バランスチェアは、正しい姿勢をキープしながら座るのに役立つ椅子。正しい姿勢で座ることで、体の負担を軽減しやすいのが魅力です。テレワークやオンライン授業などで、長時間快適に座りたい方にも適しています。
しかし、バランスチェアは自分の体や環境に適したモデルを使用しないと、かえって体の負担が増えてしまうこともあるので要注意。そこで今回は、正しいバランスチェアの選び方とおすすめ製品をご紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
バランスチェアとは?

By: amazon.co.jp
バランスチェアとは、座ると背骨がS字型の状態になり、正しい姿勢を維持できるように設計された椅子のことです。基本的に膝当てが搭載されており、膝をついて前傾姿勢になるため、バランスのとれた姿勢で座りやすくなります。
椅子に長時間座ったり、前かがみや中腰などの姿勢で座っていたりすると、体の重さが腰に集中して負担がかかってしまうもの。特に背中が丸まっていると、腰への負担が増えてしまいます。
バランスチェアは、腰が自然な状態に近いS字型で座りやすくなるのがメリット。筋肉や腰への負担が気になる方におすすめです。
バランスチェアを使うメリットとデメリット

By: esupply.co.jp
バランスチェアのメリットは、正しい姿勢をキープしやすいことと、集中力の向上が期待できる点にあります。一般的な椅子では、長時間座り続けていると、正しい姿勢をキープしにくく、体に負担がかかりがちです。バランスチェアは、座面と膝当ての2ヵ所で体を支えられるため、体が疲れにくいといわれています。
また、正しい姿勢をキープすると、勉強の際などにノートや本との距離が適度に保たれるので、目が疲れにくくなるといわれているのもメリットです。さらに、背筋が伸びていると胸が開いて呼吸が深くなるため、酸素の供給量が増えやすくなり、集中力のアップも期待できます。
バランスチェアのデメリットは、正しい姿勢で長時間座り続けるには慣れが必要なこと。座り慣れるまでは、短時間のみ使用したり、適度に休憩を取ったりして座るようにしましょう。
バランスチェアの選び方
座面角度をチェック

By: esupply.co.jp
バランスチェアは、座面に角度が付いているモノを選ぶのがおすすめ。角度が付いているモデルだと、座っているときに自然と前傾姿勢になるので、正しい姿勢を維持しやすくなります。
多くのモデルには座面の角度が付いていますが、付いていないモデルの場合、バランスチェアのメリットをあまり活かせません。さまざまな体型の使用者がフィットするように座面の位置を変えられるモデルもあるため、チェックしてみてください。
高さ調節機能をチェック

By: amazon.co.jp
バランスチェアを選ぶ際は、高さ調節機能を搭載しているかもチェックしましょう。高さ調節ができず、机に比べて高さが足りない製品を選ぶと、机上が見にくくなってしまうのが懸念点。一方で、机の高さに比べて位置の高すぎるバランスチェアの場合は、姿勢が猫背になってしまいます。
高さ調節機能を搭載しているバランスチェアであれば、机の高さに合わせて調節可能。汎用性が高く使いやすいほか、正しい姿勢をキープしやすくなります。高さ調節機能は、ネジで調節するタイプが主流。手軽に高さを変えたい方には、ガス圧昇降タイプがおすすめです。
また、バランスチェアは製品によって対応する身長の制限があるので、自分の身長に合ったモノを選ぶようにしてみてください。
脚部の素材をチェック

By: amazon.co.jp
バランスチェアの脚部の素材は、木またはスチールが主流です。木製は温もりが感じられる外観で、さまざまなインテリアにマッチします。また、冷たくなりにくい素材のため、肌と触れても体が冷えにくいのがポイント。座面のカラーバリエーションも豊富で、好みのモデルを選びやすいのがメリットです。
スチール製は、頑丈かつ重量感があるので、耐久性と安定性に優れているのが特徴。さらに、キャスターや背もたれなど、さまざまな機能を搭載しているモデルが多いのも魅力です。価格も木製に比べて安い傾向にあります。
膝当ての素材と大きさをチェック

