外出先などで、スマホやタブレットを充電したいときに役立つ「モバイルバッテリー」。容量やサイズ、デザインの異なるさまざまなモデルが販売されています。

本記事では、容量が10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめモデルをご紹介。選び方やおすすめのメーカーなどについても解説しているので、併せてチェックしてみてください。

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10000mAhのモバイルバッテリーの魅力

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スマホやタブレットのバッテリー容量はモデルによってさまざま。例えばスマホの場合、Google pixel 8は4575mAh、iPhone 15 Proは3274mAh、Xperia 10 Vは5000mAhです。基本的にiPhoneの場合は3000~4000mAh前後、Androidスマホは4000~5000mAh前後のバッテリーを内蔵しています。

タブレットの場合は、第6世代の12.9インチ iPad Proは11049mAh、11インチサイズのディスプレイを搭載するGalaxy Tab S9は、8400mAhのバッテリーを内蔵。スペックや画面のサイズによってさまざまですが、多くのモデルは6000mAh以上のバッテリーを内蔵しています。

10000mAhのモバイルバッテリーは、使用環境により異なりますが、スマホを1~2回フル充電できるのが魅力です。また、容量によりますが、タブレットも最低1回は100%近くまで充電できます。旅行や出張などで落ち着いて充電ができない状態が続いても、10000mAhのモバイルバッテリーがあれば安心です。

10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめメーカー

 

アンカー(ANKER)

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アンカーは、ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリー、USBハブ、ケーブル類などを取り扱うメーカーです。デスク周りで使用できる周辺機器を数多くラインナップしているのが特徴。リーズナブルな価格ながらも品質が高いので、安心して使用できます。

モバイルバッテリーもアイテムを豊富に展開。持ち運びに便利な軽量スリムなモデルや、ワイヤレス充電に対応したモデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

シーアイオー(CIO)

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シーアイオーは、大阪府守口市に本社を置く、スマホのアクセサリー類を中心に取り扱うメーカーです。2018年に次世代モバイルバッテリーを謳う「SuperMobileCharger」シリーズを販売。その後、家電量販店やホームセンターなどにも販路を拡大し、数多くの製品を展開しています。

モバイルバッテリーは、シンプルなデザインのモノを多数ラインナップ。高出力なモデルや複数のポートを搭載するモデルなどを販売しています。また、バッテリー残量をデジタル表示できるモデルもあり、一目で使用状況を把握できるので便利です。

グリーンハウス(GREEN HOUSE)

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グリーンハウスは、パソコン周辺機器やオーディオ関連機器などを取り扱うメーカーです。設立は1991年で、本社は東京都渋谷区。特に、モニターアームは豊富なモデルをラインナップしており、コスパもよく高い人気を有しています。

モバイルバッテリーは、10000mAh以上に対応した大容量モデルを豊富に販売。バッテリー残量を一目で把握できるインジゲーターを搭載したモデルや、複数のポートを搭載したモデルなどを取り扱っています。コスパもよいので、予算を抑えたい方にもおすすめです。

10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめ

アンカー(ANKER) PowerCore Slim 10000 A1229

アンカー(ANKER) PowerCore Slim 10000 A1229 2019

厚さ約1.4cmのスリムなデザインを採用した、10000mAhのモバイルバッテリーです。ポケットやカバンの隙間などにも収納しやすいので、気軽に持ち運びができます。スマホであれば、2回分ほど充電可能。荷物の多い旅行や出張などにもぴったりのモデルです。

また、独自の「PowerIQ」と「VoltageBoost」技術により、高速な充電速度も実現。さらに、ワイヤレスイヤホンなどの小型電子機器の充電にぴったりな「低電流」モードなども搭載しています。

モバイルバッテリー本体を充電するための入力端子には、USB Type-CとMicro USBを採用。端子の異なるさまざまなケーブルを利用できて便利です。そのほか、本体には電池残量を示す青色のLEDライトを搭載しています。

アンカー(ANKER) Power Bank 10000mAh 22.5W A1257

アンカー(ANKER) Power Bank 10000mAh 22.5W  A1257 2024

付属のケーブルをストラップに収納可能な10000mAhのモバイルバッテリー。ケーブルをストラップ代わりにして携帯できて便利です。ケーブルだけを忘れてしまうのも防止できます。

本体サイズは約114×71×16mmで、重量は約200g。軽くてスリムなので、少ないスペースで収納しやすく気軽に持ち運びができます。接続ポートには、USB Type-Aを1基とUSB Type-Cを2基搭載。最大出力は22.5Wで、最大3台のデバイスを同時に充電できます。

1台あれば、スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどのデバイスを充電可能。本体の表面にはバッテリー残量を表示するディスプレイを搭載しています。

