。コスパに優れており、これからPCでゲームをプレイしてみたいといった方向けです。手の届きやすい価格帯ではあるものの、性能は十分で、ゲームだけでなく動画編集で活躍するスペックのモデルもあります。デザインは実用性を重視してシンプルな仕上がり。幅広い層におすすめのBTOメーカーです。
第12位 ark

PCパーツやゲーミングデバイスなどを販売しているパソコンショップ「ark」。秋葉原に実店舗も構えているため、オンラインサイトだけでなく現地でも買い物が可能です。PCに関しては、エムエスアイやエイスースなどの有名メーカーの製品を取り扱いつつ、自社のBTOパソコンオリジナルブランド「arkhive」を展開しています。
arkhiveは、CUSTOM・ALTERNATE・ALLIANCE・LIMITEDの4種類に大きく分けられます。CUSTOMは、ゲーミングモデルやクリエイターモデルなど、さまざまなタイプの製品があるのが特徴。ビジネスモデルもあるので、自分の用途に合った製品を探せます。ALTERNATEは、即納シリーズなので早く手元に届くモデルがほしい方におすすめです。
ALLIANCEは、人気PCパーツメーカーなどとコラボしたモデルが選択可能。LIMITEDは、ハイエンド構成などの数量限定モデルが購入できるシリーズです。
第13位 VSPEC

PCパーツの組み合わせ・選択肢が豊富なBTOパソコンメーカー「VSPEC」。302種類のPCケース、1927種類のPCパーツから自分の好きなモノを選べるので、自作PCに近い形で注文できるのが魅力です。PCパーツの知識がある方の場合、ラインナップから希望のPCケースを選択。その後、選んだPCケースが選択肢にあるモデルをクリックし、PCケースを含むさまざまなパーツを自分好みにカスタマイズすることでベストな1台を注文できます。基本的なパーツが選べる「シンプルコース」のほか、より専門的な知識が必要にはなるものの、自由度がより増した「フルカスタムコース」の2種類から発注できるので、自作経験がある方などはチェックしてみてください。
なお、自分でPCパーツを選ぶのが難しい場合は、既存モデルをそのまま注文することが可能。パーツについて調べる必要がないため、初心者でも安心です。ただし、一部モデルにはOSがプリインストールされていないため、届いてから別途購入してインストールすることも可能ですが、PC注文と同時にカスタマイズ画面でWindowsを選択しておくことをおすすめします。
組み立ては、1人で5000台以上の実績がある熟練スタッフによって行われ、かつ動作チェックも出荷前に実施。梱包まで丁寧なフローで進むため、初期不良が起こりにくいのがポイントです。支払い方法は、銀行振込のほかアマゾンペイ・クレジットカード・ショッピングローンなど豊富。注文しやすい仕組みを採用したおすすめのBTOパソコンメーカーです。
第14位 マイニングベース(MNG-Base)

BTOパソコンメーカーの「マイニングベース」は、オリジナルのPCブランド・Astromedaを展開しているのが特徴。ユーザーの用途にあわせて、ゲーミングPC・ストリーマーPC・クリエイターPCの3つのシリーズを販売しています。
ゲーミングPCは、360mmの簡易水冷CPUクーラーと10個のケースファンを搭載しているのが魅力。冷却性に優れており、高負荷時のパフォーマンス低下を防げます。ストリーマーPCは最大23機USB接続可能なインターフェイスを搭載しているほか、高速な2.5GB LANも搭載。配信者に必要な機能が備わっています。クリエイターPCは、耐久性に優れたマザーボード、10GBおよび2.5GB LAN、thunderbolt 4を標準搭載とクリエイティブに必要な性能があります。
一部モデルは当日14時までの注文であれば即日発送なのもポイント。最短で注文から24時間以内に届く場合もあります。組み立てや検証はプロが実施。コラボモデルも多数あるおすすめのメーカーです。
第15位 PC1’s

完全フルカスタマイズでのBTOパソコンの注文が可能なメーカー「PC1’s」。一般的に、BTOパソコンはCPU・GPU・メモリなどのカスタマイズが可能ですが、同社はPCケース・電源・SATAケーブルなど細かなパーツまで製品別に指定が行えます。たとえば、PCケースの場合対応フォームファクターを選び、検索ボタンをクリック。Antecやエイスース、Cooler MasterなどのPCケースが一覧で表示されるため、気に入った製品を選択し、再度別のパーツを検索するといった流れで、すべてのパーツを選んで注文できます。
ラインナップや在庫の有無に応じて選択可否が決まるものの、実質自作PCのような形式で注文が行えるので、パーツにはこだわりたいが組み立てるのは面倒といった方にぴったり。組み立て時の故障リスクもないため、希望スペックが分かる初心者の方にもおすすめです。なお、オリジナルゲーミングPCブランドとしてZESTシリーズも販売。1つひとつパーツを選ぶのが手間な場合や、どのようなパーツを選べばよいか分からない場合は、ZESTが適しています。
フルカスタマイズPCの注文時、延長保証サービスを同時に選ぶことで、通常の適切なPCの使用における故障が生じた場合にのみ、無償で修理を受けられます。条件の範囲内であれば期間中何回でも修理を受けられるため、トラブルが起きても安心。注文時に疑問が生じた場合や、スタッフに質問しながら購入したい場合は、専用のフォームにて相談することが可能です。
第16位 パソコンショップDO-MU

