悲しきかな、人は日々見たこと、聞いたこと、感じたことのほとんどを忘れてしまいます。

それでも、書いて残してさえおけばその時のことを思い出したり、振り返ることはできます。Analog Memory Deskはその名のとおり、自分の手で「書く」というアナログなやり方で記憶を残せるメモ用紙付きの作業机です。

無題

幅150センチ、奥行60センチ程の大きさのデスクの脚に紙のロールが1,000メートル分も設置されており、ハンドルをまわして用紙を送り出したり、巻き戻したりできる仕組みです。毎日ハンドルをまわしても650日以上もデータを残すことができますね。

製作者は、日々のすぐ忘れてしまうような些細な出来事や考えが積み重なっていけば、自分自身のひとつの物語のようになるのではないか。という考えから製作したそうです。

机でもあるため、今日やるべき事リストや企画案、伝言メモ、相手先の電話番号などを書き留めるなど、仕事上でも使えそうです。