普段使いからビジネスシーンまで幅広い用途で活用できる「FAX」。電話・FAX・プリンターの機能を搭載した製品も存在します。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ重視するポイントを明確にしておきましょう。
そこで今回は、FAX付き電話機のおすすめアイテムをピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
FAX付き電話機の魅力とは?
FAX付き電話機は、普段使いからビジネスシーンまで幅広いシチュエーションで使えるのが魅力です。メールの登場によりFAXの使用率は減少傾向ですが、現在でも業務連絡や営業活動をFAXでおこなっている会社はあります。
FAX付き電話機があれば、相手に合わせて電話とFAXを使い分けられるのがポイント。シンプルで使いやすい製品も豊富なので、PCやスマホを使いこなすのが難しい方でも気軽に使用できます。
FAX付き電話機のなかには、セキュリティ対策を重視した製品が豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、用途に適した製品を見つけられます。
FAX付き電話機のおすすめメーカー
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、実業家の松下幸之助氏が創業した総合電機メーカーです。生活家電・空調家電・キッチン家電・AV機器など、さまざまな製品を展開しています。機能性を重視した製品が豊富です。
パナソニックのFAX付き電話機は、迷惑電話対策機能が充実しています。警告メッセージ機能・着信拒否・自動録音機能などを搭載しているのもポイントです。
ブラザー(Brother)
ブラザーは、1908年に設立したメーカーです。主にプリンターやミシンなどの製品を手がけています。1932年には家庭用ミシンが誕生。ミシンの部品を製造する機械も自社で製造した実績もあり、「自前主義」にこだわっているのが特徴です。
ブラザーのFAX付き電話機は、多機能な複合機を採用しています。電話・FAX・プリンター機能を搭載しているのがポイントです。1台あれば、さまざまなシチュエーションで活用できます。
FAX付き電話機のおすすめ
パナソニック(Panasonic) デジタルコードレス普通紙ファクス KX-PD350DL
「迷惑電話防止機能」を搭載したスタンダードタイプのFAXです。迷惑電話防止機能を設定すると、通話を録音するというメッセージを相手に届けます。注意喚起のアナウンスを流すことで、迷惑電話の着信を防げるのが魅力です。電話に出ると通話内容を自動で録音します。しつこい営業電話やイタズラ対策をしたい方にもおすすめです。
本機はSDカードにも対応。受信したFAXや原稿、通話録音などの内容をSDカードに保存できます。64GBのSDXCカードを挿入した場合、FAXや原稿は最大約50000枚まで保存可能です。通話内容は約2000時間または1000件まで録音できます。
相手の名前を確認してから電話に出られる「あんしん応答」機能も内蔵。着信時、相手に名前を名乗るよう促すメッセージを流せます。
パナソニック(Panasonic) デジタルコードレス普通紙ファクス KX-PD750DL
離れた家族を見守りたいときに役立つFAXです。「温度・湿度アラーム」を搭載しています。温度と湿度を検知するセンサーが室内の状況を見極めて、熱中症警戒や乾燥警戒を知らせるのが特徴です。アラームをもとに、快適な室内環境を維持するサポートをします。
呼出音が鳴る前に通話を録音するという旨のメッセージを流す機能や通話内容を自動録音する機能など、迷惑電話防止に役立つ機能が充実。迷惑電話相談を使用すると、怪しい電話がかかってきた後に警察や家族に相談できます。
別売りのSDカードを挿入すると、受信したFAXや原稿、通話内容などをSDカードに保存できます。また、必要に応じて子機の増設も可能です。子機を使った通話もおこなえます。
パナソニック(Panasonic) デジタルコードレス普通紙ファクス KX-PD550DL
使いやすさに優れたコードレスタイプのFAXです。親機の受話器がコードレスの設計なので、電話を取り次ぎやすいのが特徴。メモをとるために移動したり、ソファでリラックスしながら電話をしたり、さまざまな用途で活用できます。子機は持ちやすく使いやすい薄型のデザインです。視認性に優れたホワイトバックライト液晶を採用しており、電話帳などを見やすく快適に使用できます。
ナンバーディスプレイ契約なしでも不在着信履歴を表示する機能を内蔵。電話やFAXを受信した日付と時刻を30件まで記録します。また、相手の名前を確認してから電話に出られる機能を採用しており、イタズラなどの迷惑電話を防げるのが魅力です。
