ベースメイクは、メイク全体の印象を左右する重要なポイント。なりたい雰囲気や好みの仕上がりに合わせて、使うアイテムにはしっかりとこだわりましょう。

今回は、化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダー・BBクリーム・CCクリームなどからおすすめのベースメイクアイテムをご紹介。プチプラとデパコスをそれぞれ選定しました。ぜひ参考にして、毎日のメイクや特別な日のメイクに役立ててください。
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ベースメイクの種類と役割とは?

肌を均一に整えてメイクのりをよくする「化粧下地」

By: shiseido.co.jp

化粧下地はファンデーションの前に塗るベースメイクアイテム。均一でなめらかな肌に整えて、あとに使用するファンデーションののりやもちをよくする働きを持ちます。毛穴のカバーに特化したものや、皮脂を吸着してメイクを崩れにくくするものなども展開されているのが特徴。

また、下地にはベージュ系やオークル系などの肌になじみやすい色のほか、ピンクやイエローなどのカラーもあり、それぞれ異なる肌悩みをカバーしてくれます。

例えばピンクは、青白い肌や暗さが気になる肌に血色感を与えて、華やかな印象に仕上げるカラー。イエローはシミ・くすみ・色ムラなどを補正します。グリーンは小鼻や頬の赤みが気になる方におすすめ。パープルは黄みを抑え透明感を演出します。しっかりとカバーしたい悩みがある方は、色つきの下地も検討してみましょう。

肌の色ムラや肌悩みをカバーする「ファンデーション」

By: rmkrmk.com

ファンデーションは、肌の色ムラや凹凸などの悩みをカバーします。仕上がりの質感や水分・油分の割合などがアイテムごとに異なるため、メイクの印象を大きく左右するベースメイクアイテム。また、保湿成分や整肌成分が配合された、メイクしながらスキンケアできるものも展開されています。

ファンデーションはパウダー・リキッド・クリーム・クッションなど、多様なテクスチャーから選べるのも特徴。好みの仕上がりや肌質にあわせて選びましょう。

例えば、パウダータイプはマットな質感に仕上げたい方におすすめ。コンパクトタイプが多く化粧直し用にも適しています。リキッドタイプはみずみずしく伸びや肌なじみがいいので、ナチュラルに仕上がります。

クリームタイプはカバー力や保湿力が高く乾燥肌の方やシミなどを隠したい方向け。クッションタイプは手が汚れにくくスポンジで手早くメイクができるので、忙しい方の時短メイクにぴったりです。

クマやシミなどをピンポイントにカバーする「コンシーラー」

By: kanebo.com

コンシーラーは高いカバー力を持つベースメイク。クマやシミなど、ファンデーションだけではきれいにカバーしにくい肌悩みを隠したい方におすすめです。コンシーラーには、ペンシルタイプ・リキッドタイプ・スティックタイプ・パレットタイプなどさまざまな種類があるため、隠したい肌悩みや使用するパーツに応じて選びましょう。

ペンシルタイプは目の周りや口角など、細かな部分のカバーにおすすめ。一方、リキッドタイプはなめらかで伸びがいいので、広範囲のカバー向きです。スティックタイプはカバー力が高く、濃いシミやクマなどにぴったり。パレットタイプは複数のカラーがひとつのパレットにまとまっており、色をカスタマイズしながら幅広い肌悩みをマルチにカバーできます。

ベースメイクの仕上げに使って崩れを防ぐ「フェイスパウダー」

By: decorte.com

フェイスパウダーは、ベースメイクの最後に使う仕上げのアイテム。ファンデーションなどの密着感が高まって、皮脂や汗によるメイク崩れを防ぎます。きれいな状態のメイクを長持ちさせたい方におすすめです。

フェイスパウダーには、粉状のルースパウダーと、固形に圧縮されたプレストパウダーがあります。ルースパウダーはよりつけ心地と仕上がりが軽いのが特徴。プレストパウダーは粉が飛びにくいので、外出先でのメイク直しに活躍します。好みの使用感に応じて選びましょう。

