甘い香りとスパイシーな味わいが楽しめる「シナモンティー」。五感を刺激し、心までやさしく包み込むようなお茶です。シナモンの種類や形状など、さまざまな商品が展開されているのが特徴。どれにしようか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのシナモンティーをご紹介します。選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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シナモンティーの特徴・魅力とは?
シナモンを主成分とするシナモンティーは、スパイシーでスイートな味わいが特徴です。古代エジプトから愛され続けているといわれる、歴史の長い飲み物。シナモンの風味がダイレクトに広がるため、個性的な味わいを堪能できます。甘味が強くなく、ストレートのほか植物性ミルクを入れてアレンジするのもおすすめです。
ピリッとした風味は、はちみつ・ジンジャー・アップルミントなどをブレンドすると、よりおいしさが増します。シナモンは豊富な栄養素を含んでいますが、過剰摂取にならないように適量で楽しんでみてください。
シナモンティーの選び方
シナモンの種類で選ぶ
セイロン・シナモン
セイロンシナモンは、スリランカ原産のシナモンです。学名では「Cinnamomum verum」と表記されます。verumはラテン語で「真実の」という意味を持ち、そのまま訳すと「真のシナモン」。「シナモンといえばセイロンシナモン」といわれることもあります。
外側の樹皮を取り除き、内樹皮と呼ばれる薄くて繊細な樹皮を何層も重ねているのが特徴。丸めながら形を整えて乾燥させています。少し力を加えると崩れてしまうほどきめが細かく繊細な仕上がり。見た目は、明るい茶色です。
柑橘類を彷彿とさせる爽やかな風味と辛味がないのが魅力。セイロンシナモンにのみ、シナモンの風味成分「オイゲノール」が含まれているのもポイントです。シナモンの過剰摂取で気になるクマリンの含有量は、カシアシナモンの1/46程度とされています。
カシア・シナモン
カシアシナモンは、中国・インド・ベトナム・インドネシアなどで生産されているシナモンです。シナニッケイというセイロンシナモンの近縁種で、別名チャイニーズシナモンと呼ばれています。アジア地域で幅広く生産されており、セイロンシナモンよりも手頃な価格で購入できるのも魅力です。
外樹皮を残した状態で細く丸めて乾燥させているため、分厚く木のような見た目。力を加えても崩れない固さが特徴です。色は明るい赤茶色。独特の強い香りとピリッとした刺激的な風味が感じられます。濃厚な香りのカシアシナモンは、カレーやインド料理作りに活用するのもおすすめです。
シナモンの形状で選ぶ
スティックタイプ
スティックタイプは、紅茶・ミルクティー・コーヒーなどと一緒に飲むのにぴったり。砂糖を加えた後、スプーンの代わりにシナモンスティックでかき混ぜると、シナモンのスパイシーで豊かな香りが楽しめます。
ホットワインにシナモンスティックを入れ、香りを付けるのもおすすめ。沸騰したお湯にシナモンスティックを浸けるとシナモンティーが完成します。
シナモンスティックは香りが感じられる状態であれば再利用できます。再利用の際は濡れた部分を乾燥させておく必要がありますが、内側にカビが生えてしまう可能性も。濡れた部分は折って使用してみてください。
未開封の状態であれば2~3年、日持ちします。開封して空気に触れると鮮度が落ちてしまうため密封して冷暗所で保存し、なるべく早めに使用するようにしてください。
パウダータイプ
シナモンパウダーは、シナモンスティックを細かく粉砕しパウダー状にしたモノ。砕く手間なく本格的な味わいを楽しめます。パウダーは空気に触れる面積が大きく、スティックタイプより劣化が早く進むのがデメリットです。
パウダータイプは扱いやすくブレンドに向いているため、ほかのハーブを組み合わせたい方にぴったり。カップに入れて熱湯を注ぎ、約2分待ってから飲んでみてください。
コーヒーやココアにシナモンパウダーを振りかけると、ひと味違う味わいに。飲み物に混ぜるほか、焼き菓子に混ぜたりトーストやデザートにトッピングしたりするのもおすすめです。
