タンニング目的で使い、きれいな日焼けをサポートするサンオイル。紫外線によるダメージを抑えつつ、ムラのない小麦色の肌を目指せるのが魅力です。しかし、製品によってテクスチャーやSPF値、配合成分などが異なり、どれを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、サンオイルのおすすめをご紹介します。日焼け止めとの違いや選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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サンオイルとは?

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サンオイルは、日焼けをきれいに楽しむためのアイテムです。肌を紫外線による炎症から守りつつ、ムラなく美しい小麦色の肌を目指せるのが特徴。オイルタイプだけでなく、ジェルやミルク、ミストといったさまざまなテクスチャーの製品があります。
紫外線には「UVA波」「UVB波」の2種類があります。サンオイルは基本的に、肌を黒くするUVAは通しながら、肌を赤くしやけど状態にする「サンバーン」を起こす原因になるUVBはある程度カットする仕組み。なかにはUVAを防ぐアイテムもあります。
また、保湿成分が含まれているものが多く、日焼けによる肌の乾燥を防ぐ効果も期待できるのもポイント。主にプールサイドや海辺などで、肌へのダメージを極力抑えながら、健康的な日焼けをしたい方におすすめのアイテムです。
サンオイルと日焼け止めの違い

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サンオイルは日焼け止めの一種ではありますが、通常の日焼け止めとは、役割が大きく異なります。サンオイルが主にUVBのみを防ぎ、きれいな日焼けを楽しむアイテムであるのに対し、日焼け止めはUVAとUVB、紫外線を全体的にブロックして肌を日焼け自体から守るアイテムです。
特にUVAは肌の奥まで届き、日焼けによるシミやそばかすの原因ともなるため、予防するために日焼け止めを使う方も多くいます。
UVBから肌を守る時間の目安である「SPF値」は、日焼け止めがSPF10~50程度まで展開される一方、サンオイルはSPF0~4程度が一般的。UVAを防ぐ指標「PA値」に関しては、日焼け止めがPA+~PA++++なのに対し、サンオイルはPA表記がないか、PA+にとどまります。
サンオイルの選び方
目指す肌の焼き具合で「SPF値」をチェック
真っ黒に焼きたいときはSPF0や1

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肌をこんがりと真っ黒に焼きたい方には、SPF値が低いSPF0や1のサンオイルがおすすめ。すでに日焼けのベースができている方が、さらに濃い日焼けを目指すのに適しており、日焼け上級者向けです。
また、SPF値が0や1のサンオイルは、紫外線を防ぐ成分がほとんど含まれていません。日光をダイレクトに浴びて、短時間でしっかりと焼けるのがポイントです。手早くこんがりとした肌色を手に入れたい方にぴったりです。
ただし、日焼けに慣れていない方や肌がデリケートな方、白い肌の方は、肌への負担が大きくなる可能性があります。製品選びでは、植物油やヒアルロン酸Na、アロエエキスなどの保湿成分が含まれているかも確認しましょう。日焼け後の乾燥から肌を守るのに役立ちます。
初心者や敏感肌の方はSPF2~4

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サンオイルを初めて使う方や肌がデリケートな方、長時間屋外で肌を焼く場合には、SPF2~4の製品がおすすめです。SPFは1あたり約20分間日焼けから肌を守り、紫外線をある程度カットしながら、日焼けによる肌へのダメージを抑えられます。そのため、やさしく日焼けを楽しみたい方にぴったりのタイプです。
また、SPF2~4程度であれば、急激な日焼けによる赤みやサンバーンを防ぎながら、きれいな小麦色の肌を目指せます。肌への刺激を考慮しつつ、適度な日焼けを楽しめるのが魅力。真っ黒に焼きたい方も、まずはSPF2~4のサンオイルから試してみてください。
肌への負担を減らしたいなら「PA」表記があるかもチェック

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日焼けによる肌へのダメージを極力減らしたい方は、PA表記も確認しましょう。PAは、肌の奥深くまで届き、シミやそばかすの原因になるUVAを防ぐ効果を示す指標です。健康的な日焼けを楽しむために、チェックしておきたいポイントです。
PAは+の数が増えるほどUVA防止効果が増えますが、基本的にサンオイルはPA表記がない、もしくはPA+表記のものが多数。日焼けを楽しみつつ肌への影響を抑えたい方は、PA+表記のある製品がおすすめです。
UV耐水性のあるウォータープルーフタイプがおすすめ