多機能で時短メイクができる「BBクリーム」「CCクリーム」

By: lancome.jp

より少ない工程で手早くベースメイクを完了させたい方には、BBクリームやCCクリームがおすすめです。

BBクリームとは、ブレミッシュ・バームの略で、ファンデーション・美容液・日焼け止め・化粧下地などの役割を兼ねた多機能なアイテムのこと。ひとつでベースメイクが完了します。CCクリームは、下地の機能と肌色の補正機能を兼ねたアイテム。ベースメイクの土台を整えながら、肌の色味や明るさをコントロールできます。

どちらも複数の機能を併せ持ったアイテムなので、時短でメイクしたい方や、最低限のコスメのみ購入して化粧品にかける予算を下げたい方にぴったりです。

ベースメイクのおすすめ|プチプラ

セザンヌ化粧品(CEZANNE) 皮脂テカリ防止下地

セザンヌ化粧品(CEZANNE) 皮脂テカリ防止下地

プチプラの定番ブランドが手がける化粧下地。べたつきにくいサラサラの仕上がりが魅力です。ロングラスティング成分を配合しているため、きれいな仕上がりが長持ちします。皮脂吸着パウダーが配合されており、皮脂の過剰な分泌やテカリが気になる脂性肌の方にもおすすめのベースメイクアイテムです。

ウォータープルーフ処方で、汗・水・涙で簡単に崩れないのも魅力です。一方で石けんや洗顔料で落とせるので、きれいな仕上がりが長持ちしてほしいけれど簡単に落とせる化粧下地が使いたい方にもぴったり。SPF28・PA++のUVカット効果もあり、日焼け止めの効果も兼ねています。

資生堂(SHISEIDO) マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO

資生堂(SHISEIDO) マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO

ヌーディーベージュ・ラベンダー・ミントの3色展開の色つき下地。コントロールカラータイプで、肌の色味を補正しながら悩みをカバーできるベースメイクアイテムです。ナチュラルに仕上げたい方にはヌーディーベージュ、透明感を演出したい方にはラベンダー、赤みを目立たなくしたい方にはグリーンカラーのミントがおすすめ。

SPF 50+・PA++++の高UVカット処方で、真夏の紫外線対策にもぴったりです。テカり・皮脂崩れ・毛穴の目立ち・よれ・薄れ・くすみ・粉っぽさをカバーする下地で、メイクをしっかり保ちたいときにおすすめです。

ティルティル(TIRTIR) MASK FIT RED CUSHION

ティルティル(TIRTIR) MASK FIT RED CUSHION

韓国コスメブランドが展開する、人気のクッションファンデーション。簡単に使えるクッションタイプなので、時短でメイクを完成させたい方やメイク初心者の方にもおすすめです。

カバー力が高いだけでなく密着力も高いため、マスクやスマホにメイク移りしにくいのも魅力。カラーは肌になじみやすい3色がそろっています。サイズもミニサイズと基本サイズの2種類展開です。

ケイト(KATE) リアルカバーリキッド ライトグロウ

ケイト(KATE) リアルカバーリキッド ライトグロウ

毛穴や凹凸を目立たなくする、ハイカバーかつ素肌のような質感が魅力のリキッドファンデーション。ライトグロウタイプで、セミツヤ肌仕上がりのベースメイクアイテムです。カラーは7色展開。明るいトーンから暗めのトーンまで、幅広い色味がそろっています。

水溶性コラーゲン・ヒアルロン酸Naといった保湿成分も配合。かさつき・粉吹きが気になる乾燥肌の方やうるおい不足でハリが足りない30代・40代以降の方にもおすすめです。すべの方にアレルギーが起こらないわけではありませんが、アレルギーテスト済み。肌に優しいコスメが気になる方にもぴったりです。

ルナ(LUNA) ロングラスティングチップコンシーラー

ルナ(LUNA) ロングラスティングチップコンシーラー

肌にぴったりと密着して、高いカバー力を発揮するチップタイプのコンシーラー。重ねづけしてもよれにくく長時間崩れない処方です。肌悩みをしっかり隠したい方におすすめのベースメイクアイテムです。

