登録した会員間で、車を共同利用する「カーシェア」。最近では、レンタカーよりも短時間かつ安い料金で車を借りられるカーシェアを利用する方が増えています。

今回は、おすすめのカーシェアをご紹介。選び方や利用するときのポイントもあわせて解説しているので、気になっている方はぜひチェックしてみてください。

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カーシェアとは?

カーシェアとは、登録した会員間で、事業者が提供する車を共同で使用するサービスのことです。Webサイトやアプリから予約をしてステーションに行けば、簡単に車を借りられます。

車の購入費用やガソリン代、駐車場代、車検代、保険料などの維持費がかからないのも魅力。また、車検やメンテナンスの手間を省けます。車の購入費や維持費をかけたくない方などにおすすめです。

ステーションが自宅近くにない場合は不便に感じてしまうこともあるので、留意しておきましょう。そのほか、ほかの方と車をシェアしているため、予約する際に返却時間を細かく設定する必要がある点も注意が必要です。

カーシェアとレンタカーの違い

By: everygo.jp

カーシェアは、1時間以内など短時間の利用も可能で、費用を抑えて車を借りられます。逆に、長時間乗るとレンタカーよりも費用がかさむ場合がある点には注意が必要です。また、貸出・返却時間は24時間対応しています。返却する際は、基本的には借りたステーションに戻さなくてはなりません。出先のステーションに乗り捨てできないため、留意しておきましょう。

レンタカーは、6時間ほどから借りられるサービスが多く、短時間の利用ではカーシェアよりも費用が高くなってしまうのが特徴。返却するときは、基本的にガソリンを満タンにする必要があります。貸出・返却は、店舗の営業時間に対応しているのがポイント。なかには、借りた店舗と異なる店舗へ返却できる乗り捨てサービスを実施しているところも存在します。

カーシェアは、車の利用頻度が低い方や、利用頻度は高いものの利用時間が短い方におすすめです。レンタカーは、車を長時間利用したい方や、出張・旅行などで数日間車が必要な方に適しています。

カーシェアのおすすめランキング|人気

第1位 タイムズカー

タイムズカー
ステーション数18091箇所(2024年4月時点)
車両数46756台(2024年4月時点)
初期費用(税込)1,650円(カード発行手数料)
月額費用(税込)880円(個人プラン・家族プラン)
時間費用(税込)15分あたり220円〜
距離費用(税込)20円/km(6時間以上、ナイトパックは利用開始時から)
6時間パック(税込)4,290円〜
12時間パック(税込)5,500円〜
24時間パック(税込)6,600円〜
夜間パック(税込)2,640円〜(18:00-翌9:00)
学割プランあり(月額費用が入会月から4年間無料)

全国の主要都市で展開しており、ステーションを見つけやすいカーシェア。ステーション数は18000箇所以上、車両数は46000台以上を展開しています。車種は、コンパクトカーやミニバン、ハイブリッド車、電気自動車など幅広く用意しているのが特徴。 小回りが利く車種もあるので、運転免許を取ったばかりの初心者にもおすすめです。

標準装備品としてジュニアシート、オプションとしてチャイルドシートが含まれているため、気軽に子供を乗車させられるのもポイント。さらに、対象ステーションであれば、乗り捨てサービスを利用できます。買い物などで荷物が増えた際、帰りだけ車に乗りたい場合に便利です。

初期費用はカード発行手数料の1,650円(税込)、月額料金は880円(税込)かかります。時間料金は、15分あたり220円(税込)〜です。そのほか、長時間利用のパックやナイトパックを用意しています。

第2位 dカーシェア

dカーシェア
ステーション数8000箇所以上(レンタカーも含む)
車両数
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)無料
時間費用(税込)15分あたり200円〜
距離費用(税込)利用サービスに準拠
6時間パック(税込)4,100円〜
12時間パック(税込)6,600円〜
24時間パック(税込)8,580円〜
夜間パック(税込)2,420円〜(提携カーシェア事業者によって利用時間が異なる)
学割プランなし

5社のカーシェア事業者と提携しているサービス。オリックスカーシェア・三井のカーシェアーズ・カリテコ・トヨタシェア・NISSAN e-シェアモビのなかから、自分に合ったカーシェアを気軽に選びやすいのが魅力です。

ステーション数なども多いので、自宅近くで見つけやすいのがメリット。専用アプリではステーションを検索でき、結果は地図上にアイコンで表示されるため、利用するサービスやステーションを簡単に調べられます。また、利用したい車種・料金・空き状況なども表示されるので、予約も簡単です。

