山道などの荒れた道を走行するのに必要な「オフロードヘルメット」。オンロードヘルメットとは違い、オフロードを安全に走行するために特化した設計が特徴です。
しかし、さまざまなメーカーから製品が販売されているので、購入の際に迷ってしまう場合もあります。そこで今回は、オフロードヘルメットの選び方とおすすめ製品のご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- オフロードヘルメットとは?
- オフロードヘルメットのおすすめメーカー
- オフロードヘルメットのおすすめ|シールドなしタイプ
- オフロードヘルメットのおすすめ|シールドありタイプ
- オフロードヘルメットの売れ筋ランキングをチェック
- オフロードヘルメットの選び方
- オフロードヘルメットの売れ筋ランキングをチェック
オフロードヘルメットとは?

オフロードヘルメットとは、走行時に息苦しさを感じないように口元が伸びた形状を採用したバイク用ヘルメット。荒れた道のバイク走行は運動量が多く、オンロードヘルメットだと息苦しさを感じる場合があります。オフロードを快適に走行するために開発されたのがオフロードヘルメットです。
また、前方を走る車両から飛んでくる泥や砂埃などから、目を守るための長く伸びたバイザーを備えているのもポイント。オンロード・オフロード両方で使えるバイザーが短めに設計された、デュアルパーパスヘルメットも販売されています。
オフロードヘルメットのおすすめメーカー
アライ(ARAI)

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1902年の設立から安全性をひたすら追求し続け、開発を行っている「アライ」。厳しいとされるスネル規格を多くのモデルでクリアしており、ライダーの頭を護るために小さな進化の積み重ねを続けています。
試験室で行われる規格試験よりも、現実の衝撃から護るという点に重きを置き、さまざまなシーンで起こる衝撃を検証。小さな改良を繰り返し、高品質なヘルメットを作り続けています。
アライのヘルメットは、たまご型のフォルムが特徴。衝撃をかわす性能を実現しています。強度の高い素材や設計を採用し、ライダーを護ることを第一に考えられた安全性の高さが魅力のメーカーです。
ショウエイ(SHOEI)

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オートバイ用ヘルメットを中心に製造・販売するメーカー「ショウエイ」。日本をはじめ、欧州・北南米・オセアニア・アジアなど、世界60カ国以上で展開しています。
安全性・デザイン性・機能性を兼ね備え、初心者からプロまで使いやすい高品質モデルを手掛けているメーカーです。
エルエス2(LS2)