カラーはピンク系、黄色系、ベージュ系のあわせて4色がそろっています。ブルーベースの肌の方でもイエローベースの肌の方でも、肌に合う色味を選びやすいラインナップ。指先でさっとなじませるのにも、ブラシで本格的に仕上げるのにも適しています。

アンドビー(&be) ファンシーラー

アンドビー(&be) ファンシーラー

本格的に肌悩みをカバーしたい方におすすめのコンシーラー。オレンジ系のカラーと、肌の色味やカバーしたい肌悩みごとに適した色味を組み合わせた、2色のパレットタイプ。クマ・ニキビ跡・シミ・色ムラなどがカバーできます。

コンパクトタイプなので、持ち運びにも便利。そのため、外出先でのメイク直しにも活躍します。クリームファンデーションのような、なめらかな伸びのよさも魅力。カバー力がありつつ厚塗り感のない、抜け感のある仕上がりが叶います。

チャコット(Chacott) フィニッシングパウダー マット

チャコット(Chacott) フィニッシングパウダー マット

舞台用のコスメを専門に手がけるブランドから、展開されているフェイスパウダー。汗に強く崩れにくいベースメイクに仕上がります。テカリを抑えてサラサラの肌に仕上がるため、脂性肌の方にもおすすめ。

適度なカバー力を発揮し、マットながら透明感をもたらす設計が魅力です。赤色透過酸化チタンも配合されており、肌にナチュラルな血色感を与えます。原材料にはサスティナブルな素材やオーガニック認証を受けた素材を採用。機能性の高いアイテムを探している方はチェックしてみてください。

コーセー(KOSE) メイク キープ パウダー

コーセー(KOSE) メイク キープ パウダー

皮脂によるメイク崩れやテカリが気になる方におすすめのフェイスパウダー。皮脂テカリ・崩れ防止パウダーやサラサラキープパウダー、皮脂を吸着するオイルコントロール成分の働きによって、蒸し暑い夏でもサラサラの肌とつけたての美しい仕上がりをキープできるベースメイクアイテムです。

汗・涙・水に強いウォータープルーフ処方かつ、皮脂プルーフ処方を採用。マスクにもつきにくい設計なので、日常的にマスクを着用する機会が多い方にもおすすめです。肌への優しさにもこだわっており、鉱物油・合成界面活性剤・香料は配合されていません。化粧品の強い香りが苦手な方にもぴったりのアイテムです。

コーセー(KOSE) ファシオ エアリーステイ BB ティント UV

コーセー(KOSE) ファシオ エアリーステイ BB ティント UV

汗に強い設計が魅力の、プチプラのBBクリーム。1本でベースメイクが完了する、オールインワンタイプです。ウォータープルーフ&皮脂プルーフで、汗・皮脂によるテカリやメイク崩れが起こりにくい設計も魅力。まるでつけたてのような仕上がりが長時間持続します。

鉱物油フリー・パラベンフリー・無香料のフリー処方。さらに、すべての方にアレルギーや刺激が起こらないわけではありませんが、アレルギーテスト済みかつパッチテスト済みです。5種類のオーガニック植物抽出成分・スクワランといったエモリエント成分も配合されており、使うたびにしなやかでうるおい感のある肌へと整います。

ちふれ(CHIFURE) BB クリーム

ちふれ(CHIFURE) BB クリーム

1本で美容液・乳液・保湿クリーム・日焼け止め・化粧下地・ファンデーションの役割を兼ねた、多機能なBBクリーム。本来であればいくつも手順を重ねるベースメイクがひとつで完結するため、忙しい朝の時短メイクや、メンズなどのメイク初心者の方にもおすすめです。

シミ・そばかすなどの肌悩みもしっかりとカバーする設計。ヒアルロン酸・アセチルヒアルロン酸・トレハロース・オウゴン根エキスといった保湿成分も配合されており、しっとりと仕上がります。SPF27 ・PA++のUVカット機能つきです。