アンカー(ANKER) PowerCore III 10000 Wireless A1617

アンカー(ANKER) PowerCore III 10000 Wireless A1617 2020

ワイヤレス充電機能を搭載した、10000mAhのモバイルバッテリーです。Qi規格に対応したスマホなどを、本製品に重ねるだけでワイヤレス充電できます。ワイヤレス充電に対応したデバイスを所有している方や、ケーブルを接続する手間を省きたい方などにおすすめです。

厚さが約5mmまでのケースであれば、着けたままでもワイヤレス充電可能。さらに、本体にはUSB Type-AとType-Cポートを搭載しています。有線による充電もできるので、環境やデバイスにあわせて、さまざまなスタイルで使用可能です。

本体サイズは約152×68×19mmで、重量は約243g。スマホを立てかけられるスタンドも内蔵しています。

シーアイオー(CIO) SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S

シーアイオー(CIO) SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S 2023

厚さ約16mmのスリムなデザインが魅力の、10000mAhのモバイルバッテリーです。かさばりにくいので、小さめのカバンやポーチなどでも持ち歩けます。

USB Type-C単ポートで最大35Wの高出力を実現しているのも魅力。スマホやタブレットだけでなく、MacBook Airなどの一部のノートパソコンも充電できます。

本体には、USB Type-Cポートを2基と、USB Type-Aポートを1基搭載。複数のデバイスを同時に充電できるモデルを探している方にもおすすめです。バッテリー本体を充電しながらデバイスへの急速充電ができる「パススルー充電」機能も搭載しています。

そのほか、本体にはキズが付きにくいシボ加工を採用。バッテリー残量を表示できるドットLEDディスプレイも搭載しています。

グリーンハウス(GREEN HOUSE) モバイルバッテリー GH-BTPF100

グリーンハウス(GREEN HOUSE) モバイルバッテリー GH-BTPF100 2019

最大18W出力のUSB PDに対応した10000mAhのモバイルバッテリー。スマホなどのデバイスを高速で充電できます。接続端子には、入力用のUSB micro B、入出力両対応のUSB Type-C、出力用のUSB Type-Aを2基搭載。合計3台のデバイスを同時に充電できます。

また、バッテリー残量をパーセンテージで大きく表示するLEDディスプレイを搭載しているのもポイントです。本体サイズはW106×D60×H22mmで、重量は約225g。本体側面に電源ボタンを搭載しています。

過充電保護や過放電保護などの機能も付いており安心。Nintendo Switchの充電にも対応しています。

エレコム(ELECOM) 薄型コンパクトモバイルバッテリー EC-C11

エレコム(ELECOM) 薄型コンパクトモバイルバッテリー EC-C11 2023

USB PDに対応した10000mAhのモバイルバッテリーです。最大20W出力の急速充電が可能。本体には、USB Type-Aポートを2基と、Type-Cポートを1基搭載しており、本製品を充電しながらデバイスを充電できる「まとめて充電」機能にも対応しています。

本体サイズは約幅70×奥行17×高さ114mmで、重量は約184g。500回繰り返し使える充電式のリチウムイオン電池を内蔵しており、日本の法律で定められている「電気用品安全法(PSE)」にも適合しているので、安心して使用できます。

さらに、本体にはバッテリーの残量を4段階で表示できるLEDランプを搭載。シンプルなデザインなので、シーンを問わず使いやすいのも魅力のひとつです。

エレコム(ELECOM) 5V/3A出力 モバイルバッテリー EC-C05

エレコム(ELECOM) 5V/3A出力 モバイルバッテリー EC-C05 2022

持ちやすい丸みを帯びた形状が特徴的な、10000mAhのモバイルバッテリーです。本体サイズは約幅70×奥行16×高さ143mmで、重量は約231g。スマホと重ねて持ちやすいように設計されているので、スマホを充電しながらでも楽に持ち歩けます。

本体には、USB Type-AポートとUSB Type-Cポートをそれぞれ1基ずつ搭載。ケーブルは、USB Type-A to USB Type-Cケーブルが同梱します。バッテリー本体を充電しながらデバイスも充電できる「まとめて充電」機能に対応しているのも便利なポイントです。

そのほか、バッテリー残量を把握できるLEDランプも搭載。「電気用品安全法(PSE)」や、「JIS C8711」および「JIS C8714」に準拠しているので、安心して使用できます。また、「UN38.3(国連勧告輸送試験)」にも合格しているので、機内への持ち込みも可能です。

