星や月などの天体を観測するときに役立つ「天体望遠鏡」。初心者向けのシンプルなモデルから、プロフェッショナル向けの高性能モデルまでラインナップが豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ用途を明確にしておきましょう。
そこで今回は、天体望遠鏡のおすすめアイテムをピックアップ。天体望遠鏡で観測できる天体や選び方を解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- 天体望遠鏡で何を観測できる?
- 天体望遠鏡の仕組みとは?
- 天体望遠鏡の選び方
- 天体望遠鏡のおすすめメーカー
- 天体望遠鏡のおすすめ|初心者向け
- 天体望遠鏡のおすすめ|中〜上級者向け
- 天体望遠鏡の売れ筋ランキングをチェック
天体望遠鏡で何を観測できる?
天体望遠鏡は高倍率のレンズを搭載しているので、肉眼や双眼鏡ではとらえられない天体や惑星を観測できます。たとえば、月のクレーターや惑星の満ち欠け、星団や星雲の集まりなどを鮮明に観測できるのが魅力です。
大気が安定している状態なら、土星の環や木星の縞模様など、今までイラストや写真で見ていた惑星を自分の目で観察できます。カメラを使って写真や動画撮影できる製品は、幻想的な天体の姿をデータとして記録に残せるのがポイントです。
天体望遠鏡は口径や倍率ごとに見える天体が異なります。天体望遠鏡を選ぶときは価格だけをチェックするのではなく、あらかじめ見たい天体を明確にしておくことが大切です。
天体望遠鏡の仕組みとは?
天体望遠鏡はいくつかのパーツを組み合わせて設計されており、それぞれ役割が異なります。天体望遠鏡は大きく分けて鏡筒・架台・三脚のパーツ構成です。天体望遠鏡を選ぶときは、すべてがセットになった製品を選びましょう。
レンズや反射鏡を備えている筒状のパーツが鏡筒です。鏡筒を支えながら上下左右に動かすためには架台が欠かせません。鏡筒と架台を安定させるのに必要なのが三脚です。
望遠鏡にはファインダーや、アイピースと呼ばれる接眼レンズを備えています。接眼レンズの種類を変更することで、天体望遠鏡の倍率を変えられるのが特徴。星雲星団や木星、金星など、見たい天体に合わせて使い分けるのがおすすめです。
天体望遠鏡の選び方
鏡筒のタイプをチェック
初心者でも扱いやすい「屈折式」
天体望遠鏡をはじめて使う方には、屈折式がおすすめです。屈折式は対物レンズを利用して光を集めながら像をつくる方法を採用しています。
屈折式は見たい天体の方向に望遠鏡を動かして覗くので、目標の天体を見つけやすいのが特徴。初心者でも簡単に天体観測を楽しめます。コントラストのよい視野が得られられるのもメリットです。
反射式と比べて有効径は小さいですが、像が安定しているため、幅広い天体観測が可能です。お手入れの手間もかかりにくく、快適に使い続けられます。
天体をよく観察したいなら「反射式」
天体の見え方にこだわりたい方は、反射式がおすすめです。反射式は、ガラスの表面をメッキした反射鏡を採用しています。集めた光を反射させて、接眼レンズで拡大することで像を見やすくしているのが特徴です。
反射式は、屈折式と比べて色収差をおさえられます。色にじみが少なく、星雲や星団などの暗い星を観察したいときにも便利です。
反射式は、鏡筒の先端が開いている設計です。室内から室外に出たときなど、環境の温度差があると鏡筒内部で気流が発生して見えにくくなる可能性があります。また、鏡筒の先端が開いているとゴミやホコリが付着しやすくなるので、定期的に分解してお手入れが必要です。
コンパクトで持ち運びやすい「カタディオプトリック式」
カタディオプトリック式は、屈折式と反射式のメリットを組み合わせたタイプです。鏡筒がコンパクトサイズなので、持ち運びも便利。キャンプなどのアウトドアシーンで撮影を楽しみたいときにも活用できます。色収差・球面収差・像面歪曲などを高いレベルで補正するのも特徴です。
ただし、カタディオプトリック式は、太陽観測ができない点に注意。また、物理的な衝撃を受けると光軸がズレてしまいます。一般的には中級者や上級者向けです。
架台のタイプをチェック
操作・組み立てが簡単な「経緯台」
