国産腕時計ブランドのなかでも、高い技術力に定評のある「グランドセイコー」。正確な時を刻む高精度ムーブメントのほか、着用するシーンを選ばないシンプルなデザイン、コストパフォーマンスの高さも魅力です。

今回は、そんなグランドセイコーのおすすめモデルをご紹介します。自分に合った腕時計を選ぶためにチェックしておきたいポイントもまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

グランドセイコーとは?

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グランドセイコーは、「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志から誕生した、セイコーの高級ラインです。1960年に誕生して以来、高精度な機械式腕時計の開発に取り組み、1969年には月差±1分以内の精度を実現しました。

また、1988年にわずか年差±10秒以内という驚きの精度を持つクォーツ式腕時計を開発。さらに2004年には、現在ブランドの代名詞ともなっている第3のムーブメント「スプリングドライブ」を搭載したモデルが発売されました。

革新的な開発を続けてきたグランドセイコーは、今や国産腕時計のトップともいえる地位を確立。2017年には、独立したブランドとして新たな一歩を踏み出しました。

グランドセイコーの特徴

シンプルを極めたデザイン

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高級腕時計といえば豪華な装飾が施されたデザインを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、グランドセイコーは全くの逆。あえて装飾性を省いたシンプルなデザインに徹し、高い視認性を確保した腕時計をリリースしています。

また、シンプルなだけでなく、高級感を兼ね備えているのも特徴です。多面カットやザラツ研磨といった技法を駆使して作られた文字盤やケースは、細部を見るほど丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。

シンプルかつラグジュアリーな腕時計は、フォーマルやビジネスなど、あらゆるシーンに対応可能。さらに飽きのこないデザインゆえ、長い時をともにする腕時計として最適です。

正確に時を刻む高い技術力

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機械式腕時計の精度の高さを示す指標としてよく用いられるのが、スイスの「クロノメーター規格」。15日間におよぶ試験が行われ、あらゆる環境下での精度がチェックされます。基準が厳格で、認定されるのはごくわずかといわれる規格です。

これに対し、グランドセイコーは1998年にクロノメーター規格よりもさらに厳しい基準を設けた「新GS規格」を独自に制定。現在もこれを遵守し、製品づくりが行われています。

もちろん、クォーツ・スプリングドライブの腕時計も世界トップクラスの精度を持ったモノばかり。それゆえ、「正確に時を刻む」という時計本来の機能において、グランドセイコーは世界的にも高い評価を得ています。

グランドセイコーの選び方

ムーブメントで選ぶ

クォーツ式

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クォーツ式の腕時計は、水晶振動子の振動を利用して時を刻む仕組みを採用しています。電池を動力とするため定期的に電池交換は必要になりますが、機械式に比べて時間の精度が高く、着用しない期間が長くても電池が切れない限り止まらないのがメリットです。

そのため、その日のコーディネートに合わせて時計を付け替える方には、クォーツ式腕時計がおすすめ。また、頻繁に精度調整をしたり、メンテナンスをしたりといった手間をできるだけ省きたい場合も、クォーツ式が有力候補に挙がります。

メカニカル式

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ゼンマイを動力源として時を刻む機械式腕時計は、ブランドの創業当初から開発に力を入れてきたアイテム。クォーツ式の人気に押されていた時代もあったものの、時計愛好家からの根強い支持により復活を遂げ、現在でも多くのモデルがラインナップしています。

機械式腕時計は自動巻きと手巻きに分かれますが、共通するメリットは電池が不要なこと。普段からきちんとゼンマイが巻かれていれば、急に止まってしまうようなこともありません。

ただし、精度はクォーツ式に比べると劣ります。また、長く使うなかで点検や修理が必要となるため、維持費がかかる点にも留意しておきましょう。

スプリングドライブ式

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スプリングドライブは、水晶振動子を用いて精度を保ち、ゼンマイを動力として動くセイコー独自のムーブメント。いわば、クォーツ式と機械式のよい部分を組み合わせたハイブリッド型です。