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ヨーロッパやアメリカを中心に、世界約100カ国に展開する二輪乗車用ヘルメットブランドの「エルエス2」。エルエス2の生産工場はISO9001やSG認証工場に登録されており、年間生産数は世界トップクラスの生産数とされています。
エルエス2のヘルメットは、トップレベルのレースをサポートする高品質かつ安全性の高さが魅力です。
オフロードヘルメットのおすすめ|シールドなしタイプ
アライ(ARAI) オフロードヘルメット V-クロス4
安全性能に優れたオフロードヘルメットです。飛来物へのプロテクション性が高いバイザーやマウスカバーを搭載。SNELL・JIS規格を取得しているのもポイントです。
エアスルー形状のディフューザー・排気ダクトを採用しているため、排気効率が向上。アイポート上部にはヘルメットとゴーグルが密着しないようにすき間を設けるなど、快適な装着感を実現しています。
「Vクロス4システムネック」により、内装すべてが取り外し可能。メンテナンスしやすい設計を採用しているので、衛生的に使えます。タフでスムーズなライディングをサポートする機能を多数搭載しているため、本格志向の方におすすめです。
ショウエイ(SHOEI) オフロードヘルメット VFX-WR
バイザー・ノーズカバーなどのパーツとシェル形状を一体化させたオフロードヘルメットです。後頭部のリブ形状はサイドまで広げており、ゴーグルをしっかり固定可能。アグレッシブなライディングをしやすい設計を採用しています。
シェルには、高い弾性と引っ張り強度を備えた高性能有機繊維を使用。また、独自の衝撃吸収構造「M.E.D.S.」により、優れた衝撃吸収性能を発揮します。転倒時でも頭部をしっかりガードするため、安全性重視の方におすすめです。
ベンチレーションを複数配置しているので、ヘルメット内の熱気の排出を効果的に促します。軽量設計で首への負担も軽減できるため、快適な装着感を得られるのが魅力。万が一のアクシデント時に備えた、緊急用ヘルメット取り外しシステムも搭載しています。
RSタイチ(RS TAICHI) オフロードヘルメット CS-MXⅡソリッド HJH102
シェルに丈夫なポリカーボネイトを採用したオフロードヘルメットです。SG・JIS規格を取得しており、優れた安全性を発揮。バイザーは3箇所に設けたスクリューで角度調節が可能なので、泥・小石・日差しを効果的に防ぎます。
頭頂部に設けたエアインテークから走行風を後頭部へ流すため、ヘルメット内部の熱気を効果的に排出。口元へも走行風を効率よく取り込むので、ライディング中の息苦しさを軽減します。
サイドから後頭部に施したリブ形状により、ゴーグルの固定力が向上。心地よく感じる装着位置を見つけやすいのもメリットです。
高機能ながら価格が安いのもうれしいポイント。初心者ライダーやコスパ重視の方にもおすすめです。
ベル(BELL) MX-9 MIPS ソリッド
軽量で耐久性の高いポリカーボネイトシェルを採用したオフロードヘルメットです。衝撃を受けた際の衝撃を効果的に分散させる、MIPS衝撃保護システムも搭載。優れたプロテクション性能により、頭部をしっかりガードします。
調節機能付きバイザーやベロシティフローベンチレーションを採用しているため、ヘルメット内の換気をスムーズに促すのがポイント。また、取り外して洗える抗菌ライナーを使用しているので、衛生的で快適な着用感も得られます。
SG規格やMFJ認定マークを取得しているのも特徴。耳まわりにはスピーカーを収納できるポケットを設けているので、インカムを使いたい方にもおすすめです。
ジーロット(ZEALOT) マッドジャンパー2 MJ0017
帽体にFRPを採用したオフロードヘルメットです。細部にリブ加工を施しているため、優れた強度を発揮。転倒時も頭部をしっかり保護します。また、ゴーグルバンドがズレにくい設計を採用しているため、タフな環境下でもライディングに集中しやすいのが魅力です。
内装は、センターパッド・チークパッド・ベルトサポートが着脱可能。お手入れしやすいので、衛生的に使えます。また、インカム対応のスピーカーホールも搭載。林道ツーリングなどでも活躍します。
シンプルなデザインなので、コーディネートしやすいのもポイントです。SG・MFJ規格認定モデルで、オフロード初心者からベテランライダーまで、幅広い層におすすめです。
ディーエフジー(DFG) エースヘルメット
日本人向け内装形状を採用したオフロードヘルメットです。快適なフィット感を得られるのが魅力。インカムやメガネの装着も想定した設計なので、スポーツ走行から街乗りまで幅広いシーンで活躍します。
特許技術である特殊衝撃軽減フォーム「ERT」を搭載。効果的に衝撃を吸収・分散しながら、頭部をしっかりガードします。また、フォームにはメッシュ加工を施しているため、蒸れを抑制するのもメリットです。
前後9箇所に、大型ベンチレーションを配置。口元には通気性の高い大型マウスピースを使用しているので、夏場やロングライド時も快適な装着感が持続します。
