マリンスポーツやダイビングなど、アウトドアシーンでも活躍してくれる機能を持つ防水腕時計。使い勝手のよさに加え、最近ではファッション性の高いおしゃれな防水腕時計も増えてきています。

とはいえ、各メーカーから多くの製品がリリースしているので、どのアイテムを買おうか迷ってしまう方も多いはず。そこで今回は、アウトドアシーンで活躍する10気圧防水以上のモノを中心におすすめ人気モデルをご紹介します。

防水腕時計が活躍するシチュエーションは?

海や川へのレジャー、釣り、水上スポーツ、ウィンタースポーツ、ダイビングなど水場の多いアウトドアシーンで使える防水時計。他にも突然の雨や、手を洗った時など日常生活でも活躍します。

カジュアルなモデルだけでなく、ビジネスシーンで着用できるようなエレガントな防水腕時計も豊富。アウトドアだけでなく、水仕事・ビジネスといった場面でも使えます。

防水腕時計の選び方

防水性能で選ぶ

生活防水

生活防水とは日常生活の上で汗や雨、手洗いや洗顔などの水しぶきがかかっても問題なく使えるレベルの防水機能です。防水腕時計は、文字盤の裏に生活防水を意味する「WATER RESISTANT」「W.R.」の記載があります。

「WATER RESISTANT」という表記以外にも、対応する気圧が表示されていることもあり、例えば3気圧防水の腕時計には「30M」または「3BAR」「3ATM」のどれかが表記されている場合が一般的です。

生活防水の腕時計は、水圧の高いシャワーや水道水が直接当たってしまわないよう、水仕事などの際には念のため外したほうがよいでしょう。

5気圧防水

時計を着けたままでの水仕事が多いなら5気圧以上の防水腕時計がおすすめです。5気圧~10気圧未満の防水機能は「生活用強化防水」とも言われています。ただし勢いよくシャワーを浴びたり、直接水道水が当たったりしないように注意が必要です。

具体的には水がかかる程度の水仕事が多い農業や漁業、洗車、皿洗い、ヨット、釣りなどでの使用は問題ありません。ただし、直接水の中に入れることには対応していません。

5気圧防水の防水腕時計には「WATER RESIST 5BAR」「WATER 5BAR RESIST」「W.R.5BAR」などの表記があります。

10気圧防水

10気圧~20気圧の防水腕時計は水場における実用的な防水腕時計と言えます。水深100mほどの流れがない水中での水圧に耐えられるのが10気圧の防水腕時計です。10気圧防水腕時計に水がかかったり、水没させてしまったりしても慌てずに使用できます。お風呂やシャワーのほか、水がザブザブかかる作業にもおすすめです。

「WATER RESIST 10BAR」「WATER 10BAR RESIST」「W.R.10BAR」などの表記を参考にしましょう。海や川でのアウトドアスポーツにも10気圧の防水腕時計はおすすめ。水に浸かる程度には十分対応できますが、泳ぐ際や潜水には対応していないので注意しましょう。

20気圧防水

20気圧以上の防水腕時計ならサーフィンなどのマリンスポーツや海水浴、プールでの水泳にも安心です。「WATER RESIST 20BAR」「WATER 20BAR RESIST」「W.R.20BAR」などの表記を参考にしましょう。

素潜り程度のダイビングなら大丈夫ですが、潜水時間が長くなるスキューバダイビングには対応していない防水腕時計もあります。スキューバダイビングでの使用を考えているなら購入前に防水腕時計の性能をチェックしましょう。

なお、スキューバダイビングで使用するなら「ダイバーズウォッチ」とも呼ばれる潜水時計の規格に当てはまる防水腕時計がおすすめ。防水可能範囲が「○m防水」というメートル単位の表記です。ケース裏に「AIR DIVER’S 100m」「HE-GAS DIVER’S 300m」などの記載があります。

ベルトの素材で選ぶ

ステンレス

By: amazon.co.jp

防水腕時計をビジネスシーンやフォーマルでも身に付ける機会があるならば、ステンレスベルトのシンプルな防水腕時計がおすすめです。耐久性もあるので、ビジネスシーンや普段使い、レジャーシーンと幅広い用途で使用できます。

ただし、ほかの材質のベルトと比べて重くなってしまう点がデメリット。また金属アレルギーのリスクもあるため、皮膚がデリケートな人は注意が必要です。

ラバー

By: amazon.co.jp

ラバーなど樹脂を使用したベルトは、非常に軽く丈夫な点が特徴。汚れを簡単に落とすことができてお手入れも簡単なので、防水腕時計への使用は実用性が非常に高いベルトです。