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海やプールなど水に濡れる場面、気温が高く汗をかきやすい場面でサンオイルを使うなら、ウォータープルーフタイプがおすすめ。汗や水でサンオイルが流れ落ちて日焼けムラになるのを防ぎ、日焼け効果を持続させます。レジャーを存分に楽しみたい方にぴったりの製品です。
サンオイルのUV耐水性は「☆」や「☆☆」といったマークで示されることがあります。☆の数が多いほど水に強いことを意味し、製品によっては40~80分程度の耐水効果が期待できるので、チェックしてみてください。
使う場所や箇所に合わせてテクスチャーを選ぶ
水辺で使うならオイルタイプ

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海やプールといった水辺での日焼けには、オイルタイプのサンオイルがおすすめ。肌の表面に油膜を張るように密着し、水を弾きやすいのが特徴です。
水に濡れても流れ落ちにくいため、日焼けムラを防いで均一できれいな小麦肌を目指せます。ただし、泳いだ後やタオルで体を拭いたときには塗り直しをしましょう。
べたつきが気になることがデメリットですが、なかにはべたつきが気になりにくいサラッとしたテクスチャーの製品もあります。
プールサイドならジェル・ローションタイプ

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プールの周りでリラックスして過ごすときには、ジェルやローションタイプのサンオイルが適しています。みずみずしく軽い付け心地が特徴で、肌にすっとなじみます。
ただし、塗って乾くまでに時間がかかりやすく、砂が付きやすいビーチでの使用には向いていません。乾いた後はべたつきが少ないので、快適に過ごしたい方におすすめです。
また、手軽に塗り直しができるため、こまめなケアにも向いています。オイルタイプのような重さがなく、肌への負担を抑えたい方にもぴったりです。
日焼けによる肌の乾燥が気になるならクリーム・乳液タイプ

日焼けによる肌の乾燥が気になる方には、クリームや乳液タイプのサンオイルがおすすめ。保湿成分が豊富に含まれており、うるおいを保ちながら日焼けを楽しめます。乾燥肌や敏感肌の方にもぴったりの、しっとりとした保湿感のある使い心地です。
一方で、水に弱い性質を持つ製品が多いため、水辺での使用には注意が必要。プールサイドでの利用や、日常使いで肌の乾燥を防ぎたいときに適しています。製品数は少ないものの、保湿を重視する方は選んでみてください。
背中など手の届きにくい広範囲部位にはスプレータイプ

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背中や肩の後ろなど、手が届きにくい部分にはスプレータイプのサンオイルがおすすめ。広範囲にシュッと吹きかけられるので、1人でも手軽に塗布できます。べたつきが少なく、サラッとした使い心地の製品が多いため、夏場でも快適に使える点が魅力です。
ただし、スプレータイプは霧状に噴射されるので、塗りムラができやすい点には注意が必要。吹きかけた後は、手でやさしくなじませるように伸ばしましょう。ひと手間加えることで、均一でムラのないきれいな小麦肌を目指せます。
好みに合わせて香りの有無を選ぶ