各サービスの利用料金と比較するとやや割高なものの、初期費用と月額料金は無料。さらに、利用料金に対してdポイントが貯まるため、普段dポイントを利用している方にもおすすめです。そのほか、初心者マークを用意しています。

第3位 楽天カーシェア

楽天カーシェア
ステーション数2055箇所(2024年6月時点)
車両数1ステーションあたり平均1~2台目安
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)無料
時間費用(税込)15分あたり220円〜
距離費用(税込)14円/km~(6時間以上、夜間パックは利用開始時から)
6時間パック(税込)4,510円〜
12時間パック(税込)6,600円〜
24時間パック(税込)8,690円〜
夜間パック(税込)2,420円〜(提携カーシェア事業者によって利用時間が異なる)
学割プランなし

楽天が提供するカーシェア。提携しているオリックスカーシェアとカリテコの車両を利用できます。車種はコンパクトカー・セダン・ステーションワゴン・SUV・ミニバンなど幅広くラインナップしているのがポイントです。

予約は利用直前から2週間先まで可能。自分の都合に合わせて気軽に利用しやすいのがメリットです。解錠する際は、スマホ・楽天Edy・交通系ICカード・おサイフケータイなどを使えます。

時間料金はオリックスカーシェアよりもやや割高なものの、初期費用と月額料金は無料。時間料金は、15分あたり220円(税込)〜です。長時間利用のパックや夜間パックも展開しています。そのほか、利用料金に応じて楽天ポイントが還元されるのも魅力。貯まった楽天ポイントでカーシェアの利用料金を支払いたい方にもおすすめです。

第4位 トヨタシェア

トヨタシェア
ステーション数1523箇所(2024年6月時点)
車両数
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)無料
時間費用(税込)15分あたり220円〜
距離費用(税込)16円/km(6時間以上)
6時間パック(税込)4,950円〜
12時間パック(税込)5,940円〜
24時間パック(税込)7,810円〜
夜間パック(税込)なし
学割プランなし

大手自動車メーカー「トヨタ」が運営しているカーシェア。安全装備の充実したトヨタ⾞や、ダイハツ⾞をラインナップしています。また、車種はコンパクトカーやSUV、ミニバンなど幅広く展開しているので、目的や利⽤シーンに合わせて選びやすいのが特徴です。

ステーション数は、1500箇所以上を用意しています。オプションとして、ETCカードをレンタル可能。有料道路を利用する際、キャッシュレスで料金所を通過したい方におすすめです。

初期費用や月額料金は無料。時間料金は、15分あたり220円(税込)〜です。さらに、6時間・12時間・24時間の料金パックを展開しているのもポイント。そのほか、予約は1分後~3か月先までと、自分の好きなタイミングでできます。

カーシェアのおすすめランキング|学生向け

第1位 オリックスカーシェア

オリックスカーシェア
ステーション数1630箇所(2024年3月末時点)
車両数2572台(2024年3月末時点)
初期費用(税込)1,650円(カード発行手数料)
月額費用(税込)880円(個人Aプラン)
時間費用(税込)15分あたり200円〜
距離費用(税込)20円/km(6時間以上、夜間パックは利用開始時から)
6時間パック(税込)4,200円〜
12時間パック(税込)5,600円〜
24時間パック(税込)7,200円〜
夜間パック(税込)2,980円(18:00-翌9:00)
学割プランあり(月額費用が5年間無料)

東日本を中心に展開しているカーシェア。ステーション数は約1600箇所、車両数は約2500台を展開しています。プランは個人Aプランと学生プランの2種類で、個人Aプランのみ月額880円(税込)かかるのが特徴です。

前の利用が終了している場合、乗車時間の15分前から非課金で借りられます。お得に乗車できるのがメリット。オプションには、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどを用意しています。雪道で運転したい方にもおすすめです。

初期費用は、カード発行手数料の1,650円(税込)がかかります。時間料金は、15分あたり200円(税込)〜です。さらに、長時間利用のパックや夜間パックをラインナップしているので、長時間利用したいときにも重宝します。

第2位 三井のカーシェアーズ

三井のカーシェアーズ
ステーション数4252箇所(2023年12月末時点)
車両数7297台(2023年12月末時点)
初期費用(税込)1,500円(カード発行手数料)
月額費用(税込)月会費無料プラン / ベーシッププラン:980円
時間費用(税込)10分あたり150円〜
距離費用(税込)20円/km〜(6時間以上)
6時間パック(税込)4,280円〜
12時間パック(税込)5,700円〜
24時間パック(税込)7,300円〜
夜間パック(税込)3,200円〜(18:00-翌9:00)
学割プランあり(24歳以下、ベーシックプランの月額費用が4年間無料)