北海道札幌市に実店舗を構えるパソコンショップ「DO-MU」。姉妹店に秋葉館があります。また、楽天市場やYahooショッピングでもPCパーツなどの製品を出品しており、幅広くネット通販を展開しているのも特徴です。ラインナップとしては、ほかメーカーの既製品だけでなく、オリジナルのPC「魂のPC」も販売しています。
ゲーミングモデルとビジネスモデルの2種類を展開。ゲーミングモデルはハイスペックモデルが充実しているのがポイント。CPU・GPUが高性能だけでなく、メモリも標準で大容量なのが魅力です。
ビジネスモデルはグラフィックボード非搭載で、価格が抑えられています。また、サイズもゲーミングモデルと比べるとコンパクトで、特にアトラス3はデスクの上にも置きやすいサイズなため、省スペースなモデルを探している方におすすめです。
第17位 アプライドネット

日本企業アプライド株式会社が運営する通販サイト「アプライドネット」。BTOパソコンだけでなく、グラフィックボードなどのPCパーツ、NASなどを販売しています。ゲーミングデバイスやゲーミングデスクなどの家具系製品も購入できるので、1つの通販サイトでまとめてゲーム環境を揃えることが可能です。
本社が福岡県福岡市博多区にあることにちなみ、ラーメンの硬さを意味する「BARIKATA」「HARIGANE」「KONAOTOSHI」シリーズを展開しているのが特徴。BARIKATAは3つのブランドのなかでもっとも価格帯が安く、初めてゲーミングPCを購入する方におすすめです。HARIGANEはミドル~ミドルハイスペックのラインナップで、PCケースにピラーレスを採用。内部のLEDとあわさり、デザイン性に優れています。KONAOTOSHIは最新のグラフィックボードを搭載したハイスペックモデル。ヘビーゲーマー・ストリーマー・クリエイターにぴったりです。
なお、クリエイター向けとしてROGRESS-PROも展開。CADを使う方、音楽制作やイラスト・アニメーションを制作する方など、仕事でBTOパソコンを使いたい方に適した性能のモデルを多数取り扱っています。自社工場で専門スタッフが1台ずつ組み立てており、高品質。サポートも充実しているので、初心者から玄人まで幅広い層におすすめなBTOパソコンメーカーといえます。
第18位 ゼウスコンピューター(Zeus Computer)

映像・3DCG向けワークステーションとサーバーをメインに販売しているBTOパソコンブランド「ゼウスコンピューター」。運営は、同じくBTOパソコンを取り扱っているVSPECが行っています。マルチGPUのほか、Ryzen Threadripperなどを採用した、BTOパソコンとしては珍しいモデルを販売しているのが特徴です。非常に高額にはなりますが、プロのクリエイターとして活動していて、高負荷時でもスムーズに動くパソコンがほしい方にぴったりです。
また、ワークステーションとして、基本パーツのみを搭載したモデルも販売。CPU、GPUだけでなくSSDなど細かいパーツをカスタマイズできるので、自分の作業に合ったスペックのモデルを探している方にもおすすめです。また、オーバースペックにならないよう調節することで、費用を抑えられるといったメリットもあります。
公式サイトでは、平日10~17時まで対応している問い合わせ番号が記載されており、購入前に電話口で相談することが可能。詳しい知識がなくても、オペレーターが相談に応じるため初めて購入する場合でも安心です。なお、在庫や取り扱いが可能かどうかにもよりますが、「簡単申込みフォーム」にて、要望に応じて選択肢にないモデルを組んでもらえる場合も。プロのクリエイターはチェックしてみてください。
第19位 LAVIE

1979年に本格パーソナルコンピュータ・PC-8001を発売した日本のメーカー「LAVIE」。同モデルは、日本で初めてパーソナルコンピュータという名称が使われた機種で、以降LAVIEはノート型パソコン、カラーノートパソコンなど日本初・世界初のモデルを生み出しています。パソコン業界における先駆者ともいえるLAVIEですが、同メーカーの魅力はパソコンの品質にあります。設計時の品質検査・部品ごとの品質検査・生産ラインでの品質検査・出荷直前の品質検査と、合計で4つのフローで品質をチェック。落下試験やほこり試験なども行われるため、不具合はもちろん故障なども起きにくく、信頼性があります。
ノートパソコンにおいては、Z世代のためのモデル「LAVIE SOL」を展開。学生が持ち運ぶことを想定し、約1.19kgまでに軽量化しています。また、デザインはシンプルかつスタイリッシュで、開く場所を問わないのも魅力です。タッチパネルに対応しているので、スマホ操作に慣れている方でも使いやすいといったメリットもあります。そのほか、クリエイター向けのハイスペックモデルとしてLAVIE N15、静音設計のキーボードやよく使うアプリをワンタッチで起動できるボタンなどを搭載したLAVIE N16などがあります。
なお、ゲーマー向けに発売されたデスクトップPCシリーズ・Direct GXは、現在販売を終了。後継機としてLAVIE Direct DTが販売されています。インテル第14世代のハイエンドCPU・Core i9を搭載したモデルがありますが、GPUは非搭載なのでゲーム用ではなく作業用として使用したい方におすすめです。
第20位 富士通(FUJITSU)