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自分が心地よく過ごせる香りかどうかは、サンオイルを選ぶときの重要なポイント。サンオイルには、香り付きと無香料のタイプがあります。
香り付きの製品は、ココナッツやトロピカルフルーツのような甘い香りが多数。南国リゾート気分を高めてくれるのが魅力で、好きな香りに包まれながら日焼けを楽しみたい方におすすめです。
一方で、香りに敏感な方や苦手な方には、無香料タイプが適しています。特に海外ブランドの製品は、香りが強い傾向にあるので注意しましょう。
また、無香料の製品は普段使っている香水や、ほかのボディケア製品の香りと混ざる心配がありません。自分の好みや使うシーンに合わせて選んでみてください。
サンオイルのおすすめ
大正製薬 コパトーン タンニングウォーターSPF2
軽い日焼けを求める方に適した低SPF設計で、美しい小麦色の肌作りをサポートする、スプレータイプのサンオイル。広範囲に手軽に塗布でき、背中などにも使いやすいのが魅力です。
塗り直しも簡単で、海やプールでも快適に使用できます。自然で美しい日焼けを楽しみたい方におすすめの製品です。
ウォータータイプでべたつきにくく、化粧水のような軽やかな使用感が特徴。肌のうるおいを保つアロエ・キャロットを配合しています。ココナッツの香りで、夏らしい爽やかな気分を演出できるのもポイントです。
大正製薬 コパトーン ゴールデン タン オイルフリー ローション
オイルを含まずべたつきにくい、サラッとした使い心地の日焼け用ローションです。SPF4の軽い紫外線防御効果により、皮むけやムラ焼けを軽減しながら美しい小麦肌を目指せます。
汗や水に強いウォータープルーフタイプで、海やプールでも効果が持続。肌のうるおいを保つために、ビタミンE誘導体を配合しているのも魅力です。
香りが控えめの微香性があり、爽やかな香りでリゾート気分を演出できます。すべての方にアレルギーが起こらないわけではありませんが、アレルギーテスト済み。べたつきが苦手なものの、きれいに日焼けしたい方におすすめのアイテムです。
オーシャントリコ(OCEAN TRICO) サンオイル フォー ザ オーシャン 120ml
サラッとしており、べたつきを抑えたサンオイルです。伸びがよく、肌にスムーズになじみやすいテクスチャーが特徴。ムラなく均一に塗布できるため、美しい小麦色の肌を目指せます。
保湿成分としてアルガニアスピノサ核油やオリーブ果実油など、10種類の植物由来オイルを配合し、保湿力にも優れているのが魅力。パラベン・エタノール・合成ポリマー・合成着色料は無添加です。
本製品は、シャボンの香りが爽やかに広がり、香水感覚で使用できます。香りと使用感にこだわりながら日焼けを楽しみたい方におすすめです。
ブラックコング(BLACKKONG) ゴールデンタンニングオイル 180ml
SPF0で紫外線をカットしないため、真っ黒な日焼け肌を目指す方におすすめのサンオイル。「太陽を満喫しアウトドアライフを快適に過ごす」ことを目的に作られた人気製品です。
肌の乾燥を防ぎ、保湿する成分としてキャロットオイルやミネラルオイル、スクワラン、ローヤルゼリーエキスなどを配合しています。
リキッドタイプのテクスチャーで肌になじみやすく、ムラなく全身に塗り広げることが可能。180mlの大容量で、全身に惜しみなく使えるコスパも魅力です。
近江兄弟社 サンベアーズ サンタンローションN
べたつかずスムーズに肌になじみ、UVB波を効果的にカットできるサンタンローション。SPF4で、快適な使用感を保ちながら赤い日焼けの原因を防げるのが特徴です。
UV耐水性は「☆」で、水や汗に強いウォータープルーフタイプ。アクティブなシーンでも落ちにくいのがポイントです。また、保湿成分としてヒアルロン酸Naとアロエエキスを配合し、紫外線による肌の乾燥を防げます。
香料や着色料、パラベンは無添加処方。100ml容量で携帯しやすく、海やプールなどレジャーで長時間外出する方におすすめの製品です。
ハワイアントピック(Hawaiian Tropic) Dark Tanning Oil
天然の保湿成分をたっぷりと配合し、日焼けによる肌の乾燥を防げるサンオイル。SPF6で初心者の方にもおすすめです。しっとりなめらかなテクスチャーで肌へスムーズになじみ、べたつきを抑えた快適な使用感が続きます。最大80分までの耐水性を備えているのもポイントです。
ココナッツのような独自の「ハワイアントロピック」の香りがリゾート気分を演出し、ハワイの楽園にいるような気分を味わえるのが魅力。本格的なビーチでの日焼けや、輝くような小麦色の肌を目指す方におすすめです。
タバルア(TAVARUA) サンドフリー サンタンオイル 100ml