経緯台とは、鏡筒を水平と垂直に動かす架台です。上下方向と水平方向に動くシンプルな設計を採用しています。赤道儀と比べて扱いやすく、使いやすさも良好。天体望遠鏡をはじめて使用する方は、経緯台がおすすめです。
軽くて持ち運びやすいので、キャンプなどのアウトドアシーンでも活用可能。また、経緯台の天体望遠鏡は、天体観測だけでなく地上観測のときにも使用できます。時間の経過とともに動く星を観察するなら、自動追尾機能を搭載した製品が便利です。
本格的・長時間の観測には「赤道儀」
赤道儀は、日周運動に合わせて天体を追いかけられるタイプです。目的の天体を設定した後は、天体の動きに合わせて自動追尾します。長時間の観測や写真撮影をするときにおすすめです。
星は北極星を中心に円を描きながら動くので、赤道儀の中心を北極星に合わせる必要があります。経緯台と比べて複雑なので、中級者や上級者向けです。
赤道儀は機能性に優れているため、経緯台よりも本体価格が高い傾向があります。
口径の大きさをチェック
天体望遠鏡は製品ごとに口径の大きさが異なります。あらかじめ対物レンズや主鏡の口径をチェックしておきましょう。対物レンズや主鏡の直径は有効径で表します。
有効径が大きいほど、たくさんの光を集められるのが特徴です。明るい視野を確保できるので、星雲や星団などの暗い天体を観測したいときにも活躍します。
口径を表す主な単位は「mm(ミリメートル)」です。観測したい天体などに合わせて、チェックしてみてください。
見たいモノに合わせて倍率をチェック
星雲や星団は50倍以下がおすすめ
星雲とは、輝いた雲のように見える天体です。星雲の大部分はガスやチリなどの物質からなっています。一方、星団は星が集まった天体のことです。星雲と星団どちらも、一般的には50倍以下の倍率で観測をおこなえます。
アンドロメダ銀河やオリオン星雲などの天体は、20〜30倍で観測が可能です。星雲と星団は暗く見えるため、なるべく口径が大きいレンズを選びましょう。
星雲や星団は淡い天体なので、周りが明るい環境だと光が見えにくくなります。星雲や星団を見るなら、街明かりが少なくて空気が澄んだ場所の観測がおすすめです。
月や水星・金星を見るなら50〜150倍
月・水星・金星の観測をするなら50〜150倍が目安です。倍率50倍で月の全体像を把握できます。70倍や100倍など、倍率を上げることで月のクレーターや水星の三日月形、金星の濃淡などを観測可能です。
月・水星・金星などの天体は、初心者向けの天体望遠鏡でも観測しやすいのが特徴。月の小クレーターや細かい突起、裂け目などを観測するなら、なるべく高い倍率で観測してみてください。
土星や木星などの惑星なら150倍以上
土星や木星などの惑星を観測するときは、倍率150倍以上を目安にしましょう。土星は倍率100倍程度から環が見えやすくなりますが、倍率を140以上にすることで縞模様や最外環の観測ができるようになります。天体観測をしながらスケッチをしたい方は、高倍率で観測してみてください。
一方、木星は倍率80倍程度から縞模様を把握できるのが特徴です。はじめはぼんやりとした縞模様ですが、倍率を上げるごとに縞模様の構造をはっきりと確認しやすくなります。
本体の大きさ・重量をチェック
天体望遠鏡は、製品ごとに本体サイズや重量が異なります。屋外で使用する方は、機能性だけでなく持ち運びやすさもチェックしておきましょう。
コンパクトサイズかつ軽量化を実現した製品は携帯性に優れているため、キャンプなどのアウトドアシーンでもアクティブに使えるのがポイントです。
ただし、天体望遠鏡は精密機器なので、物理的な衝撃を受けると本体が壊れる可能性があります。持ち運ぶときは専用ケースに収納するのがおすすめです。
機能性をチェック
天体を撮影したいならカメラアダプター付きを
天体を撮影するなら、カメラアダプターの有無をチェックしましょう。カメラアダプターにスマホを装着するだけで、写真や動画を撮影できます。学習用の天体望遠鏡を探している方や、幻想的な天体を記録に残したい方にもおすすめです。
カメラアダプターは、取り付けられるカメラの大きさや重量が限定されている場合があるので注意が必要。また、サードパーティ製の場合はアダプターと天体望遠鏡の互換性があるのか確認することが大切です。純正品のモノを選ぶと安心できます。