SG規格・MFJ認定マークを取得しているなど、オフロードヘルメットに求められる基本性能を備えたスタンダードモデル。これから本格的にオフロードを楽しみたい方にもおすすめです。
オフロードヘルメットのおすすめ|シールドありタイプ
アライ(ARAI) オフロードヘルメット ツアークロスV
主材料に独自のスーパーファイバーを採用したオフロードヘルメットです。通常のグラスファイバーより繊維密度が高いため、優れた引っ張り強度・圧縮強度を備えています。丸く滑らかなフォルムにより、衝撃をかわしやすいのもポイントです。
シールドバイザー取り付け部を低い位置に設けているため、滑らかな帽体面積を広く確保。一点に集中するような衝撃もしっかりかわしやすいのが魅力です。
ノーズ・ディフレクターを搭載しており、呼吸によってシールドが曇るのを抑制。ゴーグルの使用も想定した設計を採用しているなど、快適なライディングをサポートします。オフロードでもオンロードでも活躍するおすすめモデルです。
ショウエイ(SHOEI) オフロードヘルメット HORNET ADV
空力性能と機能性を兼ね揃えた「V-460バイザー」を搭載したオフロードヘルメットです。日差しや泥などをしっかりガードしながら、空気抵抗を低減。エアインテークへ効率よく空気も送り込むため、ライディングに集中しやすいのがメリットです。
クイックリリーススクリューを採用しており、バイザー左右のスクリューを90°回転させれば取り外し可能。工具なしで簡単にバイザーを取り外せるので、シールドの着脱もスムーズに行えて便利です。
丈夫なポリカーボネイトを使用したシールドは、インジェクション成型によって高い剛性を備えています。また、タフな環境下でも、曇りや歪みの少ないクリアな視界を確保できるのが魅力。街乗りも含めて、手軽に使いやすいモデルを探している方におすすめです。
エルエス2(LS2) EXPLORER F
94%UVカット仕様のシールドを採用したオフロードヘルメットです。強い日差しの日でも快適なライディングをサポートするのに加えて、曇りも軽減可能。視界の歪みを抑えながら、クリアで広い視界を確保できるのがメリットです。
シールドはセンターロック式を採用しており、スムーズに操作可能。優れた密閉性も備えています。また、インナーは取り外して洗濯できるので、衛生的に使えるのが特徴。顔のラインにフィットしやすい形状で、メガネの装着も想定しています。
オフロードシーンで培ったノウハウを投入しており、優れた安全性や通気性を発揮。かっこいいデザインでカラーバリエーションが豊富なため、愛車やウェアとコーディネートしやすいのもおすすめポイントです。
ヤマハ(YAMAHA) YX-6 ZENITH
着脱可能なバイザー・シールドを搭載したオフロードヘルメットです。ゴーグルと組み合わせれば5WAYのスタイルを楽しめるのが特徴。メガネやサングラスの装着がしやすいメガネスリットも設けているため、街乗りからスポーツライディングまで対応します。
優れた吸汗速乾性を備えており、抗菌効果も発揮する「SUPERCOOL」を内装に採用。また、大型ベンチレーションシステムを搭載してヘルメット内の換気を促すので、衛生的で快適なライディングをサポートします。
強靭なポリカーボネイト複合素材帽体を使用。低重心設計のため、体への負担を軽減できます。幅広いシーンで活躍する、使い勝手のよいモデルを選びたい方におすすめです。
オージーケーカブト(OGK KABUTO) ジオシス
デュアルパーパスタイプのオフロードヘルメットです。シールドを装着したまま、ゴーグルを取り付けることが可能。バイザーは空気抵抗を抑える形状を採用しており、スタイルに応じて5段階の角度調節が行えます。
シェルには高強度複合素材を使用。耐貫通性と衝撃吸収性を兼ね揃えているため、頭部をしっかりガードします。また、ベンチレーションも充実。ヘルメット内の蒸れやシールドの曇りを抑制しながら、快適な着用感を味わえます。
内装はすべて取り外して洗濯可能。インナーパッドの表地には制菌加工を施しているので、衛生的に使えます。
デイトナ(DAYTONA) クロスオーバーヘルメット DN-005WX
オンロード走行も想定して設計されたオフロードヘルメットです。脱着式バイザーを装備しており、口元の通気性に優れています。シールド開口部は上下左右の視界が広く、周囲や手元が見やすいのが特徴です。
アウターシェルには、ABSとポリカーボネイトの複合素材を採用。高強度で、SG規格を取得しています。また、空力に優れた大型バイザーや、走行風の巻き込みを抑制するチンカーテンも搭載。安全で快適なライディングをサポートします。
内装はすべて取り外して洗えるため、衛生的に使用可能。普段使いしやすいモデルを選びたい方におすすめです。
オフロードヘルメットの売れ筋ランキングをチェック
オフロードヘルメットのランキングをチェックしたい方はこちら。
オフロードヘルメットの選び方
用途に合わせてタイプをチェック
オフロードに適したシールドなしタイプでゴーグルを着けよう

