家のリモコンをひとまとめにできる「学習リモコン」。テレビやDVDプレーヤー、ブルーレイレコーダーなどのAV機器はもちろん、暖房・照明機器の操作にも対応しているモノもあり、非常に便利です。

学習リモコンは、リモコンが多すぎて混乱してしまうのを防げるのが魅力。今回は、学習リモコンのおすすめランキングをご紹介します。

学習リモコンとは?

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学習リモコンは、各リモコンが出す赤外線の操作信号を学んで1台にまとめられるアイテム。たとえば、ひとつのリモコンでテレビとDVDプレーヤーの両方を操作することが可能になるため、複数のリモコンを使い分ける必要がなくスマートです。

映画鑑賞が趣味で、AV機器をいくつか所有している方には特におすすめ。また、リモコンが赤外線タイプであれば、照明機器や扇風機などの操作にも対応しているモノもあります。なお、エアコンの操作に関しては、非対応の学習リモコンがほとんどなので注意しておきましょう。

学習リモコンの選び方

操作可能な機器の最大数で選ぶ

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学習リモコンは、モデルによって操作できる機器の最大数が異なります。テレビやDVDプレーヤー、BDレコーダー、CSチューナーなど、普段使用している機器の数が多い方は、最大何台まで操作できるのかしっかりと確認しておきましょう。ちなみに多いモノだと、ひとつのリモコンで最大30台の機器を操作できるモノもあります。

対応している家電の種類で選ぶ

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学習リモコンは、テレビやDVDプレーヤーなどのAV機器に対応しているモノがほとんど。しかし、なかには扇風機、エアコン、照明などの生活家電を操作できるモノもあります。

機能が増える分だけ価格が高くなる傾向にありますが、リモコンの数を減らせるので便利です。なお、赤外線に対応していない家電は操作できない場合があるため、前もって確認しておきましょう。

登録方法をチェック

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学習リモコンは、使い始める前に持っているリモコンを登録する必要があります。学習リモコンの仕様だけでなく、機器の種類やメーカーによっても変わるため説明書をよく確認して登録しましょう。

学習リモコンにすでにプリセットされた機器であれば、メーカーコードを入力するだけなので登録が簡単です。また、メーカーコードの入力以外にも、リモコン同士を向き合わせてボタンを数回押し続けるだけですべての操作を一括登録できるモノもあります。

一方で、学習リモコンにプリセットされていない機器を登録する場合は、ひとつずつボタンに操作を登録することが必要です。手間が多少かかりますが、自由にボタンを選んで操作を登録できるのがメリット。よく使う操作を使いやすいボタンに登録するなど、好みに合わせてカスタマイズできます。

学習方法で選ぶ

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学習リモコンを使用するためには、まず操作を記憶させる必要があります。リモコン同士を向かい合わせて信号を読み取らせる方法が一般的ですが、学習リモコンを初めて使う方であれば、「かんたん学習」などラクに操作登録ができるモデルを選ぶのがおすすめです。

また、機器のメーカーコードを入力するだけで登録完了するモデルもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

動作距離で選ぶ

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学習リモコンの動作距離は、家電をスムーズに操作するうえで大切なポイント。短いモノだと、家電にわざわざ近づいて操作する手間が発生します。

動作距離は約7mのタイプが主流ですが、なかには10m近いモデルも存在。ある程度の余裕をもって選べば、広めのリビングで使うときも快適です。また、学習リモコンと家電の角度が悪い場合でも、反応しやすくなります。使用する場所や家電との距離をあらかじめ確認しておきましょう。

マクロ機能の有無で選ぶ

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マクロ機能に対応している学習リモコンなら、「テレビの入力を切り替える→DVDプレーヤーの電源をオンにする」といった一連のステップを記憶できます。

設定できるステップ数が多いほど、複雑な操作をワンタッチで行えるためおすすめ。複数の機器を同時に使う機会が多い場合は非常に便利です。

その他の機能で選ぶ

タイマー機能

設定時間に自動的に電源をオンオフできる便利なタイマー機能。帰宅時間にあわせてエアコンを稼働しておけば、部屋に入ってすぐに快適に過ごせます。また、就寝時間にオフタイマーを設定しておけば、うっかり眠ってしまっても、テレビや照明の切り忘れが起こりません。

