生ゴミの量を抑え、処理の手間を軽減する「家庭用生ゴミ処理機」。キッチンのニオイやシンクの汚れが気になる方にもおすすめのアイテムです。自治体によっては助成金制度があるなど、購入前に知っておくべき情報が数多く存在します。

本記事では、おすすめの家庭用生ゴミ処理機を厳選してご紹介します。選び方のポイントも詳しく解説しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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家庭用生ゴミ処理機とは?

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家庭用生ゴミ処理機とは、生ゴミの量を減らしたりニオイを抑えたりするためのアイテムです。温風で乾燥させるタイプや微生物の力で分解するタイプなど、製品により処理の方法が異なります。

なかには、生ゴミを肥料にできるモノもあり、資源として有効活用できるのもポイント。家庭菜園やガーデニングを楽しんでいる方にもぴったりです。

なお、自治体によっては、家庭用生ゴミ処理機の購入時に助成金が出る場合もあります。助成金の額は自治体により異なりますが、購入金額の2分の1~3分の1以内、上限額2~3万円が平均的です。ぜひ、お住まいの自治体の情報をチェックしてみてください。

家庭用生ゴミ処理機の選び方

処理方法をチェック

室内で使うならコンパクトな「乾燥式」

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乾燥式の家庭用生ゴミ処理機は、温風などを当てることで生ゴミに熱を加え、水分を蒸発させる仕組みです。コンパクトなサイズや室内型のモノが多いのが特徴。比較的安い傾向があるため、価格を重視したい方にもおすすめです。

一方で、熱を加える際に電気代がかかることや、作動音が気になることがデメリット。使用後のお手入れが面倒なモデルもあるので注意が必要です。生ゴミ処理をスピーディに完了させたい方に適しています。

家庭菜園の肥料にできる「バイオ式(コンポスト式)」

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バイオ式は、生ゴミの量を減らしつつ、肥料に変えられる家庭用生ゴミ処理機です。コンポスト式とも呼ばれます。微生物の力で生ゴミを分解する仕組みで、電気代が安めなのが特徴。作動音が静かなのもポイントです。

ただし、乾燥式に比べ価格が高い傾向があります。また、サイズの大きいモデルが多いので、購入の際は置き場所を確認するのがおすすめです。

さらに、バイオ式の家庭用生ゴミ処理機は、屋外に設置するタイプのラインナップが豊富。キッチンを清潔に保つことを重視する方には、屋内に置けてその都度サッと捨てやすい乾燥式やハイブリッド式が適しています。

乾燥式とバイオ式の特徴を兼ね備えた「ハイブリッド式」

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ハイブリッド式は、乾燥式とバイオ式の特徴を兼ね備えた家庭用生ゴミ処理機。生ゴミに熱を加え乾燥させつつ、微生物の力で分解する仕組みです。熱を加えることで微生物の働きが活発になるため、ニオイを抑えやすいのもメリット。できるだけ短期間で堆肥化させたい方にもおすすめです。

また、半年〜1年に1度中身を取り出すだけなど、お手入れの手間が少ないのもうれしいポイントです。さらに、電力消費が少ない傾向があるため、電気代を抑えたい方にも適しています。一方、乾燥式やバイオ式と比べ価格が高い傾向にあるのは留意点です。

一度に処理できる容量をチェック

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家庭用生ゴミ処理機を選ぶ際は、一度に処理できる容量をチェックするのがおすすめです。1日の生ゴミ排出量は、1人あたり約250g程度とされています。4人家族の場合、1日で約1000gの生ゴミが出る計算です。自分が排出する生ゴミの量を加味して、選ぶようにしましょう。とくに、毎日料理をする家庭の場合は、処理できる容量が多めのモノを選ぶと安心です。

ただし、家庭用生ゴミ処理機は、大容量なモノほどサイズが大きくなりがちです。容量だけを重視すると、置き場所に困る可能性があるため注意しましょう。

本体のサイズをチェック

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家庭用生ゴミ処理機は、製品により本体のサイズや置ける環境が異なります。キッチンなど限られたスペースに設置したい場合は、置き場所を決めてから購入するのがおすすめ。基本的に、処理容量が多いほどサイズも大きくなるため、注意が必要です。

