スーツの型崩れを防ぎながら保管ができる「スーツハンガー」。スーツを着る機会が多い方の役に立つアイテムです。しかし、さまざまな機能性や形状のアイテムがラインナップされており、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあります。
本記事では、おすすめのアイテムをご紹介。スーツハンガーのほか、パンツ用やシャツ用のハンガーもピックアップしているので、ぜひアイテム選びの参考にしてみてください。
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スーツハンガーを使用するメリットとは?
スーツハンガーを使用する大きなメリットは、スーツの型崩れを抑えられることです。スーツに合っていない形状のハンガーを使用すると、シルエットが崩れ、生地を傷めてしまう場合もあります。
スーツハンガーは、肩の部分が厚くなっているモノが多く、着用しているときに近い形で保管できるのが魅力です。生地を傷めにくい素材で作られている製品もあります。
保管方法にこだわることで、美しい状態を長持ちさせられるのがポイント。仕事で毎日スーツを着る方にぴったりです。
スーツハンガーの選び方
掛けるモノに合った種類を選ぶ
ジャケット・ワイシャツ用は肩幅と厚みをチェック
スーツハンガーを選ぶときは、肩幅と厚みをチェックしてみてください。ハンガーの幅においては、40cmや42cmなど製品によってそれぞれサイズが異なります。ジャケットに対して大きすぎても小さすぎても型崩れの原因になるので注意しましょう。
サイズを測るときは、ジャケットの背面を上に向けて置き、左右の肩先の縫い目の直線距離を測りましょう。フロントのボタンはすべて閉めておきます。ジャケットの幅から約2~4cm引いた数値がスーツハンガーの幅の目安です。
スーツハンガーの厚みも購入時に確認したいポイント。ジャケットを掛ける場合は、5cm以上の厚みがあるモノがおすすめです。
なお、ワイシャツ用のハンガーも別途用意しておきましょう。ジャケットと別々に掛けることで、ワイシャツの型崩れやシワを予防できます。
ボトムス用は目的ごとにタイプを選ぶ
ボトムスを保管するためのハンガーも販売されています。生地にシワが付きにくく、収納スペースも抑えられるため、ボトムスを複数持っている方は要チェックです。
ボトムス用のハンガーには、大きく分けてバータイプ・クリップタイプ・吊りタイプの3種類があります。
バータイプは、ボトムスをハンガーのバー部分に引っ掛けて使うアイテムです。コンパクトに収納でき、クローゼットのスペースに余裕がない場合に向いています。また、ボトムスが落ちないように滑り止めを備えているアイテムもおすすめです。
クリップタイプは、ボトムスの端をクリップで挟んで吊るします。スラックス以外の洋服も収納できるので、幅広いアイテムをすっきりとまとめたい場合に便利です。
ズボン吊りタイプは、ボトムスをひっくり返し、裾を挟んで保管します。洋服の自重でシワが伸びるため、キレイに保管しておきたい方にぴったりです。
素材で選ぶ
木製
スーツハンガーの素材も、使用感を左右するポイントです。スーツのジャケットを掛ける場合には、木で作られたハンガーが向いています。
木製のアイテムは耐久性に優れているのがメリット。長い間キレイな形のまま使用でき、ジャケットの型崩れを予防できます。
また、優れた吸湿性を有しているため、ジャケット内の湿気が気になる場合にもおすすめです。乾燥する季節に発生しやすい静電気も抑えます。
加えて、高級感のある見た目のアイテムが多く販売されているので、デザインにこだわりたい方にぴったりです。
プラスチック製
プラスチックで作られたスーツハンガーも発売されています。木製のハンガーに比べて価格が安いのがうれしいポイントです。複数のハンガーをすぐに揃えたい場合にも向いています。
水に強く、手入れが簡単なのもメリット。雨で濡れてしまったスーツを一時的に掛けておきたいときにも活躍します。洗濯物を干すハンガーとして利用しやすいのも魅力です。
出張などの持ち運び用には折りたためるタイプが便利
出張などでハンガーを持ち運ぶ場合は、折りたためるアイテムがおすすめです。コンパクトに折りたたんで持参すれば、滞在するホテルや旅館でも、ジャケットを引っ掛けて保管できます。
なかには、ポケットに入るほど小さくなるアイテムもあり、カバンの中でスペースを取りません。
しかし、折りたためるタイプは肩に厚みがないモノが多いので、長期間ジャケットを掛けておくと型崩れを起こしてしまう場合も。ジャケットであっても、シャツジャケットのような薄手のアイテムを掛けるのがおすすめです。
迷ったら専門メーカーから選ぶのもおすすめ