紫外線などの経年劣化によって、変色したりひびが入って切れやすくなったりするデメリットがありますが、ラバーは柔らかくて手触りがよく、金属アレルギーの心配もありません。また、カラフルでファッショナブルなデザインの防水腕時計が豊富なことも魅力です。

ナイロン

By: amazon.co.jp

ナイロン製のベルトは軽くて丈夫なので、スポーツやレジャーなどカジュアルなシーンで使う防水腕時計に最適です。また、脱着が簡単なので汚れた場合は外して洗えます。

非常に多くのカラーがあるので、気分に合わせてベルトを変えるなど、おしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。金属アレルギーの心配もないので、デリケートな肌質の人も安心して身に付けられます。

駆動方式で選ぶ

クォーツ式

By: amazon.co.jp

電池を動力とする駆動方式がクォーツです。水晶振動子を使用したシンプルな構造ですが、高い精度を持っているのが特徴。電池式なので電池が切れるまでは放っておいても止まることなく、ずっと時を刻み続けるのがメリットです。

しかし、ある一定の期間使用すると電池交換が必要になります。ケースを開ける電池交換では、防水性にも関わることなので必ず専門店で交換してもらうようにしましょう。

クォーツの中には、内部に二次電池を備えたオートクォーツなどもあります。オートクォーツは発電機を内蔵し蓄電池に電力を蓄えることで動くので、電池交換の必要がありません。

ソーラー式

By: amazon.co.jp

ソーラー式は本体の太陽電池ユニットが光を電気に換え、その電気を二次電池に蓄えて動く駆動方式です。そのため、電池交換の必要がなくゼンマイを巻く必要もありません。さまざまなシチュエーションで使用する防水腕時計にぴったりの駆動方式です。

ただし、引き出しやカバン中など光が当たらない場所では充電されないので要注意。腕にはめているときもあまり充電されないため、時計を外した際に日当たりのよい窓際などに置いて充電させましょう。曇りや蛍光灯でも発電量は少ないながらも充電することは可能です。

機械式

By: amazon.co.jp

機械式とは内蔵されている巻かれたゼンマイが戻る力を動力としている駆動方式です。機械式には「手巻き」と「自動巻き」の2タイプがあります。

「手巻き」の場合は、腕時計の横にある竜頭(りゅうず)と呼ばれるつまみを回して、1日1回程度ゼンマイを手動で巻き上げる場合が一般的です。

「自動巻き」は本体に回転式のローターが内蔵され、腕の動きによってローターが回転し自動的にゼンマイが巻かれる仕組みになっており、竜頭でゼンマイを巻く必要がありません。防水腕時計を腕に着けている間は動き続けますが、腕から外してゼンマイが戻り切ってしまうと止まってしまいます。

機械式の防水腕時計を動かさずに長期間放置すると、潤滑油が固まり動きに支障が出てしまうこともあります。そのため自動巻き腕時計をワインディングマシーンと言うゼンマイ巻き上げ装置を使って保管する人もいます。

その他の機能で選ぶ

By: amazon.co.jp

クロノグラフや、カレンダー、電波受信機能など、防水腕時計にあれば、さらに便利な機能にも注目しましょう。

「クロノグラフ」はいわゆるストップウォッチ機能です。距離や速度など計測できる事柄も多岐にわたります。スポーツなどで防水腕時計を使う方におすすめです。

一目で曜日や日付を確認できる「カレンダー」も便利。日付が分かるデイト機能、日付・曜日が表示されるデイデイト機能、月・日付・曜日のトリプルカレンダーなどがあります。日常生活で防水腕時計を使うなら便利な機能です。

時刻合わせが面倒な場合や、誤差が気になるなら「電波受信時機能」がおすすめ。電波を受信することで正確な日付や時刻に合わせます。

デザインで選ぶ

By: amazon.co.jp

防水腕時計にはヘビーデューティーなデザインから、シンプルなデザインまで非常に多くのバリエーションがあります。防水腕時計を使用するTPOや好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

スポーツシーンなどのアウトドアや、アウトドア風のおしゃれを楽しみたいなら大きくて無骨な防水腕時計がおすすめ。反対にビジネスシーンやさりげないおしゃれを楽しみたいならシンプルな防水腕時計がおすすめです。

また、デザインを大きく左右する表示方式にも注目しましょう。デジタル表示は一目で正確な時刻を分かりやすく、アナログ表示は針の位置で直感的に時間が分かるので、それぞれに正反対のメリットがあります。

防水腕時計のおすすめブランド

カシオ(CASIO)

By: g-shock.jp

カシオは1957年に創業した日本の電機メーカー。世界的な人気を誇る防水腕時計「G-SHOCK」や「Baby-G」はかなり有名です。

ほかにもアウトドアユースで人気の「プロトレック」やソーラー電波腕時計「オシアナス」など高機能な腕時計を相次いで発表し、日本の時計業界を牽引し続けています。

セイコー(SEIKO)

