濡れた靴を干すのに適した「シューズハンガー」。通常のハンガーとは異なり、靴が干しやすく、落ちないように施された細部の工夫がポイントです。シューズハンガーの主な素材はステンレス・アルミニウム・プラスチックの3種類。さまざまな製品が展開されています。
そこで今回は、おすすめのシューズハンガーをご紹介。選び方も含めて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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シューズハンガーを使用するメリット
濡れた靴を効率的に乾燥させられるのが、シューズハンガーを使用するメリットです。シューズハンガーは靴を乾燥させるのに特化した構造が特徴。水切れのよい角度をキープして、乾くまでの時間を短縮できます。
ハンガーにかけられるので、壁に立てかける場合と比べて倒れる心配がないのもポイント。通常のハンガーと同じく物干し竿にかけて干せるので、地面に直接置きたくない方にも適しています。履き口が長い長靴やブーツを干せるタイプも購入可能。干したい靴やハンガーの性能から、ニーズにあった製品を選ぶのがおすすめです。
シューズハンガーの選び方
素材で選ぶ
耐久性が高く長く使える「ステンレス製」
ステンレス製のシューズハンガーは丈夫で錆びにくいのが特徴。プラスチック製の製品より優れた耐荷重を誇るモノが多く、水気を含む靴や重い靴も干せます。なかには重いブーツを干すのに特化した製品も選べるのが魅力。水に濡れても錆びにくいので、屋外でも使いやすいのがステンレス製のポイントです。
アルミ製のシューズハンガーも同様の丈夫さを誇りますが、熱を通しにくく、重厚さを感じられるのはステンレス製のシューズハンガー。アルミ製は白濁したような見た目の製品が多く、ステンレス製は光沢のある見た目の製品が多く販売されています。
スタイリッシュでおしゃれな「アルミ製」
アルミ製のシューズハンガーは耐久性に優れているほか、軽量で使いやすいのが特徴。日光で劣化が進んで割れたり、雨水で錆びたり、屋外で多用するのに優れた仕様が魅力です。また、ステンレス製のシューズハンガーよりも軽量に作られている製品もあり、扱いやすいモノを探している場合に適しています。
耐荷重が大きく、重い靴を干したり、靴をまとめて干したりしたい場合にもおすすめです。金属らしい配色や細部のデザインがおしゃれなのもアルミ製ならでは。高い耐久性や扱いやすさ、おしゃれさを重視したい方はアルミ製のシューズハンガーを選んでみてください。
価格が安く気軽に使える「プラスチック製」
プラスチック製のシューズハンガーは製品数が豊富で、リーズナブルに購入できるのがポイント。素材にはポリプロピレンやポリエチレンなどを使用しています。プラスチック製のシューズハンガーは軽量で扱いやすいのが魅力です。
色の展開も豊富で、白・青・黒など、好みに合わせて選択可能。カラフルな色はプラスチック素材ならではの発色です。ただし、プラスチックは日光で劣化したり褪色したりする特性があるので、屋外に放置せず使用後は室内に取り入れる管理が大切です。
機能性をチェック
連結タイプは省スペースで使えて便利
シューズハンガーをかける場所が少ない方や、一度に多くの靴を乾かしたい方は、連結可能なシューズハンガーを選んでみてください。連結できるシューズハンガーは、ハンガーの下部にフックをかけ、下に拡張できるのが特徴です。
シューズハンガー1個分の幅で、何足も靴を干せるのがポイント。ただし、耐荷重は製品によって異なるので、連結できる個数を確認してから使うのが大切です。1つのシューズハンガーに干せる靴の数や、連結可能なハンガーの数を考慮しながら選んでみてください。
フックが回転するモノは効率的に乾かせる
根本のフックが360°回転するタイプのシューズハンガーは、効率的に乾かせるのが特徴。靴の向きが風を受けて変化するので日や風の当たる箇所が1箇所にとどまらず、効率的に乾燥させられます。ハンガーを掛け直す必要がないのもポイントです。回転式のシューズハンガーは、周囲に十分なスペースを取って使ってみてください。