ベースメイクのおすすめ|デパコス

クレ・ド・ポー ボーテ(cle de peau Beaute) ヴォワールコレクチュールn

クレ・ド・ポー ボーテ(cle de peau Beaute) ヴォワールコレクチュールn

若い方のワンランク上のベースメイクにも、50代・60代のしっかりカバー力が必要なベースメイクにもおすすめの化粧下地。肌表面のキメの乱れやくすみを目立たなくして、まるで素肌そのものを美しく見せてくれる仕上がりが魅力です。

メイクアップ効果でナチュラルにワントーン明るい肌色に見せてくれるため、肌の印象が暗い方にもおすすめ。長時間うるおいを保つ処方なので、かさつきや粉吹きが気になる乾燥肌の方にもぴったりのアイテムです。

ポール&ジョー(PAUL & JOE) プロテクティング ファンデーション プライマー

ポール&ジョー(PAUL & JOE) プロテクティング ファンデーション プライマー

20代・30代の若い女性にもおすすめの、かわいらしいパッケージデザインが目を引く化粧下地。デパコスにしては比較的使い続けやすい価格設定も魅力です。SPF50+・PA++++の高UVカット処方で、真夏のベースメイクにもぴったりです。

保湿成分として、アセチルヒアルロン酸Na・加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Naなどを配合。うるおってみずみずしい印象の肌へと整える効果が期待できます。また、ポアレスパウダーやカバーパウダーも配合。毛穴のカバーに特化しています。

アールエムケー(RMK) リクイドファンデーション フローレスカバレッジ

アールエムケー(RMK) リクイドファンデーション フローレスカバレッジ

肌へのフィット感とカバー力を兼ね備えた、デパコスのリキッドファンデーション。みずみずしく軽い質感のリキッドがぴったりと肌に密着し、まるで素肌のようなナチュラルなツヤと立体感をもたらします。

カラーは全9色。イエベの方もブルべの方も、パーソナルカラーにあわせて選びやすいのがポイントです。6種類のスキンケア成分が配合されており、うるおい感のある仕上がりを求める方にも適しています。

エムアイエムシー(MiMC) ミネラルリキッドリーファンデーション

エムアイエムシー(MiMC) ミネラルリキッドリーファンデーション

敏感肌にもおすすめの、リキッドタイプのミネラルファンデーション。ゆらぎがちな肌を優しくいたわる保湿・整肌成分として、ツボクサエキス・スプリングミントエキス・イタドリ根エキスなど、8種類の植物由来成分を配合しています。

ミネラルパウダーから美容液がゆっくりと溶けだしてくる設計によって、時間が経過するほど肌に透明感がプラスされるのが特徴。カバー力がありながら、色浮きやくすみのない、透明感とツヤに満ちた美しいベースメイクが持続します。

ディオール(Dior) スキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー

ディオール(Dior) スキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー

デパコスの定番ブランドから展開されている、人気のコンシーラー。クリーミーな質感と、高いカバー力が特徴です。なめらかに伸びて、クマ・色ムラ・赤みなどの肌悩みをしっかりとカバーできます。

マスクへの色移りや、小じわに入り込むのを防ぐのがポイント。また、カラーが豊富にラインナップされているため、好みに合わせて選びやすいのも魅力です。

カネボウ(KANEBO) デザイニングカラーリクイド

カネボウ(KANEBO) デザイニングカラーリクイド

気になる肌悩みやパーツごとに色や質感を選べるコンシーラー。紫パールでくすみを補正するソフトベージュ、シミや濃い色ムラも白浮きせずカバーするナチュラルベージュ、青クマやメンズのヒゲの剃り跡にぴったりなアプリコットオレンジ、小鼻の赤みやニキビ跡におすすめのペールグリーンの4色展開です。

発色のよいカラーが肌に溶け込むようになじんで、自然で美しい肌を演出します。保湿成分としてヒアルロン酸Naやグリセリンを配合しており、乾燥しにくいのも魅力。チップタイプの先端は、広範囲に塗るのにもピンポイントに塗るのにも適しています。

ナーズ(NARS) ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N

ナーズ(NARS) ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N

テカリを抑えながら、肌にナチュラルな光沢を与えるツヤタイプのフェイスパウダー。小じわや毛穴が目立たないよう補正するため、エイジングサインの気になる30代・40代以降にもぴったりのベースメイクです。

