ズボンやスカートなどのボトムス類を収納するのに役立つ「ズボンハンガー」。折りたたんで収納するよりもシワになりにくく、きれいな状態を保ちやすいのが魅力です。しかし、幅広い種類が展開されているため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ズボンハンガーのおすすめ製品をご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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- 目次
- ズボンハンガーを使うメリット
- ズボンハンガーのおすすめメーカー
- ズボンハンガーのおすすめ|バータイプ
- ズボンハンガーのおすすめ|クリップタイプ
- ズボンハンガーのおすすめ|ラックタイプ
- ズボンハンガーのおすすめ|ピンチハンガータイプ
- ズボンハンガーの売れ筋ランキングをチェック
- ズボンハンガーの選び方
- ズボンハンガーを使ったズボンの掛け方
ズボンハンガーを使うメリット
ズボンハンガーは、ズボンをたたまずに収納できるため、シワになりにくいのがメリットです。仕事用のスラックスやお気に入りのスカートなど、大事なボトムスをきれいな状態で保管できます。
また、ズボンハンガーに掛けてクローゼットやラックに並べることで、目当てのズボンをすぐに取り出しやすいのもポイント。衣装ケースやタンスのスペース確保にも繋がるので、ぜひ検討してみてください。
ズボンハンガーのおすすめメーカー
マワ(MAWA)
マワは、ドイツのハンガー専門メーカーです。すべりにくい点と省スペースで設置できる点が特徴。鉄製のハンガー本体をPVC樹脂でコーティングしており、ハンガーをスライドさせるときにも、大切なズボンがすべり落ちにくい仕様です。
長期保管する場合もズボンの型崩れを軽減可能。頑丈な鉄素材でできているので、ズボンハンガー自体も変形しにくく、重いジーンズや革製のズボンも手軽に掛けられます。
ニトリ(NITORI)
ニトリは、家具・インテリアを取り扱う大手メーカーです。ベッド・ソファ・カーペットなどの大きなアイテムのほか、フォトフレーム・ハンガーなどの小さなアイテムも展開しています。
ズボンハンガーのラインナップも多く、特にクリップタイプやバータイプのモノが豊富です。なかには、2本以上のセットアイテムもあり、手持ちのズボンやスカートが多い方にも向いています。
また、シンプルなデザインも特徴。さまざまなズボンやインテリアと自然に馴染みます。フォーマルなスラックスにも、カジュアルなジーンズにもおすすめです。
カインズ(CAINZ)
カインズは、ホームセンターを展開する企業です。収納ケースやデスクなどのインテリア品のほか、アウトドアアイテムやガーデニングアイテムなどを幅広く展開しています。
ハンガーのラインナップも豊富。ズボンハンガーの取り扱いは少ないものの、洗濯用に便利なピンチハンガータイプのモノがあります。使い勝手がよいながらも比較的安いので、コスパ重視の方におすすめです。
ズボンハンガーのおすすめ|バータイプ
マワ(MAWA) KH 35 U MA0212005
厚さ約0.8cmと細い、マワのズボンハンガーです。10本以上のハンガーを束ねた場合でも、厚み約8cmとスリム。省スペースで使えるので、小さいクローゼットにもおすすめです。
本体にスチール素材を使っており、薄型ながらも耐久性があります。重さがあるチノパン・ジーンズなどにもおすすめ。バー部分に特殊コーティングを施しており、長さがあるストールやロングスカートのすべり落ちを軽減できます。
ニトリ(NITORI) すべりにくいスカートズボン5段ハンガー ラミー 8470635
ボトムスを5枚まとめて掛けられる、大容量のズボンハンガーです。ズボン・スカート・ストールなどをまとめ、省スペースで収納できます。
5本のバー全てが前後に動くため、着たいズボンやスカートだけをスムーズに取り出し可能です。バーにはすべり止めがあり、すべりやすいロング丈のスカートを掛ける場合も安定感があります。
シンコハンガー ハンガーキャット METALシリーズ スラックスハンガー