また、バイオ式とハイブリッド式は、乾燥式よりもサイズが大きい傾向にあります。購入を検討する際は、寸法を確認するようにしましょう。

多くの食材に対応しているモノがおすすめ

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家庭用生ゴミ処理機を選ぶ際は、さまざまな食材に対応しているモノがおすすめです。一般的に人が食べられる食材に対応しているモノが多い一方、投入できる生ゴミの種類は製品により異なります。

また、乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式のタイプごとに、入れてはいけないものが異なります。しっかり確認しておきましょう。

また、なかには、スプーンやつまようじが混入しても故障する心配が少ないモデルも存在します。誤って投入してしまう不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。

お手入れがしやすいかどうか

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お手入れのしやすさも、家庭用生ゴミ処理機を選ぶ際の重要なポイントです。乾燥式の家庭用生ゴミ処理機は衛生的に保ちやすい一方、定期的なお手入れを要します。中身を取り出す頻度が少ないなど、なるべく手間が少ないモノを選ぶのがおすすめです。

お手入れの簡単さを重視する方には、電動のバイオ式やハイブリッド式がおすすめ。基本的に、半年から1年に1度中身を取り出すだけでよいため、お手入れの手間を軽減できます。

家庭用生ゴミ処理機のおすすめメーカー・ブランド

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、1918年設立の日本を代表する電機メーカーです。白物家電から黒物家電まで、さまざまな製品を展開しています。

パナソニックの家庭用生ゴミ処理機は、大容量なのにコンパクトなのが特徴。ゴミ箱のように気軽に使いたい方にもおすすめです。

また、即効性のある有機質肥料作りを実現する「ソフト乾燥モード」など、パナソニックだけの機能も魅力。約130℃の温風で乾燥除菌できるため、ニオイの少ない製品を探している方にもぴったりです。

ルーフェン(loofen)

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ルーフェンは、ALPACA社が展開する生ごみ処理機のブランドです。研究開発を重ねた家庭用生ゴミ処理機「SLW01」が大ヒットし、ブランドの累計売り上げ台数は100万台以上を突破。生ゴミ処理機のパイオニアとも言われています。

ルーフェンの家庭用生ゴミ処理機は、おしゃれな見た目が特徴。インテリアとしても魅力的なデザインです。また、ワンタッチで使えるシンプルな操作性も人気を集めています。

ルーフェン独自の乾燥システムやオート電力調整AIを搭載しているのもポイント。高機能なアイテムを探している方にもおすすめです。

シマ

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シマは、環境をテーマとしたトータルエンジニアリングメーカーです。リサイクル施設や粗大ごみ処理施設などの企画・設計・施工を展開しています。

シマの家庭向け生ゴミ処理機には、早朝や深夜でも使いやすい静音性の高いモデルがラインナップ。毎日使いやすいように、コンパクト設計にもこだわっています。生ゴミ処理機の音が気になる方はぜひチェックしてみてください。

家庭用生ゴミ処理機のおすすめ

ルーフェン(loofen) 生ゴミ乾燥機 SLW01

ルーフェン(loofen) 生ゴミ乾燥機 SLW01

卓上ゴミ箱1個分と小型サイズの家庭用生ゴミ処理機です。インテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザインが魅力。省スペースで設置しやすいので、キッチンに置いて小まめに生ゴミを捨てたい方におすすめです。

電気料の削減と悪臭除去に優れている「熱風空気循環乾燥方式」を採用。独自の循環構造によって、効率よく生ゴミを乾燥します。甲殻類のカラや、大きな魚の骨といった硬いモノも処理できるので、ゴミの仕分けにかかる手間を省きやすい点がメリットです。

1日に最大1000gまで処理できるのがポイント。ボタンを押すだけのシンプル操作で、機械の操作が苦手な方でも簡単に使用できます。さらに、容器は食洗機での洗浄にも対応しており、お手入れの手間も軽減できます。

パナソニック(Panasonic) 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD

パナソニック(Panasonic) 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD

大容量なのにコンパクトな家庭用生ゴミ処理機です。1回あたり最大約2000g、1日あたり最大約8000gの生ゴミを処理できます。ゴミ箱のようにすっきり設置できるため、家族が多い方はもちろん、自炊をする一人暮らしの方にもおすすめです。

約130℃の温風で乾燥するため、軽量かつカサを抑えた肥料作りが可能。さらに、パナソニック独自のスパイラル方式「プラチナパラジウム触媒」により、イヤなニオイがしにくいのも魅力です。なお、置き方を工夫すれば、屋外でも使用できます。

