生ゴミの量を抑え、処理の手間を軽減する「家庭用生ゴミ処理機」。キッチンのニオイやシンクの汚れが気になる方にもおすすめのアイテムです。自治体によっては助成金制度があるなど、購入前に知っておくべき情報が数多く存在します。

本記事では、おすすめの家庭用生ゴミ処理機を厳選してご紹介します。選び方のポイントも詳しく解説しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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家庭用生ゴミ処理機のおすすめメーカー・ブランド

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、1918年設立の日本を代表する電機メーカーです。白物家電から黒物家電まで、さまざまな製品を展開しています。パナソニックの家庭用生ゴミ処理機は、大容量なのにコンパクトなのが特徴。ゴミ箱のように気軽に使いたい方にもおすすめです。

また、即効性のある有機質肥料作りを実現する「ソフト乾燥モード」など、パナソニックだけの機能も魅力。約130℃の温風で乾燥除菌できるため、ニオイの少ない製品を探している方にもぴったりです。

ルーフェン(loofen)

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ルーフェンは、ALPACA社が展開する生ごみ処理機のブランドです。研究開発を重ねた家庭用生ゴミ処理機「SLW01」が大ヒットし、ブランドの累計売り上げ台数は100万台以上を突破。生ゴミ処理機のパイオニアとも言われています。

ルーフェンの家庭用生ゴミ処理機は、おしゃれな見た目が特徴。インテリアとしても魅力的なデザインです。また、ワンタッチで使えるシンプルな操作性も人気を集めています。

ルーフェン独自の乾燥システムやオート電力調整AIを搭載しているのもポイント。高機能なアイテムを探している方にもおすすめです。

シマ

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シマは、環境をテーマとしたトータルエンジニアリングメーカーです。リサイクル施設や粗大ごみ処理施設などの企画・設計・施工を展開しています。

シマの家庭向け生ゴミ処理機には、早朝や深夜でも使いやすい静音性の高いモデルがラインナップ。毎日使いやすいように、コンパクト設計にもこだわっています。生ゴミ処理機の音が気になる方はぜひチェックしてみてください。

家庭用生ゴミ処理機のおすすめ

ルーフェン(loofen) 生ゴミ乾燥機 SLW01

ルーフェン(loofen) 生ゴミ乾燥機 SLW01

卓上ゴミ箱1個分と小型サイズの家庭用生ゴミ処理機です。インテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザインが魅力。省スペースで設置しやすいので、キッチンに置いて小まめに生ゴミを捨てたい方におすすめです。

電気料の削減と悪臭除去に優れている「熱風空気循環乾燥方式」を採用。独自の循環構造によって、効率よく生ゴミを乾燥します。甲殻類のカラや、大きな魚の骨といった硬いモノも処理できるので、ゴミの仕分けにかかる手間を省きやすい点がメリットです。

1日に最大1000gまで処理できるのがポイント。ボタンを押すだけのシンプル操作で、機械の操作が苦手な方でも簡単に使用できます。さらに、容器は食洗機での洗浄にも対応しており、お手入れの手間も軽減できます。

パナソニック(Panasonic) 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD

パナソニック(Panasonic) 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD 2020

大容量ながら省スペースに設置できるコンパクトな家庭用生ゴミ処理機です。本体の幅26.8cmとスリムなので、スペースが限られた小さいキッチンにもおすすめ。1回あたり最大約2000g、1日あたり最大約8000gの生ゴミを処理できます。

約130℃の温風で乾燥するため、生ゴミの量や重さが減り、ゴミ出しの負担を軽減できるのもメリット。また、二酸化炭素と水蒸気に分解する独自の「プラチナパラジウム触媒」により、脱臭効果も期待できます。

標準モードに加えて、低温で時間をかけて生ゴミを処理する「ソフト乾燥モード」も搭載。速効性のある有機質肥料が作れるため、野菜の栽培に利用するのもおすすめです。

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー PPC-11F2

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー PPC-11F2 2020

生ゴミの分別不要で手軽に使える家庭用生ゴミ処理機です。温風で乾燥させるため、硬い骨や楊枝などが入ったままでも生ゴミの処理が可能。付属のバスケットは三角コーナーとして使用でき、水切りネットを付けたまま本体にセットできます。

運転音が約36dBと静かなので、早朝や深夜にも使いやすく、賃貸住宅に住んでいる方にもおすすめ。1日あたりの電気代がパリパリモードは約33~52円、ソフトモードなら約19~26円です。

また、独自技術の活性炭脱臭ユニットにより、高い脱臭効果も期待できます。容量は約2800mlです。

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー ライト PCL-35F2

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー ライト PCL-35F2 2024

シンプルでスタイリッシュな家庭用生ゴミ処理機です。生活感が出にくく、キッチンカウンターなど人目につく場所にも置きやすいのがメリット。シンプルながらおしゃれな印象を与えるので、デザイン性を重視する方にもおすすめです。