時間の精度は、月差±10~15秒。日差にすると±0.5~1秒ほどで、クォーツ式にはやや劣るものの、高い精度を有しています。また、文字盤の上を滑るように動く「スイープ運針」も特徴です。

ほかのムーブメントに比べて価格はやや高い傾向にありますが、他ブランドにはない特別な機構であることから、高い人気を誇ります。今までクォーツ、機械式を使い続けてきた方も、ぜひチェックしてみてください。

デザインで選ぶ

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グランドセイコーの腕時計は総じてシンプル。しかし、一見同じように見えるデザインのモデルも、ケースのサイズやフォルム、文字盤の立体感などの違いで着用した時の雰囲気が大きく変わります。ぱっと見た印象だけでなく、ぜひ細やかな部分の作りにも注目してデザインを選んでみてください。

カラーも落ち着いたモノがほとんどですが、より汎用性を重視するなら白の文字盤にシルバーのケースを合わせたモデルがおすすめ。フォーマルシーンでも重宝します。ビジネスシーンでの着用が多い方であれば、黒の文字盤を持つスタイリッシュなモデルもおすすめです。

使われている素材で選ぶ

ケースの素材

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腕時計のケースに使われる素材で最も一般的なのが、ステンレススチール。錆びにくいため、長年愛用するのに適した素材です。ただし、やや重量感があるため、長時間着用する際には重さが気になる場合もあります。

ステンレススチールの重量感が気になる方は、チタン素材のモデルを選ぶのがおすすめ。ステンレススチールに比べて軽く、金属アレルギーも起こしにくいとされる優れた素材です。

しかしながら、チタンは加工が難しいという難点があり、ステンレススチールに比べるとアイテム数が少なく、価格も高い傾向にあります。素材のメリット・デメリットを把握し、自分に合ったモノをセレクトしましょう。

ベルトの素材

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ベルトの種類は、金属製と革製に大別されます。金属製ベルトの主な素材は、ケースと同じくステンレススチールやチタン。丈夫なためベルト交換が少なくて済み、日ごろのケアも簡単で手間がかからないのが大きなメリットです。

対して革製ベルトは、柔らかな付け心地やデザイン、カラーの豊富さが魅力。使い込むにつれて、色や風合いの変化も楽しめます。ただし、キレイな状態で長年着用するにはクリームを塗るなどのケアが必要なため、日々のお手入れを負担に感じてしまう方には不向きです。

予算で選ぶ

グランドセイコーの腕時計は、コストパフォーマンスの高さも魅力のひとつ。世界的な高級腕時計に匹敵する品質でありながら、多くのモデルが20~50万円台で展開されています。

最もリーズナブルなのは、クォーツ式の腕時計。30万円以下でも、世界トップレベルの精度を持つモデルが手に入ります。機械式は、30~40万円台の腕時計が豊富にラインナップ。

40~50万円の予算がある場合なら、スプリングドライブ式のモデルもおすすめです。セイコー独自のムーブメントを搭載した特別感のある腕時計を、ぜひチェックしてみてください。

グランドセイコーの腕時計おすすめ人気モデル

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGX205

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGX205

スタンダードモデルとして高い人気を誇るクォーツ式腕時計。シンプルかつ高級感のあるデザインや視認性の高い文字盤の作りなど、随所にブランドカラーが色濃く表れています。ペアモデルで、恋人や夫婦で揃えて着用できるのもおすすめポイントです。

ムーブメントは「キャリバー9F62」を採用。年差±10秒と精度は抜群です。さらに、カレンダーがスムーズに進む「瞬間日送りカレンダー」機能や、秒針の動きを安定させる「バックラッシュオートアジャスト機構」も搭載。汎用性にも優れ、コスパの高さを実感できるおすすめの腕時計です。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGX271

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGX271

控えめで落ち着いたデザインのなかに、カラーの切り替えでアクセントをプラスしたおしゃれなクォーツ式腕時計です。メリハリのあるシルバー×ブルーのカラーリングはスタイリッシュな印象を与えるとともに、視認性を高める効果も。ビジネス用の腕時計としてもおすすめです。