By: esupply.co.jp
バランスチェアは前傾姿勢で座る仕様なので、膝当て部分に負荷がかかりやすいアイテム。そのため、膝当て部分に弾力性の高いウレタン素材を採用しているモノを選びましょう。弾力性に乏しいモデルだと、膝に負荷がかかりやすく、長時間座りにくくなります。
また、膝当ての大きさについても要チェック。体重をしっかりと分散できるように、自分の体にフィットするモノを選ぶのがポイントです。
背もたれの有無をチェック

By: amazon.co.jp
バランスチェアには、背もたれを搭載したタイプと、搭載していないタイプがあるので、好みに応じたモデルを選びましょう。基本的には前傾姿勢になるため、背もたれを搭載していないタイプを選んでもあまり問題はありません。
バランスチェアの使用に慣れていない方の場合、長時間の作業をしていると疲れやすくなるのが懸念点。バランスチェアに背もたれがあれば、休憩する際に便利です。
バランスチェアのおすすめ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) バランスチェア 150-SNCH051
1台でさまざまな座り方ができるバランスチェアです。独特な形状の広い膝乗せ台が付属し、あぐらをかいたり足を下ろしたり、姿勢を変えられるのが特徴。逆向きで膝乗せ台に腰を掛ければ、座面に肘を置いてくつろげます。作業から気分転換や休憩まで、幅広いシーンにおすすめです。
ガス圧式の高さ調節機能を備えており、約49~62cmの範囲で高さ調節が可能。座面の高さで角度が変わり、最高時は前傾姿勢、最低時は緩やかな角度で座れます。キャスターは前輪のストッパーで固定できるため、使用時の安定感は良好です。
厚みのある座面はウレタンクッション入りのため、柔らかく座り心地も快適。張り地にファブリックを採用しており、蒸れてベタつきにくいのもポイントです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) バランスチェア 150-SNCH018
体に合わせて動く可動式の背もたれを搭載したバランスチェア。姿勢の変化に対応しやすく、フィット感が得られます。体を預けられるので、くつろぎやすく休憩時も快適。仕事や勉強など長時間座る場合にも重宝します。フレームは頑丈なスチール製のため、安定感があり安心して体を預けられるのもポイントです。
クッション入りの座面と膝乗せ台は約10cmと厚みがあり、疲れにくく座り心地も良好。膝で体重を支える構造により、自然と背筋が伸びやすく腰や背中の負担を軽減する効果も期待できます。
座面は約54~67.5cmの範囲で高さを調節できるので、小柄な方にも高身長の方にもおすすめ。キャスター付きのため、掃除や模様替え時の移動もスムーズです。
ニトリ(NITORI) 北欧風スタイルチェア 5601756
北欧スタイルのおしゃれなバランスチェア。脚部分には天然木を使用しており、インテリアにも馴染みやすいナチュラルな印象です。カラーはブラック・ライトブルー・ネイビー・ピンクの4種類がラインナップされています。
座面の高さは無段階で調節が可能です。さらに、座面の奥行きも2段階で変えられるので、体の小さい子供から大きい大人まで幅広い体格の方が使用できます。また、コンパクトサイズで、学習机やデスクに収納しやすいのも魅力です。
座面の布地は縫い目のないシームレスデザインを採用しています。糸擦れや汚れを軽減し、きれいに使い続けられるのがメリットです。
大商産業(daisho) スタイルチェア BC-101