そのほか、温度や人感センサーなどを搭載しオンオフを自動的に操作できるモノもラインナップ。リモコン操作の手間を軽減したい方はチェックしてみてください。

チャイルドロック

小さな子供やペットがいる家庭では、「チャイルドロック」機能付きの学習リモコンがおすすめです。学習リモコンは照明・エアコン・テレビなどさまざまな機器を1台で操作できるので、いたずらをされると大変。操作ボタンをロックすることで、いたずらによる誤操作を予防できるためおすすめです。

学習リモコンのおすすめランキング

第1位 ソニー(SONY) 学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ530D

初めての方でも気軽に操作できるのが魅力

機能性と使いやすさを兼ね備えた学習リモコンです。テレビ・ブルーレイディスクレコーダー・ビデオカメラなど、1台で最大8台のAV機器操作が可能。主要AV機器メーカーのリモコンを記憶しているので、接続したいリモコンの電源ボタンを押すだけで初期設定が完了します。初めての方でも気軽に操作できるのが魅力です。

マクロ機能は、コンポートネントマクロ・システムコントロールボタンマクロ・プチマクロの3種類。コンポートネントマクロは、操作切換ボタンに最大16ステップのプログラム設定を登録できます。用途に合わせてマクロ機能の使い分けが可能なのが嬉しいポイントです。

ソニーだけでなく、パナソニック・シャープ・東芝などのリンク機能にも対応。3Dボタンを搭載しているので、3Dコンテンツの操作もおこなえます。動作距離は約11mを実現しており、低い位置にあるテレビやブルーレイレコーダーもスムーズに操作可能です。

第2位 ネイチャー Nature Remo3 Remo-1W3

スマートフォンの操作で、優れた機能を活用できる

省スペースにも設置しやすいコンパクトサイズかつ軽量化を実現した学習リモコンです。スマートフォンの操作により、優れたオートメーションを実現します。オートメーションは、GPS・曜日・時間・温度・照明・人感の6種類。起床時間になったらテレビの電源を入れるなど、さまざまな機能を活用できます。

Google Home・Amazon Echo・Apple HomePodなどのスマートスピーカーと連携可能。声をかけるだけで、照明を消したりエアコンの電源を入れたりできます。手が離せない状況でも家電の操作が可能です。スマートロック「Qrio Lock」にも対応しており、鍵をかけ忘れたときも遠隔操作で施錠できます。

第3位 オーム電機(OHM) AudioComm 学習AVリモコン AV-R850Z

一般的なリモコンと同じサイズ感で使いやすい

最大3台のAV機器を操作できる学習リモコンです。テレビ・チューナー・BD/DVDとの連携が可能。テレビは最大34社との接続に対応しています。あらかじめ割り当てられたメーカーコードを入力するだけなので、AV機器との連携も簡単です。

5つのカスタマイズボタンを搭載。頻繁に使用する機能をファンクションボタンに設定できます。動作距離は約7mなので、低い位置にあるブルーレイレコーダーやテレビなどもスムーズに操作可能です。

本体サイズは、幅50×高さ210×奥行28.5cm。一般的なリモコンと変わらないサイズ感のため、使いやすさも良好です。

第4位 ソニー(SONY) 学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ430D

1台でテレビ・ブルーレイディスクレコーダー・CSチューナー・アンプ・DVDレコーダーの操作をおこなえる学習リモコンです。ソニー製品を含むAV機器メーカーのリモコン信号をあらかじめ記憶しているので、スムーズに接続できます。

最大16ステップの連続操作を一括管理できる「コンポーネントマクロ」を搭載。テレビとブルーレイディスクレコーダーの電源を入れた後に番組一覧を表示するなど、流れる操作を一つのボタンでコントロールできます。また、「システムコントロールボタン」では、複数機器にまたがる操作を登録可能です。

リモコン信号をすばやく記憶できる「かんたん学習」にも対応しています。最大614ボタン分の記憶を実現。エアコン・扇風機・照明など、赤外線リモコンを使用する機器との連携が可能です。

第5位 エルパ(ELPA) 学習機能付マルチリモコン RC-TV007UDL

1台で3台のAV機器をコントロールできる学習リモコンです。オーディオや照明などの赤外線リモコンに対応しており、ABCボタンにリモコン信号を記憶できます。

動作距離は約7m。正面だけでなく、低い位置にある機器の操作もおこなえます。リモコンを操作するたびに音が鳴るので、ボタンが反応しているのか確認しやすいのもポイントです。キー操作音のオンとオフは簡単に切り換えられます。

チャイルドロック機能を搭載しており、子供やペットのいたずらによる誤操作を防げるのも魅力です。本体サイズは、幅約55×高さ195×厚さ24mmのコンパクトサイズを実現。普段使っているリモコンと変わらないサイズ感なので、使いやすさも良好です。