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オフロードの走行を本格的に楽しむなら、シールドのないヘルメットにゴーグルを装着するのがおすすめです。オフロードの走行は、息が荒くなるほど激しいもの。呼吸によりシールドが曇ってしまい、視界が悪くなる場合があります。
シールドなしタイプなら、別途自分に合ったゴーグルを装着することで通気性を確保可能です。また、曇りにくいため視界も良好で、快適なライディングを楽しめます。
街乗りするならシールドありタイプ

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通勤通学や街乗りなど普段乗りに使用したい場合は、シールド付きのヘルメットをチェック。ゴーグルが不要で、メガネやサングラスを着けたままでも着用できるのが魅力です。雨や風など飛来物から顔を守るため、快適に走行できます。
ゴーグルと併用するタイプのヘルメットに比べて空気がこもりやすいため、ベンチレーション機能を搭載したアイテムがおすすめ。ヘルメット内部の空気や湿気を逃し、快適な走行を楽しめます。
帽体のサイズをチェック

激しさを伴うオフロードの走行では、しっかりと自分の頭に合ったサイズのオフロードヘルメットを選ぶのが重要。サイズが大きすぎると、衝撃などでヘルメットが外れてしまう場合もあり、十分に性能を発揮できません。
小さすぎるモノだと着用できたとしても息苦しさを感じたり、首や頭部へ負担がかかったりします。快適に走行を楽しむためにも、自分の頭にしっかりフィットするオフロードヘルメットを選びましょう。
軽量なモデルをチェック

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オフロードで使用するヘルメットは、荒れた道での安全性を高めるため、大きく重くなりがち。重いヘルメットを長時間着けていると、首や体へ負担がかかり、快適に走行を楽しめません。そのため、なるべく軽量なモノを選ぶのがおすすめです。
オフロードヘルメットは、1〜3kg程度の重さで展開されています。軽量性を重視する場合は、2kg以下を目安に選んでみてください。
規格や認定マークをチェック

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オフロードヘルメットを選ぶ際は、安全性を確認するのもポイント。国内規格の「SG」や「JIS」、消費者保護のための「PSC」、海外規格の「SNELL」「DOT」「ECE」など、公道で使用できる基準を満たしたマークが付いているモノがおすすめです。
また、日本モーターサイクルスポーツが主催するレースに出場するには、「MFJ」認定マークが付いたヘルメットを選びましょう。
お手入れのしやすさをチェック

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オフロードヘルメットを選ぶ際は、お手入れのしやすさもチェック。悪路の走行で跳ねた泥などにより外側が汚れやすいので、洗いやすさも確認してみてください。
また、ヘルメットをきれいに保つには、汗などで汚れた内装のお手入れも必要。吸汗速乾機能のある素材を採用したモノや、内装が取り外せるタイプのモノがおすすめです。
ベンチレーション付きなら夏でも快適

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ベンチレーション機能は、運動量が多くて汗をかきやすいオフロードライディングにおいて重要な機能のひとつ。とくに、夏場や長時間のライディングをする際に便利です。空気抵抗などを軽減するのにも役立つため、快適なライディングをサポートします。
通気孔や排気口といったベンチレーション機能を備えていれば、外気を取り込みながらヘルメット内の熱気の排出を促進可能。熱気や湿気がこもるのを抑えて、心地よい装着感をキープできるのがメリットです。
モデルによって、ベンチレーションの数・設置場所・機能性はさまざま。ヘルメット内の空気循環を促すだけでなく、シールドの曇りを予防したり換気を調節できたりするモデルもあります。
安いモデルのなかにはベンチレーションが付いていないケースもあるので、事前に確認しておくのがおすすめ。また、常時開放型は常に高い通気性を発揮しますが、冬は冷気が侵入しやすい点は留意しておきましょう。
かっこいいモデルが欲しいならデザインも忘れずに

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機能性だけでなく、見た目にもこだわりたい場合はデザインをチェック。気兼ねなく着用できるシンプルなデザインのオフロードヘルメットや、カラフルで目を惹く個性的なデザインのモノなど、さまざまなオフロードヘルメットが販売されています。
自分の気に入ったデザインのヘルメットを選ぶことで、よりライディングを楽しめるのもポイント。サイズを考慮しながら選んでみてください。
オフロードヘルメットの売れ筋ランキングをチェック
オフロードヘルメットのランキングをチェックしたい方はこちら。
機能性やデザイン性などオフロードヘルメットを選ぶ基準はさまざまです。装着感や着脱のしやすさ、快適にライディングできる機能性などをしっかりチェックする必要があります。本記事を参考に、自分に合ったオフロードヘルメットを探してみてください。