アルミ素材のクールな質感とシンプルなデザインがおしゃれな、メタルシリーズのズボンハンガーです。インテリアとしても楽しめる、洗練されたデザインが魅力。厚さ8mmとスリムで、省スペース性にも優れています。
バー部分には、ズボンハンガー本体と調和するシンプルなデザインのすべり止めを採用。スカートやズボンがすべり落ちにくく、カジュアルに扱えます。
シンコハンガー モノクローゼット スラックスハンガー 2本組
連結やフックの回転に対応した、多機能で使いやすいズボンハンガーです。2枚以上のボトムスを省スペースで収納可能。手持ちのズボンやスカートが多い方におすすめです。
フックが回転するため、クローゼットに掛けたまま、着たいボトムスをスムーズに取り出せます。バー部分にすべり止めが付いており、衣服のすべり落ちも軽減可能です。
シンコハンガー F-Fit フォーストップハンガー
4枚のボトムスをまとめて収納できるズボンハンガーです。厚さ6.3cmとスリムながらも収納力があり、クローゼットを広く使いたい方におすすめです。
フックが回転するため、クローゼットに掛けた状態でも扱いやすいのが魅力。すべり止め付きのバーは1本ずつ取り外しでき、着たいズボンやスカートのみを簡単に取り出せます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) PVCスラックスハンガー2P PV-SL2P
シンプルなバータイプのズボンハンガーです。奥行き約0.65cmと薄いのが特徴。約6.5cmのスペースがあれば、ズボンハンガーを10本まとめて掛けられます。省スペース性に優れ、クローゼットを広く使いたい方におすすめです。
本体がスチール製なので、細いながらも頑丈。重さがあるジーンズの収納にもおすすめです。バー部分にはすべり止めが付いており、大切な衣類のすべり落ちを軽減できます。
玉俊工業所 スマートパンツハンガー
大量のボトムスをまとめて収納できる6連タイプのズボンハンガーです。バー部分に頑丈なステンレス素材を使用。6本のバー全てに重さがある厚手のチノパンやデニムを掛けた場合でも安定感があります。
また、本アイテムは2個のフックを使い、ハンガーポールへ水平に吊るせるため取り出しがスムーズ。使わないときには、片側のフックを外すだけで折りたたみでき、省スペースで収納できます。
フックが360度回転するため、垂直で使う場合も1枚ずつ簡単に取り出し可能。省スペース性と使い勝手のよさを重視する方におすすめです。
ナカタハンガー(NAKATA HANGER) スラックスハンガー 5本組 SET-11
木製ハンガー専業メーカー、ナカタハンガーのズボンハンガーです。バーにブナの木を使った、あたたかみのあるデザインがおしゃれ。シックな雰囲気があり、アンティーク調やナチュラル調のインテリアとマッチします。
また、掛けた服にシワが付きにくいのもポイント。1.5cmの厚みがあるバーと、なめらかなフェルト生地により、大切なズボンやスカートへのシワを軽減できます。デザインと機能性の両方を重視する方におすすめです。
ズボンハンガーのおすすめ|クリップタイプ
マワ(MAWA) MAWAmat 26 MA0130005-10
ワイドサイズのクリップでしっかり挟めるズボンハンガーです。フック部分を倒すとクリップが大きく開き、厚みがあるボトムスも簡単にホールド可能。薄手のズボンであれば2〜3枚まとめて挟めます。
ズボンが触れるクリップ部分には、ノンスリップコーティングが施されています。すべりやすいスラックスの吊り下げにもおすすめです。また、特殊コーティングにより、クリップの挟み跡を軽減。シワが付きやすい礼服のズボンも長期間きれいに保管できます。
ニトリ(NITORI) アルミスカートズボンハンガー ルイ 2本組 8471021
モダン調や北欧風など、さまざまなインテリアと馴染むシンプルなズボンハンガーです。2本セットで比較的安いのが特徴。本体には頑丈なアルミ素材を使っており、安いながらも長く使い続けられます。
幅約32cmのバーには2個のクリップを搭載。1個ずつ左右にスライドでき、さまざまなサイズのズボンやスカートをきれいに吊り下げられます。また、フックが360°回転。服の向きを揃えて収納したい方にもおすすめです。
ニトリ(NITORI) スカートズボンハンガー LM01KWH3P