首都圏の「三井のリパーク」を中心に展開しているカーシェア。車種はコンパクトカーやミニバン、SUVなど幅広いので、自分が乗りたい車を見つけやすいのが特徴です。ステーション数は4200箇所以上、車両数は7200台以上を用意しています。

解錠するときは、スマホアプリ・Suica・PASMO・おサイフケータイ・専用乗車カードなどを利用可能。給油や洗車をした場合は、お得なクーポンが発行されます。

プランは「月会費無料プラン」と、月額980円(税込)の「ベーシックプラン」を選択可能です。24歳以下の学生であれば、ベーシックプランの月額料金が4年間無料になります。都内で車に乗りたい学生にもおすすめです。時間料金は、10分あたり150円(税込)〜。なお、運転免許証を取得後1年未満の方は入会できないので、留意しておきましょう。

第3位 カリテコ

カリテコ
ステーション数425箇所(2024年6月時点)
車両数約540台(2024年6月時点)
初期費用(税込)990円(カード発行手数料)
月額費用(税込)チョコ乗りプラン:無料 / デラ乗りプラン:1,045円
時間費用(税込)15分あたり180円〜
距離費用(税込)14円/km〜(6時間以上、夜間パックは利用開始時から)
6時間パック(税込)3,960円〜
12時間パック(税込)5,500円〜
24時間パック(税込)7,590円〜
夜間パック(税込)1,980円〜(18:00-24:00 / 24:00-翌9:00 / 18:00-翌9:00)
学割プランあり(月額費用が無料)

名古屋を中心とした東海エリアで展開しているカーシェア。車種はコンパクトカーやSUV、ミニバン、ハイブリッド車などをラインナップしています。また、メーカーは、ホンダ・ニッサン・スズキ・トヨタ・BMWなどを用意しているのがポイントです。

ステーション数は約400箇所、車両数は約540台を展開しています。利用中には、対象の名鉄協商パーキングに無料で停められるのが魅力。買い物や仕事などさまざまなシーンで活用できます。名古屋で気軽に車を借りたい方におすすめです。

プランは無料の「チョコ乗りプラン」と、月額1,045円(税込)の「デラ乗りプラン」を選べます。時間料金は15分あたり180円(税込)〜と安いのが特徴。さらに、長時間利用のパックや夜間パックが豊富です。そのほか、通常料金または料金パックを選択せずとも、常に最安料金が自動設定されるのが魅力。予約時に悩まなくてよいのがメリットです。

カーシェアのおすすめランキング|安さ重視

第1位 アースカー(EARTHCAR)

アースカー(EARTHCAR)
ステーション数
車両数
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)無料
時間費用(税込)15分あたり41.6円〜
距離費用(税込)150円〜/10km(10kmまで無料)
6時間パック(税込)なし
12時間パック(税込)なし
24時間パック(税込)なし
夜間パック(税込)なし
学割プランなし

フランチャイズ制を導入したカーシェア。気軽にカーシェア事業に参入できる体制を整えることで、コンパクトカーやミニバンに加えて、スポーツカー、高級輸入車、キャンピングカーなどの幅広い車種を用意しています。

コールセンターは24時間対応しているため、初めての方でも安心して利用可能です。さらに、同サービスの共通会員IDで、駐車場を検索・予約できるサービス「特P」も使えます。

初期費用と月額料金は無料です。時間料金は車種によって幅があるものの、安いモノであれば15分あたり41.6円(税込)〜に設定されています。距離費用は10kmまで無料で、以降は10kmごとに追加されるのがポイント。9km以下は切り捨てなので、短距離での利用におすすめのサービスです。

第2位 NISSAN e-シェアモビ

NISSAN e-シェアモビ
ステーション数224箇所(2024年6月時点)
車両数
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)月額無料プラン / ベーシックプラン:1,000円
時間費用(税込)15分あたり200円〜
距離費用(税込)無料
6時間パック(税込)3,500円〜
12時間パック(税込)7,000円〜
24時間パック(税込)9,000円〜
夜間パック(税込)2,000円〜(18:00-24:00 / 24:00-翌6:00 / 18:00-翌6:00 / 17:00-翌10:00)
学割プランなし

ニッサンの電気自動車と「e-POWER」に乗れるカーシェア。車種には、「リーフ」「セレナ e-POWER」「ノート e-POWER」などをラインナップしています。走り出しはなめらかで、車内は静かなため、快適にお出かけできるのがポイント。電気自動車技術や自動運転技術を、気軽に体験したい方にもおすすめです。