第6位 ソニー(SONY) リモートコマンダー RM-PZ210D

1台でテレビ・ブルーレイディスクレコーダー・CSチューナーなど、最大3台のAV機器をコントロールできるリモコンです。操作部には、番組表ボタンや連動データボタンを配置しているので、データ放送を試聴しながら、さまざまな操作をおこなえます。

広角発光「ズバとびっ!」を採用。動画距離は約11mのため、低い位置にあるテレビもスムーズにコントロールできます。ボタンを押すたびに操作音が鳴るため、ボタンを押せているか把握しやすいのもポイントです。消音設定にすると、操作音をオフにできます。

リモコン背面はスタイリッシュで美しいデザインを採用しているのが特徴。操作部はホコリが付きにくいので、背面を上にしてテーブルに設置できます。

第7位 オーム電機(OHM) AudioComm AV学習リモコン AV-R950N

大きくて見やすいボタンを配置した学習リモコンです。1台で、テレビ・チューナー・BD/DVDなどのAV機器をまとめてコントロールできます。地上デジタル放送やBSデジタル放送にも対応可能です。さまざまなAV機器のリモコンを1台に集約できるため、テレビまわりをすっきり片づけられます。

動作距離は約7mなので、離れた場所からでもAV機器の操作が可能。頻繁に使用する機能を学習ボタンに設定することで、何度もボタン操作する必要はありません。また、メモリーバックアップ機能を搭載しており、電池交換した後でも登録したメーカーコードを使用できます。

第8位 オーディオファン 学習リモコン L102E

ボタンの総数が少ないシンプルな操作性を実現した学習リモコンです。ひとつひとつのボタンが大きいので、押し間違いが少なく、直感的に操作できます。テレビなどのAV機器だけでなく、照明などのコントロールも可能です。

オリジナルリモコンと学習リモコンのボタンを押すだけで簡単にセット完了。背面にはラベルがあり、登録したリモコンを記載できます。複数のリモコンをまたぐ操作に対応しているのも魅力です。

第9位 オーム電機(OHM) AudioComm 学習AVリモコン AV-R820E

最大3台のAV機器を操作できる学習リモコンです。テレビ・チューナー・BD/DVDなどの機能を1台のリモコンに集約できます。頻繁に使用する機能をFキーに登録できるのもポイントです。

動作距離は約7m。正面だけでなく、低い位置にあるテレビやレコーダーなどの操作もおこなえます。「メモリーバックアップ機能」を搭載しているので、電池交換後も設定を引き継げるのも魅力です。

第10位 SwitchBot ハブミニ W0202200

赤外線リモコンを1台にまとめられる学習リモコンです。専用アプリ「SwitchBot」をインストールすると、エアコン・テレビ・扇風機・ロボット掃除機などの家電製品をスマートフォン操作で一括管理できます。帰宅前にロボット掃除機を起動したり、冷暖房をつけたり、さまざまな機能を使用可能です。

Amazon Echo・Google Home・HomePodなどのスマートスピーカーにも対応。声をかけるだけで家電を操作できます。シーン機能は、「おはよう」などのキーワードを発するだけで、テレビとエアコンの電源を同時につけるなどのオートメーションが可能です。

時間と家電の操作を連携できる「スケジュール機能」を搭載。出勤時間に合わせてテレビを消したり、就寝時間に照明を消したり、ライフスタイルに合わせて家電を操作できます。

第11位 ソニー(SONY) 学習マルチリモコン HUIS-100RC

最大30個のリモコンを1台で操作できる学習リモコンです。本体は、約縦123×横68×最厚部24mmのコンパクトサイズを実現。多機能ながら、電池を含む重量は約130gと軽量な設計なのも特徴です。赤外線動作距離は正面から約7mなので、離れた場所からでも家電をコントロールできます。

テレビ・レコーダー・エアコン・照明などの白物家電の操作が可能。頻繁に使用するボタンを選択して画面にまとめられるので、必要なボタンを見つけやすく、スムーズに操作できます。ボタンの配置や大きさなどのレイアウト変更にも対応しているため、自分の使いやすさに合わせてカスタマイズできるのも魅力です。

連続的な操作手順を呼び出せる「マクロ機能」を搭載しているのもポイント。照明をつけてからテレビとレコーダーの電源を入れるなど、決まった動作をスマートに操作できます。電子ペーパーを採用しており、電池持続時間は約1ヶ月です。