遠く離れた星や惑星を観測するときに役立つ「天体望遠鏡」。子どもでも扱えるエントリーモデルから本格的な天体観測向けのハイエンドモデルまで、ラインナップが豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ重視するポイントを明確にしておきましょう。

そこで今回は、天体望遠鏡のおすすめアイテムをピックアップ。天体望遠鏡の仕組みや選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

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天体望遠鏡の仕組み

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天体望遠鏡とは、遠方にある天体を観測するためのアイテムです。天体望遠鏡は主に、鏡筒・架台・三脚のパーツを組み合わせています。

鏡筒は筒状のパーツです。レンズや反射鏡などを内蔵しています。ファインダーを利用して対象物を合わせた後、鏡筒の接眼レンズを覗くことで天体観測が可能です。三脚は鏡筒を支えます。安定感に優れており、重量のある鏡筒を載せてもバランスをとりながら使えるのがポイントです。架台は三脚を鏡筒に取り付けるために役立ちます。

初心者向けの天体望遠鏡のなかには、専門工具を使わずに組み立てられる製品も存在するため、扱いやすさもチェックしておきましょう。

安いモデルと高いモデルの違いとは?

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天体望遠鏡は初心者でも手にとりやすいリーズナブルなモデルから、プロフェッショナル向けのハイエンドモデルまでラインナップが豊富です。安いモデルと高いモデルは、主にレンズ性能や架台の性能、堅牢性などが異なります。製品ごとに性能が異なるため、あらかじめ特徴をチェックしておきましょう。

天体望遠鏡で採用しているレンズは、単凸レンズ・アクロマートレンズ・EDレンズ・フローライトレンズなど、さまざまな種類があります。高品質なレンズを採用している製品は、色収差がなくてシャープな像を得られるのがポイントです。

高いモデルは天体を追尾しやすい赤道儀を備えています。自動導入や自動追尾などの機能を搭載した製品は、目的の天体を観察しやすいのが魅力です。また、安いモデルはプラスチックがメインですが、高いモデルは金属などを使用しています。堅牢性が高く、屋外でもアクティブに使用可能です。

天体望遠鏡の選び方

鏡筒のタイプで選ぶ

初心者や小学生でも扱いやすい「屈折式」

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天体望遠鏡をはじめて使用する方は、扱いやすさに優れた屈折式がおすすめです。屈折式は対物レンズを使って光を集めて像をつくる方法を採用しています。筒の両端に対物レンズと接眼レンズを取り付けて、対象物を拡大しながら観察する仕組みです。

鏡筒を観察対象に向けるだけなので、ピントを合わせやすいのが特徴。鏡筒内の空気の動きが少なく、安定した視界が得られます。反射式と比べてシンプルな構造のため、初心者や小学生、中学生にもおすすめです。組み立てやすく、必要なときに取り出して天体観測を楽しめます。

複数枚のレンズを配置した屈折式の鏡筒は、本体の重量が重くなる傾向があるので注意しましょう。

暗い星も観測しやすい「反射式」

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本格的な天体観測をしたい方は、暗い星も観測しやすい反射式がおすすめです。反射式は反射鏡を利用して光を集め、接眼レンズで拡大する構造。鏡を使用しているので、屈折式よりも色のにじみをおさえられるのが特徴です。天文台などにある天体望遠鏡は反射式を採用しています。星雲や星団の観測にもおすすめです。

反射式は屈折式よりもお手入れの手間がかかるので注意しましょう。内部の汚れや光軸のズレが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。また、反射式を屋外で使用する場合は観測前に外気温に慣らすので、セッティングから観測までに時間がかかる傾向があります。

コンパクトで持ち運びやすい「カタディオプトリック式」

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カタディオプトリック式は、屈折式と反射式のよいところを組み合わせた構造のモデルです。「反射屈折望遠鏡」とも呼ばれています。

カタディオプトリック式はコンパクトサイズかつ軽量モデルなので、ベランダや庭、キャンプ場など、さまざまなシチュエーションで活用できます。比較的扱いやすいため、操作性を重視している方にもおすすめです。