インソールを干せるタイプは中まで乾きやすい
靴本体と一緒にインソールが干せるシューズハンガーは外側だけでなく、靴の中まで乾燥させられるのが特徴。インソールが干せるシューズハンガーには、インソールが挟めるフックがついており、靴と別にして干せます。
インソールと一緒に、靴紐をかけて干せるタイプのシューズハンガーもおすすめ。乾きにくい靴の部品を取り外して乾燥させることで、生乾きを減らしてニオイの発生を抑えられます。水分が残りやすい靴の内部まで乾かせるのが魅力です。
シューズホルダーとして使えるモノなら収納もできる
シューズハンガーをシューズホルダーとしても使いたいなら、自立するタイプがぴったり。物干し竿にかけなくてもよいので、シューズホルダーとしても使えます。自立できるタイプならさまざまな場所に設置できるので、物干し竿がないところでも使用可能です。
屋外で日当たりのよい場所に移動したり、屋内でヒーターやエアコンの熱風が当たるところに置いたり、使い勝手のよさが魅力。さまざまな使い方ができるシューズハンガーを探している方にもおすすめです。
洗濯機で脱水できるモノは家事の時短におすすめ
洗濯機にセットしてそのまま脱水がかけられるタイプの製品は、速乾性を求める方におすすめです。表記に従ってシューズハンガーをセットし、靴をかけて脱水を開始するだけ。脱水が完了したらそのまま物干し竿に吊るすだけで手軽に使えます。セット方法も簡単。季節を問わず、靴を洗って素早く乾燥させたい方に適しています。
シューズハンガーのおすすめ|ステンレス製
下村企販 シューズ&バスブーツハンガー
靴だけではくバスブーツを干すのに適したハンガーです。横に並べて干せる仕様。靴を斜めに傾けて干せるのが特徴です。6cmの幅広いハンガーで、安定して干せます。また、使用後の置き場所が困るバスブーツを干すハンガーとしてもおすすめです。
浴室の壁面に物干し竿を設置してシューズハンガーをかければ、バスブーツがコンパクトにかけられます。素材には錆びにくい18−8ステンレスを使用。サイズは幅17.5×奥行13.0×高さ31.7cmで、重量は108gです。耐荷重は2kg。シンプルなデザインのシューズハンガーを探している方にも適しています。
東京ハンガー ブーツハンガー
ブーツを干すのに特化したシューズハンガーです。挟んで干すタイプのハンガーで、履き口が高いブーツが干せます。強力なグリップを備えているのが特徴。おしゃれなスチール製で、インテリアのような感覚で使用できます。
革靴のブーツにはもちろん、重いスノーブーツやスケート靴の乾燥にも使用可能。フック部分は安定性を重視し、物干し竿だけでなく棚の縁やバイクのキャリアなどにも吊るせます。ブーツの湿気や型崩れを防ぎたい方におすすめのブーツハンガーです。
山秀 シューハンガー
特殊なフォルムで干した靴を固定するシューズハンガーです。内側から靴を掴んで離さないのが特徴。スチールの本体にPVC樹脂コーティングを施し、フック部分にはニッケルメッキを使用しています。厚さ0.6cmのスタイリッシュなデザインで、洗濯した靴を干すのはもちろん、そのまま収納するのにも便利です。
靴を干す以外に、スカーフハンガーとしても活躍するのがポイント。首に巻くのと同じようにかければ、おしゃれにディスプレイできます。サイズは横20.0×縦23.3cm。重量は50gです。コンパクトで使いやすいシューズハンガーを探している方におすすめです。
キャップス Stream Trail GLOVE&SHOES HANGER
アウトドアブランドが手がけるシューズハンガーです。30年以上の経験とノウハウを持つブランドが販売する製品。靴だけでなく、グローブも干せる形状が特徴です。履き口が高いブーツも干せます。
幅15×高さ25cmとコンパクトで、持ち運びやすいのもポイント。アウトドア用品に適したシューズハンガーが欲しい方におすすめです。