スーツハンガー選びで迷ったら、ハンガー専門メーカーが展開しているアイテムをチェックしてみてください。材料や機能性などに工夫を凝らしたアイテムが多く販売されています。
とくに、長く愛用できるアイテムや、大切な方に贈るギフトを選ぶ際におすすめです。なかには、人間工学に基づき、スーツを美しく保管できるようこだわられたスーツハンガーもあります。
スーツハンガーのおすすめ
マイネッティ(Mainetti) サルトリアーレハンガー スーツ用
メインの素材として特殊発泡樹脂を使用したスーツ用ハンガー。木材を感じさせる美しい見た目ながら、軽量性と耐久性に優れているのが特徴です。
服の形が崩れないよう人間工学に基づいた設計が採用されているのも魅力。肩は厚めに設定されているので、ジャケットもキレイに掛けられます。
世界のトップメゾンも利用する洗練されたデザインで、インテリアに馴染みやすいのもおすすめのポイントです。
タマトシ(TAMATOSHI) 木製ハンガー 40620
耐久性に優れ、変形の心配が少ない木で作られたスーツハンガーです。長く愛用できるアイテムが欲しい場合に向いています。
また、肩先に5.5cmの厚みをもたせたデザインのため、ジャケットの型崩れを予防できるのもメリットです。ほかに、コートなどの上着を掛けるときにも活躍します。全体のサイズは肩幅45×肩先厚5.5×高さ23.5cm、重さ約225gです。
フックは360°回転するので、ハンガーに掛けたままスチームアイロンを掛けるときにも便利。カラーはダークブラウン・アンティークブラウン・クリアの3色をラインナップしています。
加えて、ハイクオリティな作りながら、木製のアイテムとしては1本あたりの価格が比較的リーズナブルなのもおすすめのポイントです。
・6本〜
・1本〜
ナカタハンガー(NAKATA HANGER) メンズジャケットハンガー NH-2
1946年から続く長い歴史を持つ、ハンガーメーカーが手掛けるおすすめのスーツハンガーです。
スモークブラウンの色合いが美しく、高級感の漂うデザイン。クローゼットの中はもちろん、玄関や寝室などの見える場所に掛けても様になる見た目です。また、長く使える木製のアイテムなので、入社祝いのプレゼントにも向いています。
さらに、肩に触れる部分には約6cmの厚みがあり、型崩れを抑えられるのも特徴です。バーを備えているので、ネクタイやボトムスを掛けることもできます。肩幅のサイズは43cmです。
シンコハンガー(SHINKO) F-Fit ジャケットビッグクリップ47
テーラーのようなプロからも支持される、ハイクオリティなアイテムを多く取り扱っているメーカーのスーツハンガー。サイズは約肩幅47×高さ29×厚さ4cmで、メンズの洋服を掛けるときに適した大きさです。
また、大きなクリップを2個備えた形状で、ボトムスが収納可能。グリップ力のあるパーツを採用しているため、生地をしっかりホールドします。
さらに、フック部分が回転するため、収納場所に合わせて使えるのもおすすめのポイントです。シンプルなデザインで、クローゼットの中はもちろん、玄関やゲストルームのような目に入る場所に掛けておくときにも適しています。
東京ハンガー(TOKYO HANGER) スーツハンガー No.880
アパレルの店舗や流通業など、プロの現場でも採用されているスーツハンガーです。日本初のプラスチック製ハンガーを製造した会社が手掛けています。
サイズは幅43.5×高さ27×厚み6.5cmで、スーツを支えるためのほどよい厚みがあるのがメリット。抗菌・消臭効果が期待できる素材を練り込んだABS樹脂を採用しているため、汗や部屋干しの臭いを抑えます。
また、ウレタンの滑り止めを付けたスラックスバーを備えているのも特徴です。上下に動くクリップがボトムスをしっかり押さえるので、誤って落下するリスクを減らせます。加えて、挟んだ跡が残りにくく、キレイをキープできるのもおすすめのポイントです。
サワフジ(SAWAFUJI) エキスパート極太43 EXGB-43
太いバーを備えた、ボトムスにシワが付きにくいスーツハンガーです。掛けたモノが滑り落ちないように特殊加工が施されているため、ネクタイやマフラーなどのファッション小物を引っ掛けることもできます。
また、バーとジャケットを掛ける部分が離れているので、ボトムスを掛けたり外したりしやすいのもメリットです。
肩に当たる部分は4.6cmと厚く、丸みをおびているため、ジャケットのキレイなラインを内側からキープします。ズレや落下を予防するパッドを備えているのもうれしいポイントです。
サイズは約43×26.5×50cm。男女兼用で使える大きさのため、サイズが合えば夫婦でシェアするのもおすすめです。