屈折式や反射式と比べて衝撃に弱く、外気に慣らしておく必要があるので、取り扱いには注意しましょう。

見たい天体に合わせて倍率を選ぼう

月を見るなら50~150倍がおすすめ

月を見るなら50~150倍の製品がおすすめです。倍率50倍あれば、月全体を観測できます。月表面のクレーターをチェックするなら、倍率をあげながら調節しましょう。

倍率150倍以上にすると、月の起伏や模様なども細かく像として映し出せます。ただし、倍率が大きいほど鮮明に見えるわけではありません。適正倍率以上で見ると対象物がぼやけてしまう可能性があります。目的の天体に応じて見やすい倍率に合わせることが大切です。

土星・金星などの惑星なら150倍以上の高倍率モデルを

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土星や金星など、地球から離れている惑星を観察したいときは、150倍以上の高倍率モデルを選びましょう。土星の環を確認したいなら倍率100倍以上、木星の縞模様を観測したいなら倍率150倍以上が目安です。

倍率はアイピースと呼ばれるパーツを取り替えるだけで変更できます。複数のアイピースが付属している製品もあるので、あらかじめチェックしておきましょう。

星雲や星団なら50倍以下でも十分

星雲や星団は、倍率50倍以下でも鮮明に観測できます。アンドロメダ銀河やオリオン星雲は20〜30倍の倍率でも観られるのが特徴です。鏡筒のレンズ口径が明るいほど、大きくて明るく観測できます。天体望遠鏡をはじめて使う方は、50倍以下をチェックするのも選択肢のひとつです。

50倍前後の低倍率で土星や木星を観測する場合、高倍率ほど大きく観られませんが、惑星の輝きを楽しめるのが魅力です。また、倍率50倍以下の天体望遠鏡は、重星や変光星、彗星などを観測できる可能性があります。

架台のタイプで選ぶ

はじめて天体観測をするなら「経緯台」

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使いやすさを重視している方は、経緯台を採用した天体望遠鏡を選びましょう。経緯台とは、鏡筒を水平と垂直の方向に動かしながら天体を捉える架台です。赤道儀よりもシンプルな構造を採用しており、簡単に組み立てられます。必要なときに取り出してスムーズに天体観測ができるので、はじめての方にもおすすめです。

経緯台は軽量モデルが多い傾向があります。コンパクトサイズにまとめて収納できるため、気軽に持ち運び可能です。天体望遠鏡のなかには、地上の風景を観たりバードウォッチングをしたり、地上観測用として使える製品もあります。天体観測以外の用途で使用するなら、経緯台をチェックしましょう。

本格的な天体観測には「赤道儀」

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本格的な天体観測をしたい方は、赤道儀を採用した天体望遠鏡を選びましょう。地球は自転しているので、目的の天体を合わせたときも時間の経過とともに同じ場所で見えなくなります。赤道儀は地球の自転に合わせて天体を追いかけられるのが特徴。目的の天体に合わせた後、一定方向の動きだけで天体を追尾できます。

赤道儀は独特な動きをするので、初心者が扱うためには慣れが必要です。高倍率を実現した製品が多く、木星や土星など地球から離れている惑星を観測したいときにも役立ちます。

赤道儀は自動導入や自動追尾など、本格的な機能性を搭載した製品が豊富です。入門編と比べてサイズが大きくて重い傾向があるので、屋外に持ち運びたい方はサイズを確認しておきましょう。

口径をチェック

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口径とは、対物レンズや主鏡の直径を表した数値。口径ごとに光を集められる性能が異なるので、天体望遠鏡を選ぶときは口径をチェックしておくことが大切です。口径が大きいほど光を集められる性能が高く、明るい像に仕上がります。一方、口径が小さいと光を集められる性能が低いのが特徴です。

一般的に天体望遠鏡は周囲が暗いときに使用します。惑星の姿を鮮明に捉えたい方は、なるべく口径のサイズが大きい製品がおすすめです。

口径が大きい製品は価格が高くなる傾向があるので、予算に限りがある方は価格も確認しておきましょう。また、大口径の天体望遠鏡は本体サイズも大きくなるため、屋外で使用する場合は持ち運びやすい製品が便利です。

本体のサイズ・重量をチェック

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天体望遠鏡は、入門編のコンパクトサイズから本格的な大型サイズまでラインナップが豊富です。製品ごとに本体サイズや重量が異なるため、あらかじめチェックしておきましょう。

コンパクトサイズモデルのなかには、卓上にも設置できる製品が存在します。必要なときに取り出しやすく、設置場所を選びません。利便性を重視している方や、子ども向けの天体望遠鏡を求めている方にもおすすめです。