本体サイズ直径21.5×高さ28.3cm、容量約2000ml。付属のバスケットを三角コーナーとして使用でき、生ゴミの分別や水切りネットを取り外す手間もかかりません。

負圧技術による密閉力と独自の脱臭技術により、ニオイが気になりにくいのもポイント。運転音が約36dBと静かなので、時間帯を気にせず使用できます。

レコルト(recolte) 生ごみ処理機 RDP-1

レコルト(recolte) 生ごみ処理機 RDP-1 2023

生ゴミが約5分の1の重さになる乾燥・粉砕式の家庭用生ゴミ処理機です。乾燥で生ゴミの水分をとばし、複数の羽根で細かく粉砕するのが特徴。約1000gの生ゴミが処理後は200g程度になるため、ゴミ出しの負担軽減に役立ちます。生ゴミを入れるだけで乾燥から粉砕まで自動で行うので、使い方も簡単です。

ニオイ対策に役立つ「ストレージモード」を搭載。処理中や捨てるときはもちろん、溜め置き中の生ゴミのニオイが気になりにくいのもポイントです。処理後は土と混ぜて熟成させれば、肥料として活用できます。

内部の汚れを自動で落とす「クリーニングモード」付きのため、お手入れの手間を減らしたい方にもおすすめ。しつこい汚れを落とすのに便利なお手入れブラシも付属します。

フードサイクラー(Food Cycler) 家庭用生ゴミ処理機 FC1001

フードサイクラー(Food Cycler) 家庭用生ゴミ処理機 FC1001

モダンな雰囲気を醸し出すスタイリッシュな家庭用生ゴミ処理機。キッチン空間に溶け込みやすく、幅広いスタイルのインテリアにマッチします。本体サイズ幅28×奥行32×高さ36cmとコンパクト。スペースが限られた狭いキッチンにも置きやすいので、一人暮らしの方にもおすすめです。

生ゴミをバスケットの中に入れて、電源ボタンを押すだけなので使い方も簡単。4時間程度で処理が完了し、処理後は肥料としてガーデニングなどに活用できます。

生ゴミ特有の嫌なニオイや雑菌が少ないのもメリット。フィルターの交換目安は3~4カ月で、ライトが点灯して交換時期を知らせます。バスケットは食洗機に対応しているため、お手入れも簡単です。

伝然(DENZEN) 家庭用生ゴミ処理機 ナクスル FD-015M

伝然(DENZEN) 家庭用生ゴミ処理機 ナクスル FD-015M 2019

乾燥させながら微生物で分解するハイブリッド式の家庭用生ゴミ処理機です。内部を40~50℃程度に保ちながら、ゆっくり混ぜたり止まったりを繰り返して運転。内部が高温になりにくく、無駄なエネルギー消費を軽減します。1日あたりの電気代が約28.8円と安いので、ランニングコストを抑えたい方におすすめです。

3段階のハイブリッド脱臭システムにより、ニオイが出にくいのもメリット。また、30dB以下の静音設計で運転音が気になりにくく、時間帯を気にせず使えるのもポイントです。処理後は天然の有機肥料として、ガーデニングや家庭菜園で活用可能。1日の最大処理容量は1500gで、5人家族にも対応します。

クワッズ(QUADS) スマート生ゴミ処理機 ギュット QS361

クワッズ(QUADS) スマート生ゴミ処理機 ギュット QS361

1回あたり最大約3000mlの生ゴミを処理できる大容量の家庭用生ゴミ処理機。6人家族の1日分の生ゴミを投入でき、平均4.5~8時間で処理します。乾燥・粉砕・冷却・除菌の4ステップで処理し、生ゴミを最大90%削減。脱臭・除湿力のある活性炭カートリッジの搭載により、ニオイが気になりにくいのもメリットです。

生ゴミ臭を防ぎ内部を清潔に保つストレージモードに加えて、クリーンモードを搭載。 容器に水を注いでクリーンモードボタンを押すだけなので、お手入れも簡単です。

タッチスクリーン式で直感的な操作が行えるため、機械の操作が苦手な方にもおすすめ。フタを開けると運転を停止する自動停止機能を搭載するなど、安全性に配慮されているのもポイントです。

エコ・クリーン(eco clean) 自然にカエルS 基本セット SKS-101

エコ・クリーン(eco clean) 自然にカエルS 基本セット SKS-101 2012

自然にも家計にも優しいバイオ式の家庭用生ゴミ処理機。ハンドルを回して手動で生ゴミをかくはんするため、電気不要で使用できます。独自開発のチップ材には常温でも能力を発揮する好気性微生物が含まれており、低温時でも有機分解が可能。発酵臭がしにくく、室内で使いやすいのもおすすめのポイントです。

チップ材は2~3回再利用でき、4~5カ月毎に半量を交換。微生物が生ゴミを食べて気体に変えるため、生ゴミが増えにくく約10分の1以下に減らせます。1日あたり700gの生ゴミを処理可能。処理後は栄養豊富な肥料になるので、家庭菜園やガーデニングなどで活躍します。

家庭用生ゴミ処理機とは?