3本まで連結できるズボンハンガーです。フックの下に連結用の掛け部があり、簡単に連結可能。3枚のボトムスを省スペースで収納できます。クローゼットが小さい場合におすすめです。
ズボンハンガー1本あたり約2kgまでの重さに耐えられ、重さがあるジーンズやデニムスカートなどの収納にも向いています。クリップの先をポリ塩化ビニルで覆っているので、挟み跡も軽減可能です。
ニトリ(NITORI) スカートズボン木製ハンガー ロータス 8470625
中央に天然木のロータスをあしらった、おしゃれなズボンハンガーです。ほんのりとピンクがかった明るい色味が特徴。北欧やナチュラルなインテリアにおすすめです。
クリップやフックには頑丈なスチールを使用。耐久性に優れ、長く愛用できます。本体幅が約36cmとワイドで、サイズが大きいボトムスにもおすすめ。両サイドのクリップをスライドでき、幅広いサイズのズボンやスカートをきれいに吊り下げられます。
イケア(IKEA) ブメラング 801.733.08
木製のクリップを採用した、おしゃれなズボンハンガーです。ユーカリの無垢材に透明アクリルラッカーを施しており、天然木ならではの木目を楽しめます。
直接衣服に触れる部分には、フェルトの裏地を採用。挟み跡やシワを軽減しながら丁寧に保管できます。クリップ部分は幅30cmとワイドで、大きいサイズのズボンやフレアスカートなどにもおすすめです。
サワフジ ボトムハンガー5P BO-05
シンプルなプラスチック製のズボンハンガーです。5本セットのズボンハンガーとしては、比較的安いのが魅力。予算が限られている方や、ズボンハンガーを試してみたい方におすすめです。
安いながらも、ズボンのサイズに合わせて両サイドのクリップをスライド可能。幅広いサイズのズボンをきれいに吊り下げられます。幅31cmとワイドで、大きいサイズのズボンにもおすすめです。
シンコハンガー F-Fit ボトムクリッパー
幅約20cmのコンパクトなズボンハンガーです。厚さも3.5cmと薄型で、省スペース性を重視する方におすすめ。シンプルなデザインで、幅広いインテリアと自然に馴染みます。
また、小型ながらも連結に対応。省スペースで複数枚のスカート・スラックスなどを収納できます。クリップ部分にはEVA素材のすべり止めが付いており、ホールド力も良好です。
シンコハンガー リバース クリップハンガー5本組
コスパに優れたズボンハンガーです。5本セットのなかでは比較的安い価格。複数本のズボンハンガーを手軽に揃えられます。
安いながらも、クリップの位置をスライド可能。さまざまなサイズのズボンやスカートを伸ばして収納でき、衣類のヨレを軽減できます。また、クリップの先にはスポンジ付き。跡残りも軽減できる便利なデザインです。
玉俊工業所 シングルワイヤーボトムハンガー B30-AG
アンティーク調のカラーリングがおしゃれなズボンハンガーです。シックなインテリアと馴染みやすく、デザイン性を重視する方におすすめ。本体には耐久性に優れたスチール素材が使われており、長く愛用できます。
フックの回転やクリップのスライドに対応しているため、使い勝手も良好。また、クリップ部分には擦れ音や傷を軽減するための樹脂パーツが取り付けられており、スムーズにスライドできます。
ズボンハンガーのおすすめ|ラックタイプ
ビーワーススタイル スラックスハンガー 20本掛け 3S-320043
20本のズボンを掛けられる、大容量のズボンハンガーです。シンプルなデザインで、スラックス・スカート・ネクタイなど、幅広い衣類を掛けられます。
ズボンハンガーを2本使うことで、耐荷重1kgまでの重い衣類に対応。分厚いジーパンを穿く方にもおすすめです。本体が頑丈なスチール製でできており、分厚いズボンを複数本掛けた場合も安定感があります。
脚部には4つのキャスター付きで、重いズボンを複数本掛けた状態でも、クローゼットや姿見の近くへ簡単に移動できます。2個のキャスターにはストッパーが搭載されており、据え置きする場合にもおすすめです。
また、ズボンハンガー部分のみを取り外しできるのも便利。穿きたいズボンやスカートだけをスムーズに取り出せます。さらに、ズボンハンガーは左右にスイング可能。衣類を掛けたままでも1本ずつの色や柄が見えやすく、服を選びやすいデザインです。