本格的な天体観測をしたい方は高性能なモデルが適していますが、本体サイズが大きくて重くなります。キャンプ場やアウトドアシーンで使用する場合は、携帯性を確認しておくことが大切です。

あると便利な機能をチェック

カメラ・スマホを接続できるモデルなら撮影も楽しめる

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天体望遠鏡のなかには、カメラやスマホを装着できる製品があります。天体を撮影したい方は、カメラやスマホの取り付けに対応した製品を選びましょう。

カメラやスマホは、専用アダプターを使用することで装着可能です。専用アダプターがあれば接眼部分にレンズを合わせられるので、安定した状態で撮影をおこなえます。専用アダプターは、別途購入が必要な場合もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

カメラやスマホで撮影した天体を家族に共有したり、SNSにアップしたり、さまざまな用途で活用できます。

専用アプリを展開している製品は、スマホと天体望遠鏡の連携が可能。自動導入機能を使用したり、赤道儀の動きをコントロールしたり、さまざまな便利機能を活用できます。

長時間観測するなら自動追尾機能付きが便利

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自動追尾とは、地球の自転とともに動く天体を追いかける機能です。天体は、時間の経過とともに移動します。鏡筒を操作しないと同じ天体を見られないので注意しましょう。

自動追尾機能を搭載した製品なら複雑な操作は必要なく、常に安定した像を捉えられます。自動追尾機能がない場合は星の流れは線状に映りますが、自動追尾機能があれば星の流れを点として観られるのが特徴です。

自動追尾機能はモーターのはたらきを利用するため、電源を確保しておく必要があります。屋外で使用する場合は、電源の有無をチェックしておきましょう。初心者向けの天体望遠鏡のなかには、自動追尾機能がないモノもあります。

見たい天体を探してくれる自動導入機能

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さまざまな大きさの天体を観測したい方は、自動導入機能の有無をチェックしておきましょう。自動導入機能は、見たい星を視界に入れるときに役立ちます。自動導入機能を搭載した天体望遠鏡は、コントローラーなどを用いて見たい天体を指示すると、自動で鏡筒が動きながら向きを調節。接眼レンズを覗くだけで目的の星や惑星を観察できます。

自動導入機能を備えた天体望遠鏡は、肉眼では確認できない淡い天体を観察するときに便利です。星雲や星団の位置を把握できます。自動導入機能はボタンを押すだけのシンプルな操作のため、はじめての方でも簡単に扱えるのがポイントです。

天体望遠鏡のおすすめメーカー

ビクセン(Vixen)

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ビクセンは1949年に創業したメーカーです。天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などの開発や販売に力を入れています。「星を見せる会社」をビジョンに掲げており、多機能な製品が豊富です。さまざまなラインナップのなかから、お気に入りの製品を見つけられます。

ビクセンの天体望遠鏡は、初心者向けのエントリーモデルから本格的な機能のハイエンドモデルまで展開しているのが特徴。高倍率の製品も揃っているため、地球から離れた天体を観測したい方にも向いています。

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina)

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ケンコー・トキナーは、カメラ機器や天体望遠鏡、カメラ周辺機材などを販売しているメーカーです。機能性と使いやすさを両立した製品を手がけています。主に初心者向けの製品が豊富です。

見たい位置で手を離せば同じポイントで止まる「フリーストップ式経緯」を搭載した製品が人気。目的の対象物をすぐに見つけて観測できます。シンプルな設計を採用しているため、はじめての方でも簡単に使いこなせるのが魅力です。

ケンコー・トキナーの天体望遠鏡は、比較的リーズナブルな価格を実現しています。価格の安さを重視している方にもおすすめです。

セレストロン(CELESTRON)

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セレストロンは、世界ではじめて、シュミットカセグレン式天体望遠鏡を大量生産したメーカーとしても知られています。天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などの製品も豊富です。

セレストロンの天体望遠鏡は、利便性を追求した製品がたくさんあります。専用アプリが展開されている製品は、スマホとの連携が可能です。天体望遠鏡にスマホを装着して星座を撮影したり、観測対象を自動で探したり、さまざまな便利機能が充実しています。機能性と使いやすさを求めている方にもおすすめです。