なかには、カメラアダプター付属の製品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
天体の動きに合わせて鏡筒が動く自動追尾機能
地球は自転しているので、時間の経過とともに天体が移動します。自動追尾機能を搭載した製品なら、天体の動きに合わせてモーターが鏡筒を制御し、自動で天体を追いかけ続けられるのが魅力です。
天体観測のときに追尾をしないと、星が移動するため写真が線状に写ります。点像の美しさや輝きを写真に残したい場合は注意しましょう。自動追尾機能を使って天体を撮影する場合、美しい点像を再現できるのが特徴です。
ただし、自動追尾機能を使用するときは、あらかじめ極軸合わせをおこなう必要があります。
見たい星を自動で見つけてくれる自動導入機能
自動導入とは、見たい星を視界に入れるときに役立つ機能です。コントローラーなどで見たい天体を指定するだけで、鏡筒が自動で天体の方角に向きを合わせます。肉眼では把握できない淡い天体も簡単に観察できるのが魅力で、天体を探す時間を短縮可能です。
自動導入機能を使って天体を見つけた後に、自動追尾機能を設定することで、狙った天体を追いかけ続けられるのが魅力。機能性を重視している方は、自動導入機能を搭載した製品がおすすめです。
天体望遠鏡のおすすめメーカー
ケンコー・トキナー(Kenko Tokina)
ケンコー・トキナーは、光学製品などの開発や販売に力を入れているメーカーです。天体望遠鏡だけでなく、カメラ用交換レンズ・三脚・双眼鏡など、さまざまな製品を展開しています。
ケンコー・トキナーは、初心者でも簡単に使いこなせるシンプルな設計を採用したモデルを展開しているのが特徴です。コンパクトサイズの製品は持ち運びやすく、キャンプなどのアウトドアシーンでも快適に使えるのがポイント。豊富なラインナップのなかから自分にあったモノを探したい方におすすめのメーカーです。
セレストロン(CELESTRON)
セレストロンは、1950年に創業した天体望遠鏡ブランドです。世界ではじめてシュミットカセグレン式天体望遠鏡の大量生産を実現したブランドとしても知られています。シンプルな設計の初心者向けモデルからプロフェッショナルが求める高性能モデルまで、ラインナップが豊富です。
セレストロンの天体望遠鏡は、機能性と使いやすさを兼ね備えているのが特徴。専用アプリ「StarSense Explorer」をインストールすることで、スマホとの連携が可能です。天体観測時に便利な機能を使用できます。
ビクセン(Vixen)
ビクセンは、望遠鏡・双眼鏡・顕微鏡などを扱う総合光学機器メーカーです。「星を見せる会社になる」をコンセプトに掲げています。長年培った光学技術を活かした高性能な製品が豊富です。
ビクセンの天体望遠鏡は、機能性に優れています。フリーストップ式や微動ハンドルなど便利な機能が充実。多機能ながら使いやすさにこだわっているのも魅力です。
天体望遠鏡のおすすめ|初心者向け
ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) 天体望遠鏡 SKY WALKER SW-50A
天体観測と地上観測のどちらにも対応した天体望遠鏡です。「天頂ミラー」と「正立プリズム」を備えています。天体観測するときは天頂ミラー、地上観測するときは正立プリズムにするなど、用途に合わせて使い分けが可能です。
アイピースは、倍率18倍・28.8倍・90倍の3種類。アイピースを変更することで、天体が見える大きさを変えられます。スマホを取り付けるためのアダプターが付いており、スマホを使って写真や動画撮影が可能です。星座や月などの惑星をデータとして残したい方にも適しています。
さまざまな天体の情報を掲載している「天体ガイドブック」と「星座早見盤」が付属。天体について学習したり、見たい星座の位置をチェックしたり、さまざまな用途で活用できます。天体について学べるので、子どもの勉強や自由研究の課題にも役立つのが魅力です。
ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) 天体望遠鏡 AZM-70N
