健康や美容などに関心がある方たちにも人気の「飲むお酢」。使用するお酢の種類や、配合される材料によって味わいが異なります。なかには、熟成を重ねた貴重なモノもあり、さまざまな商品が販売されているのが特徴です。

そこで今回は、飲むお酢のおすすめをご紹介。地域に伝わる伝統的な材料を使用したモノから果実を使ったモノまでピックアップしました。ぜひ参考にして、生活に取り入れてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

• 目次
• 飲むお酢の選び方
• 飲むお酢のおすすめ
• 飲むお酢のおすすめの飲み方

飲むお酢の選び方

ベースのお酢の種類をチェック

黒酢

By: rakuten.co.jp

黄色みがかかった一般的なお酢と比べて、琥珀色が印象的な黒酢。長期間壺の中でゆっくりと熟成されることで、色合いも味わいも変化していくのがポイントです。

穀物酢は精米を主原料とすることの多い酢ですが、黒酢は玄米や大麦などを使用することがあるのも特徴。味わいは普通のお酢に比べてまろやかで、芳醇な香りを楽しめます。

飲むお酢としては、果汁やはちみつとブレンドされた商品が多数販売されているのがポイント。好みに合う商品を探してみてください。

きび酢

By: amazon.co.jp

きび酢は、鹿児島県の奄美地方から伝わる伝統的なお酢です。奄美は、全国でも特に長寿者が多いとされている地域です。400年にわたって島で親しまれてきたきび酢が、長寿を作る秘訣ともいわれています。

原料は奄美地方特産のサトウキビと天然水のみです。サトウキビの絞り汁を煮つめ、自然に生息する酵母菌や酢酸菌によって数年間熟成させることで造られます。完成までに非常に時間がかかり、製造量も限られる貴重なお酢なので、ギフト用にもおすすめです。

果実酢

By: amazon.co.jp

果実酢は果実を原料にした醸造酢で、JAS規格で1種類または2種類以上の果実を使用しています。果実の使用総量が酢1Lにつき300g以上のモノと定義されているのがポイントです。

さまざまな種類のフルーツを原料とした商品が販売されているので、好みのモノを探す楽しみもあります。

飲み方に合ったタイプをチェック

ストレートタイプ

By: rakuten.co.jp

ストレートタイプは、なにも加えずそのままで楽しめる手軽さが魅力です。グラスに注ぐだけで、飲みたいときにすぐ飲めます。冷蔵庫で冷やしてから楽しむのもおすすめです。

果汁やはちみつなどをブレンドし、飲みやすいよう工夫されている商品が多く販売されています。気軽に手に取れる飲み切りサイズのモノも少なくありません。飲むたびに希釈するのが面倒な方や、お試しで飲んでみたい方にぴったりです。

濃縮タイプ

By: amazon.co.jp

濃縮タイプの飲むお酢は、飲む際に希釈して楽しみます。水・炭酸・牛乳だけでなく、お酒とあわせるのもおすすめ。商品によって希釈の濃度が異なるので、どの飲み物でどれほどの濃さにするのか、好みの味わいに合わせて楽しんでみてください。

飲用以外にも調理に応用できる商品もあり、汎用性が高いのも特徴。毎日飲む用にお酢を摂取したい方はもちろん、料理に応用したい方は濃縮タイプがおすすめです。

飲むお酢のおすすめ

ヤクルト(Yakult) 黒酢ドリンク

梅の果汁と黒酢をブレンドした飲むお酢です。原料には鹿児島県霧島市福山町産のつぼ造り黒酢を含んだ純米熟成黒酢と、紀州南高梅を使用しています。

梅果汁の含有率は2%です。ガラクトオリゴ糖を2.5g含んでおり、特定保健用食品として許可を受けています。さわやかな味わいで、飲みやすく仕上がっているのも魅力。1本あたり23kcalとカロリーも抑えめです。

紙の容器を採用しており、容量は125ml。手軽な飲み切りサイズなので、ランチや外出先のお供にもぴったりの商品です。

伊藤園(ITO EN) 黒酢で活力

厳選した素材を用いて造られた飲むお酢です。穀物原料を発酵させ、ていねいに作った本醸造の黒酢がおいしさの秘訣。飲むお酢にありがちな独特の酸味はできる限り抑えて仕上げています。まろやかな味わいで、飲みやすいのが魅力です。