エレコム(ELECOM) 薄型コンパクトモバイルバッテリー DE-C44-10000

エレコム(ELECOM) 薄型コンパクトモバイルバッテリー DE-C44-10000 2023

シンプルかつスリムなデザインを採用した、10000mAhのモバイルバッテリー。USB PDに対応しており、最大20Wでの急速充電に対応しています。スマホを1~2回分高速で充電できるので、便利です。

接続ポートには、入出力両対応のUSB Type-Cを1基と、出力用のUSB Type-Aを2基搭載しています。モバイルバッテリー本体は、約3時間30分で充電可能。また、モバイルバッテリーを充電しながらデバイスへの給電ができる「まとめて充電」機能も搭載しています。

ケーブルは、USB Type-C to Type-Cケーブルが同梱。バッテリー残量を4段階で表示できるLEDランプも搭載しています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) モバイルバッテリー BTL-RDC27

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) モバイルバッテリー BTL-RDC27 2023

バッテリーの残量を1%刻みで表示できる、10000mAhのモバイルバッテリー。詳細なバッテリー残量を一目ですばやく確認できて便利です。最大出力は20Wで、USB PDにも対応しています。iPadなどへも急速充電可能です。

「急速充電表示」機能があるので、きちんと急速充電ができているかも把握できます。接続ポートには、出力用のUSB Type-Aと入出力に対応したUSB Type-Cを、それぞれ1基ずつ搭載。最大で2台のデバイスを同時に充電できます。

また、「USB PD-PPS規格」に準拠しているので、低発熱で効率よく充電可能。ケーブルはデバイスの充電と本体への給電に利用できる、USB Type-C to Type-Cケーブルが同梱します。

シリコンパワー(Silicon-Power) C10QC SP10KMAPBKC10QCWJ5

シリコンパワー(Silicon-Power) C10QC SP10KMAPBKC10QCWJ5 2021

クアルコムが開発した急速充電規格の「Quick Charge 3.0」に対応した、10000mAhのモバイルバッテリー。本体に搭載されたUSB Type-CポートはUSB PDに対応しています。さまざまなデバイスを高速で充電できるおすすめのモデルです。

Quick Charge 3.0に対応したUSB Type-Aポートは2基搭載しています。最大3台のデバイスを充電可能です。本体サイズは90.5×62.0×22.2mmで、重量は184g。急速充電が有効になっている場合はLEDが緑色に光り、一目で状態を把握できるのもうれしいポイントです。

10000mAhのモバイルバッテリーの選び方

接続方法をチェック

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接続方法は、購入前に確認しておきたい重要なポイントです。モバイルバッテリーには、デバイスを充電するための出力ポートと、モバイルバッテリー本体を充電するための入力ポートがあります。また、入出力ポートが兼用になっているモデルも。10000mAhのモバイルバッテリーは、接続ポートにUSBを採用しているモデルが数多くラインナップされています。

USBにはさまざまな規格がありますが、最近のモデルはUSB Type-AとType-Cの両方、あるいはどちらかを搭載したモデルが主流。出力ポートが複数あるモデルも販売されているので、必要な方は要チェックです。スマホとワイヤレスイヤホンなど、複数のデバイスを同時に充電したいときに役立ちます。

そのほか、付属するケーブルの端子も併せて確認しておきましょう。特に、iPhone 14シリーズ以前のiPhoneは独自のLightning端子を採用しているので、注意が必要です。

充電スピードをチェック

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充電スピードがはやいモバイルバッテリーは、より高速でデバイスを充電できるので、便利です。タブレットなどのデバイスはバッテリー容量が大きいので、充電に時間がかかります。充電スピードは、モバイルバッテリーの出力の大きさをチェックしましょう。

出力には「W(ワット)」という単位を用います。W数の大きいモバイルバッテリーほどデバイスを高速で充電可能です。18W以上の出力に対応していれば、スマホをスムーズに充電できます。製品ページのスペック表などに記載をしているメーカーも多いので、購入前に確認しておきましょう。

そのほか、「USB Power Delivery」や「Quick Charge」などの急速充電の規格もあります。より高い出力を実現しており、対応機器であれば高速で充電可能です。

スマホを重ねるだけで充電できる「ワイヤレスタイプ」に注目

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なかには、ケーブルを直接接続せずに、ワイヤレスで充電できる10000mAhのモバイルバッテリーもあります。モバイルバッテリーと充電したいスマホを重ねるだけで充電が可能です。

対応しているスマホであれば、iPhone・Android問わず端子の形状を気にすることなく充電できます。ワイヤレス充電には、「Qi」という規格があり、現在多くのスマホが対応。スマホ以外にも同規格に対応したワイヤレスイヤホンなどもあります。

Qi規格などのワイヤレス充電に対応したデバイスを所有している方は、ワイヤレスタイプのモバイルバッテリーもぜひチェックしてみてください。