天然木の温もりとナチュラルな色合いがおしゃれな、北欧スタイルのバランスチェア。快適なライフスタイルをサポートする、バラエティに富んだ家具や住宅資材などを取り扱うメーカー「大商産業」のモデルです。座面のカラーは、グリーン・レッド・ネイビーなど豊富な種類を展開しています。
また、傾きのある座面設計により背筋が自然に伸びやすいのが特徴。座面の高さもワンタッチで4段階に調節でます。
さらに、座面は2段階の奥行き調節ができ、小さな子供から大人まで幅広く使いやすいのもポイント。デザイン性と実用性の高さを併せ持つ、おすすめのバランスチェアです。
エムール(EMOOR) 姿勢サポートチェア バランスチェア su-chshisei
美姿勢のサポートに役立つバランスチェア。傾斜18°の座面により、骨盤が立ちやすく姿勢が崩れにくいのが特徴です。肘掛け付きで立ち座りしやすいので、足腰に不安がある方にもおすすめ。7°の傾斜がついており、手首への負担を軽減できるのもメリットです。
座面は41.5~56.5cmまで、6段階の高さ調節が可能。膝裏より座面を少し高めに設定すると、立ち上がりやすく姿勢もしっかりサポートできます。フレームにビーチ無垢材を採用しており、美しい木目など自然の風合いを楽しめるのも魅力。あたたかみのあるデザインなので、人気の北欧風インテリアにもマッチします。
イーサプライ(esupply) バランスチェア EEX-CH15
ガス圧昇降機能を搭載した人気のバランスチェアです。身長に合わせて50~63.5cmまで高さを調節できるため、子供から大人まで幅広い層におすすめ。座ったままレバー操作で簡単に高さを変えられるので、作業中に姿勢を変えたいときにも便利です。
直立時に近い姿勢を保ちやすい構造なので、猫背が気になる方にも適しています。キャスターは床面を傷つけにくい仕様のため、フローリングでの使用も安心です。フレームに頑丈なスチールを採用しており、耐荷重約80kgと強度も良好。モダンな雰囲気にマッチする、シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力です。
life_mart バランスチェア
人間工学に基づいたデザインを採用したバランスチェア。座るだけで背筋が自然と伸び、背もたれなしでも楽に座り続けられます。パソコン作業用の椅子や子供の学習椅子としての使用など、長時間座り続ける方におすすめです。
ガス圧昇降タイプで、高さは約52〜63cmの間で無段階調節ができます。体格に合わせて使用できるので、子供から大人まで幅広い方におすすめです。また、膝当ての角度も5段階で調節可能で、よい姿勢で座り続けられます。
脚の先端にキャスターが付いているのもポイント。床を傷付けにくかったり楽に移動できたりするため、フローリングでも安心して使用できます。さらに、キャスターロック機能も搭載しており、着席時に安定させられるのもメリットです。
宮武製作所 プロポーションチェア CH-88W
頑丈な構造で耐久性に優れた人気のバランスチェア。第三者検査機関による強度試験をクリアしており、安定感は良好です。座面は130kgの力に耐えられる強度を備えているため、体格の大きい方にもおすすめ。座面と膝クッションはウレタン入りのため、座り心地も快適です。
座面は取り付け位置を前後から選択できるうえ、無段階で高さ調節が可能。机の高さや身長に合わせて使用でき、正しい姿勢や視距離を保ちやすいのがメリットです。
キャスター付きのため、部屋間の移動もスムーズ。カラーバリーエーションが豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選びやすいのも魅力です。身長110~140cmの子供に適した、別売りの補助クッションも用意しています。
國新産業(KOKUSHIN) バランスチェア