コンパクトタイプかつプレストパウダータイプなので、ポーチに入れて持ち運びやすい点も魅力。保湿成分としてグリセリンを配合したミネラルパウダーを配合しており、パウダータイプながら乾燥しにくいアイテム。また、同アイテムを含む、ベースメイクセットなども展開されています。

コスメデコルテ(DECORTE) ルース パウダー

コスメデコルテ(DECORTE) ルース パウダー

デザイン性の高いパッケージがプレゼントにもぴったりな、デパコスのフェイスパウダー。軽い仕上がりのルースタイプです。豊富な9色展開で、好みに合わせて選べます。

光の反射・透過・散乱を計算し、光のヴェールを肌にまとわせる設計が特徴。付属のパフにもこだわりが詰まっており、ふっくらと柔らかい肌触りでパウダーをムラなく密着させるのが特徴です。

ランコム(LANCOME) UV エクスペール BB n

ランコム(LANCOME) UV エクスペール BB n

BBクリームで時短メイクを叶えたいけれど、仕上がりの美しさも諦めたくない方におすすめのアイテムです。うるおいが長時間続く処方を採用しており、ベースメイク後の肌を乾燥から守ります。

また、UVカット効果にこだわったアイテムで、日焼け止めとしても頼もしいSPF50+・PA++++を採用。カバー力のある王道BBクリームの本製品以外に、クリアやUV下地などをラインナップしています。

コスメデコルテ(DECORTE) サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC

コスメデコルテ(DECORTE) サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC

メイクアップ効果によるトーンアップを叶える、デパコスのCCクリーム。ライトベージュ・ベージュ・ラベンダーローズの3色展開です。こだわりのカラーが肌に透明感をもたらし、洗練された印象の肌へと仕上げます。

SPF50+・PA50++++の、高UVカット処方も魅力。真夏の屋外でもしっかりと紫外線から肌を守るベースメイクアイテムです。ナチュラルな仕上がりなので、厚塗り感のある仕上がりが苦手な方にもおすすめ。ソフトフォーカス効果によって、毛穴や凹凸も自然にカバーします。

ベースメイクの選び方

アイテムごとのカバー力をチェック

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ベースメイクは、アイテムによってカバー力に差があります。ナチュラルな仕上がりを優先し、あえてカバー力は控えめなものがいいのか、しっかりと肌悩みを隠せるハイカバータイプがいいのかを決めて選びましょう。

カバー力の高いベースメイクが好みの方は、「ハイカバー」「高カバー」などの記載があるものを選ぶのがおすすめです。ナチュラルな仕上がりが好みの方は、「自然な仕上がり」「厚塗り感なし」「素肌感」などの商品説明が記載されているものをチェックしてみましょう。

ファンデーションはフェイスラインになじむ色を選ぶ

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ファンデーションの色は、肌の色に合うものを選ぶのが大切。ただし、色を試す際には比較する部位に注意しましょう。やりがちなのが手の甲での色味の比較ですが、手の甲は日焼けなどで顔の肌色と異なる場合があるためおすすめしません。

自然に仕上がる色を見極めるには、フェイスラインになじむかでチェックしましょう。フェイスラインはちょうど首と顔の境目となる部分なので、ほどよいトーン・色味のカラーを選びやすくなります。

肌質に合わせて選ぶ

乾燥肌の方には高保湿なアイテムがおすすめ

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乾燥肌の方は、メイクによってさらにかさつきや粉吹きが目立ってしまう恐れがあります。乾燥でメイクがきれいに仕上がらない方は、高保湿成分が配合されたベースメイクアイテムを選びましょう。

おすすめの保湿成分は、セラミド・ヒアルロン酸など。保湿力が高くベースメイクに配合される機会も多い成分です。成分で判断するのが難しい方は、「高保湿」「うるおい」などの記載があるものを選んでみてください。

脂性肌の方は皮脂で崩れにくいものをチェック

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脂性肌の方は、皮脂でメイクが崩れやすく、またテカリやすい傾向にあります。メイクしたてのきれいな仕上がりを長持ちさせるには、皮脂崩れに強い処方のベースメイクを選びましょう。