はじめての方でも扱いやすい屈折式の天体望遠鏡です。たくさんの光を集められる70mmの光学レンズを搭載。月のクレーターや木星のガリレオ衛星など、さまざまな天体を観測できます。経緯台式の架台部は、上下左右の動きがスムーズで使いやすいのがポイントです。機能性と使いやすさのバランスを求めている方にも適しています。
アメリカンサイズのアイピースが付属。見たい天体に合わせて、9mmと26mmのアイピースを使い分けられます。また、5倍光学ファインダーを備えており、見たい天体を探しやすいのが魅力です。
軽量なアルミ製三を採用しているのも特徴。三脚は伸縮するため、設置場所やシチュエーションに応じて高さを調節できます。携帯性にも優れており、アウトドアシーンの持ち運びも便利です。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII A80Mf
初心者でも快適に使いこなせる機能性と利便性を追求した天体望遠鏡です。上部の鏡筒は水平360°、垂直方向に約90°に動かせます。「フリーストップ式」を採用。手を離した場所で鏡筒がストップするため、セットした位置から鏡筒がズレる心配を軽減できます。
2本の「微動ハンドル」を搭載。全周微動なので、快適に角度を調節できます。微動ハンドルの角度は45°ずつ調節可能です。アリミゾ式を採用しており、鏡筒を載せかえやすいので便利。拡張性に優れており、鏡筒や三脚などのカスタマイズにも対応しています。
オプションのパーツを使用すれば、月面や火星観察も可能です。正立天頂プリズムを使用すると、地上風景の観察もおこなえます。風景や天体観測など、幅広いシチュエーションで使えるのが魅力です。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 モバイルポルタ-A70Lf
口径70mmの屈折式鏡筒を備えた天体望遠鏡です。エントリーモデルとしても使いやすい鏡筒を採用しています。月の表面や惑星を観察したいときにもおすすめです。
直感的に使いこなせるフリーストップ式を採用しています。水平と垂直方向に鏡筒を動かして、手を離した場所で鏡筒が止まるのが特徴です。見たい天体の向きに合わせやすく、簡単に使いこなせます。また、微動ハンドルは、高倍率の観察中に位置を変更したいときに便利です。
アームを折りたたむと、コンパクトサイズにまとめられます。架台部と三脚はハンドルネジ1つで着脱可能です。本格的な撮影性能を備えながら、携帯性にも優れています。
スコープテック 天体望遠鏡 ラプトル50 B00I0LVB40
子どもから大人まで簡単に使いこなせる初心者向けの天体望遠鏡です。鏡筒や三脚を含む総重量は約1.5kg。軽量なので、設置したい場所に気軽に持ち運びできます。シンプルな設計を採用しており、子どもが一人で組み立てから片付けまでおこなえるのがポイントです。難しい設定が不要のため、必要なときに取り出して天体観測ができます。
「のぞき穴ファインダー」を搭載。手前の穴から覗いて、奥の穴に見たい対象物を入れるだけで簡単に天体観測ができます。筒の内側は黒い塗装と、ドーナツ状の部品を配置し、余計な光や乱反射を防ぐのが特徴。リーズナブルな価格帯ながら、美しい像を得られるのが魅力です。
池田レンズ工業 天体望遠鏡 リゲル60 ilk-035
比較的安い価格帯ながら多機能を実現した天体望遠鏡です。シンプルな設計を採用しているので、子どもから大人まで簡単に使いこなせます。調節不要の素通しファインダーを備えており、素通し穴から簡単に月や星座などをとらえられるのが魅力。機能性と価格のバランスがよく、コストパフォーマンスの高さを重視している方にもおすすめです。
上下水平の微動装置を配置。自転で動く星を追いかけながら観察できます。スマホ撮影用カメラアダプターが付属しているため、スマホを使って簡単に写真や動画撮影が可能です。撮影データをSNSにアップロードしたり、家族や友人に共有したり、さまざまな用途で活用できます。
天体望遠鏡のおすすめ|中〜上級者向け
セレストロン(CELESTRON) 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 70AZ
