Umbrella Hereは傘の先端に付けるライト。まるでタクシーの「空車」のサインのように、Umbrella Hereのライトが光っている傘には誰でも入っていいですよ、という印です。
雨の予報だったのにうっかり傘を忘れてしまったり、急な雨に立ち往生してしまったりすること、ありますよね。そんな時、目の前を傘を差した人が行きかっていると、「少しの間だから傘に入れてくれたらいいな」と思ったことはありませんか?
でも、いきなり知らない人にそんなお願いはできません。また反対に、自分が傘を差している場合に、雨宿りしている人を入れてあげたいと思っても、見知らぬ人にいきなり相合傘を申し出るのは勇気が必要です。場合によっては、せっかくの好意も不審に思われてしまうかも。
そんな他人行儀な都会の生活。本当はお互いに助け合いの精神を持っているのに、それが生かされないのは残念です。
そこで登場したのがUmbrella Here。リング状で手のひらサイズのライトです。傘の先端に差し込めるようになっていて、どんな傘にもフィットします。装着は簡単なので、傘を使う時に付ければOK。
見た目も付け方もシンプルなUmbrella Hereですが、アプリと連動しているので、スマホで簡単に操作できます。
人助けして友達も増える
誰かの傘に入れてもらったり、自分が誰かを入れてあげたり。ちょっとそこまでのつもりが、意外にも会話が弾むこともあるでしょう。そんな時にはUmbrella Hereのウェブにログインして、その人に会った時間と場所を入力し、友達として承認します。
そうすればその後も会話を楽しむことができ、友達の輪も広がってきます。
便利なスマート機能
帰宅した時に傘から外して置いておけば、簡単な天気予報ガジェットとして役立ちます。暑い時にはレッド、寒い時にはブルーに光るうえ、雨の時にはチカチカ光って知らせてくれるので、もう傘を忘れることもありません。
また、レストランやカフェの座席に傘を置いたまま出ようとすると、スマホに通知が届くので、置き忘れも防げます。
都会生活でも構えることなくお互い助け合いの行動ができる、そんな日常っていいですね。Umbrella Hereはシンプルなアイデアですが、とても素敵な発想だと思います。