By: balans-japan.com
体にフィットしやすく包み込まれるような座り心地が得られるバランスチェアです。傾斜のついた座面と膝部により、お腹と太ももの角度を120°に保ちやすいのがポイント。背骨の自然なS字カーブを保ちやすくなりますます。
座面のウレタンクッションは、一般的なウレタンに比べて弾力があるのが特徴。座面の高さは6段階、座面と膝部の角度は3段階で調節できるため、体格に合わせて使用できます。
座面と膝部のカバーは取り外して洗濯できるため、衛生面が気になる方にもおすすめ。別売りの取り換えカバーが用意されており、色を変えてコーディネートを楽しめるのも魅力です。
バリエール(Varier) バランスチェア VARIABLE V0216
ノルウェーのデザイナー、ピーター・オプスヴィック氏によってデザインされた、世界で最初のバランスチェアです。ロッキングチェアのように脚部が湾曲しており、体の動きに合わせて前後に可動するのが特徴。姿勢の変化に対応できるほか、体の動きを促せるのがメリットです。
丸みを帯びたシルエットが美しく、おしゃれなインテリアとしても活躍。部屋の雰囲気を高められるので、デザイン性を重視する方にもおすすめです。耐荷重110kgと強度があり、安定感も良好。作業中に直立な姿勢を維持したい方はチェックしてみてください。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) バランスチェア 150-SNCERG9
座面がフレキシブルに可動するバランスチェアです。座面裏の取り付け部にゴムを使用しており、体の動きに合わせて座面が前後・左右に動くのが特徴。姿勢を正したり前に体重をかけたり、座ったまま体全体を動かしたりできるのがポイントです。座面がカーブしているので、安定感した使用感が得られます。
座面は約48~63cmの範囲で高さを調節でき、昇降デスクと相性がよく併用するのもおすすめ。背もたれがなくデスク下に収まりやすいので、スタンディングスタイルで作業をしたいときにも便利です。クッション材には、モールドウレタンを採用。快適な座り心地と、へたりにくい耐久性を両立しています。
宮武製作所 プロポーションスツール CH-800L
全方位に座面が8°傾斜する構造のバランスチェア。ゆらゆらと座面が動くため、自然に腰や背中が運動している状態となります。デスクワークなどで長い時間座っていることが多い方も、運動不足の改善効果を期待できるのが特徴です。
さらに、傾斜が付く座面によって骨盤が立ちやすく、背筋がきれいに伸びて正しい姿勢を保ちやすいのもポイント。なお、座面下部に配置されたレバーにより、高さは約51~66cmに調節が行えます。自分に合った高さで、長い時間でも適度な運動ができる、おすすめのバランスチェアです。
バリエール(Varier) MOVE V08
360°回転が可能なバランスチェア。座るときだけではなく、立ったときのポジションを支えるアイテムとしても使えます。自分好みのポジションで自由な座り心地を感じられるバランスチェアが欲しい方におすすめです。
ベースは緩やかな傾斜がかかった設計で、体の動きに合わせて傾くチルト機構も搭載しています。さらに、座面は馬の鞍ような作りになっており、ほぼ立っている状態になっても滑り落ちにくいのが特徴です。
胴体と大腿部の角度が大きく開いた形で座れるため、背骨に対する圧迫感を緩和します。また、深い呼吸ができるようになり、集中力を高めやすいのもメリット。高機能なバランスチェアが欲しい方におすすめです。
ニトリ(NITORI) スタンディングバランスチェア OC301
カーブ付きの座面形状が特徴のバランスチェア。体が自然にバランスを取り、正しい姿勢で座れます。理想的な姿勢をキープしやすいので、勉強や仕事などで長時間座る方におすすめです。
単色カラーのシンプルなデザインで、部屋のインテリアの雰囲気を壊さずに置けるのも魅力。カラーはグレー・ブラック・レッドの3種類がラインナップされています。
座面の高さは58〜74cmの間で調節が可能です。幅広い方が使用でき、体格に合った高さで使用できます。また、昇降式スタンドデスクで使用するのもおすすめです。
ドウシシャ(DOSHISHA) スリムサポートチェア SSPC-GY
コンパクトサイズで置き場所を選ばず使いやすいバランスチェアです。ワンルームや子供部屋にもおすすめ。背もたれが低めに設計されているため圧迫感が少なく、部屋を広く見せられるのが魅力です。
キャスター付きでスムーズに移動させられるのもポイント。椅子の足を引きずることがなく、立ち座りを楽にできます。さらに、掃除などの際にも便利です。
腰を立たせる形状とゆったり座れる座面の広さを両立させた製品。体のラインに合わせた立体成形により、骨盤を立たせて正しい位置で座れます。また、座面の奥行きを適度に浅くすることで、太ももや膝裏の圧迫感を軽減できるのも特徴です。
高さ調節ができるのもメリット。座面の高さは約44.5〜54cmの間で調節可能で、小柄な方や子供にもおすすめです。
ドウシシャ(DOSHISHA) スリムフィットチェア SFC-BL
腰にフィットして包み込む立体成型のバランスチェア。座面と背もたれの一体型で、腰から臀部や太ももまでをカバーします。自然と骨盤が立ちやすく、きれいな姿勢を保ちやすいのが特徴です。
また、座面は約43~52.5cmまでの高さに調節可能。座面の側面に備わっているレバーの操作で簡単に高さが調節できます。さらに、360°回転できる仕様で小回りがききやすく、デスクワークなどの際も効率よく作業を行いやすいのもポイント。キャスター付きのため移動にも便利です。
無駄がなくシンプルで洗練されたスタイリッシュなデザインも魅力。カラーはレッドやブルーなどを展開しています。価格も比較的安いので、リーズナブルでおしゃれなバランスチェアを探している方にもおすすめのモデルです。
バランスチェアは正しい姿勢で座りやすくなるのが魅力。さまざまな机の高さに対応できるよう、高さ調節機能付きのモデルを選ぶのがおすすめです。また、膝当ての角度調節にも対応したモデルも便利。今回ご紹介したおすすめアイテムも参考に、ぴったりのバランスチェアを見つけてみてください。