甘味料・香料・着色料・保存料は不使用で、素材本来の味わいを大切にしています。1本に酢酸を667mg含有しており、機能性表示食品として販売されているのも特徴です。

容量は200mlの紙パックタイプ。紙パック以外に、900mlのペットボトルも販売されてます。

ミツカン(mizkan) マインズ 毎飲酢 黒酢ドリンク

血圧が高めの方におすすめと謳われる飲むお酢です。国産黒酢を使用した黒酢ドリンクで、特定保健用食品として許可を受けています。

1日分の摂取目安量100mlあたりに、酢酸を750mg含んでいるのがポイント。さらに、カロリーが100mlに対して16kcalと控えめなのも魅力です。

りんご果汁とはちみつをブレンドすることで、毎日続けるのも苦にならない飲みやすさを実現しています。ペットボトル入りで容量は1L、ストレートタイプの商品です。冷蔵庫で冷やしてから、そのままグラスに注いで楽しんでみてください。

タマノイ酢(Tamanoi Vinegar) はちみつ黒酢ダイエット

やさしいりんごの風味が特徴の飲むお酢です。国産玄米のみを原料とした上質な黒酢をベースに、りんご果汁を合わせてフルーティーに仕上げています。

黒酢5mlのほか、カルシウム・ビタミンC・D・E・食物繊維を配合しており、栄養面も魅力。本商品を愛用しているスポーツ選手もいると謳われています。

紙パックタイプで、容量は125mlです。1本あたりのカロリーは14kcal。毎日飲み続けたい方には900mlのペットボトルタイプもおすすめです。飲むお酢を継続して取り入れていきたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ヤマモリ 砂糖無添加 ソルティライチ黒酢

フルーティーな風味が魅力の飲むお酢です。みずみずしいライチの果汁に、塩を加えているのがポイント。グレープフルーツの果汁も使われているのも特徴です。ライチの甘みを引き立たせつつ、さわやかな味わいを楽しめます。

塩分を加えているので、より甘さが引き立つのもポイント。砂糖は無添加で、糖質やカロリーは抑えられています。

フルーツジュースの感覚で飲みやすく、気軽においしくお酢を取り入れられるのが魅力です。内容量は500mlで、希釈タイプ。好みの濃度に薄めたり、好みのドリンクで割ったりして楽しんでみてください。

キートス 喜久家のきび酢

鹿児島県の奄美から伝わる伝統的な飲むお酢です。全国的にみても長寿の土地とされる奄美で昔から飲まれている「きび酢」。健康に対する関心の高まりと共に注目されている、伝統的な製法で造られた商品です。

サトウキビの糖水に島の湧き水を加え、天然の酵母菌などを利用して発酵させているのがポイント。さらに2年間の熟成期間を経ることで、美しい色合いに仕上がります。

容量は200ml。ほかのお酢と比べてミネラルが豊富に含まれているとされており、ミネラル補給にも適しています。時間をかけて作られた伝統的なお酢は、大切な方へのプレゼントにもぴったりです。

タイケイ製糖 真きび酢

奄美・加計呂麻島で、非加熱で造られた酢酸菌無添加の飲むお酢。サトウキビの在来種・太茎種の表皮にのみ存在するという酢酸菌の力を利用しているのがポイント。酢を自家製していた時代と同様の製法で、丁寧に仕上げています。

原料のサトウキビの作付けから加工、酢の瓶詰めまでを一貫して手作業で行っているのも特徴。業務用にも使える大容量の1.8Lサイズで、調理にも気兼ねなく使えるのが魅力です。お刺身用の醤油に混ぜるとさっぱりとした風味になり、魚の臭みを抑えることができます。

酢特有の刺激が少ないので飲用にもぴったり。ジュースで割るのはもちろん、焼酎や甘酒と割っても楽しめます。地域に伝わる伝統的なお酢を取り入れてみたい方はチェックしてみてください。

エルビー(LB) おいしい果実酢100 ホワイトグレープ

グレープの味わいで飲みやすく仕上げられた飲むお酢。100％果実で発酵して造ったお酢と、濃縮還元の100％果汁をブレンドしたビネガードリンクです。本商品にはぶどう酢が5ml含まれています。