山善(YAMAZEN) 高さが変えられるスラックスハンガー 20本掛け RSL-S20
高さを69〜89cmまで、約4cm間隔で細かく調節できるズボンハンガーです。ハーフパンツからロングスカートまで、幅広いサイズのズボンやスカートを掛けられます。最下段には小物収納スペースがあり、帽子・カバンなどの小物もまとめて収納可能です。
最小高さが69cmと低いので、押し入れ下段にもおすすめ。キャスターが4個付いており、押し入れ奥から簡単に出し入れできます。2個のキャスターにはストッパー付き。クローゼットで据え置きする場合にも便利です。
また、ズボンやワンピースを掛ける部分には、すべり止めを搭載。ズボンハンガー本体を移動するときにも安定感があります。12本のバーは全て左右にスイングし、必要なボトムスを簡単に取り出せます。
平安伸銅工業 押入れスラックスハンガー BHS-2
押し入れにおすすめのズボンハンガーです。高さが70cmと低いので、押し入れ下段へスマートに収納できます。脚部には4個のキャスターが付いており、押し入れ奥からの出し入れが簡単です。
奥行きが74cmと大きいため、押し入れの奥まで収納として使えます。バーは24本あるので、手持ちのズボンやスカートの枚数が多い方におすすめです。バー1本あたりの耐荷重は0.75kgと頑丈で、重さがあるジーンズを掛けても安定感があります。
ぼん家具 スラックスハンガー 1段 LET300229
サイズが大きいズボンや、裾が広いフレアスカートなどをスマートに掛けられるズボンハンガーです。掛け幅が約27.5cmあるワイドサイズのフックを採用。フックの先には返しが付いており、ズボンやスカートのすべり落ちを軽減できます。
フック1本あたりの耐荷重が約1kgと頑丈なので、重いジーンズの収納にもおすすめです。フックは全てスイング式で、必要なボトムスを素早く探し出せます。
また、無段階で高さ調節ができるのも便利。高さ65.5~81.0cmまで調節でき、丈の長いロングスカートやチノパンもスマートに収納できます。最小の高さに調節し、押し入れ下段で使うのもおすすめです。
脚部にはキャスター付きで、奥行きがある押し入れ下段で使う場合もスムーズに取り出せます。前方のキャスターにはロック機能があり、ボトムスを出し入れするときの安定感も良好です。
足立製作所 高さ伸縮スラックスハンガー スイング式 12本掛 A028
幅約47cmのコンパクトなズボンハンガーです。クローゼットや姿見の横へ省スペースで設置したい方におすすめ。設置スペースの広さに合わせ、高さを約65~81cmまで調節できます。
本体には、12本のボトムスを収納可能。バー1本あたりの耐荷重が約0.7kgあり、重さがあるジーンズやレザーパンツを掛けた場合も安定感があります。バーが左右にスイングするため、12本全てにボトムスを掛けた状態でも出し入れが簡単です。
ズボンハンガーのおすすめ|ピンチハンガータイプ
カインズ(CAINZ) 広げて干せるズボンハンガー ZH-2615
濡れて重いジーンズをしっかり固定できるズボンハンガーです。ホールド力に優れたダブルバネピンチを4個搭載。濡れて重くなったボトムスをしっかり固定できます。
4個のピンチでズボンの穿き口を大きく広げて干せるため、風通しがよく乾きやすいのもポイント。ピンチには水濡れに強いプラスチックを使っており、濡れたズボンを手軽に干せます。
コモライフ ステンレスジーンズドライハンガー2本組
錆びにくいステンレス製のズボンハンガーです。雨に濡れやすい屋外のベランダにセットした場合も、きれいなデザインが長持ちします。洗濯用におすすめです。
ピンチは4個あり、ズボンやスカートの穿き口を大きく広げて干せます。さらに、フック部分が360°回転。風通しと日当たりがよく、厚手のジーンズも乾きやすい構造です。
ダイヤ フランドリー・しっかりズボンハンガー
ウエスト部分を約15cmの筒状に広げられるズボンハンガーです。風通しがよく、厚手のジーンズも乾きやすいデザイン。フックは日当たりに合わせて360°回転でき、洗濯用におすすめです。
ピンチは先端がV字型に分かれており、デニム・ジーンズなど厚手のモノも2点でしっかりホールドできます。さらに、ピンチの先端に半球状の突起を搭載。風が吹くベランダに出す場合も、洗濯物がすべり落ちにくい仕様です。
