時間や都合に縛られることなく、好きな番組を楽しめる「全録レコーダー」。複数のチャンネルをまとめて録画できるのが魅力です。また、最近では4Kに対応しているモデルや、スマホとの連動機能が備わっている製品もラインナップされています。
そこで今回は、おすすめの全録レコーダーをピックアップ。アイテムの選び方やおすすめのメーカーについてもご紹介するので、参考にしてみてください。
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全録レコーダーとは?ブルーレイレコーダーとの違い
全録レコーダーとは、複数のチャンネルを数日にわたって同時録画できるレコーダーです。あらかじめ録画予約をする必要がなく、録り逃す心配はありません。見逃してしまった放送番組を後から好きな時間に見直せるのが特徴。ライフスタイルに合わせて視聴を楽しめます。
全録レコーダーと自動録画付きブルーレイレコーダーの違いは、自動録画できる番組の数や機能性です。全録レコーダーは、チャンネルをまるごと自動録画できますが、自動録画付きブルーレイレコーダーは設定したジャンルや番組だけを自動録画します。
自動録画付きブルーレイレコーダーは手動で録画予約をするため、気になっていた番組を録り逃してしまう場合も。利便性を重視している方は、全録レコーダーがおすすめです。
全録レコーダーの選び方
HDD容量と録画時間目安をチェック
なるべく容量が多いモノを
多くの番組を録画したい場合や、データ消費量の多い4K放送を録画する場合には、なるべく内蔵のHDDの容量が多いモデルを選ぶと安心です。
目安として、地上デジタル放送なら1TBで約127時間、2TBで約254時間録画できます。購入を考えているレコーダーがどれだけの時間分録画できるか、事前に把握しておくことがポイントです。
ただし、容量が多くなるほど価格は高くなる傾向にあります。HDD容量と予算との兼ね合いで選ぶことも重要です。
容量不足が心配なら「外付けHDD」でも対応可能
最初から大容量の内蔵HDDを備えたモデルが手に入らない場合や、予算が限られている場合、後から別売りの「外付けHDD」で容量を増やせる全録レコーダーがおすすめ。外付けHDDを利用することで、使用状況に応じて録画容量を調整できるのがメリットです。
ただし、著作権保護の観点から、外付けHDDに録画した番組は録画したテレビでしか再生できない点には留意しておきましょう。
録画に対応するディスクをチェック
録画した番組をディスクに保存したい方は、対応しているディスクもあらかじめ確認しておきましょう。全録レコーダーによって対応ディスクが異なるので注意が必要です。
画質を落とさずに長時間記録したい場合は、ブルーレイディスク対応の全録レコーダーがおすすめです。片面1層のDVDが約2時間録画できるのに対して、片面1層のブルーレイディスクは約10時間半の録画が可能。少ない枚数で長時間録画できるので、ディスクの枚数を減らしたい方にもぴったりです。
また、ブルーレイディスクには「録画用」と「データ用」の2種類あり、テレビ番組の録画は録画用が対応しています。1回のみ録画できる「BD-R」のほか、繰り返し録画できる「BD-RE」、読み取り専用の「BD-ROM」などがあるので、用途にあわせて選んでみてください。
チューナーの種類と数をチェック
BS4K/110度CS4Kチューナーが備わっている全録レコーダーであれば、地上デジタル放送はもちろん、BSやCS放送も4Kで楽しむことが可能。番組をよりキレイな映像で視聴できます。
また、種類とあわせてチェックしておきたいのがチューナーの数です。チューナーを複数搭載しているモデルであれば、より多くの番組を同時に録画できます。
入出力端子の種類と数をチェック
全録レコーダーを選ぶ際には、入出力端子の種類と数もチェックしておきましょう。端子の種類が多いほど幅広い周辺機器と接続でき、端子の数が多いほど多くの機器と接続可能です。
外部スピーカーと接続して録画した番組をよりよい音で楽しむなど、周辺機器と接続することで全録レコーダーの使い方に幅を持たせられます。
スマホ連動対応の有無をチェック
最近ではスマホとWi-Fiで接続できるモデルもラインナップされており、スマホで録画した番組を視聴することも可能です。全録レコーダーを選ぶ際には、スマホとの連動機能が備わっているかどうかもチェックしておきましょう。
また、モデルによってはスマホから録画の予約ができるモノや、スマホをリモコン代わりに使用できるモノもあります。スマホと連動させることで利便性が向上するのでおすすめです。
全録レコーダーのおすすめメーカー
パナソニック(Panasonic)
「パナソニック」は、1917年に松下幸之助氏が立ち上げた電機メーカー。家電製品や照明器具、住宅設備など、幅広い製品展開を行っています。
パナソニックの全録レコーダーは、録画した番組だけでなく写真や動画も保存してシェアできる「おうちクラウドディーガ」や、スマホで録画番組が視聴できる「どこでもディーガ」が搭載されているのが特徴です。
東芝(TOSHIBA)
「東芝」は、1875年の創業当初から製品の研究と開発に長けている大手電機メーカー。家電製品やノートパソコンなど、コンシューマー向けのアイテムを多くラインナップしています。