ステーション数は220箇所以上を用意しています。プランは「月額無料プラン」と、月額1,000円(税込)の「ベーシックプラン」の2種類です。また、両方のプランともに距離料金は無料に設定されています。距離による料金加算がないので、ドライブを存分に楽しめるのが魅力です。

時間料金は、15分あたり200円(税込)〜。さらに、長時間利用のパックや、4種類のナイトパックを展開しています。そのほか、解錠するときは運転免許証を利用するのが特徴です。

第3位 エブリゴー(EveryGo)

エブリゴー(EveryGo)
ステーション数243箇所(2024年5月28日時点)
車両数340台以上(2024年6月時点)
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)無料
時間費用(税込)15分あたり200円〜
距離費用(税込)17円/km(Honda eは0円/km)
8時間パック(税込)3,780円〜
16時間パック(税込)4,780円〜
夜間パック(税込)1,500円(21:00-翌7:00)
学割プランなし

都市部を中心に気軽にホンダ車を利用できるカーシェア。ステーション数は240箇所以上、車両数は340台以上を展開しています。 車種は、コンパクトカー・ミニバン・SUV・電気自動車などをラインナップしているのが特徴です。

ペットをケージに入れ、ラゲッジスペースを利用すれば、ペットと一緒に乗車できるのもポイント。少し遠めのドッグランや動物病院、トリミングサロンへ行きたい方にもおすすめです。オプションには、ドライブレコーダーやUSBチャージャー、クリーニングキットなどが含まれています。

初期費用と月額料金は無料、時間料金は平日15分あたり200円(税込)〜です。距離料金は17円/kmかかります。なお、「Honda e」を利用した場合の距離料金は0円/kmです。そのほか、ナイトパックの料金が安いため、夜間に運転したい方にも適しています。

第4位 やさしいカーシェア

やさしいカーシェア
ステーション数42箇所(2024年6月時点)
車両数55台(2024年6月時点)
初期費用(税込)無料
月額費用(税込)無料
時間費用(税込)15分あたり250円〜
距離費用(税込)20円/km~(6時間以上)
6時間パック(税込)4,800円〜
12時間パック(税込)6,800円〜
24時間パック(税込)8,800円〜
夜間パック(税込)なし
学割プランなし

ガソリンスタンドのコスモステーション内に併設されたカーシェア。初期費用や月額費用が無料なので、気軽にカーシェアを利用してみたい方にもおすすめのサービスです。ネットから簡単に申し込みでき、最短当日から使えます。

本サービスでは、1時間から72時間までの間で15分単位で予約できます。また、15分ごとの料金とパック料金の組み合わせで計算され、自動的に最安の組み合わせが適用されるのもポイント。自分でパックを指定する必要がないため、迷わずに利用しやすいのがメリットです。

キャンセルは利用開始の1時間前まで可能なので、急に予定が変わったときにも安心。ドアの解錠・施錠は免許証で行えるため、別途専用カードを発行する手間を省けます。そのほか、初めての方は、1時間の運転が無料で利用可能。なお、現在は全国9都府県で展開されており、順次エリアを拡大中です。

カーシェアの選び方

ステーションまでの距離や数の多さで選ぶ

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カーシェアを選ぶときは、ステーションまでの距離や、ステーションまたは車両の数をチェックしておきましょう。ステーションが自宅から離れている場合、車なしで移動する距離が長くなるため不便です。自宅の近くにあれば、買い出しや子供の送り迎えなどもスムーズに行えます。

ステーションの数が多い場合、出張先や旅行先で車が必要なときに利用しやすいので便利です。また、利用したいステーションに車両が多く設置されていれば、予約を取りやすいのがメリット。ステーションの場所や設置車両は、各公式サイトなどの検索機能で調べられるため、カーシェア選びの参考にしてみてください。

利用料金

短時間の利用なら、「時間料金・距離料金」をチェック

カーシェアの利用料金は、月額料金や時間・距離に応じた料金などで構成されているのがポイント。時間料金は、サービスと車種によって異なります。コンパクトな車種ほど安く設定されていることが多いのが特徴です。

距離料金は、6時間以内の乗車であれば無料のサービスが多い傾向にあります。利用時間が6時間を超える場合は、「◯円/km」といったように距離料金が発生する仕組みです。サービスによっては、利用時間にかかわらず利用開始時から距離料金がかかることもあるため留意しておきましょう。