ピンチのツマミ部分には、指先がフィットする窪みがあるので力を入れやすく、厚手のジーンズやスカートを簡単にホールドできます。使い勝手がよい洗濯用のズボンハンガーを探している方は、チェックしてみてください。
サワフジ ジーンズハンガー JH-01
ジーンズが早く乾くと謳うズボンハンガーです。4個のピンチを搭載しており、ジーンズの穿き口を大きく広げて干せます。全てのピンチが左右にスライドするため、さまざまなサイズのズボンをスムーズに乾かしやすいアイテムです。
また、グリップ式の固定方法もポイント。物干し竿にしっかり固定できるため、重いジーンズを取り付けた場合も落ちにくく、強い風が吹くベランダでの使用もおすすめです。
ズボンハンガーの売れ筋ランキングをチェック
ズボンハンガーのランキングをチェックしたい方はこちら。
ズボンハンガーの選び方
タイプで選ぶ
バータイプ
手軽に使えるモノが欲しいなら「バータイプ」がおすすめです。バータイプはクリップなどを備えておらず、バーにズボンを掛けて吊るします。ズボンをクリップで留める手間がかからないため、収納はもちろん、スムーズに取り出しやすいのが魅力です。
また、バータイプはスリムな形状のモノが多いのがポイント。ズボンハンガーを複数並べてもかさばりにくく、クローゼット内をすっきりと見せられます。クローゼットに空きスペースがほとんどない方や、ボトムスの所有数が多い方にもおすすめです。
クリップタイプ
ズボンのほか、スカートもきれいに収納したい場合は「クリップタイプ」の製品を要チェック。アパレルショップなどでも使われることが多く、ズボンをクリップで挟んで吊るします。ズボンを折らずに収納できるので、折りジワが付きにくいのがメリットです。
クリップタイプのなかには、クリップの位置を自在に変えられる製品もラインナップされています。ウエストの大きさに合わせて、適切なサイズに微調節可能。大人用・子供用など、家族分のボトムスをきれいにまとめたい方におすすめです。
ラックタイプ
クローゼットにズボンを掛けるスペースがない方や、押し入れなどのデッドスペースを活用したい方には「ラックタイプ」がおすすめ。ラックタイプは、その名の通りズボンハンガーを複数備えることで、ラックのように使えるのが特徴です。
ラックタイプは高さ65〜70cm程度のモノが多く、押し入れやクローゼットの下部に収納しやすいのがメリット。デッドスペースを上手く活用できるうえ、きれいにパンツ類を収納できます。
また、キャスターを搭載している製品もラインナップされており、楽に移動できるのもポイント。洗濯物を取り込む際、ラックごと移動・収納できます。なかには、帽子やバッグなどの小物を置けるスペースを確保しているモノも展開されているので、実用性を重視したい方にもぴったりです。
ピンチハンガータイプ
「ピンチハンガータイプ」のズボンハンガーは、ズボンのウエスト部分を広げ、立体的に干せるのがメリットです。風通しがよく、厚手のジーンズやチノパンも素早く乾かせます。
ピンチをスライドできるモノであれば、ズボンのサイズに合わせて調節可能。ピンチ先端にすべり止めを採用したモノや、強力に挟めるピンチを搭載したモノであれば、重いジーンズを干した場合も安定感があります。
また、シンプルなピンチハンガーとして使えるのも便利です。ズボンやスカート以外にも、ハンカチ・靴下・マスクなどの衣類小物を干す場所として役立ちます。
素材をチェック
部屋に馴染みやすい「木製」
木製のズボンハンガーは、あたたかみのあるデザインが魅力です。ナチュラルや北欧などのインテリアにおすすめ。スタイリッシュなスチール製のハンガーラックを使う場合も、木製のズボンハンガーを掛けることで、ナチュラルな雰囲気をプラスできます。
木製ハンガーの多くは、フックやクリップに金属素材を使用。丈夫で使い勝手がよく、ぬくもりのあるデザインと機能性を両立できます。また、同じ木製のズボンハンガーでも、使う木材によって雰囲気が変わります。好みに合わせて選んでみてください。
耐久性に優れている「ステンレス製」
ステンレス製のズボンハンガーは、シンプルでスタイリッシュなデザインのモノが豊富です。モダン調やホテルライクなインテリアに向いています。
耐久性に優れており、細いモノでも頑丈。重い厚手のジーンズを掛けた場合もきれいなフォルムが長持ちします。長期保管するオフシーズン中の衣類収納にもおすすめです。
