近年注目度が高まっている「家庭用生ゴミ処理機」。一家に一台導入することで、生ゴミの量を大幅に減らせるため便利です。乾燥式・粉砕式などの処理方式の違いや操作性に優れたモノ、稼働音が静かなモノなど、多彩なモデルが展開されています。

今回は、家庭用生ゴミ処理機のおすすめをピックアップ。家庭用生ゴミ処理機とコンポストの違いから、導入のメリットデメリットなどに加えて、詳しい選び方も解説します。

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家庭用生ゴミ処理機のメリット・デメリット

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家庭用生ゴミ処理機を導入する際には、メリットとデメリットがあります。メリットのひとつは、燃えるゴミの量を減らせること。ゴミを乾燥させたり粉砕したりすることでゴミのかさを減らせるため、ゴミ袋の消費量などを抑えられます。

生ゴミ処理機を使用するデメリットは、導入時の価格が高価であることや、電気代がかかること。購入時には使用シーンを想定し、メリットがデメリットを上回るかを考えてみてください。

家庭用生ゴミ処理機とコンポストの違い

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家庭用生ゴミ処理機とコンポストの違いには、電気代の有無やお手入れの大変さがあります。家庭用生ゴミ処理機が電力を使用して生ゴミを処理するのに対して、コンポストは電力を使用せず、土に含まれる微生物によって生ゴミを分解する仕組みです。

コンポストは電気代がかからず、安く使えるものの、土をかき混ぜる手間や臭いの発生などのリスクもあります。生活環境に適した生ゴミ処理方法を選ぶのがおすすめです。

家庭用生ゴミ処理機の選び方

処理方式で選ぶ

乾燥式

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「乾燥式」とは、生ゴミに温風を当てて乾燥させるなど加熱処理を行い、生ゴミのかさを減らす処理方式のことを指します。

乾燥式は処理工程で生ゴミの水分を蒸発させるため、臭いの発生を抑えやすいのが特徴。また、比較的安い価格帯のモノがあるのもポイントです。

屋内に設置できるモデルも多く、キッチンなどで出た生ゴミをスムーズに投入できるのもメリット。こまめに生ゴミを処理したい場合にもおすすめです。

粉砕式

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「粉砕式」の家庭用生ゴミ処理機は、生ゴミを細かく粉砕して処分するタイプです。多彩なラインナップのなかには、乾燥式と粉砕式を組み合わせたモデルもあります。粉砕機能がついている場合には、生ゴミの量をしっかりと減らせるのが魅力です。

ゴミを粉砕して小さくするため、稼働音が比較的大きいことには注意が必要。キッチンと寝室が近い間取りの部屋で使用する場合などは、稼働音の大きさの目安をしっかりと確認しておきましょう。

下処理はできるだけ簡単なモノを選ぼう

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家庭用生ゴミ処理機を探す際には、下処理の手間がかかりにくいモデルを選ぶようにしましょう。生ゴミ処理機の使用時には、基本的に下処理が必要。水を切るだけで下処理が完了するモノを選ぶと、生ゴミ処理にかかる手間や時間が軽減されるためおすすめです。

家庭用生ゴミ処理機のなかには、水切り後に魚介類の臭いやぬめりを取る必要があるモデルもあります。下処理の工程が多いと、生ゴミ処理機の便利さよりも下処理の面倒さの方が上回ってしまう恐れも。購入時にはしっかりと機種ごとに必要な下処理の方法を確認しておくのがおすすめです。

稼働音をチェック

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稼働音の大きさを確認しておくのも、家庭用生ゴミ処理機を選ぶときには大切なポイントです。とくに、粉砕する場合には駆動音が発生するため、マンションに住んでいる場合など、深夜に使用するのが難しい場合もあります。

しかし、さまざまなモデルのなかには稼働音が25db以下のモノも。使用中の音が気になりにくいため便利です。稼働音が小さいタイプのモデルを選ぶことで、赤ちゃんのいる家庭や寝室と生ゴミ処理機の位置が近くなる部屋などでも使用できます。

お手入れのしやすさをチェック

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家庭用生ゴミ処理機を選ぶときには、お手入れのしやすさについてもチェックしてみましょう。多彩なラインナップのなかには、バスケット内の汚れを自動で落とせる「クリーニングモード」を搭載しているモノもあります。

また、バスケットなど、お手入れが必要なパーツを簡単に取り出せるモノを選ぶのもおすすめ。手軽にお手入れができるため、清潔さを保ちやすいのがメリットです。

さらに、掃除しやすい専用ブラシが付属する製品もあります。バスケット内などの汚れをスムーズに取り除けるため便利。生ゴミ処理機を探す際には、付属品についても確認してみてください。

家庭用生ゴミ処理機のおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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「パナソニック」は、1918年に松下幸之助氏が設立した日本の総合電機メーカーです。ランプの開発から製造販売をスタートし、現在ではテレビや洗濯機などの家電をはじめ、電子部品や設備機器などを幅広く手掛けています。

