独特の香りを楽しめる「プーアル茶」。後発酵茶に分類されており、長い熟成を経たモノほど高級な商品として扱われるのが特徴です。なかには希少な生茶タイプも。本場雲南省のモノから国産のモノまであるので、自分に合ったプーアル茶を探して楽しめます。
そこで今回は、プーアル茶のおすすめをご紹介。プーアル茶の特徴や選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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プーアル茶とは?
プーアル茶は、後発酵茶と呼ばれるお茶の一種。発酵によって生まれる個性的な香りと味わいを楽しめるお茶です。
プーアル茶をはじめ、緑茶・烏龍茶・紅茶などのあらゆるお茶はすべてチャノキと呼ばれる植物を原料としています。収穫した茶葉を発酵させたり、発酵をどの程度行うかでお茶の種類が異なるのがポイントです。プーアル茶は、茶葉が持っている酵素の働きを熱によって抑制しています。
発酵の際には、麹菌を用いて数ヶ月間の発酵を行うのが特徴。油っぽい食事との相性がよいので、食後に飲むお茶を探している方にもおすすめです。
プーアル茶にカフェインは含まれる?
プーアル茶には緑茶などと同じくチャノキから収穫される茶葉が使用されているため、カテキンを含んでいるのがポイント。抽出の時間や茶葉の量によっても含有量は異なりますが、一般的には紅茶と同程度のカフェインが含まれています。
カフェインを制限している方は、プーアル茶を飲みすぎないよう注意が必要。なかには低カフェインを謳っているプーアル茶もあるので、カフェインが気になる方はチェックしてみてください。
プーアル茶の選び方
香りをチェック
プーアル茶を選ぶ際は、香りをチェックする必要があります。もともとプーアル茶は発酵による個性的な香りと味わいを有しており、クセのある風味を楽しむお茶。プーアル茶の持つ独特の発酵臭が気になる方は、焙煎方法を工夫することで飲みやすく仕上げた商品に注目してみてください。
また、生茶か熟茶かによって味わいが異なるのもポイント。日本に流通するプーアル茶の多くは熟茶に分類され、土を思わせるような香りを楽しめます。熟成したモノほどまろやかで飲みやすい味わいになるので、熟成期間も確認するのがおすすめです。
一方の生茶は日本では貴重なプーアル茶で、あっさりとした口当たりに華やかな香りと適度な苦味を味わえます。プーアル茶の香りの違いを理解して、自分に合った商品を選んでみてください。
茶葉の産地と品質をチェック
茶葉の産地や品質も、プーアル茶を選ぶ際のポイントのひとつです。茶葉の産地としては、中国の雲南省が本場。もともとプーアルという名前は、雲南省にあるプーアル県で採れるお茶であったことが由来とされています。品質にこだわりたい方は、残留農薬検査を行っている商品などをチョイスするのがおすすめです。
日本産の商品にこだわりたい方は、国産のプーアル茶にも注目。主に、お茶の名産地として知られる静岡県などでプーアル茶が生産されています。ぜひいろいろな産地・品質の商品を試して、プーアル茶の奥深さを堪能してみてください。
熟成期間にも注目
プーアル茶は熟成期間によって味わいが異なるため、購入する前に熟成の有無や期間についてチェックするのもおすすめです。一般的に熟成の期間が長いほど、高価な商品になります。
日本で見かける機会は少ないものの、熟成を行わない生茶も存在。生茶は晒青毛茶とも呼ばれ、フレッシュなモノであれば、さっぱりとした口当たりに華やかな香りを楽しめます。熟成に注目することで好みのプーアル茶を探しやすくなるため、ぜひ参考にしてみてください。
入れ方で選ぶ
プーアル茶は商品によって形状が異なり入れ方もさまざまなので、購入する前に確認しておくのが大切です。気軽にお茶を入れて楽しみたい方は、ティーバッグタイプがおすすめ。都度計量する必要もなく、持ち運びも容易です。
自分で計量し、好みの味わいに入れたい方は散茶がぴったり。お茶を入れた際に香りの個性が分かりやすいのも、散茶のメリットです。