甘味料は無添加のストレートタイプで、容量は125mlの飲みきりサイズです。紙パックを採用しているため持ち運びも手軽で、ストロー付きなので出先で飲むのにも適しています。気軽に楽しめて、飲みやすい味わいの飲むお酢を探している方におすすめです。

シージェイフーズ(CJ FOODS) 美酢 ざくろ

100%果実発酵のお酢から作った飲むお酢です。果実の魅力を堪能できます。果汁を発酵させて作っているので、まろやかな味わいが特徴です。

「ざくろ」は、果実の甘みと適度な酸味を楽しめる商品。ざくろ以外にもフレーバーが豊富なのが魅力です。「マスカット」「もも」「パイナップル」「カラマンシー」「いちご」など、幅広い商品があります。

容量は900mlです。濃縮タイプなので、水や牛乳で希釈して飲んでみてください。ほかにもストレートタイプやゼリータイプも販売しています。フルーティーな飲むお酢を探している方におすすめ。かわいらしいパッケージなので、ちょっとしたギフトにもぴったりです。

ミツカン(mizkan) ビネグイットまろやかりんご酢ドリンク

りんごのフルーティーさを感じられる飲むお酢です。まろやかな酸味のりんご酢に、りんご果汁とはちみつを加えることで飲みやすく仕上げています。

本商品は濃縮タイプです。6倍程度に薄めて飲むことを推奨しています。水だけでなく、牛乳や豆乳で割るのもおすすめです。

本商品30mlを飲むと、約9mlの食酢を摂取できると謳われています。内容量は1Lと大容量。ドリンクとして飲むだけでなく、サラダに使ったりお酒に混ぜたりと、さまざまなアレンジを楽しんでみてください。

・1本

・4本セット

タマノイ酢(Tamanoi Vinegar) はちみつうめダイエット濃縮タイプ

甘さと酸味のバランスに優れた飲むお酢です。さわやかなりんご酢とうめ果汁を使用しています。さらに、はちみつを加えているので、ほどよい甘さに仕上がっているのが特徴です。

ポリフェノールの一種である、プロアントシアニジンやビタミンCも摂取できると謳われています。容量は500ml。原液40mlに対してカロリーは14kcalで、りんご酢5mlを配合しています。

濃縮タイプの商品なので、水やお酒など好みのドリンクで割って楽しんでみてください。なお、同じブランドの商品で「りんご酢」や「プルーン酢」など全5種類が販売されています。

・1本

・12本セット

内堀醸造 フルーツビネガー ぶどうとブルーベリーの酢

酢と果汁だけで造った飲むお酢です。果汁を発酵させて造ったぶどうとブルーベリーの酢に、果汁を加えて仕上げています。果実由来の自然な味わいが特徴。香料・甘味料は使用していません。

容量は360mlで、希釈が必要です。水で4倍ほど薄めて飲むのがおすすめ。ほかにも、牛乳割りやヨーグルト・アイスクリームにかけて食べてもおいしく楽しめます。りんごやいちごなど、ラインナップは全部で8種類あるので、好みのフレーバーを選んでみてください。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ(POKKA SAPPORO FOOD & BEVERAGE) レモン果汁を発酵させて作ったレモンの酢ダイエットストレート

爽快感のある味わいに仕上げたストレートタイプの飲むお酢です。レモン果汁を発酵させて作ったレモンのビネガーがベースになっています。適度な甘さを加えているので、まろやかな味わいを楽しめるのが特徴です。

本商品180mlで、クエン酸1800mgと1日分のビタミンCが摂取できると謳われています。4倍に希釈して飲む濃縮タイプや、より清涼感のあるスパークリングタイプもあるのがポイント。レモン好きの方におすすめの飲むお酢です。

日本鉱泉 ラ・バモント

りんご酢を主成分とした飲むお酢です。酢の持つ強い酸味を軽減するために、はちみつと低カロリーの甘味料・ステビアを使用しています。自然な甘さで飲みやすく、りんごジュースのように仕上げています。

濃縮タイプで、冷たい水で5～8倍に薄めて飲むことが推奨されている商品です。容量は1.8Lで、紙パックの容器に入っています。

飲用として使うのはもちろん、酢豚やソースなどさまざまな料理にアレンジするのもおすすめです。飲みやすい味わいでありながら、料理への汎用性も高いので、さまざまな用途でお酢を楽しんでみてください。