By: seikowatches.com

1881年に創業した服部時計店が起源となるセイコー。国産初の自動巻腕時計や世界初のクォーツ式腕時計を発表するなど、常に革新的な腕時計を発表して続けてきました。

1964年の東京オリンピックの公式計時を担当することになり、それ以来セイコーの性能は世界で認められています。

ニクソン(NIXON)

By: nixon.com

ニクソンは1998年にスタートしたアメリカ・カリフォルニア州のウォッチブランドです。サーフ・スケート・スノーの3Sをコンセプトとしたスポーツ系時計ブランドで、年3回のコレクションで新作を発表しています。

従来のスポーツ系腕時計とは違い、メタルバンドやフォーマルな防水腕時計も豊富なのが特徴です。

シチズン(CITIZEN)

By: amazon.co.jp

1924年にシチズンブランドの発端となる懐中時計「CITIZEN」を発売し、現在はグローバルに展開している日本のウォッチブランド。ブランド名には「市民に愛され親しまれるモノづくり」という思いが込められています。

同社の製品は、クォーツ式をメインに展開しているほか、最新の技術を駆使した機能を備えており、実用的です。

防水腕時計のおすすめモデル

カシオ(CASIO) ジーショック ジーライド GWX-5600C-4JF

タフな防水腕時計の定番とも言えるG-SHOCKシリーズ。そのスポーツラインであるG-LIDEはサーフィンなどのエクストリームスポーツを楽しむアスリートにおすすめで、世界中のアスリートから支持され続けています。

GWX-5600Cはソーラー電波モジュールの採用により、世界中どこでも正確な時刻を刻みエクストリームスポーツをサポート。ストリートファッションもおしゃれに決まるファッショナブルな防水腕時計です。

カシオ(CASIO) スタンダード MQ-24-1B2LJF

チープカシオの愛称でも人気があるリーズナブルな防水腕時計です。気楽に使える安い日常生活防水の防水腕時計を探している方におすすめします。スタンダードなデザインのアナログウォッチながらも、ブラックのベルトとフェイスはゴールドの針と数字を引き立て視認性が高さは抜群です。

本体の質量はわずか20gで、大きすぎないケースサイズは性別を問わず装着できる防水腕時計です。

ニクソン(NIXON) COMP A408-2041

着けていることすら忘れるほどの快適さを追求した防水腕時計がニクソンのコンプです。極薄&超軽量でサーフウォッチを追求したこのモデルは、サーフィンに限らず、ウォーキング・ジョギング・サイクリングでの使用にもおすすめ。

クロノグラフやカウントダウンタイマーなどのタイマー機能やロックアウト機能を搭載し、優れた機能性も魅力です。またポップな色使いとカジュアルライクなデザインでスポーツシーンだけでなく、タウンユースにもぴったりの防水腕時計となっています。

ニクソン(NIXON) SENTRY SS NA356

ニクソンの定番モデルであるTHE SENTRYのステンレスバンドモデルがTHE SENTRY SS。ニクソンの個性を失わず、流行に左右されないスタンダードなデザインの防水腕時計を探している方はこちらがおすすめです。

42mmの大径ラウンドフェイスにすっきりとした文字盤を合わせた抜群の視認性。またSSベルトは耐久性があり丈夫に仕上がっています。永遠のスタンダードモデルともいえるニクソンらしさを感じるビンテージデザインです。

セイコー(SEIKO) セイコー5 SNZG11K1

自動巻きの防水腕時計ならセイコー5もおすすめです。黒の文字盤に白い文字で時刻が見やすく、日付と曜日が分かるデイデイト機能も搭載しています。裏蓋はスケルトンバックとスクリューバックを採用しており、機械式のメカニカルな動きが魅力です。

ブルーのナイロンベルトと存在感のある41mmのフェイスでおしゃれな仕上がり。自動巻きにしては比較的安い価格で、手が届きやすいことも魅力で、自動巻きの防水腕時計のエントリーモデルとしても最適です。

シチズン(CITIZEN) キューアンドキュー ファルコン VP84-852

品質のよいものをより多くの人へというシチズンQ&Qのコンセプト通り、高機能でありながら非常に安い価格のため、普段使いにおすすめの防水腕時計です。

ケースや風防には樹脂とアクリルを用いているため、軽くて丈夫。また10気圧防水なので普段の水仕事などの日常使いに最適です。また女性やお子様にも違和感なく使える34mmの小ぶりなサイズで、年代や性別を問わず、誰にでも使いやすい防水腕時計といえます。