視界に情報を映し出すウェアラブルデバイス、スマートグラス。ハンズフリーで通知の確認や動画視聴ができ、日常の利便性を高めます。しかし、製品によって機能やデザインなどが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、スマートグラスのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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スマートグラスとは?

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スマートグラスとは、メガネのように装着するウェアラブル端末のことです。現実の風景にデジタル情報を重ねて表示する機能を持つのが特徴。視界全体を仮想現実に置き換えるVRとは異なり、あくまで現実世界が主体となっています。

スマートグラスのなかには、Wi-FiやBluetoothを介してスマートフォンなどの外部デバイスと連携できるモノがあり、データの送受信を行うことが可能。また、音声認識・カメラ・センサーなどを搭載し、ハンズフリーで操作できるモデルもあります。

スマートグラスの選び方

見え方をチェック

画面酔いしやすいなら3DoF表示対応モデルを

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画面酔いが心配な方は、3DoF表示に対応した製品がおすすめです。3DoFとは、頭の上下左右の回転や傾きを検知する機能のこと。3DoFにより、顔の向きに合わせて表示される映像が追従するため、自然な感覚で画面を見られます。

頭を動かしたときに表示される映像が固定されたままだと、実際の動きと視覚情報にズレが生じ、乗り物酔いのような感覚になることがあります。3DoF対応の製品であれば視界のズレが起こりにくいため、画面酔いを気にせず快適に使用しやすいのがメリットです。

明暗の調整機能付きだと便利

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スマートグラスを選ぶうえで、見え方は重要なポイントです。特に、明るさを調整する機能が付いていると、さまざまな環境で画面が見やすくなります。

たとえば、日差しが強い場所では輝度を上げて視認性を高め、暗い場所では輝度を下げて目の負担を和らげる、といった使い方ができて便利。さまざまなシーンで使いたい方はチェックしてみてください。

視野が広いモデルがおすすめ

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快適な使用感を求めるなら、視野が広い製品をチェックしましょう。スマートグラスの視野が広いと、一度に多くの情報を視界に収めやすくなるのがメリットです。

また、視野が広いことで没入感を得やすくなるのもポイント。より高い没入感を得たい方や、効率よく情報を確認したい方には、視野の広さが確保された製品がおすすめです。

装着感をチェック

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スマートグラスは長時間身につけて使うことも想定されるため、装着感は重要な選択基準です。特に軽量性とフィット感は、使用中の快適さに直結します。重い製品は、長時間使用すると身体に負担がかかる場合があります。

また、軽さを重視するだけでなく、バッテリーの駆動時間とのバランスも確認するのがポイントです。自分の使い方をイメージしながら、負担を感じにくい重さで、必要な時間使える製品を選びましょう。

対応OSをチェック

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スマートグラスを選ぶときは、どのOSに対応しているかを確認するのが大切。主なOSにはiOSやAndroidなどがあるので、自身が使っているスマートフォンやタブレットのOSと互換性があるかどうかをチェックしておきましょう。

互換性がなければ、うまく連携ができないなどの不具合が生じる場合も。スマートグラスを快適に使うためにも事前の確認が重要です。

接続方法をチェック

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スマートグラスとほかのデバイスを接続する方法には、BluetoothやWi-Fiを使った無線接続と、ケーブルを使った有線接続があります。どちらの接続方法に対応しているかで、使い勝手が大きく変わるため、自分に合ったタイプを選びましょう。

ケーブルがない無線接続は、動きが制限されず自由に動けるのが魅力。一方、有線接続は、通信が安定しているという利点があります。どのような場面で使いたいかを考えて、適した接続方式の製品を検討してみてください。

音漏れしにくいかどうか

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音声機能が搭載されたスマートグラスを使用する際は、周囲への音漏れにも気を配る必要があります。特に、電車の中や図書館、静かなオフィスといった公共の場で使う可能性がある方は、音漏れのしにくさが重要な選択ポイントです。

音の出力方式には、耳元のスピーカーから音を出すタイプと、骨伝導技術を利用するタイプがあります。スピーカー式に比べて、骨伝導技術を使った製品は音漏れが少ない傾向にあります。周囲を気にせず使いたい方は、骨伝導タイプの製品がおすすめです。

視力が悪いなら度付きレンズをチェック

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普段からメガネやコンタクトレンズを使用している方は、スマートグラスが視力補正に対応しているかどうかも大切なチェック項目です。製品のなかには、自分の視力に合わせた度付きレンズに交換できるタイプがあります。

また、レンズ交換とは別に、ピント調節用のダイヤルが付いている製品も展開されています。ピント調節機能付きの製品は、メガネの上から装着する必要がなく、追加でレンズを用意する費用も抑えられるのが魅力です。

スマートグラスのおすすめ

ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI Eyewear 2

ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI Eyewear 2

音楽と通話を快適に楽しめるスマートグラス。耳を塞がないオープン型設計で、耳に負担がかかりにくいのが特徴です。スリムなテンプルと軽量仕様により、日常的な使用にぴったりです。

同一指向型デュアル振動板スピーカーを内蔵。音漏れ防止設計のため音漏れが少なく、静かな環境での使用にも適しています。加えて、風ノイズを低減できる仕様です。

最大11時間の連続音楽再生が可能で、バッテリー持ちも良好。IP54の防塵・防滴性能も備えており、スポーツ時の使用にも重宝します。

最大2台のデバイスと同時接続でき、スムーズな切り替えが可能。音楽鑑賞と通話を両立させたい方におすすめのスマートグラスです。

エプソン(EPSON) スマートグラス MOVERIO BT-40

エプソン(EPSON) スマートグラス MOVERIO BT-40

メガネ感覚で大画面映像を楽しめるスマートグラス。フルHD対応のシリコンOLEDディスプレイにより、約5m先に120インチ相当の映像を表示し、自宅でのパーソナルシアター体験を実現します。軽量設計でメガネの上からも装着が可能です。

両眼シースルー構造により、映像を見ながら周囲の状況も把握できる優れた設計。コントラスト比500000:1の有機ELパネルにより、映像の見やすさも良好です。生活防水IPX2対応で、水しぶきや軽い雨にも対応できます。

付属のマグネット式シェードで明るい場所でも使用しやすいのが特徴。動画鑑賞を楽しみたい方におすすめのアイテムです。

エックスリアル(XREAL) XREAL One Pro

エックスリアル(XREAL) XREAL One Pro

広視野角と3D映像表現に優れたスマートグラス。57°の視野角により、没入感のある映像体験を実現します。SONY製Micro-OLEDディスプレイを採用。また、X1チップも搭載しており、滑らかでスムーズな映像再生を実現しています。

重さは87gと軽量。3DoFに対応した空間固定モードを搭載しています。単体でのAR表示が可能で、頭の動きに連動した自然な映像を視聴できます。

Bose認証のオーディオシステムにより、音響が優れているのもメリット。3段階の調光機能を搭載しているため、屋内外問わず使いやすいアイテムです。

Type-C接続でスマートフォンやPCと簡単に連携でき、エンターテインメントから作業まで幅広く活用したい方におすすめのモデルです。

エックスリアル(XREAL) XREAL Air 2 Pro

エックスリアル(XREAL) XREAL Air 2 Pro

透過率を電子制御で調整できるスマートグラス。エレクトロクロミック調光機能により、レンズの調光レベルを3段階に切り替えられるのが特徴です。屋内外を問わず快適な映像体験を実現します。わずか75gの軽量設計で、長時間装着しても負担が少ないのが魅力です。

SONY製Micro-OLEDパネルを搭載し、没入感のある映像を楽しめるのもポイント。映画やスポーツなどを視聴する際に重宝します。

PC・スマートフォン・ゲーム機など幅広いデバイスに対応。別売りの専用アクセサリーXREAL Beamを組み合わせることで、ワイヤレス接続や多彩なディスプレイモードが利用できます。新しい視聴体験を求める方におすすめのアイテムです。

OhO sunshine スマートメガネ

OhO sunshine スマートメガネ

耳を塞がない音楽体験を実現するスマートグラス。オープンイヤースピーカーシステムにより、お気に入りの楽曲を楽しみながら周囲の音もしっかり認識できます。HDマイク搭載で通話品質も良好です。

音声制御機能により、SiriやGoogle Nowといったスマートアシスタントに話しかけるだけでハンズフリー操作が可能。音楽アプリの再生や天気情報の確認なども声だけで実行できます。音量調節や早送り機能も搭載し、直感的な操作性を実現しています。バッテリーは最大10時間の連続使用に対応し、長時間の利用でも安心です。

VITURE VITURE Pro XR グラス

VITURE VITURE Pro XR グラス

どこでも大画面を楽しめるスマートグラス。SONY製マイクロOLEDパネルを搭載し、135インチ相当のフルHD映像を写し出します。また、独自の調光フィルムも採用しているため、外部光を99.5%カットすることが可能です。

0.00Dから-5.00Dまでの視力補正機能を内蔵し、メガネなしでも快適に使用できます。航空機グレードのアルミニウムボディ・チタン製ヒンジの採用により耐久性も良好。77gの軽量設計で使い心地も快適です。

専用アプリSpaceWalkerとの連携で、複数の仮想画面表示なども行えます。Type-C対応でスマートフォンやPCなど幅広い機器と接続が可能。通勤時の動画視聴や在宅ワークでのマルチディスプレイ環境を求める方におすすめのモデルです。

ロキッド(Rokid) Rokid Max

ロキッド(Rokid) Rokid Max

プライベート空間を創り出すスマートグラス。215インチ程度の迫力ある大画面映像を投影し、臨場感あふれる視聴体験を実現します。わずか75gの軽量設計により、長時間の装着でも快適です。

50°の広い視野角とフルHD相当の高解像度ディスプレイで、鮮明な映像表現が可能。0.00Dから-6.00Dまでの視力補正機能により、メガネを掛けずに視力調整できます。

PCやゲーム機との接続により、動画鑑賞やゲームプレイが大画面で楽しめます。寝転びながらの映画鑑賞や外出先での作業にも適した設計。没入感の高い個人向けディスプレイ環境を求める方におすすめのアイテムです。

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関連リンク
・スマートグラスのおすすめ(ビックカメラ)

スマートグラスを使う際の注意点

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スマートグラスを使う場合、たとえばカメラ機能が付いている製品では、プライバシーへの配慮とマナーが求められます。公共の場での無断撮影は大きなトラブルにつながる可能性があるので注意しましょう。また、企業や施設によってはスマートグラスの持ち込みや使用が禁止されているケースもあるため、事前に確認すると安心です。

さらに、長時間の使用は、健康への影響も考慮する必要があります。特に、ディスプレイを長時間見続けることは、目に負担がかかる可能性があるのが懸念点。適度に休憩を挟みながら利用することが大切です。