指輪のように指にはめておくだけでさまざまな機能を利用できる「スマートリング」。健康管理や電子マネー決済などを手軽に行える便利なデバイスで、次世代ウェアラブル機器としても注目されています。
そこで今回は、スマートリングのおすすめ製品をご紹介。選び方や搭載されている機能の解説もしているので、購入の参考にしてみてください。
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スマートリングとは?
スマートリングとは、指にはめておくだけでさまざまな機能を利用できる指輪型の次世代ウェアラブル機器のこと。スマートフォンと連動して使うモノが多いのが特徴です。軽量かつ小型なので、手軽に持ち歩けます。
常に指につけておけるため紛失リスクが少なく、思い立ったときにすぐ使用できるのもメリット。搭載されている機能は製品によって異なりますが、手首に巻く腕時計型のウェアラブル機器が苦手な方や、今より便利にスマートな生活を送りたい方におすすめです。
スマートリングのおすすめモデル
エブリング(EVERING) スマートリング
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電子マネーを使用したい方におすすめのスマートリングです。Visaのタッチ決済に対応している、プリペイド型の製品。事前にアプリ経由でチャージをすれば、会計時に決済できます。
ジルコニアセラミック素材を採用しているのもポイント。また、5気圧防水性能を備えており、水濡れを気にせずに使えます。充電が不要で支払いをスマートに行えるリングです。
オーラ(Oura) Ring Gen3 Horizon
健康管理型のスマートリングです。睡眠・コンディション・アクティビティのスコアで自分の状態を確認できるのが特徴。コンディションを数値として見られるため、客観的な判断をしやすいメリットがあります。
睡眠トラッカー機能を搭載しており、安静時の心拍数や呼吸数、睡眠のタイミングと質なども測定可能です。さらに、サイクリング・バスケットボール・家事など、30以上のアクティビティを自動で検出し、動きを記録。目標の達成度だけでなく、回復時間とのバランスを知らせてくれます。
また、シンプルかつ高級感のあるデザインも特徴のひとつ。おしゃれな指輪のような感覚で使用できるのが魅力です。機能をすべて利用するには、有料の「Ouraエクスペリエンス」へ登録が必要のため、購入する際は留意しましょう。
JAKCOM R5 スマートリング
さまざまな機能を利用したい方におすすめのスマートリング。RFIDチップモジュールが内蔵されており、対応するカードを1つのリングで複数枚使用できるのが特徴です。
サイズはS・M・Lの3種類が展開されているため、自分の指に合うモノを購入できます。また、充電が不要なのも本製品のポイント。使い勝手のよい、安いスマートリングを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
モノマム(monomam) スマートリング
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健康管理に便利なアクティブトラッキングに対応したスマートリングです。歩数・心拍数・睡眠効率・血中酵素など幅広い項目を計測可能。AndroidとiOSの両方に対応しています。日本語をサポートしているのも魅力です。
多機能ながらも厚さは約2.5mmとスリム。デザインがシンプルでさまざまなファッションと馴染みやすく、普段使いしやすいスマートリングを探している方におすすめです。IP67の優れた防水機能付きで、手を洗うときや運動をするときなどに外す手間も省けます。
J-Style JCRing スマートヘルス指輪 J2301
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心拍数・体温・血中酸素濃度など、幅広い項目を測定できるスマートリングです。専用アプリから簡単にさまざまな項目を確認できるため、体調管理におすすめ。AndroidとiOSの両方に対応し、さまざまなデバイスから確認できます。
5気圧防水を備えているのも魅力。手を洗うときや運動をするときなどに外す手間が省け、さまざまなアクティビティをトラッキングできます。2時間の充電で10日間も使用できる大容量バッテリーを搭載しており、使い勝手も良好です。
ARTRIP スマートリングSO+