2017年より事業ごとに分社化しており、テレビやその周辺機器に関しては「TVS REGZA株式会社」が展開。レグザの全録レコーダーの特徴は、複数のチャンネルが数日間にわたって録りだめられる「タイムシフトマシン」を搭載していることです。時間や都合に縛られることなく、見たい番組が楽しめます。
全録レコーダーのおすすめモデル
パナソニック(Panasonic) 全自動ディーガ DMR-2X203
ネット動画のように、番組のサムネイルと説明を大きく表示する新しいホーム画面を採用した全録レコーダー。録画した番組のなかから好みの番組を探しやすいのがメリットです。
プロフィールの登録に対応しているのも特徴。家族それぞれの好みの表示内容にカスタマイズしたホーム画面を利用できます。
内蔵HDDは2TB。外付けHDDに対応しているので、容量を拡張可能です。容量不足を気にすることなく全自動録画を活用できます。ドラマやアニメを録りおきしやすく、休日にまとめて視聴したい方にもぴったりです。さらに、全自動録画した番組は、スマホでも視聴できます。
パナソニック(Panasonic) 全自動ディーガ DMR-2X302
最大6チャンネル×約24日間の自動録画が可能な全録レコーダーです。録画設定の手間が省けるのはもちろん、気になっている番組を見逃したり録画し忘れたりすることなく使えます。内蔵HDDの容量は3TBです。
古い録画番組を自動で上書き消去する機能が搭載されているのもポイント。番組を消去する手間が省けます。また、倍速再生が可能。スキマ時間を有効活用できます。
動画配信サービスも楽しめるのもメリット。NetflixやHuluなど、人気のサービスを視聴できます。
パナソニック(Panasonic) 4Kチューナー内蔵 全自動ディーガ DMR-4X1002
4Kチューナー内蔵の全録レコーダーです。HDDは10TBと大容量。全録機能は、ハイビジョン放送を最大8チャンネル×28日間、4K放送を最大1チャンネル×13日間、まるごと録画できます。
また、Ultra HD ブルーレイの再生にも対応しているのも特徴。HDR映像の色や階調を自動的に最適化する「HDRトーンマップ技術」、HDR映像のコントラスト感を調整できる「システムガンマ調整」など、高画質機能を搭載しています。
さらに、「オートAI画質」「オートAI音質」に対応した4Kビエラと接続すれば、より高画質・高音質で録画した番組を視聴できます。パナソニックのテレビを使っている方はぜひチェックしてみてください。
東芝(TOSHIBA) レグザタイムシフトマシン DBR-M4010
効率的に録画・視聴したい方におすすめの全録レコーダーです。通常再生・らく見・らく早見・飛ばし見の4つの再生コースを搭載。時短で再生できるので、効率重視の方にぴったりの製品です。
お気に入りの番組がきれいな映像で楽しめる「クラウドAI高画質連携」など、基本性能も充実。専用アプリ「スマホdeレグザ」を使えば、録画した番組もスマホで持ち出せるので、都合にあわせていつでも視聴できるのが魅力です。
4TBの大容量HDDを搭載。容量を気にせずお気に入りの番組がたくさん録画・保存できます。また、おまかせ保存・おまかせダビングにも対応。録画する番組を探す手間が省けるので、効率的に録画できます。
東芝(TOSHIBA) 4Kレグザブルーレイ DBR-4KZ200
全録対応の4Kブルーレイレコーダーとしては安いモデルです。リーズナブルながら基本性能は充実。録画番組の持ち出しができる専用アプリ「スマホdeレグザ」に対応しているなど、便利な機能を多数搭載しています。
最大6チャンネルを1週間分まるごと録画できる「タイムシフトマシン録画」に対応。HDD容量は2TBで、外付けHDDを接続すれば録画容量を手軽に増やすことも可能です。
独自の高画質映像処理エンジン「レグザレコーダーエンジンRR1」と、クラウドと連携して高画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」を搭載。お気に入りのテレビ番組が臨場感あふれるきれいな映像で楽しめます。
東芝(TOSHIBA) REGZAタイムシフトマシン ハードディスク D-M210
リーズナブルな全録レコーダーです。内蔵HDDの容量を2TB。設定が簡単なため、機械が苦手な方や初心者でも扱いやすいのも魅力です。
地上デジタル放送、BS・CS放送に対応したチューナーを内蔵。「タイムシフトマシン」を搭載し、最大6チャンネル分の番組を自動録画できます。番組が終わりかけのタイミングでも、「始めにジャンプ」ボタンを押せば最初から楽しめて便利です。
都合にあわせて再生モードを選べるのも魅力のひとつ。通常再生・らく見・らく早見・飛ばし見の4種類があり、時短で番組を楽しみたい方にもぴったりです。録画機能と利便性に優れたモデルを探している方は検討してみてください。
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同時に録画できる番組が多い全録レコーダーは、家族間で見たい番組が同じ時間帯で被ってしまっても解決できるのが魅力。また、スマホと連動できるモデルは外出先からでも録画した番組を視聴できるのがポイントです。本記事を参考に、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください。