電子レンジは今もなお進化し続けています。簡単に調理が行える冷蔵、冷凍食品はスーパーにあふれかえり、電子レンジを前提とした商品はますます増えています。現在ではスチーム機能も搭載され、レンジ調理にありがちな水分が飛んでしまうということもなくなり、利便性は増すばかり。そんな家庭にあって当然の電子レンジ、実際にはどこまでの機能を持ち、使いこなせばどこまでできるのか? 今回はおすすめの多機能レンジをご紹介します。
東芝(TOSHIBA) 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-MD500
東芝の過熱水蒸気オーブンレンジの石窯ドームです。最高ランクのオーブンであり、一番の特徴はその火力。なんと業界最高温度である350度の加熱調理が可能であり、他の電子レンジでこの性能を出すことはできていません。庫内の広さに反して余熱が早いのもポイントです。素晴らしい火力で、ピザも熱々に焼き上がります。
シャープ(SHARP) ウォーターオーブン ヘルシオ AX-GA1
シャープのウォーターオーブン、ヘルシオです。電子レンジにスチームという機能を最初に搭載したのはヘルシオであり、現在ではあらゆるレンジが、スチーム機能を搭載しています。そんなヘルシオの特徴はスチームによる脱油やカロリーカットや減塩機能。健康を意識するのであれば、ぜひ使いこなしたいレンジです。
パナソニック(Panasonic) ビストロ スチームオーブンレンジ NE-BS901
パナソニックのスチームレンジ、ビストロです。電子レンジのオーブン機能は大概下火が非常に弱くなりがちですが、ビストロはマイクロ波を吸収するグリル皿が、下からしっかり加熱してくれます。さらに64眼のセンサーが即座に食品を感知し、大型の庫内で弱点になりがちなレンジ機能も、非常に優れているのが特徴。
日立(HITATCHI) ベーカリーレンジ ヘルシーシェフ MRO-NBK5000
日立のベーカリーレンジヘルシーシェフ。ベーカリーという名にふさわしく、こね上げから発酵に焼き上げまで、なんとこれ一台で出来立てのパンを作ることができます。注目すべきは90分という短時間。ホームベーカリーなら倍以上のところを、2時間以内で全ての工程を終えることができます。パン好きならぜひ!
三菱電機 ZITANG(時・短・具/ジタング) RG-GS1
実は三菱電機も参入しているレンジ製品、その名もジタング。レンジの特徴はその名の通り時短です。余熱なしにレンジ機能とオーブン機能を自動で切り替えることで、「レンジ▶グリル」という機能は時短を達成。この機能を使えばフライやてんぷらのような揚げ物が、まるで出来立てのようにおいしく再加熱できます。
シャープ(SHARP) 30L 高温スチームオーブンレンジ RE-S31F
シャープのスチームレンジですが、今まで紹介してきた高価格帯の製品ではありません。ですが30Lという大容量、二段調理にスチーム機能、トリプルセンサーによる解凍もバッチリ備えています。手入れもしやすい庫内フラットに、他にもさまざまなコースがついており、非常にコストパフォーマンスに優れているのが特徴。
ツインバード(TWINBIRD) オーブンレンジ DR-E653
ツインバードのオーブンレンジです。スチーム機能はついていませんが、グリル機能は完備。実を言えば電子レンジにはグリルさえあれば、他の電子レンジのように専用の調理メニューがなくても大抵の調理はできます。ただしそのためにはある程度の知識が必要でしょう。低価格なので二代目としての購入もありです。
スチーム機能が話題になって以降電子レンジはますます多機能になり、現在メーカーはその先を模索しています。中には本当にこの機能必要? という製品も存在し、その機能のために高額になっているものも。買ったけど使ってない、なんてことのないように、その電子レンジが自分に見合っているかよく考えることが必要ですね。