保存を前提としたり、持ち運んでお茶を楽しんだりしたい方は餅茶にも注目。餅茶は圧縮して加工してあるお茶の形状で、熟成を良好に進めるのに適しているといわれています。形状によって入れ方や楽しみ方に違いがあるため、自分に合った入れ方の商品を探すのがおすすめです。
継続しやすい価格から選ぶ
プーアル茶を購入する際は、価格に注目するのもおすすめです。とくに日常的にプーアル茶を飲みたい方は、グラム単価に注目してリーズナブルな商品をチョイスしてみてください。
ティーバッグタイプよりも散茶タイプのほうが価格は安い傾向にある点にも注目。お徳用を謳っている商品なども存在します。普段の飲む頻度を考慮して、継続しやすい価格帯の商品を選んでみてください。
プーアル茶のおすすめ
荒畑園 国産プーアール茶 茶流痩々 低カフェイン茶使用
カフェインの含有量が低い、国産のプーアル茶です。静岡県牧之原産の原料を使用しています。おいしいだけでなく、素材の持つ魅力を引き出せるよう専門家とタッグを組んで製造しているのが特徴です。
カテキンが豊富に含まれている、肉厚な茶葉を用いているのもポイント。カテキンが発酵の過程で没食子酸に変化することで、中国産のモノと比べておよそ1.7倍のポリフェノールが含まれています。
妊婦の方や授乳中の赤ちゃんでも安心して飲めるのが魅力です。手がけているのは、「しずおか食セレクション」などにも選出された実績のある荒畑園。こだわりの国産プーアル茶を飲みたい方におすすめです。
ユウキ製薬 黒プーアル茶
プーアル茶を100%使用した商品です。独自の2度焙煎を施すことで、味や香りを損なわずにおいしいプーアル茶を楽しめます。味の濃い食事が好きな方や、ダイエット中の方にもぴったりです。
原産地は雲南省。中国の指定工場で製造を行っており、残留農薬の検査に合格した茶葉のみを使っています。
本商品はティーバッグタイプで、3g入りのティーバッグが60包入りです。500ml~1Lの水に1~2包入れ、とろ火で2~3分煮だして楽しみます。気軽に楽しめるティーバッグタイプのプーアル茶を探している方におすすめです。
トウキョウティートレーディング(Tokyo Tea Trading) TTT プーアル茶
野生茶樹から手摘みした緑茶を、黒麹菌を使って発酵させたプーアル茶です。熟成期間は10年間。カビ臭が控えめで、まろやかな味わいを楽しめます。
黒麹菌には殺菌作用があるといわれており、安全面を意識している方にもおすすめ。ティーバッグタイプで、一包につき250~400ml抽出できます。
120包入りなので、日常的にプーアル茶を楽しみたい方にも適した商品です。本格的なプーアル茶を探している方はチェックしてみてください。
森のこかげ 雲南プーアル
雲南省産で採れた天然の茶葉を100%使用しているプーアル茶です。後発酵ならではの濃厚で甘い味わいが特徴。濃い色合いのお茶を楽しめます。油っぽい料理を食べたあとに飲むのにぴったりです。
本商品は国内で加工されています。残留農薬検査などをクリアしたモノのみ使用しているので、安心して楽しめるのもうれしいポイントです。ティーバッグタイプで、50包入っています。プーアル茶の本場、雲南省のプーアル茶を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
トウキョウティートレーディング(Tokyo Tea Trading) 久順銘茶 プーアル茶
カビ臭さのない黒麹菌で発酵させたプーアル茶です。中国雲南省の野生の茶樹から手摘みした茶葉を使用。15年以上の長期熟成を施しています。個性的な風味とまろやかな味わいを楽しめるのが魅力です。
賞味期限は90日前後。茶葉が開くリーフティーバッグタイプで、10包入っています。熟成感のあるプーアル茶を気軽に楽しみたい方におすすめです。
オルビス(ORBIS) 陳香プーアール茶