短時間の利用で、できる限り予算を抑えたい方は、時間料金・距離料金が安いサービスを選ぶのがおすすめです。

長時間利用したい場合は、適切な「料金パック」から選ぼう

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長時間利用したい場合は、料金パックを選んでみてください。6時間パック・12時間パック・24時間パックといったように、時間ごとに区切られて利用料金が設定されています。サービスによって利用料金に差があるため、あらかじめ違いをしっかり確認しておくことが大切です。

また、夜間の長時間利用に適したパックを用意しているサービスもあります。通常利用に比べて、料金が非常に抑えられているのが魅力。どの料金パックを選べばよいか迷う方は、常に最安料金が自動設定されるサービスを利用するのがおすすめです。

なお、6時間を超える場合、利用開始時からの走行距離に対して距離料金が発生する場合が多いので、留意しておきましょう。

乗りたい車種から選ぶ

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カーシェア会社によって、ラインナップしている車種は異なります。各サービスのサイトに取り扱っている車種を掲載しているので、あらかじめチェックしてみてください。

選ぶときは、利用する人数や、車に積み込む荷物などを考慮することが大切。自分にとって使い勝手のよい車種を用意しているサービスがおすすめです。また、利用する車種によって料金が変わります。頻繁に乗車する可能性がある車種が、どのくらいの料金がかかるかも把握しておきましょう。

解錠方法で選ぶ

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カーシェアの車を解錠するときは、車の鍵ではなく、運転免許証・ 専用スマホアプリ・会員カード・交通系ICカードなどを利用します。持参し忘れたときは解錠できないため、普段から持ち歩いている運転免許証やスマホなどで解錠できるサービスを選ぶのがおすすめです。

また、会員カードを利用する場合は、発行する手間と発行手数料がかかってしまうので留意しておきましょう。

オプションや保険の内容も忘れずにチェック

カーシェアを選ぶうえで、オプションや保険の内容も忘れずにチェックしておくことが大切。サービスによっては、チャイルドシートやジュニアシート、スタッドレスタイヤなどをオプションで付けられます。子供を乗車させたい方や、雪が降る地域に住んでいる方におすすめです。

また、乗り捨てサービスを利用できるサービスもあります。ただし、オプションはすべての車両ではなく、対応している車両のみ利用できるので留意しておきましょう。なお、カーナビやETC車載器は、ほとんどの車両に搭載されています。

カーシェアの利用料金には、万が一の事故に備えて、自動車保険料を含んでいるのがポイント。補償内容は各サービスで異なるものの、一般的には対人補償・対物補償・車両補償・人身傷害補償などが含まれています。

カーシェアを利用するときのポイント

利用する際は事前予約がおすすめ

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多くのカーシェアでは、利用する直前まで車の予約をできるのがポイント。各サービスによって何分前までに予約可能かは異なるので、あらかじめチェックしてみてください。

ステーションによっては車両数が限られ、予約が重なってしまったり、通信環境が悪いと予約を取るのに時間がかかったりする場合があるため、余裕をもって事前に予約するのがおすすめです。

無断で返却時間を過ぎると高額な超過料金が発生する場合も

渋滞などで返却時間に間に合わない可能性があるときは、専用アプリやカーナビから利用時間を延長できます。ただし、通信状態や予約状況によっては、延長できない場合がある点には留意しておきましょう。

万が一、無断で事前に設定した返却時間を過ぎてしまうと、返却完了まで通常より高額な超過料金が発生する場合があります。予定していた返却時間までに余裕をもって車を返すか、または延長手続きを忘れないように注意が必要です。

初心者の方は運転しやすい軽自動車やコンパクトカーから選ぼう

ほとんどのカーシェアは、運転免許を取得してからの経過年数にかかわらず利用できます。しかし、なかには運転免許取得から1年未満の方は利用できないサービスもあるので、利用前に確認しておくのがおすすめです。

初心者の方で車に乗り慣れていない場合は、小回りが利いて運転しやすい軽自動車やコンパクトカーを借りられられるサービスがおすすめ。なお、初心者マークを用意していないサービスが多いため、乗車する際は持参するのを忘れないようにしましょう。

給油をすることによって特典があるサービスも

カーシェアを利用する際は、必ずしもガソリンを満タンにして返却しなくてもよいのがポイント。ただし、各サービスが規定する量まで燃料が減った場合は、ガソリンを入れる必要があります。

給油する際は、車内に設置されている専用の給油カードを利用可能です。カーシェア会社が用意したカードで支払わない場合は、自己負担になってしまうので注意しておきましょう。サービスによっては、給油を行うことで利用料金が割引されたり、クーポンが発行されたりする場合があります。