また、ステンレス素材はキッチンアイテムで使われるほど、錆に強いのも特徴。洗濯用のズボンハンガーを探している方にもおすすめです。
比較的リーズナブルな「プラスチック製」
プラスチック製のズボンハンガーは、比較的安いのが特徴です。予算が限られている場合や、2本以上のズボンハンガーをまとめて揃えたい場合などに向いています。
また、水濡れに強いのもメリット。洗濯用のズボンハンガーとしておすすめです。軽量で扱いやすく、濡れて重くなった衣類をスムーズに掛けられます。
一方、プラスチック製のモノは金属製のモノと比べて強度が低く、重いジーンズを長期間掛けた場合は、破損する恐れがあります。洗濯物や、薄手のズボンを掛ける場合におすすめです。
収納場所やズボンに合わせてサイズをチェック
ズボンハンガーは、各メーカーによってサイズが異なります。購入する前に、掛けたいボトムスとズボンハンガー本体の長さが合うか、収納場所のスペースに収まるかなどを確認しておきましょう。
特にバータイプの場合は、バーの長さがズボンのわたり幅と合うかをチェックしてみてください。わたり幅とは、ズボンの付け根・太もも部分にあたる幅のこと。ズボンの一番太い箇所と、バーの長さを合わせておくと安心です。
ラックタイプは収納したいスペースにしっかり収まるか、商品の高さ・横幅などを把握しておきましょう。収納位置を変えたい方は、高さや幅の調整ができるラックタイプのズボンハンガーを選ぶのがおすすめです。
機能性をチェック
連結・スタッキングタイプは省スペースで使える
ズボンハンガーのなかには、より省スペースで使える「連結・スタッキングタイプ」の製品が展開されています。1つのハンガーに対して複数のボトムスを収納できるため、ハンガーを掛けるスペースがない方やクローゼットをよりすっきり見せたい方におすすめです。
自宅のクローゼットや衣装部屋の広さ、収納スペースの空き具合などを考慮して選んでみてください。なお、連結・スタッキングタイプのズボンハンガーを複数購入して、ズボン用とストール用など、アイテムごとに分けて使うのもおすすめです。
フックが回転するモノは向きを楽に合わせられる
ズボンの向きやハンガーの向きなどにこだわって収納したい場合は、フックが回転する製品がおすすめ。フックを回すだけで、簡単に向きを揃えられるのがメリットです。
向きを揃えることによってスムーズにズボンなどを取り出しやすいほか、クローゼット内がきれいにまとまって見えるのもポイント。収納性と実用性を重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
すべり止め付きはズボンが落ちにくい
ズボンハンガーには、PVC樹脂などをコーティングした「すべり止め」付きのモノもラインナップされています。ズボンが勝手に落ちる心配が少なく、使い勝手も良好です。
バータイプならバー部分にすべり止めを施しているモノを、クリップタイプならクリップの先端に樹脂を施したモノを選ぶのがおすすめ。なお、クリップタイプの場合は、すべり止めとしての役割だけでなく、ボトムスなどにクリップ跡や傷が付きにくいのも魅力です。
ズボンハンガーを使ったズボンの掛け方
スラックスなどのセンタープレス入りのズボンを掛ける際は、余計なシワが入らないよう注意しましょう。まずは、センタープレスに沿って右足・左足を揃えてたたみます。ホックやボタンは、ハンガーに掛ける前に外しておくのがおすすめです。
バータイプの場合は、ずり落ちない長さに調整しながらズボンを掛けてください。バーに掛けたときに、センタープレスがズレていたら再度しっかりラインを合わせましょう。
また、クリップタイプの場合はウエストをそのままクリップで挟むだけで完成です。シワなどが気になるなら、裾部分を上にして吊るすのも選択肢のひとつ。ウエストを下にすると重みがかかるので、自然にシワが伸びます。
ズボンハンガーと一口にいっても、掛けたいズボンの本数や収納したいスペースによって選ぶモノが変わります。収納場所を明るく見せたいなら、明るい色を基調としたモノを選ぶのがおすすめ。シックな雰囲気が好みなら黒を選ぶなど、好みに合う色選びも重要です。使いやすくおしゃれなズボンハンガーを見つけてみてください。