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家庭用生ゴミ処理機とは、生ゴミの量を減らしたりニオイを抑えたりするためのアイテムです。温風で乾燥させるタイプや微生物の力で分解するタイプなど、製品により処理の方法が異なります。

なかには、生ゴミを肥料にできるモノもあり、資源として有効活用できるのもポイント。家庭菜園やガーデニングを楽しんでいる方にもぴったりです。

なお、自治体によっては、家庭用生ゴミ処理機の購入時に助成金が出る場合もあります。助成金の額は自治体により異なりますが、購入金額の2分の1~3分の1以内、上限額2~3万円が平均的です。ぜひ、お住まいの自治体の情報をチェックしてみてください。

家庭用生ゴミ処理機の選び方

処理方法をチェック

室内で使うならコンパクトな「乾燥式」

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乾燥式の家庭用生ゴミ処理機は、温風などを当てることで生ゴミに熱を加え、水分を蒸発させる仕組みです。コンパクトなサイズや室内型のモノが多いのが特徴。比較的安い傾向があるため、価格を重視したい方にもおすすめです。

一方で、熱を加える際に電気代がかかることや、作動音が気になることがデメリット。使用後のお手入れが面倒なモデルもあるので注意が必要です。生ゴミ処理をスピーディに完了させたい方に適しています。

家庭菜園の肥料にできる「バイオ式(コンポスト式)」

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バイオ式は、生ゴミの量を減らしつつ、肥料に変えられる家庭用生ゴミ処理機です。コンポスト式とも呼ばれます。微生物の力で生ゴミを分解する仕組みで、電気代が安めなのが特徴。作動音が静かなのもポイントです。

ただし、乾燥式に比べ価格が高い傾向があります。また、サイズの大きいモデルが多いので、購入の際は置き場所を確認するのがおすすめです。

さらに、バイオ式の家庭用生ゴミ処理機は、屋外に設置するタイプのラインナップが豊富。キッチンを清潔に保つことを重視する方には、屋内に置けてその都度サッと捨てやすい乾燥式やハイブリッド式が適しています。

乾燥式とバイオ式の特徴を兼ね備えた「ハイブリッド式」

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ハイブリッド式は、乾燥式とバイオ式の特徴を兼ね備えた家庭用生ゴミ処理機。生ゴミに熱を加え乾燥させつつ、微生物の力で分解する仕組みです。熱を加えることで微生物の働きが活発になるため、ニオイを抑えやすいのもメリット。できるだけ短期間で堆肥化させたい方にもおすすめです。

また、半年〜1年に1度中身を取り出すだけなど、お手入れの手間が少ないのもうれしいポイントです。さらに、電力消費が少ない傾向があるため、電気代を抑えたい方にも適しています。一方、乾燥式やバイオ式と比べ価格が高い傾向にあるのは留意点です。

一度に処理できる容量をチェック

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家庭用生ゴミ処理機を選ぶ際は、一度に処理できる容量をチェックするのがおすすめです。1日の生ゴミ排出量は、1人あたり約250g程度とされています。4人家族の場合、1日で約1000gの生ゴミが出る計算です。自分が排出する生ゴミの量を加味して、選ぶようにしましょう。とくに、毎日料理をする家庭の場合は、処理できる容量が多めのモノを選ぶと安心です。

ただし、家庭用生ゴミ処理機は、大容量なモノほどサイズが大きくなりがちです。容量だけを重視すると、置き場所に困る可能性があるため注意しましょう。

本体のサイズをチェック

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家庭用生ゴミ処理機は、製品により本体のサイズや置ける環境が異なります。キッチンなど限られたスペースに設置したい場合は、置き場所を決めてから購入するのがおすすめ。基本的に、処理容量が多いほどサイズも大きくなるため、注意が必要です。

また、バイオ式とハイブリッド式は、乾燥式よりもサイズが大きい傾向にあります。購入を検討する際は、寸法を確認するようにしましょう。

多くの食材に対応しているモノがおすすめ

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家庭用生ゴミ処理機を選ぶ際は、さまざまな食材に対応しているモノがおすすめです。一般的に人が食べられる食材に対応しているモノが多い一方、投入できる生ゴミの種類は製品により異なります。

また、乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式のタイプごとに、入れてはいけないものが異なります。しっかり確認しておきましょう。

また、なかには、スプーンやつまようじが混入しても故障する心配が少ないモデルも存在します。誤って投入してしまう不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。

お手入れがしやすいかどうか

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お手入れのしやすさも、家庭用生ゴミ処理機を選ぶ際の重要なポイントです。乾燥式の家庭用生ゴミ処理機は衛生的に保ちやすい一方、定期的なお手入れを要します。中身を取り出す頻度が少ないなど、なるべく手間が少ないモノを選ぶのがおすすめです。

お手入れの簡単さを重視する方には、電動のバイオ式やハイブリッド式がおすすめ。基本的に、半年から1年に1度中身を取り出すだけでよいため、お手入れの手間を軽減できます。