天体望遠鏡のおすすめ|初心者向け

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ600

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ600

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約3.3kgの軽量化を実現した天体望遠鏡です。組み立てた後も持ち運びやすいので、状況に応じて置き場所を変えられます。組み立てから操作までをスムーズにおこなえるのがポイントです。専用のキャリングバッグが付属しているため、気軽に持ち運びできます。キャンプなどのアウトドアシーンで使いたい方にもおすすめです。

有効径50mmのアクロマートレンズを搭載。月のクレーターや土星の輪、木星の衛星など、さまざまな天体観測をおこなえます。架台部には上下と左右方向に稼働するハンドルが付属しており、天体のわずかな動きをスムーズに追いやすいのが特徴です。また、アクセサリートレイは、失くしやすい小さなパーツを置く場所として役立ちます。

パーツの数が少なく、簡単に組み立てられる仕組みです。大人から子どもまで扱えるため、星空や惑星の勉強をしたいときにも活用できます。

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII R130Sf

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII R130Sf

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初心者向けモデルながら幅広いシチュエーションで使える天体望遠鏡です。鏡筒は水平360°、垂直方向約90°に自由に稼働します。手を離した位置で鏡筒を止められる「フリーストップ式」を採用しており、見たい方向に動かしやすいのが特徴です。組み立てやすく、必要なときに取り出して使用できます。

口径130mmの反射式鏡筒を搭載。星雲や星団など淡い天体を観測したいときに役立ちます。全周微動式の微動ハンドルは、望遠鏡をスムーズに動かせるのがポイントです。微動ハンドルは用途に合わせて、45°ずつ角度を切り替えられます。

鏡筒にはファインダーが付属。目的の天体を見つけやすいのが魅力です。また、架台部と三脚は着脱ができます。携帯性に優れているため、アウトドアシーンで使いたいときにも便利です。

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) スカイエクスプローラー SE-AT100N

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) スカイエクスプローラー SE-AT100N

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入門者向けモデルながら多機能を実現した天体望遠鏡です。導入した天体が視野から離れるのを防ぐ「自動追尾モード」を搭載しています。時間の経過によって視野内から外れやすい天体を追尾するため、長時間の天体観測が可能です。

架台と鏡筒をワンタッチで装着できる仕組みを採用しているので、簡単にセッティングできます。本体は卓上式のため、自宅や屋外など、さまざまな場所で使用可能です。

別売りのアダプターを装着すると、コンパクトデジタルカメラとの連携にも対応します。より解像度の高い画質で天体を撮影したい方におすすめです。また、三脚を取り付けたり別売りのアイテムを装着して自動導入天体望遠鏡にしたり、用途に合わせて機能をアップグレードできます。

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) SKY WALKER SW-50A

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) SKY WALKER SW-50A

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天体観測と地上観測どちらにも対応した天体望遠鏡です。天体観測用の「天頂ミラー」と、地上観測用の「正立プリズム」が付属しています。星空を観察したりバードウォッチングをしたり、さまざまなシチュエーションで使用可能です。多機能ながらシンプルな設計を採用しているため、初心者にも適しています。

3本のアイピースが付属。倍率は18倍・28.8倍・90倍に変更できます。倍率ごとに見やすさが異なるため、シチュエーションに応じて楽しめるのが魅力です。

星座早見盤が付属。月日目盛と時刻目盛を利用することで、見たい星座の位置を把握できるのがポイントです。また、天体について詳しく解説しているガイドブックがあり、子どもの学習にも役立ちます。

SIGHTRON 天体望遠鏡 MAKSY GO 60

SIGHTRON 天体望遠鏡 MAKSY GO 60

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子どもから大人まで楽しめる初心者向けの天体望遠鏡です。コンパクトサイズながら本格的な性能を採用しているため、月面のクレーターや木星の模様、ガリレオ衛星なども鮮明に観測できます。架台は直感的に操作しやすい「ドブソニアン」方式です。安定感の高い三脚があり、キャンプ場やベランダ、庭など、さまざまな場所で使用できます。

アイピースの倍率は37.5倍と75倍です。市販のアイピースにも対応しているため、好みの倍率に合わせられます。口径60mmの明るさにより、夜間だけでなく日中でも使用可能です。バードウォッチングや草木の観察などの用途でも活用できます。