とくにおすすめなのが、皮脂吸着成分を配合したアイテム。過剰に分泌される皮脂を吸着するので皮脂によるテカリやべたつきを防いで、きれいな状態をキープできます。「皮脂崩れ防止」「オイルブロック」「皮脂吸着成分配合」などの記載のあるアイテムをチェックしてみましょう。

敏感肌の方は肌に優しい処方のものを選ぶ

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敏感肌の方は、できるだけ刺激を抑えた肌に優しいアイテムを選びましょう。特定の成分によって肌トラブルが起こる方は、フリー処方の記載をチェックするのがおすすめ。例えばアルコールによって乾燥やアレルギー反応が起こる方は、「エタノールフリー」「アルコールフリー」などの記載があるアイテムが適しています。

原因は分からないけれどアイテムによって刺激を感じた経験がある方には、「低刺激処方」「敏感肌向け」などの記載があるアイテムがおすすめ。肌への優しさに配慮した処方・設計を採用して作られているアイテムから選べます。

30代・40代・50代など年代に合わせて選ぶのもおすすめ

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30代・40代・50代はシミ・クマ・ハリ不足などのエイジングサインが気になる年代。肌悩みをカバーしたり、ケアしたりできるベースメイクもおすすめです。

シミやクマをしっかりカバーしたい方は、ハイカバーなファンデーション・コンシーラーなどがおすすめ。クマはオレンジ系のコンシーラーを選ぶとよりきれいにカバーできます。肌をケアしながらメイクを楽しみたい方は美容液成分を含んだアイテムを使うのも手です。

ウォータープルーフタイプや長時間崩れないものが人気

By: kose.co.jp

メイク崩れが心配な場面でのベースメイクには、ウォータープルーフタイプのアイテムや、長時間崩れない設計のアイテムがおすすめ。ウォータープルーフとは、水・汗・涙などに強い処方のこと。汗をかきやすい季節やシーン、海やプールなど水で塗れるレジャーを楽しむ日などにぴったりです。

ウォータープルーフの記載がなくても、長時間メイクが崩れにくい処方のベースメイクアイテムも存在します。商品名や特徴に「ラスティング」の記載があるものは、崩れにくさ、美しい仕上がりの持続力にこだわった設計のアイテムです。

UVカット効果のあるものなら日焼け対策も叶う

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ベースメイクアイテムは顔全体や広範囲に使用するものが多いため、日焼け止めの効果も兼ねたUVカット処方のアイテムが多いのも魅力。しっかりと紫外線対策をして、日焼けやシミを予防したい方は、気になるアイテムにUVカット効果があるかもチェックしてみましょう。

UVカット効果のあるベースメイクには、SPF・PAの教示があります。SPFは赤みや炎症を引き起こす紫外線「UV-B」に対する効果。1から50+までの数値で評価されます。PAは肌を黒くしてシミなどの原因になる紫外線「UV-A」に対する効果。+から++++の4段階で評価されます。

数値が高いほど高いUVカット効果が期待でき、炎天下の屋外に長時間いるようであればSPF50+・PA++++のアイテムがおすすめ。一方、真夏以外の時期のちょっとした散歩や買い物であれば、SPF10〜20・PA++程度のものがぴったりです。

ベースメイクの基本的な順番とやり方

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ベースメイクをきれいに仕上げるには、正しい順番とやり方を守るのが大切。各アイテムの使用順と使用方法を知っておきましょう。

基本的なベースメイクの順番は、化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーです。ただし、使用するファンデーションがパウダーファンデーションの場合は、コンシーラーの後にファンデーションを使用します。

BBクリームやクッションファンデーションを使用する場合は、下地なしで最初にファンデーションを使用しても問題ありません。下地を使用したい場合は、ほかのファンデーション同様、下地の後に使用します。

また、ベースメイク前はしっかりとスキンケアを行うのが大切ですが、スキンケア直後にベースメイクを初めてしまうと、よれやすくきれいに仕上がりません。スキンケアが終わってからベースメイクを始めるまでは、少し時間をおきましょう。