厳選した茶葉の味わいを楽しめるプーアル茶です。丁寧に発酵と焙煎を行っているのが特徴。香ばしく、クセのない香りを楽しめます。ポリフェノールの一種である没食子酸をふんだんに含んでおり、美容に気を遣っている方にもぴったりのお茶です。
カロリーが低く、油っぽい食事を食べたあとに飲むお茶としてもおすすめ。味わいがすぐれているうえ華やかな香りを有している茶葉を、熟練の茶鑑定士が選んでいるのもポイントです。ティーバッグタイプで、15包入っています。日常的に飲めるプーアル茶を探している方はぜひチェックしてみてください。
デュオン 台湾茶工房 小沱茶
中国雲南省で製造される陳年普洱小沱茶です。小沱茶とは、伝統的な製法で作られたプーアル茶のこと。1900年代初頭に雲南省で開発された特徴的な形をしたお茶で、四川省から流れる沱江の水を使って入れていたことから名づけられました。
本商品は1つ3~4g程度に加工されている小沱茶が多いなかで、良質な茶葉を5g使っているのが特徴。一般的に市販されている商品と比べると、よりおいしさが際立つプーアル茶と謳われています。
黒麹菌類によって発酵したタイプ。飲み方について記した説明書が同封されているので、はじめて本格的なプーアル茶に挑戦する方にもおすすめです。
美麗館 プーアル茶 邦葳 古樹茶
雲南省で育った古木のプーアル茶を楽しめる商品。邦葳は雲南省にある村の名前で、樹齢1000年を越える古樹が多く存在することで知られるお茶の名産地です。
肉厚で艶やかな、質の高いプーアル茶。力強い味わいで、甘い香りを楽しめます。4~5煎目は香りが強く力強い味わいが、7~8煎から甘みが際立ってくるのが特徴。15煎以上入れてもおいしいお茶を味わえます。
長期にわたって保存することで、より質の高いお茶へと変化していくのもポイントです。
山本漢方製薬 お徳用 プアール茶
日本人が飲みやすいプーアル茶を目指し、焙煎の仕方にこだわった商品です。何年も熟成を施す半発酵茶として知られるプーアルを、遠火で丁寧に2度焙煎。発酵臭を除去することで、まろやかで飲みやすい味わいに仕上げています。
ティーバッグタイプで、冷水でも煮出しでも楽しめます。2重包装にすることで、安心と安全を追求している商品です。26包を2袋に分けているため、開封していないほうの劣化速度がゆるやかなのもうれしいポイント。お湯でも水でも気軽に抽出できるプーアル茶を探している方におすすめです。
ロンシュ(Long Shu) ドアン古樹プーアル生茶 2018
樹齢300年以上の古樹のお茶のみを取り扱うお店のプーアル茶です。農薬や化学肥料を使っていない、こだわりのお茶を味わえるのが魅力。日本では希少性の高い、生茶の晒青毛茶です。
ミャンマー国境付近の茶山に居住し、お茶の栽培を得意とするドアン族の古茶樹を使用。珍しい茶樹種の茶葉で、カフェインが苦手な方から妊婦や子供まで楽しめるのも特徴です。
本商品は30g入り。焼酎など、お酒で割っても楽しめます。煎じ終えた茶葉は、佃煮にしたり野菜炒めに入れたりして余すことなく味えるのもポイント。古樹茶としてのプーアルを楽しんでみたい方におすすめの商品です。
はぐら茶屋 餅茶 大葉種プーアル茶 生 一級
餅茶タイプのプーアル茶です。雲南省にある易武山の大樹から収穫されたお茶。一般的な茶葉よりサイズが大きいのが特徴です。昔ながらの製法で加工し、2年間熟成しています。
緑がかった褐色の水色と、苦みを楽しめるのもポイントです。3~10煎ほど抽出可能。最初にお湯を注いだときに3秒ぐらいでお湯を捨てる洗茶を行うことで、よりクリアな味わいのプーアル茶を味わえます。餅茶タイプのプーアル茶を探している方におすすめです。
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プーアル茶は、茶葉の産地や熟成の期間に注目して商品を選ぶのがおすすめ。気軽に飲みたい方は、ティーバッグタイプの商品を探してみてください。こだわりのプーアル茶を飲んでみたい方は、古樹から収穫された商品がぴったり。はじめてプーアル茶に挑戦する方は、飲みやすいように焙煎にこだわった商品も要チェックです。