スマホ専用のアダプターが付属。スマホを取り付けることで、天体写真などを撮影できます。天体観測の記録をつけたいときや、学習用として使いたい方にもおすすめです。

天体望遠鏡のおすすめ|高性能モデル

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 AP-A80Mf・SM

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 AP-A80Mf・SM

本格的な天体観測をしたい方に適した天体望遠鏡です。レンズ口径80mmの屈折式鏡筒を搭載しています。鏡筒部分を自由自在に動かしやすいフリーストップ式を採用しており、時間の経過とともに動く天体を追いやすいのが特徴です。内蔵モーターのはたらきで、自動で天体を追尾します。目的の天体を見失う心配がなく、長時間の観測が可能です。

別売りのパーツポーラメーターを装着すると、極軸を合わせられます。拡張性に優れているのもポイントです。

本体は凹凸のないスタイリッシュなデザインに仕上げられています。多機能ながら3.6kgの軽量化を実現しているので、持ち運びも簡単です。電源は単三電池を使用するため、外部配線も不要。コード類に足を引っ掛ける心配がなく、限られたスペースでも活用できます。

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 SX2WL-A80Mf

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 SX2WL-A80Mf

スマホを使って操作するためのワイヤレスユニットが付属した高性能な天体望遠鏡です。専用アプリ「STAR BOOK Wireless」をインストールすると、スマホと天体望遠鏡の連携ができます。赤道儀を操作したり、天体自動導入などの天体ナビゲーション機能を利用したり、さまざまな便利機能を使用可能です。専用アプリはiOSとAndroidどちらにも対応しているので、機種変更しても使い続けられます。

安定した動作をサポートする「マイクロステップ駆動パルスモーター」を搭載。ペアリング数を増やすことにより、快適な操作性を実現しています。

三脚はアルミ製伸縮式です。大型で安定感があるので、重量のある鏡筒を装着しても快適に使用できます。アルミ製は軽くて持ち運びやすいため、移動しながらの天体観測にもおすすめです。

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 Astro Fi5 SCT

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 Astro Fi5 SCT

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焦点距離1250mmの高倍率を実現した天体望遠鏡です。月や惑星の観察をしたい方にも適しています。土星の環や木星の模様まで観察可能です。透過性能に優れた「Water White Glass」の補正板に特殊なコーティングを施しています。コントラストの高い像を得られるのが特徴です。

専用アプリ「Sky Portal」を使用できるのもポイント。アプリをインストールすることで、スマホとの連携が可能です。アプリには12万個以上の天体情報が登録されています。スマホやタブレット端末から、目的の天体を選ぶことで自動導入が可能です。

鏡筒の対物レンズキャップは、スマホ用のカメラアダプター機能を備えています。レンズキャップの穴にスマホのカメラを合わせると手軽に撮影が可能です。

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) Kenko×BORG MOEBIUS 55望遠鏡セット

ケンコー・トキナー(Kenko Tokina) Kenko×BORG MOEBIUS 55望遠鏡セット

スムーズな操作性を実現した天体望遠鏡です。鏡筒を水平と垂直方向に手動で動かせるフリーストップ式経緯台を採用しています。見たい位置に合わせて手を離すと動きが止まるので、操作性も良好です。

のぞき穴ファインダーを内蔵。細かい調節が不要で、スムーズに方向を合わせられるのがポイントです。機能性だけでなく、使いやすさにもこだわっています。

三脚は伸縮式のステンレス製です。設置場所やシチュエーションに合わせて好みの高さに調節できます。軽量ながら安定性に優れているため、持ち運びも簡単です。三脚のステーには、アクセサリートレイがあります。接眼レンズなどの小物類をまとめて置けるのがメリットです。

Sky-Watcher スタークエスト MC90

Sky-Watcher スタークエスト MC90

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初心者から上級者まで幅広いニーズに対応する天体望遠鏡です。光学形式はカタディオプトリック式。コンパクトサイズながら長焦点を実現したマクストフカセグレン式を採用しています。高精度なメニスカスレンズを配置しており、シャープな像を再現可能です。月や惑星、星団などの観測にも活用できます。

コンパクトサイズかつ軽量モデルのスタークエストマウントを内蔵。小型かつ多機能を両立しているため、さまざまなシチュエーションで使用できます。三脚は軽量で堅牢性の高いアルミ製です。観測地点を移動するときも気軽に持ち運びできます。

