長時間の座り作業において、正しい姿勢維持をサポートしてくれるオフィスチェア。デスクワークで活躍するアイテムですが、もう少し後傾姿勢で作業・休憩したい、アームレストをもう少し調整したいなど、ゲーミングチェアが持つ機能性を求める方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、オフィスチェアとゲーミングチェアのいいとこ取りをした、ハイブリッドな画期的モデル「AIMchair」をご紹介。さまざまな姿勢をサポートする調整機能が備わっており、高級オフィスチェアさながらの使い心地を実現したモデルの魅力をレビューします。

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そもそもゲーミングチェアとオフィスチェアの定義とは?

オフィスチェアは、主にデスクワークでの使用を想定した設計。正しい姿勢を維持しやすく、長時間の作業に伴う体の負担を軽減する工夫が施されているのが特徴です。集中力を保ち、生産性を高めることを目的としています。

一方、ゲーミングチェアは、長時間のゲームプレイを想定して開発。レーシングカーのシートをベースにしたデザインのモノが多く、体をしっかりとホールドする形状がポイントです。

また、ゲーミングチェアは深くリクライニングでき、仮眠にも適しているモノが多く、オフィスチェアのリクライニング角度は比較的浅め。ゲーミングチェアはリラックスした後傾姿勢、オフィスチェアは作業時の前傾姿勢を重視する設計のモデルが多数です。

しかし、デスクワークにおいても後傾姿勢で、休憩時にリラックス姿勢が取れるリクライニング機能は欲しいもの。そこで、そんな悩みを解決し、オフィスチェアとゲーミングチェア両方の用途を取り入れた「AIMchair」がおすすめです。

ゲーミングチェアとオフィスチェアのいいとこ取りをした「AIMchair」

AIMchairはもともと、ゲーマー目線で開発された日本発のゲーミングチェア。後傾姿勢でプレイすることを前提として作られたモデルが多い一方、前傾姿勢でプレイすることも多いゲームシーンにおいて、なかなか相性のよいチェアがないといった悩みに目をつけ、生まれた製品です。

こうして、AIMchairはオフィスチェアとゲーミングチェアの長所を融合して作られました。座面の前後調整機能をはじめとする豊富な調整機能や、最大123°のリクライニング機能などを搭載。前傾姿勢・後傾姿勢ともに取りやすい設計を実現しており、多様なワークスタイルやゲーム環境に対応できます。

ゲーマー目線でもデスクワーカー目線でも「これ欲しい」といった機能性・デザイン性を有しているのが魅力。高機能チェアとしては、比較的価格が抑えられているのもうれしいポイントです。

日常空間になじむスタイリッシュなデザイン。インテリアに合わせられる3色のラインナップも

AIMchairは、シンプルかつスタイリッシュなデザインも魅力。さまざまな在宅ワーク環境に置いてもしっくりとなじみます。

最近は、背面や座面など全面にメッシュが張られた「フルメッシュチェア」が流行していますが、サイズが大きく、存在感のあるモデルが多数。しかし、AIMchairはフレーム一体型で、多機能オフィスチェアとしてもゲーミングチェアとしても、コンパクトですっきりとしたフォルムを実現しています。

カラーラインナップはブラック・ホワイト・オールホワイトの3色。なかでも、オールホワイトは同じ「白」のなかでもトーンや配色をよく研究し、極力部品を白で統一するなど細かい色味にまでこだわって開発されました。

さまざまな姿勢や長時間作業をサポートできる秘訣

本当の「日本人の体型」を研究して作られた。身長に合わせた各種調整が可能

「日本人の体型を研究して作られたオフィスチェア」とは、座面高調整機能や背もたれのサイズ・高さ・調整機能が日本人向けに工夫されたチェアのことです。

海外製のオフィスチェアは、外国人の平均身長に合わせて作られていることが多数。座面を下限値に設定しても地面に足がつかず、正しい姿勢で座りにくいといったこともあり得ます。

一方、AIMchairの座面高は日本人の平均身長(男性が約172cm、女性が約159cm)から、沈み込みも加味した座面高を、しっかり研究したうえで設計。座面高は43~53cmに設定できるほか、腰を支える「ランバーサポート」も腰位置に合わせて調整でき、本当に「日本人の体型」に合ったチェアです。