また、即効性のある有機質肥料が作れる「ソフト乾燥モード」を搭載しているのも、パナソニックならでは。家庭菜園やガーデニングを楽しむ方にもぴったりの1台です。

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー PPC-11

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー PPC-11

小さめのキッチンにもすっきり収まりやすい、コンパクトな家庭用生ゴミ処理機です。清潔感のあるシンプルなデザインが特徴。本体カラーは、ピンクゴールド・ホワイト・ブラックの3色展開です。

付属のバスケットをシンクにセットし、三角コーナーとして使用するのがおすすめ。生ゴミを投入したら、まるごと本体に入れてボタンを押すだけです。硬い骨や貝殻が入っても故障の心配が少ないため、ゴミを分別したり水切りネットを外したりする手間を軽減できます。

また、ニオイ対策を徹底しているのも特徴。独自開発の活性炭脱臭ユニットで、しっかり脱臭します。約2.8Lの大容量を備えているため、家族の多い家庭にもおすすめです。

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキューブライト アルファ PCL-33

シマ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキューブライト アルファ PCL-33

限られたスペースにも置きやすい、家庭用生ゴミ処理機。A4用紙サイズほどの大きさが特徴で、一人暮らしの方にもぴったりです。おしゃれなツートンカラーも人気。価格の安いモデルを探している方にもおすすめです。

音量レベル約36dBの優れた静音性もポイント。温風だけで乾燥させるため静かに使えて、早朝や深夜に利用する際も安心です。また、節電モードを搭載しているのも魅力。電気代が気になる方にもぴったりです。

なお、バスケットに入れたゴミは分別不要。骨や貝殻、爪楊枝などが混ざっていても使えます。バスケットと処理容器は台所用中性洗剤で漬け置きできるため、使用後のお手入れも簡単です。

パーフェクトレード(PERFECTRADE) 家庭用生ゴミ処理機 NAGUALEP NA-2

パーフェクトレード(PERFECTRADE) 家庭用生ゴミ処理機 NAGUALEP NA-2

ボタン1つで乾燥から脱臭、粉砕まで行える家庭用生ゴミ処理機です。超強力活性炭フィルターを搭載しており、イヤなニオイがしにくいのが特徴。生ゴミによる悪臭やコバエの発生に悩んでいる方にぴったりです。

動作音は、図書館と同程度の40〜45dB。早朝や深夜など、音を抑えたい時間帯に使いやすいのが便利です。処理がスピーディで電気代を抑えやすいため、省エネなモノを探している方にもおすすめです。

高級感あふれる見た目もポイント。おしゃれなインテリアとも馴染みやすいデザインです。また、幅25cmのスリムな設計も特徴。小さめのキッチンにも置きやすいので、一人暮らしにも適しています。

エコクリーン(eco clean) 自然にカエルS 基本セット SKS-101

エコクリーン(eco clean) 自然にカエルS 基本セット SKS-101

微生物の力で生ゴミを分解する、バイオ式の家庭用生ゴミ処理機。本体に生ゴミとエコパワーチップを入れ、ハンドルをまわして使用します。電気がいらない手動式のため、電気代を抑えたい方におすすめです。

生ゴミを分解したあとのチップ材は、質のよい堆肥になります。肥料の購入コスト軽減にもつながるため、家庭菜園やガーデニングをしている方にぴったりです。

電動式に負けない処理能力を備えており、1日あたり約700gの生ゴミ処理が可能。また、微生物の活発な活動によりニオイも抑えやすく、キッチンでも使えます。

伝然(DENZEN) 家庭用生ゴミ処理機 ナクスル FD-015M

伝然(DENZEN) 家庭用生ゴミ処理機 ナクスル FD-015M

乾燥式とバイオ式のよいところを兼ね備えた、ハイブリッド式の製品。フタを開けて生ゴミを入れるだけの簡単操作が魅力です。中身の取り出しは1年に数回程度、フィルター交換は2年に1回程度で、お手入れも簡単。手間を軽減しやすいモノを探している方にぴったりです。

ペットのフンを処理できるのも特徴。3段階のハイブリッド消臭システムで、気になる悪臭をしっかり抑えます。また、約30dBで使える静音設計も魅力。マンションやアパートにお住まいの方や赤ちゃんがいる家庭など、騒音が気になる方にもおすすめです。

1日最大1500gの生ゴミに対応できるのもポイント。処理後に取り出した中身は、天然の有機肥料として使えるので、家庭菜園やガーデニングに活用できます。