レック(LEC) レックのリンゴ酢 ザップ

40年間愛され続けるロングセラーの飲むお酢です。クエン酸やアミノ酸をはじめ、高麗人参エキス・ローヤルゼリー・クロレラエキスなど身体に嬉しい成分が含まれています。バーモント酢とはちみつをベースにした、さわやかな飲み口が魅力です。

容量は900mlで、紙パックに入っているタイプ。豊富な栄養素を摂取できます。合成着色料・合成保存料は不使用です。濃縮タイプなので、7～10倍に薄めて飲んでみてください。

近藤酢店 みかんのお酢 延命酢

お酢を製造するのに適した気候に恵まれた静岡県で造られている飲むお酢です。みかんを酢酸発酵させた果実酢に、はちみつや食塩などを加えて飲みやすく仕上げています。合成甘味料・保存料は不使用です。

特徴的な名前は「お酢の力で元気に長生きしてほしい」という思いから名付けられています。水や炭酸で希釈して飲んで楽しむのはもちろん、ピクルスなどの調理に使うのもおすすめです。

アンドワイ(&Y) Micoas飲む、コ酢メ。ザクロ

昔ながらの伝統製法を守って造られた飲むお酢です。静置発酵で醸される上質なお酢だけを使用しています。

原材料は、大吟醸山田錦の酒粕だけを使った赤酢・国産玄米だけを使った米黒酢・有機ザクロ果汁・てんさい糖・オリゴ糖のみです。さらに、使用するザクロは化学肥料などを使っていないモノを厳選しています。

こだわりの原材料以外は、水1滴すら加えずに仕上げられているのがポイントです。ストレートタイプとしても濃縮タイプとしても楽しめます。容量は200ml。高級感のある商品なので、ギフト用にもおすすめです。

ココ・ファーム・ワイナリー ベルジュ風 葡萄酢

ワイナリーの自家畑から収穫されるぶどうで作った飲むお酢です。若摘みのぶどうを使用し、飲みやすい味わいに仕上げています。よいぶどうを実らせるため、収量を制限し間引きする「グリーンハーベスト」で栽培しているのがポイント。収穫されたぶどうは酸味があり、本商品の味の決め手になっています。

さわやかな風味が楽しめるので、お酒が苦手な方のパーティードリンクにもぴったり。容器もシンプルでおしゃれなので、ちょっとした手土産にもおすすめです。センスのよいお酢を探している方は、チェックしてみてください。

・1本

・12本セット

キッコーマン(kikkoman) 蜂蜜柚子酢

ゆずの酸味とはちみつの風味を楽しめる、さわやかな味わいの飲むお酢です。ゆずの産地で果汁を酢として利用することに着目し、ゆず果汁とはちみつをあわせて仕上げています。酸味と甘さのほどよいバランスが魅力です。

本商品は、500mlの1瓶あたりに約6個分のゆず果汁が含まれています。5倍に希釈したときの果汁は4%。ゆず酢を飲むことで、クエン酸も摂取できると謳われています。お酒と割ったり、ゼリーにしたりとアレンジも楽しんでみてください。

田村造酢 ミヨノハナの柿酢

和歌山県産の柿を100%使用して造られた飲むお酢です。原料には新鮮な平たねなし柿を使用しています。水は一切加えず、果皮・果肉からヘタまで、柿の水分を余すことなく生かしているのが特徴です。アルコールや合成酢酸などの添加物は使わずに仕上げています。

手間がかかる静置発酵法を採用し、口当たりのよさを実現しているのがポイント。さらに、2年間の熟成を施しており、まろやかな味わいを楽しめます。容量は720ml。はちみつと水で希釈して飲んだり、酢飯やドレッシングなどの調理に使ったりして楽しむのがおすすめです。

飲むお酢のおすすめの飲み方

By: amazon.co.jp

飲むお酢を楽しむ際は、含有されるお酢の量に注目してみてください。一般的に、お酢を健康のために取り入れる場合、1日に15ml程度が理想といわれています。

飲むお酢は、お酢以外にもさまざまな材料が使われているモノが多いのが特徴です。商品によって、また濃縮タイプであれば希釈の比率によって、摂取できる酢の量は異なります。

ダイエットを目的として摂取するなら、糖質の少ないお酢を選ぶのもおすすめです。希釈用の割り材も、水や炭酸などを使用してみてください。シチュエーションや目的に応じて、適した飲み方をするのがおすすめです。