プジョーのモータースポーツへの情熱。
しなやか猫足の乗り心地に魅せられるファンが多いプジョー。このフランスの自動車メーカーは、モータースポーツにも積極的に参戦してきたことで知られています。そのプジョーが、1910年代にインディ500で手にした数度の勝利を記念して、コンセプトモデルを発表しました。ご紹介しましょう、L500R HYbrid です!
インディ500優勝記念コンセプトモデル
1913、1916、1919年のインディ500で優勝を飾ったのは、華々しいプジョーの歴史のほんのひとコマ。その貴重な遺産とも言うべき勝利を記念して発表されたコンセプトモデルが、L500R HYbrid なのです。
でも、記念モデルと言っても、1916年優勝モデルのL45と並んだ L500R HYbrid に共通するのは、そのアイコンカラーコンビネーションだけ。プジョーの未来を予感させる強力なハイブリッドカーです!
ハイパフォーマンスハイブリッド
L500R HYbrid はハイパフォーマンスハイブリッドカー。270馬力を発生するガソリンエンジンとモーターにより、そのパワーは500馬力にまで到達! わずか2.5秒で100km/hに到達するというのです。
先進のコクピット
L500R HYbrid が採用したコクピットはオープントップではなく、車体の中に”浮遊”する「フローティング・カプセル」内に設置。どんなことになっているのかワクワクします!
そして「i-Cockpit system」と呼ばれるホログラフィック・デュアルディスプレイにより、スピード、ギア、エンジン回転数などを確認することに。
衝撃的なボディ
インディ500優勝のL45は、当時の人々の注目の的でした。その流線型は、現代の私たちが見てもホレボレするようなボディワーク。L500R HYbrid はさらに衝撃的ですらあります!
その絞り込まれたボディの地上高はわずか1m! サーキットを這うように爆走する姿は、まさに1910年代のインディ500優勝記念コンセプトモデルを冠するにふさわしい雄姿です!
フランスメーカーの表現する独特の"未来感"は人をワクワクさせます。L500R のようなモデルは、プジョーのモータースポーツに対する情熱が維持されている証拠ですね!