サワフジ(SAWAFUJI) フォーマルカペラC 2P ブラック FCC-42-2P
ホールド力のあるクリップを備え、ジャケットとパンツを一緒に収納できるスーツハンガーです。サイズは約42×25.5×3.2cm。スペースを抑えてスーツをしまっておきたいときに活躍します。
また、フックが360°回転するので、洋服を取り出しやすいのもおすすめのポイントです。肩先がやわらかなラウンド形状になっており、型崩れを予防します。
サワフジ(SAWAFUJI) スーツハンガー クリップ付M NFC-42
肩部分に4.5cmの厚みがあり、内側から洋服を支えるスーツハンガーです。滑り止めを備え、ジャケットのズレや落下を予防します。商品サイズは高さ29.3×幅42.3cm、重さは約160gです。
また、長さのあるクリップを2つ付け、パンツやスカートをしっかりとホールド。クリップの先端には、生地を守るためのゴム質樹脂を備えています。
加えて、フック部分が回転し、収納場所に合わせて角度を変更できるのもおすすめのポイントです。ベーシックなブラックのほかに、明るい雰囲気のワインの色味も展開しています。
ケユカ(KEYUCA) 天然木ピンチハンガー バータイプ 4400656
ライフスタイルショップ、ケユカのハンガーです。クリップを備えており、1本でトップスとボトムスの両方を収納できるのがメリット。クローゼットのスペースに余裕がないときにも活躍します。
肩の厚みは2.5cmと薄めで、シャツジャケットのような軽めのアイテムを掛けるのに適しています。シャツ用ハンガーとして利用するのもおすすめです。
また、クリップ部分にはソフトな素材を採用し、洋服に跡が付かないように工夫されています。フックは回転するため、ハンガーに掛けたままスチームアイロンをかけやすいのも魅力です。
ポストジェネラル(POST GENERAL) GIMMIC HANGER 982170004
ワンプッシュで簡単に折りたためる、持ち運びに便利なハンガーです。軽量なので旅先や車内へ持ち込むときにもおすすめです。
通常時のサイズは幅41.5×奥行2×高さ20cm。折りたたむと幅7×奥行2×高さ34cmまでコンパクトになります。肩の厚さが薄めに設定されているので、シャツや肩パットなしの薄手のジャケットなどを掛けるのにぴったりです。
小さなフックを備えており、ハンガー同士を縦に連結できます。1本あたりの耐荷重は約1.5kgです。
サンドベージュ・オリーブカーキ・ブラックなどのおしゃれな4カラーをラインナップしています。ブランドロゴの入った、おしゃれなデザインも特徴です。
シンコハンガー(SHINKO) 折りたたみハンガー 4973228
コンパクトに折りたためるハンガーです。使用時のサイズは約幅36×高さ18.5×厚さ2.5cmですが、折りたたむと約幅7×高さ19.5×厚さ2.5cmまで小さくなります。カバンの中でもかさばらず、出張でシャツを掛けるのにおすすめです。
また、バー部分が上下に動くため、簡単にボトムスを吊るせるのも便利なポイントです。カラーは、ホワイト・グレー・ブラック・ブラウンの4色をラインナップしています。
ナカタハンガー(NAKATA HANGER) ズボン吊りハンガー AUT-07G
ボトムスを挟んで使用する、ズボン吊りタイプのハンガーです。フックを横に倒すと2枚の板が開閉して、生地をしっかりと挟めます。ボトムスの重さでシワを伸ばせるので、毎日スーツを着る方におすすめです。
サイズは幅30×厚み3.5cmで、裾とウエストのどちらも挟めます。ほかにも、スモークブラウンの木製パーツが美しい、上品なデザインも魅力。ハンガーのデザインにこだわりたい方にも適しています。
ナカタハンガー(NAKATA HANGER) ボトムハンガー AUT-10
天然木材を使用したパンツ用ハンガーです。クリップ式を採用し、スラックスなどをしっかりと挟めるのが特徴。シワを防ぎながらクローゼットにすっきりと収納できます。
クリップは最大約27cmの幅まで伸ばせるので、スラックスのほか、スカート、デニムなどさまざまなアイテムを掛けやすいのも魅力です。クリップの内側にはズレを予防するための塩化ビニールカバーを付けています。使い勝手がよいモノを探している方におすすめです。
スーツハンガーの売れ筋ランキングをチェック
スーツハンガーのランキングをチェックしたい方はこちら。
スーツの型崩れを防ぎ、キレイな状態を長持ちさせられるスーツハンガー。アイテムを選ぶときは、サイズ・タイプ・素材・機能性などをチェックしましょう。また、専門メーカーが手掛けた、こだわりの品をセレクトするのもおすすめです。ぜひ本記事を参考に、自分が使いやすいスーツハンガーを探してみてください。