さまざまなユーザーにぴったりなモデルを販売している大手日本メーカー「富士通」。学生・社会人・ファミリー・アクティブシニアと、年齢層にあったパソコンを展開しているのが魅力です。富士通がピックアップモデルとして紹介しているのは、コンセプトごとに多数モデルがあるFMVシリーズ。A4用紙とほぼ同じくらいのサイズ感であるNote C、AI処理が高速化されたNote U、16インチのワイドディスプレイを搭載したAH Seriesなどがあります。
学生向けとして販売されているモデルが、手が届きやすいようコスパのよい価格帯で販売されているのもポイント。いくつか種類がありますが、どれも持ち運びやすさとレポート作成などの作業がこなせるスペックを備えています。社会人向けモデルは、普段携帯することを踏まえて軽量モデルを展開。なかには、約634gと非常に軽量なノートパソコンもあります。アクティブシニア向けモデルは、画面サイズが大きいので文字や画像が見えやすいといったメリットが。種類が豊富なため、生活にあったパソコンを選べます。
また、モニター一体型パソコンもあるので、据え置きでパソコンを使いたい方や、PCの置き場所がない方はチェックしてみてください。なお、公式の通販サイトでは、学割・PCデビュー割・PCシニア割など割引が実施されているので、お得に購入したい場合は公式通販サイトから注文することを検討してみましょう。
【用途別】おすすめのBTOパソコン
PCゲームを遊ぶためのゲーミングPC
ドスパラ(Dospara) ガレリア RM7R-R47

よりゲーム性能が高められたAMDのCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載したゲーミングPC。GPUは「GeForce RTX 4070」が採用されています。FPSゲームやRPGなど、ジャンル問わずさまざまなゲームを快適にプレイできる性能があるのが魅力です。
電源ボタンのほか、USBポート類などが備えられているコンソールパネルが、筐体上部にななめ45°の角度で設けられているのもポイント。アクセスしやすい位置にあるので、ゲーミングデバイスをゲームごとに使い分ける、抜き差しするデバイスが多い方におすすめです。
メモリは標準で16GB、ストレージは500GBのSSDを搭載。どちらもゲームをプレイするうえで十分な容量を備えていますが、必要に応じてカスタマイズ画面で容量を増やすこともできます。機能性に優れたモデルを探している場合はチェックしてみてください。
ゲーム実況や配信活動を始めたいなら
サイコム(@Sycom) G-Master Hydro X870A

CPUだけでなく、グラフィックボードにも簡易水冷クーラーが搭載された「デュアル水冷システム」を採用したゲーミングPC。負荷がかかった際に生じる動作熱を抑えられるため、パフォーマンスが低下してしまうのを防げます。なお、ファンは高い静音性で定評を得ているNoctua社の製品を採用。静かながら、しっかりと冷却できるため、静音性とパフォーマンスの安定性を重視する方にぴったりです。
CPUは「Ryzen 7 9700X」、GPUは標準で「RTX 4080 SUPER」が標準搭載されています。在庫の状況次第によっては、より高性能なRTX 4090や、RTX 4070 Ti SUPERを選択してコストダウンさせることも可能。そのほか、メモリやストレージだけでなくマザーボードも変更可能。自分に合ったスペックにしやすいのが魅力です。
PCケースはFractal DesignのDefine 7を採用。中に防音素材が取り付けられているため、性能だけでなく静音性を重視する方にもぴったりです。
動画編集や3DCGなどのクリエイティブに
パソコン工房 クリエイターパソコン SENSE-F076-147F-RLX

高性能なCPU「Core i7-14700F」およびミドルスペックGPU「RTX 4060」が搭載されたクリエイター向けのBTOパソコン。アプリを快適に操作できるスペックがあるので、趣味はもちろん仕事用として使いたい方にぴったりです。
メモリが標準で32GB搭載されているのもポイント。重たいアプリとともにブラウザも同時に開くといった並行して複数の作業をする方にもおすすめです。ストレージは1TBのSSDと十分な容量ですが、動画や画像ファイルを大量に保存する場合はHDDをカスタマイズで追加することを検討してみてください。
クリエイター向けとして販売されているものの、ゲームも快適にこなせるスペックがあるおすすめのモデルです。