鏡筒の取り付け部分はアリミゾ式です。アリガタレールがある鏡筒なら取り付けられます。拡張性も優れているため、天体望遠鏡のパーツにこだわりたい方にもおすすめです。

天体望遠鏡のおすすめ|カメラ・スマホ接続対応

セレストロン(CELESTRON) 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 80AZ

セレストロン(CELESTRON) 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 80AZ

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見たい星座をすばやく見つけられる天体望遠鏡です。専用アプリ「StarSense Explorer」をインストールすると、スマホとの連携が可能。天体望遠鏡にスマホを装着すると、アプリが自動で星座を撮影します。天体データと星座認証をした場合、スマホ画面から観測対象を探せるのが特徴です。天体望遠鏡の操作に慣れていない方や、初心者でも快適に使用できます。

口径80mm、焦点距離900mmの屈折式鏡筒を搭載。レンズの倍率は36倍・72倍・90倍・180倍の4通りから選択できます。高倍率を実現しており、土星や木星の模様なども観察可能です。高度微動ロッドを備えているので、上下の微動操作にも対応しています。

SIGHTRON 天体望遠鏡 MAKSY60

SIGHTRON 天体望遠鏡 MAKSY60

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学習用としても活用できる天体望遠鏡です。鏡筒のカバーが開く設計なので、望遠鏡の仕組みなどを勉強できます。子どもと一緒に天体観測をしたい方にもおすすめです。スマホアダプターが付属しており、月などの写真撮影もおこなえます。

本体は卓上三脚が付属。ベランダやキャンプ場、庭など、さまざまなシチュエーションで使用できます。本体はコンパクトサイズかつ軽量化を実現しているため、持ち運びも便利です。

90°天頂正立プリズムを搭載しています。反転した画像を修正することで、見たままの像を楽しめるのが魅力です。90°の角度を設けているため、ラクな姿勢で天体観測をおこなえます。機能性だけでなく、使いやすさにこだわっているのもポイントです。

レイメイ藤井 天体望遠鏡 RXA237

レイメイ藤井 天体望遠鏡 RXA237

スマホ撮影にも対応した天体望遠鏡です。スマホアダプターが付属しているので、スマホを取り付けたときの安定感が優れています。お気に入りの天体を見つけたときに写真として記録を残せるのもポイントです。

接眼レンズ径が大きくて見やすいアイピースを採用。レンズフードが付いているため、天体観測に集中できます。また、すべてのパーツを専用ケースに収納できるので、持ち運びも便利です。携帯性を重視している方にも適しています。

専用アプリ「星どこナビ」をインストールすると、スマホとの連携が可能です。スマホから星の位置を確認したり、声や音を利用してハンズフリー撮影をしたり、さまざまな便利機能を活用できます。また、月や太陽系、四季の星空について詳しく記しているガイドブックが付属。子どもと一緒に学習できます。

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 Travel Scope 80 with BP & SPH

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 Travel Scope 80 with BP & SPH

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スマホで撮影しながら天体観測を楽しめる高性能な天体望遠鏡です。スマホアダプターが付属しているので、接眼レンズにスマホを取り付けられます。合焦ハンドルを利用してピントを合わせると、気軽に撮影可能です。接眼レンズは高倍率と低倍率の2種類。20倍と40倍の倍率を利用して撮影をおこなえます。

正立プリズムを採用しているので、天体望遠鏡をはじめて使う方でも簡単に扱えるのが魅力です。組み立てるときは専用の工具を必要としません。三脚に鏡筒を取り付けるだけですぐに使い始められます。

天体観測だけでなく、地上の風景を撮影したり動物を観察したり、さまざまなシチュエーションで使用可能です。

池田レンズ工業 天体望遠鏡 リゲル60

池田レンズ工業 天体望遠鏡 リゲル60

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初心者が扱いやすい設計にこだわった天体望遠鏡です。素通しファインダー式を採用しており、ファインダーに対象物を入れるだけでピントを合わせられます。はじめての方でもスムーズに月や惑星などを導入可能です。シンプルな設計で使いやすさに優れているので、子どもから大人まで快適に扱えます。

スマホ撮影用カメラアダプターが付属。スマホを取り付けることで、月や惑星などを撮影できます。家族や友達と共有したり、SNSにアップしたりが可能です。

本体はコンパクトサイズかつ軽量化を実現。キャンプなどのアウトドアシーンなどにも使えるのがポイントです。

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