身長160cmの女性編集部員は下限値に設定しなくても、しっかりと足を地面について深く腰掛けて座れました。もう少し小柄な方でも座れそうなサイズ感です。

座面の前後調整機能も搭載。体勢に合わせて調整できる

AIMchairは座面高に加えて、座面の奥行きまでを加味して日本人向けに設計。さらに、姿勢や体勢に合わせて「座面前後調整機能」を搭載しているのも魅力です。41~45cmまでで調節できるため、膝裏~太もも裏を圧迫されない位置に設定することで、快適に座れます。

通常時や前傾姿勢での作業時はそのまま、座面で胡坐をかいたり、リクライニングしたりするときに座面を前に出して広くするなど、前傾姿勢にも後傾姿勢にも対応できるのが大きな魅力です。

リクライニングは最大123°で休憩時間にほどよい角度

オフィスチェアとしては大きめの123°に背もたれを傾けられるリクライニング機能が備わっているのも、AIMchairの魅力。背もたれの角度は、約90°・約101°・約112°・約123°の4段階で固定できます。

好きな姿勢で作業に集中したり、リラックスしたりすることが可能。個人的には倒れこみすぎず、ほどよく体を預けられるので、短時間の休憩に便利でした。

4Dアームレストでどんな作業でも適切な位置に腕を置ける

AIMchairには、ひじの位置を前後・左右・上下・回転と細かく調整できる「4Dアームレスト」が搭載。タイピングや筆記、マウス操作などどんな動作でも、腕を自然な位置に置けるうえ、作業の安定性が増すといったメリットがあります。

アームレストに腕を預けられることで、長時間のデスクワークにおいても、首や肩への負担を減らせるのがポイントです。また、アームレストはさらさらとしたなめらかな質感で、肌当たりもよく感じました。

座面型崩れしにくく疲れにくい「高品質モールドウレタン」を採用

長時間座って作業をするデスクワークにおいては、座面に使われているクッション素材は重要。AIMchairには耐久性に優れた「高密度モールドウレタン」を採用しています。

モールドウレタンには、適度な弾力に加え、体圧分散性があるといった特徴があり、着座時にしっかりと身体のラインにフィットしました。また、型崩れしにくいので、長期間使った際に変形が少ないのもメリットです。

背面には弾力性があり通気性にも優れた高品質なメッシュ素材を採用

AIMchairの背面素材は、通気性と柔軟性に優れた高品質のメッシュを採用。身体の動きにしっかり追従し、包まれるような座り心地を実現しています。

ほどよい弾力があり背中を預けやすいうえ、安いメッシュ特有のちくちく感もなく、手触りもよく感じました。

組み立ては動画付きで初めて使う方にも嬉しい。約30分で組み立て可能

AIMchairには図解での取扱説明書が付属しているほか、YouTubeで組み立て動画が公開されているため、難しい図面や説明を見なくても簡単に組み立てられます。

チェアの組み立てに不慣れなSAKIDORI編集部員が挑戦しましたが、所要時間は約30分。どこでどの部品を使うかが動画と文字で丁寧に解説されており、分かりやすく感じました。

動画では「よい例」「悪い例」も解説されているので、正しいやり方で組み立てやすいのがポイント。また、軍手も付属していたので、組み立て作業時に活躍しました。

▼組み立て動画はこちら。

AIMchairを使ったデスクワーカーの口コミ

製品情報

エイムチェア(AIMchair) ゲーミングチェア

エイムチェア(AIMchair) ゲーミングチェア
本体寸法幅65×奥行68×高さ113~123cm
座面高43~53cm
質量16.8kg
耐荷重150kg
調節機能・リクライニング
・高さ調節
・ランバーサポート(上下)
・座面前後調節
・4Dアームレスト(前後・左右・上下・回転)
・ヘッドレスト(上下)
リクライニング角度4段階(約90°・約101°・約112°・約123°)
クッション素材高密度モールドウレタン
耐荷重150kg
カラー・ブラック
・ホワイト
・オールホワイト