家のドアホンが対応しているタイプの場合、ワイヤレスアダプター機能を活用することでドアホン接続にも対応。ドアホンを着信したときにFAXの受話器から応対が可能です。
パナソニック(Panasonic) デジタルコードレス普通紙ファクス KX-PD360DL
便利機能が充実したスタンダードモデルのFAXです。電話とFAXの使いやすさにこだわっています。親機と子機、子機と子機を使った内線通話や、SDカードを利用して受信したFAXの内容を保存するなど、さまざまな機能を搭載しています。
子機で応対したときは、男性の低い声に変換するボイスチェンジ機能を利用可能。しつこい営業電話がかかってきたときも、はっきりと断りやすいのがポイントです。また、電話を受けたくない相手からの着信を鳴らさない着信拒否も使用できます。
親機と子機はどちらにもホワイトバックライト液晶を配置しており、視認性も良好です。電話帳やメニュー表示を見やすく、薄暗い環境でも快適に使用できます。
パナソニック(Panasonic) 感熱紙ファクス KX-PW211DL
手軽で使いやすい感熱紙モデルのFAXです。A4サイズで15mの感熱ロールを採用しています。インクフィルムの交換や普通紙をセットする手間がかからず、快適に使い続けられるのが魅力です。FAXを頻繁に使用する方にも適しています。
「盗聴防止機能」や子機同士で通話できる「双方向子機間通話」など、優れた通話機能を搭載。声を変えて応対する「ボイスチェンジ」も備えています。イタズラ電話やしつこい営業電話を切りたいときにも便利です。親機と子機ともに「キーロック」機能を使用可能。誤操作を防ぎます。
ブラザー(Brother) インクジェット複合機 MFC-J739DN
1台3役のはたらきをする複合機です。プリンター・電話・FAXの機能を搭載しています。1台あれば、電話機やプリンターなど、それぞれの家電製品を購入する必要はありません。
専用アプリ「Brother Mobile Connect」をインストールすると、スマホとの連携が可能。スマホからデータを転送して写真やドキュメントをプリントしたり、インク残量をチェックしたり、さまざまな便利機能を活用できます。また、名刺や年賀状、はがきなどの作成も可能です。
PCから直接データを送受信できる「PCファクス送受信」機能を内蔵。PCで作成した書類や原稿を印刷せずにFAXに送信できます。受信したFAXは、本体の液晶画面から確認できるのもポイントです。印刷ミスを減らせるので、用紙代やインク代の無駄遣いを防止できます。
ブラザー(Brother) インクジェット複合機 MFC-J939DN
機能性と使いやすさを両立した複合機です。電話・プリンター・FAXの機能を搭載しています。FAX内容を外出先で確認したり共有したりできる「ファクスクラウド転送」を内蔵。「Evernote」や「Dropbox」などのクラウド上に転送して保存できます。利便性を重視している方にもおすすめです。
また、コピー機能も搭載。本の傾きや影を除去してコピーできる機能や、4枚分もしくは2枚分の原稿を1枚に縮小してコピーできる機能などを備えています。
迷惑電話がかかってきたときは「おことわり機能」が便利。おことわりボタンを押すとメッセージが流れ、回線を自動で切断します。ナンバーディスプレイ契約後、「迷惑番号指定」をすると着信拒否の設定が可能です。しつこい営業電話やイタズラ電話がかかってくる心配はありません。
手元にPCがなくても印刷できる「ダイレクトプリント」機能を採用しています。メモリーカードやUSBフラッシュメモリからプリントが可能です。
ブラザー(Brother) 複合機 MFC-J4940DN
普段使いからビジネスシーンまで役立つ大容量インク対応の複合機です。大容量インクカートリッジのファーストタンクなら、1回のインク交換で1年以上使い続けられるとうたわれています。一度にたくさんの書類を印刷するビジネスシーンで使いたい方にもおすすめです。インク残量は本体のディスプレイから確認できるので、インク交換のタイミングを逃しません。
PCとFAXを連携することで、直接データの送受信が可能です。データを受信したときはプリント前にデータを確認できるため、プリントのミスを減らせます。インク代や用紙代が無駄にならず、ランニングコストをおさえられるのが魅力です。
スマホやPCを使わなくてもクラウド上のデータにアクセスできます。写真やドキュメントを選択して印刷も可能です。また、スキャンした書類をクラウド上にアップロードできます。
FAX付き電話機の売れ筋ランキングをチェック