砂が付いてもサラサラと落ちる、サンドフリーのサンオイルです。さっぱりとしたドライオイル処方により、砂浜でもべたつかず快適に使える製品を求める方におすすめです。伸びがよいため、ムラなく均一に日焼けできます。
日焼けによる肌へのダメージを考え、スキンケアについて重視しているのもポイント。保湿成分としてヒマワリ種子油とアロエベラ葉エキスを配合し、しっかりと日焼けしながらも紫外線による肌の乾燥を防げます。
さらに、汗や水に強いウォータープルーフ仕様で、海やプールでも効果が持続。また、無香料なので、香りが強い製品が苦手な方にもおすすめのアイテムです。
ブロンズターナー(BRONZE TURNER) タンニングオイル ダークブラック
真っ黒な小麦肌を目指したい方におすすめのサンオイル。SPF0設計により紫外線がしっかりと肌に届くので、理想的な黒い日焼けを実現します。
9種類の天然オイルが配合され、日焼けと同時に肌の保湿ケアも実現。サラッとした軽い質感でべたつきにくく、ウォータープルーフ処方により汗や水に濡れても落ちにくい設計です。快適な使用感で長時間のビーチタイムをサポートします。
また、爽やかな「サンライズマリン」の香りが海辺の雰囲気を演出。容量は150mlで、夏のレジャーシーズンを通して使用できます。本格的な日焼けを追求したい方におすすめです。
ブッシュマン(BUSHMAN) シーフレンドリー ブロンズ タンニングオイル 190ml
韓国で人気のアイテムで、環境に配慮したシーフレンドリー処方のサンオイルです。ハワイ・パラオ・タイで禁止されている日焼け止め成分は使用せず、サンゴ礁を破壊しない植物性オイルで構成され、海に入る場合も安心して使用可能。環境保護に関心のある方におすすめです。
本製品には、3種類の植物性オイルを使用しており、しっとりとした保湿感のあるオイルタイプ。肌を乾燥から守りながら日焼けできるのが魅力です。
SPF7でUVB波をしっかり防げるため、肌がデリケートな方や初心者にも向いています。アメリカの非営利団体による化粧品成分の安全性を示す「EWG」の高リスク成分は無添加です。
サンヨージャパン ホロホロジェル・ゴールド

タンニングマシンでの効率的なタンニング促進を目的とした専用ジェル。油分を含んでおらず、無香料です。日焼け後の乾燥しがちな肌のうるおいを保つ保湿効果も特徴です。ジェルタイプのテクスチャーで肌に塗り広げやすく、ムラなく均一に塗布できます。
250g容量のボトルタイプで、継続的な使用にも適したたっぷりサイズ。持ち運びしやすいコンパクト設計により、サロンでも自宅でも使用可能です。効率よくタンニングを行いたい方におすすめです。
ただし、日焼けサロンによっては市販のジェルの持ち込みが禁止されている場合もあるので、持ち込み可否を事前に確認しておきましょう。
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番外編:サンオイルは塗り方や落とし方も重要
きれいに焼くためにムラなく塗り広げてこまめに塗り直す

サンオイルできれいな小麦肌を目指すには、塗りムラをなくすことが大切。事前にピーリングやスクラブなどで、やさしく肌の古い角質を落としておくと、より均一に塗りやすくなります。
スプレーやミストタイプを使う場合も、吹きかけた後に手で円を描くようにしっかり塗り広げましょう。また、背中や首の裏など、手が届きにくい部分は重ね塗りをするのがおすすめです。
さらに、長時間日光を浴びるときは、こまめな塗り直しがポイント。2〜3時間ごとを目安に塗り直すと、効果を保ちやすくなります。汗をかきやすい夏場や水辺で過ごす場合は、よりこまめに塗り直すように心がけましょう。
ボディーソープやクレンジングなどでしっかり洗い流してアフターケアも忘れずに

サンオイルを使った後は、ボディーソープや洗顔などでしっかり落とすことが大切。特にウォータープルーフタイプの製品は、クレンジングを使うのがおすすめです。クレンジング剤を手であたためてから肌になじませると、サンオイルが落ちやすくなります。
洗顔のときは、肌をこすらずにたっぷりの泡でやさしく包み込むように洗うのがポイント。フェイスラインや小鼻の周りなども丁寧に洗います。
日焼け後の肌は炎症を起こしており、乾燥しやすくデリケートな状態です。丁寧なアフターケアで肌をいたわることで、肌トラブルを防ぎ、健やかな状態を保てます。アロエジェルや冷感ジェルなどを日焼けで火照った肌に塗るほか、化粧水や乳液などでしっかりと保湿ケアを行いましょう。
サンオイルには、しっとりとした使い心地のオイルタイプや、サラッとしたローションタイプなどの種類があります。また、製品によってSPF値やウォータープルーフ性能もさまざま。自分の肌質や理想の焼け具合を考慮して、適切なものを選ぶことが大切です。ぜひ本記事を参考に、ぴったりのアイテムを見つけてみてください。