オカトー culemoA ステンレスシューズハンガー
さまざまな靴が干せるシューズハンガーです。子供サイズの小さい靴から大人用の靴まで、大小問わず干せるのが特徴。スニーカーだけでなく、上履き・バスブーツ・スリッパなどにも使用できます。水が落ちやすい構造なのもポイントです。
中央に同製品や別のハンガーが連結できます。サイズは縦22×横45×奥行5cm。使い勝手がよいシューズハンガーを探している方におすすめです。
シューズハンガーのおすすめ|アルミ製
東栄 シューズハンガー
耐荷重8kgで丈夫なシューズハンガーです。子供用の靴から大人用の靴まで、幅広い年齢層の靴を干せるのが特徴。使用中は合計2足干せるように広がる設計で、収納時は小さく折りたためます。靴をかける部分はバリがなく、指や靴を傷めにくいのもポイントです。
水切れがよい角度設計で、本製品を使用すると通常よりも約20%早く乾くと謳っています。360°回転して風通しも十分。アルミニウム合金素材で、日光で劣化したり、錆びたりせずに長く使えます。色はシルバー・ゴールド・サーモンピンクの3種類。頑丈なシューズハンガーを探している方におすすめです。
タカラ写真製版 シューズハンガー
靴を干す部分に加えて、ピンチが2つ付いた多機能のシューズハンガーです。靴の履き口から中に入り込む形のハンガーで、干した靴を支えるのが特徴。ハンガー部の幅は1.8cm。アルミニウム製で、重たい靴も支えます。
水に強く、錆びにくいのもアルミニウム製ならではの魅力。また、靴紐や中敷を干せるピンチが中央に2個付いており、靴の部品を隅々まで乾燥させたい方にも適しています。サイズは横28×縦25cmで、重量は約70g。靴紐や中敷も干せる、丈夫なアルミ製のシューズハンガーを探している方におすすめです。
シューズハンガーのおすすめ|プラスチック製
レック(LEC) シューズハンガー
水切れのよい角度で靴が干せる、1足用のシューズハンガーです。干す部分に角度が付いており、靴の履き口を下に向けて干せるのが特徴。フックが360°回転するので風通しがよく、より乾きやすいのもポイントです。靴本体を干す部分とは別に、インソールと靴紐を干せる部分も完備。インソールはフックに挟んで干せます。
ハンガー下にフックをかければ、連結も可能。サイズは横22.5×高さ30.0cmです。靴をかける部分は10cmあります。上履きやベビーシューズはもちろん、スニーカーやサンダルなど、大人の靴にも使用可能。素材にはポリプロピレンを使っています。効率よく乾燥させたい方におすすめのシューズハンガーです。
オーエ ML2 フットくんシューズハンガー
まとめて2足干せるシューズハンガーです。直角に開くアームと、回転式の構造が特徴。靴を乾かすのに適した角度で、素早く水気が切れます。本体の素材はポリプロピレン、バンドにはポリエチレンを使用。色は爽やかな青を採用しています。重量は105gと軽量で、使いやすいシューズハンガーを探している方におすすめです。
イノマタ化学 シューズハンガー
連結可能なプラスチック製のシューズハンガーです。中央の穴部分に同製品を連結して干せるのが特徴。連結すれば2足以上の靴を少ないスペースで干せるので、場所を活用したい場合にも適しています。水切れのよい角度が付いた構造もポイント。清潔感のあるシンプルなデザインです。
ハンガー下に付いた穴には靴紐を通せて、靴本体と分けて干したいときにも便利。上履きやスニーカーはもちろん、子供用の長靴も干せるのも魅力のひとつです。日本で製造されている製品。省スペースで何足も靴を干したい方におすすめのシューズハンガーです。
サワフジ アライール シューズハンガー
上履きやスニーカーを干すのに適したシューズハンガーです。ハンガー部分の角度を調整できるので、履き口を下に向けて内側の水気を切ったり、斜めに干して外側を乾燥させたり、使い分けられるのがポイント。物干し竿にかけるフック部分は、竿から外れにくいストッパー付きで便利です。