家庭用生ゴミ処理機では、スタイリッシュなデザインが特徴のアイテムを展開。取り扱いが簡単な乾燥式の処理方式を採用しています。また、キッチンに設置しやすいコンパクトなサイズ感で、使い勝手がよいのもメリットです。

単品での購入に加えて、サブスクリプションサービスを行っているのも魅力。価格面などから導入を迷っている場合など、生ゴミ処理機を一度試してみたいときにもおすすめです。

ルーフェン(loofen)

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韓国発の生ゴミ処理機ブランドである「ルーフェン」。日本では株式会社ALPACAが販売を行っているブランドです。2007年の製品発売以降、家庭用生ゴミ処理機のパイオニア的存在として製品開発を続けています。

ユーザーフレンドリーな設計で、キッチンに馴染みやすいおしゃれかつシンプルなデザインも魅力のひとつ。悪目立ちしにくい外観の家庭用生ゴミ処理機を探している方におすすめです。

家庭用生ゴミ処理機のおすすめ

ルーフェン(loofen) 生ゴミ乾燥機 SLW01

ルーフェン(loofen) 生ゴミ乾燥機 SLW01

卓上ゴミ箱1個分と、小型サイズの家庭用生ゴミ処理機です。インテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザインが魅力。省スペースで設置しやすいので、キッチンに置いて小まめに生ゴミを捨てたい方におすすめです。

電気料の削減と悪臭除去に優れている「熱風空気循環乾燥方式」を採用。独自の循環構造によって、効率よく生ゴミを乾燥させます。甲殻類のカラや、大きな魚の骨といった硬いモノも処理できるので、ゴミの仕分けにかかる手間を省きやすい点がメリットです。

1日に最大1000gまで処理できるのがポイント。ボタンを押すだけのシンプル操作で、機械の操作が苦手な方でも簡単に使用できます。さらに、容器は食洗機での洗浄にも対応しており、お手入れの手間も軽減できます。

パナソニック(Panasonic) 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD

パナソニック(Panasonic) 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD

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コンパクトサイズの家庭用生ゴミ処理機を探している方におすすめの製品です。本体の大きさは幅268×奥行き365×高さ550mm。ゴミ箱のような感覚でキッチンに置けて、便利に使えるのがメリット。また、屋内だけでなく、屋外にも設置可能です。

本製品は乾燥式。フタ部分に搭載されているヒーターとファンを使用して、約130℃の温風で生ゴミをすばやく乾燥させられると謳っています。さらに、ソフト乾燥モードと標準モードを使い分けられるのも特徴のひとつ。肥料としてゴミを使いたい場合にはソフト乾燥モードが適しています。

1回の最大処理量は約2kgと、一度でたくさんの生ゴミを処理できる製品。加えて、3時間後・6時間後の運転予約タイマーが使えるのも魅力です。排気口には臭いを抑制するフィルターを採用しており、稼働時の臭いを軽減できます。

レコルト(recolte) 生ごみ処理機 RDP-1

レコルト(recolte) 生ごみ処理機 RDP-1

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キッチンに馴染みやすいデザインが特徴の家庭用生ゴミ処理機です。ボディカラーはクリームホワイトを採用しており、おしゃれなインテリアにも調和します。本体のサイズは約幅280×奥行き365×高さ305mm、重さは約7.5kgです。

本体には乾燥・粉砕式を採用しているのもメリット。生ゴミの水分を乾燥によって飛ばし、細かく粉砕することで、軽量化します。バスケットには最大約3Lの生ゴミを入れられるのもポイント。大量の生ゴミを一度で乾燥処理できるため便利です。

また、「ストレージモード」を搭載しているのも魅力のひとつ。5分間隔で庫内に風を送ることで、生ゴミ特有の嫌な臭いを軽減します。

「クリーニングモード」を使用することで、バスケット内の汚れを自動で落とせる仕様。お手入れブラシが付属するため、頑固な汚れは手で清掃可能です。

Island land 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー アルファ PPC-51

Island land 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー アルファ PPC-51

おしゃれなデザインの家庭用生ゴミ処理機を求めている方におすすめの製品です。本体にはチャイルドロック機能を搭載。小さい子どものいる家庭でも安心して使えます。3時間後のスタート予約ができるのもメリットです。

また、MAXモードとハーフモードの2種類のモードを備えているのも特徴。ゴミの容量が多い場合や乾燥しにくいモノを入れる場合にはMAXモード、量が少ない場合や乾燥しやすいモノを入れる場合にはハーフモードを選ぶことで、省エネを実現しながら生ゴミの処理ができます。

さらに、処理後の生ゴミは肥料として使えるのも魅力のひとつ。家庭菜園を行っている方にもぴったりのアイテムです。

Island land 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー PPC-11

Island land 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー PPC-11

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大容量の家庭用生ゴミ処理機が欲しい方におすすめのアイテムです。本体の容量は約2.8Lと、大家族でもしっかりと使えるのがメリット。大きさは幅230×奥行き270×高さ270mm。重さは約4.1kgです。大容量タイプながらコンパクトに設置できます。

