南アフリカ発のメッセージングアプリ、mxit
LINEやWhatsAppなど、メッセージングアプリにはさまざまなものがありますよね。今回ご紹介するmxitは、メッセージングサービスの中でも大注目なアプリです。mxitが開発されたのは、アフリカ大陸の最南端、南アフリカ共和国なんです。
南アフリカ国内では、月間5百万人ほどのアクティブユーザーを記録しているmxit。いったいどんなアプリなのか、早速みていきましょう!
フィーチャーフォンでも使用できる!
mxitは、様々なモバイルデバイスで使用することが可能です。スマートフォンやタブレットは当然ですが、フィーチャーフォンでも使うことができ、対応するモバイルデバイスは8,000種類を超えます。実は、mxitの最大の強みはここにあります。
日本やアメリカなどの先進国ではスマートフォンの所持率が高いのですが、南アフリカなどの国ではスマートフォンよりも安価なフィーチャーフォンが、いまだに高いシェアを維持しています。mxitは、こういったユーザー層に対してもリーチできるのです。
mxitの最大の特徴は上で述べましたが、使い勝手や機能についての評価も高いと言えます。なおアプリの価格ですが、他の多くのメッセージングアプリと同じく、無料です。
インドへ進出したmxit
今年初頭、mxitのインド進出についてのニュースが報じられました。インドの人口は10億人にも達する勢いですが、その半数以上はフィーチャーフォンのユーザー。フィーチャーフォンでも利用できるmxitは、まさにインドにピッタリでしょう。
フィーチャーフォンのユーザー数が多い地域は、インドだけではありませんよね。今後、mxitは世界中で使用されるアプリに成長していくかもしれません。
またmxitはローカルなNGOとも組んで、教育やヘルスケアの向上も目指しているとのことです。単にシェアを拡大するだけではなく、理念がしっかりしているところも素晴らしいですね。
mxitはフィーチャーフォンでもスマホと同じ機能が、使いやすく利用できるところにあります。このような、ユーザーのニーズを的確に捉えたアプリは、今後増えていくかもしれませんね。