ゲーム感覚で惑星や星を探せるアプリを採用した天体望遠鏡です。専用アプリ「StarSense Explorer」をインストールすると、スマホとの連携が可能。スマホを天体望遠鏡に取り付けることで、アプリが自動的にスマホカメラで星空を撮影します。
観測したい天体をスマホから探しやすいのもポイントです。木星や金星などの惑星だけでなく、星雲や星団もスマホがナビゲートします。機能性だけでなく、使いやすさにもこだわっています。また、アプリ画面に表示される星のマークをタップすると、観測できる天体が表示されるのも便利です。
口径70mm、焦点距離700mmの屈折式鏡筒を搭載。2種類の接眼レンズと2倍バローレンズが付属しています。28倍・56倍・70倍・140倍の倍率を変更可能です。高倍率まで対応しているため、さまざまな天体を観測できます。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII ED80Sf
クリアかつ高コントラストの視界を実現する天体望遠鏡です。経緯台は優れた剛性と安定性を発揮します。高性能モデルながら比較的シンプルな操作性のため、扱いやすさを重視している方にもおすすめです。色収差を低減するEDレンズを採用しており、シャープで美しいハイコントラストの像を再現します。
2本の微動ハンドルやフリーストップ設計など、使いやすさを追求した機能を搭載。快適な操作をサポートします。また、鏡筒ファインダーを備えているため、目的の天体を見つけやすいのもポイントです。
別売りのオプションパーツを使用することで、太陽を観察したり、スマホを使って写真撮影をしたり、さまざまな用途で活用できます。ユーザーのレベルや用途に合わせて天体望遠鏡のカスタマイズが可能です。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII R130Sf
広く明るい視界を確保した天体望遠鏡です。口径130mmの反射式鏡筒を搭載しているので、淡くて見えにくい天体を観察したいときに活躍します。星雲や星団の観察にもおすすめです。架台部と三脚は簡単に取り外しできます。
微動ツマミやフリーストップ式を調節するときに使用する工具は本体に内蔵しており、工具を忘れるなど心配はありません。また、接眼レンズやカメラなどを置くためのトレイを備えているので、使い勝手も良好です。
アリミゾ式を採用しているため、鏡筒を載せかえられます。必要に応じて鏡筒を変更したり、架台部と三脚を赤道儀タイプにカスタマイズしたり、さまざまな使い方が可能です。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 SX2WL-R200SS
集光力に優れた大口径反射式の天体望遠鏡です。赤道儀は「マイクロステップ駆動パルスモーター」を搭載しているので、スムーズかつ安定した動作を実現。スマホアプリをインストールすると、スマホから手軽に天体自動導入が可能です。
口径200mm、焦点距離800mmの短焦点鏡筒を採用。大口径ながら軽量化を実現しています。眼視でも天体観測を楽しめるほか、別売りの「コレクターPH」や「エクステンダーPH」を組み合わせられるのもポイントです。
剛性と安定性に優れた三脚も魅力。アウトドアシーンでもアクティブに使い続けられます。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 SXD2WL-SD115SII
高性能SDレンズを備えた天体望遠鏡です。改良によって誕生したスペーサーにより、美しい星像が得られます。色収差を低減するため、クリアでシャープな天体をとらえることが可能です。口径比F7.7、有効径115mm、焦点距離890mmに設定しており、木星や金星などの惑星だけでなく、星雲星団の撮影をおこなえるのもポイントです。幅広い天体観測ができます。
「ワイヤレスユニット」が付属しているので、スマホやタブレットを使って赤道儀のコントロールが可能です。機能性と使いやすさを両立しています。
ビクセン規格のアタッチメントプレートや金属製キャリーハンドルを搭載。架台への着脱や持ち運びもスムーズにおこなえます。三脚は携帯性に優れたアルミ製です。アウトドアシーンで移動しながら天体観測するときにも活用できます。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 SXP2WL-VC200L