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スマホやタブレットに触れずに操作ができる、ジェスチャー機能を搭載したスマートリング。リングをBluetoothで接続すると、スマートリングの表面をスライドするだけで、スマホ画面のスクロールやスワイプが可能。カメラの操作もできるので、自撮りや集合写真の撮影の際に役立ちます。
また、リング本体が水濡れに強いのもポイント。手洗いやシャワーはもちろん、海水浴も装着したまま楽しめます。入浴時などに着脱する手間が省けるため、より快適に普段使いできるのが魅力です。
VITRO RINGO PAY
楽天Edyユーザーにぴったりのスマートリングです。キャッシュレス決済に対応している製品で、リングをかざすだけで楽天Edy支払いを行えるのが特徴。コンビニのレジやATMでのチャージにも対応しています。
シリコン素材で軽く、サイズ調整を簡単に行えるのも便利なところ。届いてから自分の指に合わせてカットできるため、既存のリングの大きさが合わない方にもおすすめです。カット後に金属パーツを取り付ければ、しっかりと固定できます。
なお、防水には対応していないので、家事などをする際は外しておきましょう。
アークエックスジャパン(ArcX Japan) スマートリング
本体に搭載したボタンで直感的にスマホを操作できるスマートリングです。音楽の再生やボリューム調節などを操作でき、スマホを取り出す手間が省けます。音楽を聴きながらジョギング・ランニング・ウィンタースポーツなどの運動をする方にもおすすめです。
専用アプリから操作をカスタマイズ可能。電話応答やストップウォッチなども設定できます。また、IP67の優れた防塵防水機能付きで、汗や雨に濡れた場合も引き続き使用可能。最大20日間連続で使用できる大容量バッテリーを搭載しており、長時間のスポーツシーンでも快適に使えます。
ウェザリー・ジャパン(Weatherly Japan) スマートリング THIM
睡眠専用のスマートリングです。装着したまま眠ると睡眠サイクルを自動測定。眠りに落ちるまでの時間や睡眠時間、睡眠効率などを可視化できるのが特徴です。
計測した睡眠サイクルから最も起きやすいタイミングを検知し振動する目覚まし機能があるのもポイント。ほかにも、効率的に仮眠が取れると謳う「仮眠サポート」機能なども搭載されています。
本体が5gと軽いのに加え、バンド部分がやわらかいシリコンでできているため、就寝中も快適に使用可能です。4サイズのシリコンバンドを採用しており、指の太さに合ったモノを装着できます。
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スマートリングでできること
スマートリングは、デバイスごとにさまざまな機能が搭載されています。フィットネスに特化した製品であれば、体温や睡眠効率、心拍、運動時の歩数などを計測可能。日々の健康状態を詳細に記録できます。
ほかにも、かざすだけで施錠・解錠ができるスマートロック対応モデルや、手軽に電子マネー決済を行えるNFCチップ内蔵タイプなどがあります。日常生活を便利にする機能が多く、外出時の荷物を極力減らしたい方にもぴったりです。
しかし、すべての機能を搭載しているモデルはあまりなく、ヘルスケア用のスマートリングや決済用のスマートリングなど、用途を限定した製品が販売されています。使いたい機能から選ぶのがおすすめです。
Suicaなどの交通系ICカードとの連携は不可
現在のところ、Suicaを使う際に必須のFeliCaチップを内蔵したスマートリングはほとんどありません。一部のスマートリングには搭載されていますが、まだ交通系ICカードに対応していないため使用不可能です。
海外メーカーのスマートリングには、改札で使用できる旨が記載されている場合もありますが、日本の交通系ICカードは連携できないので注意しましょう。
スマートリングの選び方
スマホのOSに対応するモデルを選ぶ
スマートリングを購入する際は、まず自分のスマートフォンのOSに対応しているかを確認しましょう。ほとんどの製品はスマートフォンのアプリと連携するため、OSが合っていないと使用できません。
使用しているスマートフォンがiPhoneの場合はiOS、Androidの場合はAndroid OS対応のモノを選ぶのがポイントです。
また、OSが対応していてもバージョンが合っていない可能性があるので、併せてバージョン情報のチェックも行ってみてください。
用途に合った機能が搭載されているかをチェック
健康管理に便利な「ヘルスケア機能」