ティーバッグタイプ
ティーバッグタイプは、バッグをカップに入れてお湯を注ぐだけで完成する手軽さが魅力。個包装されたモノなら、外出先にもぴったりです。お湯を入れた水筒とティーバッグを用意すれば、自宅以外の好きなタイミングでシナモンティーが淹れられます。
分量を量らずにいつもの味わいが楽しめるのもポイント。ティーバッグタイプは、手間をかけずにすぐシナモンティーを飲みたい方におすすめです。
カフェインかノンカフェインか
シナモンにはカフェインが含まれていないのが特徴。シナモン100%のシナモンティーなら、カフェインを気にせずに楽しめます。
茶葉とブレンドしているシナモンティーにはカフェインが含まれる場合もあるため、注意して選んでみてください。カフェインが気になる方は、「ノンカフェイン」と記載されたパッケージの商品もおすすめです。
美容・健康にはハーブなどの成分をチェック
甘くてスパイシーな香りのシナモンは、アロマにも活用されています。シナモンティーは、ハーブなどをブレンドしたモノもラインナップ。チコリルート・クローブなどがブレンドされているモノは、ひと味違う複雑な味わいを楽しめるのが魅力です。
紅茶ではなく、ルイボスティーやプーアル茶をベースにしたシナモンティーも展開されています。美容や健康意識が高い方は、ハーブなどの成分が含まれているかもチェックしてみてください。
シナモンティーのおすすめ
サンタローサ(san’ta Rosa) 高級有機セイロンシナモンスティック
スリランカでオーガニック栽培された、スティックタイプのシナモンです。有機セイロンシナモンを100%使用しています。スリランカ現地では小分け加工を行わず国内で加工・管理し、品質向上に努めているのもポイントです。
内容量は50g。1本約7.5cmのシナモンが、11~15本程度入っています。チャック付き袋は、完全防湿パッケージ。保存中の劣化にも配慮しています。品質にこだわった有機栽培のシナモンを探している方におすすめです。
スパイスマーケット シナモンスティック ロール ラウンド カシア
インド産のカシアシナモンを使用したスティックタイプのシナモンです。インド人のシェフが実際に農園に足を運び、品質を確かめたモノを仕入れています。インド料理のレシピが付いているため、シナモンティーのほかカレー作りに活用するのもおすすめです。
賞味期間は730日間。内容量は40g・100g・250gをラインナップしています。チャック付き袋に入っているため、保存しやすいのも魅力。品質にこだわりたい方にぴったりのシナモンスティックです。
MIインターナショナル Spice Up シナモンパウダー セイロンシナモン
スリランカで有機栽培された高品質なパウダータイプのシナモン。グレード1の「アルバ」のみを粉砕しているのがポイントです。アルバは、香り高く甘味を感じられるのが特徴。シナモンティーだけではなく、シナモンロール・アップルケーキ・クッキーなどのお菓子作りに活用するのもおすすめです。
1袋110g入り。繊細なシナモンの味わいが空気に触れて損なわれるのを防ぐため、スタンディングタイプのチャック付き袋に入っています。セイロンシナモンのなかでも上質なモノだけを使用したシナモンティーです。
ピーアットライフ シナモン 粉末
天然シナモンを100%使用した、パウダータイプのシナモンです。カフェインを含んでいないノンカフェインの商品。残留農薬検査を行い出荷されているのもポイントです。袋詰め作業は手作業で行われており、数袋並べてもかさばらない薄さで製造されています。
内容量は、チャック付き袋に200g入り。ティースプーン1~2杯をカップに入れてお湯を注げばシナモンティーが完成します。自分好みの濃さに調節したい方におすすめのシナモンティーです。
ティーグレース アステカ スパイス
プーアル茶をベースにさまざまなスパイスをブレンドしたシナモンティーです。有機素材を活用しているのがポイント。有機プーアル茶に、有機シナモン・有機ハニーブッシュ・有機カカオニブ・有機矢車菊・有機チリフレークがブレンドされています。チョコレートで高級感をプラスした、エキゾチックな味わいが特徴です。