FAX付き電話機のランキングをチェックしたい方はこちら。
FAX付き電話機の選び方
印刷用紙の種類で選ぶ
ランニングコストが抑えられる「感熱紙タイプ」
感熱紙とは、プリントヘッドが紙に熱を加えて印字するタイプです。普通紙とは異なりインクを使用しません。インクを購入しなくてよいため、費用をおさえられるのが魅力です。
感熱紙は普通紙と比べて経年劣化の影響を受けやすい傾向があります。時間が経過すると文字が薄くなったり、紙が擦れて変色したりする可能性があるので注意しましょう。長期保存には適していませんが、ランニングコストの高さを重視している方にはおすすめです。
感熱紙タイプは普通紙タイプと比べてラインナップが少ないので、用途に合う製品なのかあらかじめチェックしておきましょう。
書類を長期保存するなら「普通紙タイプ」
普通紙とは、プリンターでも使用されている一般紙です。インクやトナーを使って印刷します。感熱紙と比べて劣化しにくいのが特徴。ビジネスシーンなど重要な書類を保存したいときにも活用できます。
普通紙タイプはインクを交換する手間や、購入するコストが必要です。感熱紙タイプと比べてランニングコストがかかる傾向があります。
普通紙タイプのFAX付き電話機はラインナップが豊富。シンプルなモデルから多機能モデルまで、さまざまな製品のなかから用途に適した製品を見つけられます。
子機の台数をチェック
一軒家や事務所など部屋の数がたくさんある場合は、子機の台数をチェックしておきましょう。広いスペースで使用するなら、子機が2台あると便利です。1階と2階に親機と子機があれば、着信があったときに親機を設置した場所まで移動する必要はありません。
子機は電話を取り次ぐときにも便利です。子機を持ちながら部屋を移動したり、メモをとったり使いやすさにも優れています。くつろぎながら電話をしやすいのもポイントです。
今後引っ越しを検討している場合は、子機を増やせる製品なのかチェックしておきましょう。
液晶パネルで受信内容を確認できるかどうか
FAXの機能性を重視している方は、液晶パネルで受信した原稿や書類の内容を確認できる製品がおすすめです。あらかじめFAXの内容を確認しておけば、印刷前に拡大したり縮小したりできるので印刷ミスも減らせます。インク代や印刷紙の無駄遣いを防げるのもポイントです。
また、送信前に読み取った内容を液晶画面から再確認できる製品なら、誤送信を防げるのが魅力です。
あると便利な機能をチェック
外出先でもFAXの内容が確認できるスマホ連動機能
利便性の高さを求めている方は、スマホ連携機能の有無をチェックしておきましょう。FAX付き電話機のなかには、FAXとスマホを連携できる製品があります。
「Evernote」や「Dropbox」などのクラウドサービスを登録できる製品は、FAXとスマホの連携が可能です。FAXの内容をクラウド上にアップロードしておけば、外出先からでも気軽にチェックできます。移動中などPCを開けないシチュエーションでも、FAXの内容を確認できるのが便利です。
より安心して使うなら迷惑電話対策機能付きのモノを
電話機能を快適に使用したい方は、迷惑電話対策機能を搭載した製品がおすすめです。製品ごとに搭載している機能が異なるため、あらかじめ特徴をチェックしておきましょう。
迷惑電話対策機能のなかで役立つのは、警告メッセージ機能・着信拒否・自動録音機能です。警告メッセージ機能は、呼出音が鳴る前に相手に通話を録音するメッセージを届けます。着信拒否は、迷惑電話をかけてきた相手の番号を拒否する機能です。繰り返し迷惑電話がかかってくるのを防ぎます。
自動録音は、応対とともに会話内容を自動録音する機能です。イタズラ電話やしつこい営業電話を録音することで、証拠を残せます。
効率よく作業できるスキャン・コピー機能
ビジネスシーンで活用するなら、スキャンやコピー機能を搭載した製品がおすすめです。
スキャン機能を重視している方は、複数の原稿をまとめてスキャンできる機能があるのかチェックしておきましょう。原稿や名刺を並べて一度にスキャンできれば、効率よく作業を進められます。
コピー機能は、傾きを自動補正する機能や複数の原稿を1枚にまとめる機能があるのかチェックしておきましょう。傾きを自動補正する機能は、本や雑誌の見開きページをスキャンするときに活用できます。4枚分または2枚分の原稿を1枚の用紙にまとめられる機能は、用紙の無駄遣いを防げるのがポイントです。
FAX付き電話機を選ぶときは、印刷用紙や子機の台数、液晶パネルなどをチェックしておきましょう。コスパの高さを重視するなら感熱紙タイプ、ビジネスシーンで使用するなら普通紙タイプがおすすめです。電話機能を重視している方は、迷惑電話防止機能を搭載した製品が適しています。