風通しをよくする回転式。素材はポリプロピレンを使用しています。内側の水切りと外側の乾燥でシューズハンガーを使い分けたい方におすすめです。
エヌケープロダクツ 長靴用 シューズハンガー
長靴やレインブーツが干せるシューズハンガーです。履き口をハンガーにかけて干す通常のシューズハンガーとは異なり、長靴の履き口を下に向け、挟んで干す仕様。つま先とかかとをハンガー部分に引っかけるだけで簡単に干せます。
長靴はもちろん、丈の短いレインブーツにも使用可能。長靴内側の水切りと外側の乾燥を一気にできるのがポイントです。挟んで干すキャッチハンガー方式なので、重い長靴も落とさず固定できます。フック部分は固定できるタイプを採用。長靴やレインブーツ用のシューズハンガーを探している方におすすめです。
エヌケープロダクツ シューズハンガー くっつん
ハンガー部分の角度が変えられるシューズハンガーです。ハンガー部分を上に向けて靴の水を切ったり、地面と平行にして乾燥させたりできます。竿にかけるフック部分はストッパー付き。フック部分が回転するので、自由に方向を変えられます。
素材はポリプロピレンで、重量は80g。使用用途に合わせて使い分けられるシューズハンガーが欲しい方におすすめです。
パシュート KUENTAI シューズハンガー
靴だけでなくスリッパも干せるシューズハンガーです。靴やスリッパが挟まるように設計されているのが特徴。風に煽られても落ちず、固定できるのがポイントです。風通しがよく、本製品を使わずに干すのと比べて約20%早く乾かせると謳っています。
軽量で丈夫なプラスチック製です。重さを分散させる設計で、安定して干せるのも魅力のひとつ。縦に3個まで連結可能で、少ないスペースを活用できます。サイズは横13×高さ28cm。約30cmまでのスニーカーが干せます。丈夫なプラスチック製のシューズハンガーを選びたい方にもおすすめです。
積水樹脂 くつほしスタンド
吊るしたり、立てたり、2WAYで使える便利なシューズハンガーです。通常通り物干し竿に吊るすのはもちろん、脚を使って地面に自立させられるのが特徴。放射状に伸びる4本の脚で安定性も十分です。靴をかけられる場所が4箇所あるので、合計2足干せます。小さなフックが付いており、シューズブラシをかけて干せる仕様です。
使用しないときは幅5cmにまで折りたためて、コンパクトに収納できるのもポイント。ホワイトとロイヤルブルーの2色を使った、スタイリッシュなデザインも魅力です。素材にはポリプロピレン樹脂を使用。自立可能なシューズハンガーを探している方におすすめです。
ニトリ(NITORI) 靴用ハンガー
靴の乾きやすさにこだわったシューズハンガーです。クリップが付いており、中敷や靴下も一緒に干せるのがポイント。ハンガー部分は深めの設計で、靴だけでなくスリッパや帽子も干せます。素材にはポリプロピレンを使用。シンプルなデザインも魅力です。縦に2個まで連携でき、省スペースで靴を干したい方におすすめのシューズハンガーです。
槌屋ヤック(TSUCHIYA YAC) シューズハンガータフ
耐久性が高いシューズハンガーです。耐荷重7kgの設計が特徴。長靴はもちろん、磯靴やウェーダーも干せます。靴の適合サイズは、横幅12cm・足長31.5cm・つま先の厚さ11cmまで。つま先とかかとで支える、安定感がポイントです。
マルチフック付きで、両端に小物を干せるのも魅力のひとつ。90°ずつ360°回転するので、天候や風向きに合わせて向きを変えられます。ハンガーとしても活用でき、ベストもかけられる便利な製品。耐久性にこだわったシューズハンガーを探している方におすすめです。
シューズハンガーは製品ごとに形状が大きく異なります。履き口を下に向けて水気を切る製品や、向きを切り替えられる製品もあります。また、素材によって耐久性や耐荷重が変化するのもポイント。頑丈さを重視する方はアルミ製やスチール製、耐荷重のあるプラスチック製を選んでみてください。