カカオから作られる飲み物「カカワトル」に、唐辛子やバニラなどを加えた古代メキシコの飲み物を彷彿とさせます。内容量は85gで、約33杯分です。おしゃれな色使いのスリムなパッケージも魅力。プーアル茶をベースにしたシナモンティーが気になる方におすすめです。
リブ・ラボラトリーズ やさしいノンカフェイン シナモン茶
ベトナム産のシナモンを使用した、ノンカフェインのシナモンティーです。3g入りの三角ティーバッグが12袋入っています。チャック付き袋で、保存しやすいのもポイント。お湯を注ぐだけで、やさしい味わいのシナモンティーに仕上がるのが魅力です。
無着色・無香料のため、シナモン本来の自然な味わいが広がります。ノンカフェインのシナモンティーを探している方におすすめです。
ハーニーアンドサンズジャパン(HARNEY&SONS) Hot Cinnamon Spice ホット・シナモン・スパイス Classic
中国産の紅茶に、3種類のシナモン・オレンジピール・スイートクローブをブレンドしたシナモンティーです。甘さとスパイシーさを同時に楽しめるのがポイント。砂糖や甘味料は不使用ですが、甘味を強く感じられます。ストレートはもちろん、ミルクを入れてチャイ風にアレンジするのもおすすめです。
おしゃれな缶に2gのティーバッグが20個入っています。ティーバッグは、ポットで淹れたような味わいが楽しめるピラミッド型を採用。チャック付き袋に2.8g入りのティーバッグが50個入った、大容量タイプも展開しています。スパイスをブレンドしたシナモンティーが気になる方は、チェックしてみてください。
リプトン(Lipton) シナモンアップルハーブ
ハーブやスパイスをブレンドした、複雑な味わいを楽しめるノンカフェインのシナモンティーです。シナモンとアップルを中心に、ハイビスカスやチコリルートなどを加えています。甘い香りと刺激的な味わいが魅力です。
ティーバッグを押すと渋味が出てしまうので、カップから静かに取り出してみてください。2.1gのティーバッグが50袋入っています。ハーブとスパイスをブレンドした、豊かな味わいのシナモンティーが気になる方におすすめです。
アンムティア アップルシナモンルイボスティー
ルイボスティーにシナモンとアップルをブレンドしたシナモンティーです。アップルパイのような味わいを楽しめます。品質のよい穂先の茶葉を使ったピュアルイボスティーを使用しているのがポイント。ルイボス独特のクセがないのが魅力です。固形のアップルをブレンドしており、風味がしっかり感じられます。
はちみつをはじめ、シナモンスティックやパウダーを加えて甘味や風味をプラスするのもおすすめ。ティーバッグが30包入っています。ノンカフェインなので授乳中の方にもぴったりのシナモンティーです。
世紀産業 鹿児島シナモン ストレートティー
鹿児島県産の純国産シナモンのみを使用したシナモンティーです。鹿児島県は国内唯一のシナモンの産地。シナモンは農薬を使わず大切に栽培されています。クセのない味わいが魅力。上品な甘さと豊かな香りが広がり、シナモンが苦手な方にもおすすめのマイルドな飲み口です。
1袋に28包入り。ティーバッグ1つで500mlのシナモンティーが作れます。国内産のシナモンにこだわりたい方におすすめのシナモンティーです。
シナモンティーを飲むタイミングは?
シナモンティーは寝る前に飲むのがおすすめです。ただし、商品によってはカフェインが含まれているので注意が必要。カフェインの摂取を控えたい方は、カフェインレスと記載がある商品や、シナモン100%の商品を選ぶようにしてみてください。
古くから東西の健康方法として用いられてきたシナモン。シナモンティーは薬ではなくあくまで食品ですが、アロマにも活用されています。優雅で上品な香りとほのかに甘いやさしい味わいのシナモンティーは、就寝前にぴったりな飲み物です。
スパイシーな味わいと甘い香りが広がるシナモンティーは、日々の生活にぴったりなお茶です。カフェインが気になる方はノンカフェインの商品を、複雑な味わいを楽しみたい方はハーブをブレンドした商品がおすすめ。今回ご紹介したシナモンティーのなかから、お気に入りのモノを見つけてみてください。