ヘルスケア機能を搭載しているスマートリングを利用すれば、睡眠時間や眠りの深さ、睡眠スコアなどを心拍変動も踏まえて詳細に測定できます。指輪型のため、眠るときも気になりにくいのがメリットです。
ウォーキングやランニング中の歩数、消費カロリーを計測できるモノもあり、運動時にスマートフォンや腕時計型デバイスを使用したくない方にも適しています。
リングをかざすだけで支払いできる「非接触決済機能」
電子マネー決済を頻繁に利用する方には、非接触決済機能を搭載しているスマートリングがおすすめ。リングをかざすだけでVisaタッチ決済や電子マネー決済を行えるため、スマートに会計を済ませられます。
ICチップを搭載しているモデルであれば充電切れの心配もなく、いつでも手軽に決済を行えるのが魅力。財布やスマートフォンを忘れてしまった場合でも、コンビニなどで買い物ができます。できるだけ外出時の荷物を減らしたい方にぴったりです。
スマホを取り出す手間を減らせる「通知機能」や「通話機能」
通知機能や通話機能が付いているモデルを購入すれば、常にスマートフォンに意識を向けておく必要がなくなります。数は多くないものの、スマートリングから直接通話できるモデルもあるため、電話を頻繁にする方にもぴったりです。
なかには、スマートリングで電話に出るといった操作ができるモデルもあります。スマートフォンを取り出さずにさまざまな操作を行いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
スマホの遠隔操作が可能な「ジェスチャー機能」
スマートフォンやタブレット端末を遠隔操作したい場合は、ジェスチャー機能付きのスマートリングがおすすめ。カメラやビデオの撮影、音楽再生などの操作をリングだけで行えます。
スマートリングを装着した状態で、特定の動作をするだけで操作ができて便利。利便性を重視する場合は、ぜひチェックしておきたいポイントです。
鍵やスマホを使わずにドアを解錠できる「スマートロック機能」
玄関などにスマートロックを取り付けている場合は、ロック機能に対応したスマートリングがおすすめ。リングをかざすだけで施錠・解錠できるため、荷物で手がふさがっているときも簡単にドアを開閉できます。
スマートフォンをいちいちカバンから取り出す必要がなく、施錠・解錠の煩わしさを軽減できるのがメリット。常に指にはめておけば、紛失や家の中に置いてきてしまうリスクも減らせます。
なお、スマートロック機能対応モデルを購入する場合は、すでに使用しているスマートロックがスマートリングに対応しているかどうかを確認することが重要です。
自分の指に合ったサイズを選ぼう
一般的な指輪と同じように、スマートリングは指に合うモノを選ぶことが大切です。大きすぎたり、小さすぎたりするとつけにくく、使用する習慣が薄れてしまう可能性があります。
指輪のように「◯号」と記載しているモデルや、S・M・Lで展開している製品など、サイズ表記はさまざま。同じSサイズでもメーカーによって大きさが異なる場合もあるため、しっかり数値まで確認しておくと安心です。
メーカーによっては、サイズの計測方法を記載しているところもあります。購入前にチェックして自分の指の大きさを知っておきましょう。
日本語に対応しているモデルがおすすめ
スマートリングは海外メーカーが開発している場合が多いため、購入する際は日本語に対応しているかどうかを確認しておくことが重要。対応言語の欄に日本語が記載されているモノや、日本語の説明書が付いているモノをチョイスするのがおすすめです。
さらに、日本語のサポートを受けられるモデルを選ぶと安心して使用できます。
防水性能付きなら普段使いしやすい
日常的に装着する場合は、防水性能付きのモノがおすすめ。製品によっては、そのまま手を洗ったり、シャワーに入ったりすることも可能です。
防水性能は「IPX」の等級で表されるケースが多く、最も性能の高いモノはIPX8、防水性能のないモデルはIPX0と表記されています。防水のランクは製品によって異なるため、水に強い製品を探している場合は等級をチェックしてみてください。
ただし、IPX8でも過度な水濡れは故障の原因となるので、どの程度の防水が可能なのかデバイスごとの確認が必要です。特に、シャワーや水泳中もつけておきたい場合は注意しましょう。
スマートリングは指にはめておくだけで、睡眠の記録や電子マネー決済など、さまざまな機能を利用できるのが魅力。存在感が少ないので、気軽に普段使いができます。おしゃれな指輪としても映えるデザイン性に優れたモノがあるのもポイント。ぜひ好みのスマートリングを見つけてみてください。