ケース幅は37mmと、コンパクトな作り。主張が強すぎず、スマートな手元を演出してくれます。誠実な雰囲気に加え、おしゃれさもアピールしたい方はぜひチェックしてみてください。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGV215

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGV215

ブラック×シルバーのクールなカラーリングで、手元を引き締めてくれるおすすめのクォーツ式腕時計。ザラツ研磨で鏡面仕上げしたケースの美しさも目を引きます。普段使いからビジネス、ディナー時のおしゃれまで、幅広いシーンで着用可能です。

採用されているムーブメントは「キャリバー9F82」。年差±10秒の精度・耐磁性・精度調整ができる「緩急スイッチ」など、使い勝手を向上するための機能が詰め込まれています。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGX331

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGX331

フォーマルシーンや、ここぞという時のおしゃれに重宝するドレスウォッチです。美しく輝く優美なケースの仕上がりは、熟練職人ならでは。ケースとの相性を考慮して作られた「デュアルカーブサファイアガラス」も、美しいフォルムを際立たせています。

ベルトにはクロコダイルレザーを採用し、ラグジュアリーな雰囲気を強調。落ち着いたブラックカラーで、ドレッシーな装いがさらにグッと引き締まります。レディースウォッチ「STGF337」とペアでの着用もおすすめです。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGR271

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGR271

メリハリのあるカラーリングで、カジュアルコーディネートやスポーティーな装いと好相性な機械式腕時計です。スタンダードな白の文字盤に、赤の目盛を乗せてアクセントに。

駆動方式は自動巻きを採用しています。素材、巻き上げ方式などに変更を加え、これまでよりさらに精度を高めた「キャリバー9S65」ムーブメントを内蔵。若々しいデザインなので、そろそろ本格的な腕時計が欲しいと思っている30代の方にもおすすめです。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGW231

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGW231

優しいアイボリーカラーの文字盤と、クラシックなフォルムが調和した手巻き腕時計です。内蔵されているムーブメント「キャリバー9S64」の最大巻上時の持続時間は約72時間。前身である「キャリバー9S54」に比べ持続時間が増え、さらに精度もアップしています。

シースルーバックで、裏側からムーブメントをのぞけるのも魅力のひとつ。お気に入りの腕時計と毎日向き合いゼンマイを巻く、そんな時間を楽しめるおすすめの1本です。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGA227

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGA227

今やブランドの代名詞となった新機構、スプリングドライブを搭載したおすすめの腕時計です。内蔵されているのは「キャリバー9R65」。自動巻機構、72時間のパワーリザーブと高度な機能を備え、さらに波目模様を施すなど外観の美しさにまでこだわり抜かれた秀逸なムーブメントです。

外装で注目すべきは、存在感のあるりゅうずガード。立体感のある文字盤の作りと相まって、スタンダードなモデルとは一線を画す力強いデザインに仕上がっています。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGA347

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGA347

知的な印象を与えるスタイリッシュな外観と、実用的な機能を兼ね備えたスプリングドライブ式の腕時計です。細いストライプ柄をあしらった文字盤には、蓄光塗料「ルミブライト」入りのインデックスを配置。暗所で光り、視認性を確保します。

ケース、ベルトの素材には「ブライトチタン」を採用。ステンレススチールに比べて約30%も軽量で、かつ高い耐食性を持ち合わせています。仕事で毎日着用するなど、腕時計を付けている時間が長い方におすすめです。

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGE213

グランドセイコー(GRAND SEIKO) SBGE213

出張などで海外へ行く機会の多い方におすすめしたい、複数の時間を表示できるGMT機能付きの腕時計です。駆動方式はスプリングドライブ。赤い24時針が黒の文字盤に映え、視認性も良好です。

ケースは特徴的なりゅうずガードを備えた堂々としたフォルムで、存在感抜群。表面はザラツ研磨で丁寧に仕上げられており、高級感も兼ね備えています。バリバリと働く40~50代のビジネスマンの手元にふさわしい1本です。