SXシリーズの最高峰モデル「SXP2赤道儀WL」を採用した天体望遠鏡です。優れた剛性と低バックラッシュ、高レスポンスを実現しています。アプリを介したワイヤレス接続にも対応しており、使いやすさも良好です。本格的な機能を手軽に操作できます。
スマホアプリ「STAR BOOK Wireless」を展開。アプリをインストールすると、スマホとの連携が可能です。スマホを使って赤道儀をコントロールしたり、天体ナビゲーションを利用したりと、さまざまな便利機能を活用できます。また、アプリから星図をチェックしてタップするだけで、自動的に視野に導入して追尾をおこなう機能も便利です。
安定性に優れた三脚が付属しています。脚長約80〜130cmの伸縮式三脚のため、シチュエーションに応じて高さ調節が可能です。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 AXJ-VMC260L
機能性と機動性を兼ね備えた天体望遠鏡です。コンパクトサイズながら、フラッグシップモデルに近い機能性を発揮する赤道儀を採用しています。ピリオディックモーション補正機能「V-PEC」を搭載。補正値を記憶しているため、ユーザーがPECを記録しなくても高精度追尾を実現します。搭載可能重量は22kgです。軸受けの間隔を広く設けているので、重い機材も載せられます。
「STAR BOOK TENコントローラー」が付属。星図を確認しながら、見たい天体を指定するだけで自動導入、自動追尾します。5インチワイドTFTカラー液晶にさまざまな天体を表示できるのが魅力です。
三脚は、軽量かつ剛性に優れたカーボンファイバーを使用しています。細かい設計を見直しており、アウトドアシーンでもアクティブに使えるのがポイントです。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 SXP2WL-SD103SII
本格的な天体観測をしたい方に適した天体望遠鏡です。鏡筒は色収差をおさえるSDガラスレンズを採用しています。鮮明で美しい天体の写真撮影が可能です。目で見た天体を写真に残したい方にもおすすめ。口径比や焦点距離などのバランスがとれたレンズを備えているので、惑星から星雲星団まで幅広い天体を観察できます。
接眼レンズは、40倍と159倍の2種類です。ダイヤルで光路を切り替えられる「フリップミラー」を備えています。接眼レンズの交換や、撮影と眼視をワンタッチでコントロールできるのが便利です。
スマホアプリとの連携にも対応しています。スマホ画面に表示する天体をタップするだけで、自動導入と自動追尾をおこなうのが特徴です。機能性だけでなく、使いやすさにもこだわっています。
ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 AXD2-AX103S
ハイレベルのユーザーが求める性能を備えた天体望遠鏡です。SDレンズの光学性能を引き出すために、それぞれ20mmごとに間隔を設けているのが特徴。また、「フィールドコレクターレンズ」を備えることで、視野周辺までシャープな星像を楽しめるのが魅力です。
フラッグシップモデルの「AXD2赤道儀」を搭載。高精度かつ使いやすさに優れているため、本格的な機能性を求めている方にもおすすめです。5倍20mmの極軸望遠鏡「PF-LII」が付いています。
赤道儀にはSTAR BOOK TENが付属。大きな5インチワイドのカラー液晶を備えており、星図や文字を見やすく表示するのがポイントです。
天体望遠鏡の売れ筋ランキングをチェック
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月や星などを観測したいときに便利な天体望遠鏡。初心者は使いやすさに優れた屈折式、天体の見え方にこだわりたい方は反射式がおすすめです。カタディオプトリック式は、屈折式と反射式のメリットを組み合わせています。口径が大きいほど、たくさんの光を集められて明るい視野を確保できるのが魅力です。