カラーはピンクゴールド・ホワイト・ブラックの3種類をラインナップ。キッチンに馴染みやすいシンプルなデザインも魅力のひとつです。処理方式には温風乾燥式を採用。生ゴミをパリパリに乾燥させられるため、かさと重さを同時に減らせます。

また、メーカー独自開発技術である「Pシステム」を搭載。少ないエネルギーで高い乾燥効率を実現しており、1日あたり約19円から生ゴミの処理が行えると謳っています。

Island land 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー ライト PCL-35F2

Island land 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー ライト PCL-35F2

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キッチンで目立ちにくい家庭用生ゴミ処理機です。カラーはピンクゴールド・グレイッシュシルバー・シャンパンゴールドなどをラインナップしています。本体の大きさは、直径215×高さ283mm。重さは約2.1kgと、軽量かつコンパクトなのもメリットです。

最大処理量は約2Lと、一度にたくさんの生ゴミを処理できるのも魅力のひとつ。処理時間は約3時間50分〜9時間です。本体には温風乾燥式を採用しており、稼働音が静かなのもポイント。赤ちゃんがいる家庭や、深夜に生ゴミ処理機を使いたい場合にも便利に使えるためおすすめです。

また、処理容器とバスケットの漬け置き洗いができるのも特徴。お手入れが簡単なため、清潔さを長く保ちやすい製品です。

NAGUALEP 家庭用生ごみ処理機 NA-2

NAGUALEP 家庭用生ごみ処理機 NA-2

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動作音が静かな家庭用生ゴミ処理機を求めている方におすすめのアイテム。本体には静音設計を採用しており、動作音は40〜45dbと謳っています。研磨棒がゆっくりと回転して生ゴミを粉砕する仕様です。

また、スタイリッシュなデザインも魅力のひとつ。大きさは幅250×奥行き250×高さ400mmで、コンパクトなキッチンに設置しやすい製品です。

さらに、「活性炭フィルター」を搭載しているのもメリット。生ゴミや高温乾燥時の臭いを効率的に吸着できると謳っています。稼働時には最大126℃での高温乾燥を行うため、臭いやコバエを予防できるのも特徴です。

FOODCYCLER FC1001

FOODCYCLER FC1001

お手入れが簡単にできる家庭用生ゴミ処理機です。本体内部の専用バケツは取り外し可能で、食洗機に対応しているのもうれしいポイント。日々のお手入れの手間を軽減できるため、清潔さを保ちやすいアイテムです。

大きさは幅270×奥行き320×高さ360mm。バスケット内容積は2.5Lと、一度にたくさんの生ゴミを処理可能です。生ゴミを最大で90%削減できると謳っています。運転時間は4〜8時間。ボタンを押すだけでゴミの量を減らせるため便利です。

また、フィルター交換時期を自動でお知らせするのも特徴のひとつ。本体上部の「CHANGE FILTER」ライト点滅時に交換することで、快適に使い続けられる製品です。

Reencle Prime 家庭用 生ごみ処理機 ハイブリッド式

Reencle Prime 家庭用 生ごみ処理機 ハイブリッド式

消臭性に優れた家庭用生ゴミ処理機を探している方におすすめの製品です。本体には4層構造の消臭システムを搭載しているのもメリット。専用バイオフレーク・排気フィルター・活性炭フィルター・UV-C脱臭装置により、稼働時の臭いを抑えられます。

さらに、静音性が高いのもうれしいポイント。処理音は25dbで、動作音が気になりやすい環境でも安心して使えるため便利です。

また、足元にフタセンサーがついており、開閉時に手を使う必要がないのも特徴のひとつ。手が汚れにくいため快適に使えます。大きさは約幅331×奥行き305×高さ467mm。カラーはブラックとホワイトの2種類がラインナップされています。

伝然 家庭用生ごみ処理機 ナクスル FD-015M

伝然 家庭用生ごみ処理機 ナクスル FD-015M

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生ゴミはもちろん、ペットのフンも処理できる家庭用生ゴミ処理機です。本体にはハイブリッド脱臭システムを搭載しており、悪臭を抑えられるのもメリット。自炊の頻度が高い方に加えて、犬や猫と暮らしている方にもおすすめのアイテムです。

また、脱臭モードに加えて除湿モードを備えているのも魅力のひとつ。生ゴミを入れ過ぎてしまった場合や、庫内の水分量が多くなってしまった場合にも便利に使えます。バイオ材を入れ、電源をコンセントにつないで800mlの水を投入して使用するアイテム。1日に1kgまでの生ゴミを処理できます。

本体の大きさは約幅385×奥行き430×高さ580mmです。バイオ材を含んだ重さは18kg。汎用性が高い製品を探している方におすすめです。

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