紙の書籍を電子データ化した「電子書籍」は、スマホやタブレットで手軽に読めるのが魅力。最近では、さまざまな電子書籍サービスが展開されているため、どれを選べばよいか迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの電子書籍サービスをご紹介します。選び方やメリット・デメリットなども解説しているので、利用を検討している方はぜひチェックしてみてください。
- 目次
- 電子書籍サービスの選び方
- 人気の電子書籍サービス一覧
- 電子書籍サービスのおすすめ|漫画が読みたい人向け
- 電子書籍サービスのおすすめ|小説が読みたい人向け
- 電子書籍サービスのおすすめ|ラノベが読みたい人向け
- 電子書籍サービスのおすすめ|雑誌が読みたい人向け
- 番外編:電子書籍サービスのよくあるQ&A
電子書籍サービスの選び方
読み方や購入方法で選ぶ
購入型

購入型は、読みたいコンテンツがあれば都度課金するのが特徴です。電子書籍サービスによって異なりますが、1話ごと、1巻・1冊ごと、シリーズごとでの購入に対応しています。自分が欲しい分だけ都度買い足せばよいため、無駄なく利用しやすいのが魅力。あまり電子書籍を購入する機会がない方や、はじめて電子書籍サービスを利用する方におすすめです。
なお、事前にたくさんのポイントをチャージしてからコンテンツを購入する場合、ポイントが余ってしまう可能性があります。まず試しに使ってみたい方は、少額でポイントを購入してみてください。
レンタル型

レンタル型は、名前の通り電子書籍を借りられるのがポイント。レンタルしてから一定期間が過ぎると、該当の電子書籍は読めなくなります。閲覧期限があるため、購入型よりも安くコンテンツを楽しめるのが魅力です。
また、紙の漫画レンタルなどと異なり、送料や延滞料がかからないのもメリット。経済的に電子書籍を楽しみたい方におすすめです。
ただし、レンタル期間が終了した場合、読み返せないのがデメリット。期間内に読了できる話数や巻数をレンタルすることが大切です。そのほか、人気作はレンタルできなかったり、品揃えが少なかったりする場合があるので、留意しておきましょう。
サブスク・読み放題型

サブスク・読み放題型は、一定金額で電子書籍が読み放題なのが魅力。電子書籍サービスによって読み放題できるジャンルには違いがあり、漫画・雑誌・小説・ラノベなどがあります。幅広くコンテンツを楽しみたい方は、総合的なジャンルをラインナップしているサービスがおすすめです。
また、読み放題できる冊数をチェックすることも重要。自分が読みたいジャンルの冊数が多いサービスを選んでみてください。そのほか、月額料金もサービスによって幅があります。料金が予算内であるか、料金に対して読み放題の冊数に満足感を得られるかをしっかりと確認しましょう。
読みたいジャンルの品揃えが多いサービスを選ぶ

電子書籍サービスを選ぶときは、自分が読みたいジャンルのラインナップが多いかチェックましょう。漫画・小説・ラノベ・雑誌・ビジネス書など、サービスによって得意なジャンルが異なります。
また、漫画ジャンルに強いサービスのなかでも、特に女性向け漫画が充実していたり、TL・BL作品が多かったりなど、強みがさらに細分化されるのがポイント。満足感を十分に得るためにも、どのジャンルをメインに楽しみたいか明確にし、自分に合ったサービスを利用するのがおすすめです。
セール・キャンペーン・クーポンの還元率や頻度

電子書籍をお得に読みたい方は、各サービスのセール・キャンペーン・クーポンの還元率や頻度を確認してみてください。初回限定の割引クーポンや、定期的に開催されるキャンペーンなどを利用すれば、気軽にコンテンツを楽しめます。
また、ポイントを利用する場合、チャージする金額に応じてボーナスポイントが付与されたり、コンテンツを購入するときにポイントが還元されたりするのも魅力。なお、サービスによっては、PayPayポイントや楽天ポイントなども利用でき、ポイントが還元される場合があります。
機能や使用感で選ぶ

電子書籍を快適に読むためには、機能性の高さや使用感が自分に合っているかも大切。検索機能が優れているサービスは、自分が求めるコンテンツを探しやすいのがポイントです。リーダー機能には拡大・しおり・マーカー・辞書など、よりコンテンツを楽しむための便利な機能があります。
電子書籍サービスによって搭載している機能が異なったり、同様の機能でも使用感が違ったりするのが注意点です。多くのサービスは無料で読めるコンテンツを提供しているので、本格的に使い始める前に試し読みをして使用感をチェックしておきましょう。
サービス終了の可能性が低いモノを選ぼう

サービスが終了し自分のアカウントが消えてしまうと、紙の本とは異なり電子書籍は手元に残るわけではないため、読めなくなるといったデメリットがあります。また、自分に合うサービスを探す手間が再度発生するのも難点です。
そのため、電子書籍サービスを運営する企業がどこかしっかりと確認することが重要。運営元は、サービス終了の可能性が低い大手企業や有名企業がおすすめです。
人気の電子書籍サービス一覧
購入型
コミックシーモア


ebookjapan


まんが王国


BookLive!


Amebaマンガ


ひかりTVブック


楽天Kobo


honto


dブック


BOOK☆WALKER


DMMブックス


auブックパス


紀伊国屋書店ウェブストア


レンタル型
コミックシーモア


Renta!


サブスク・読み放題型
コミックシーモア


Kindle Unlimited


BOOK☆WALKER


U-NEXT


dマガジン


楽天マガジン


auブックパス


電子書籍サービスのおすすめ|漫画が読みたい人向け
コミックシーモア

コミックシーモアは、購入方法が幅広い電子書籍サービス。クレジット決済やポイントチャージでの購入、最大72時間のレンタルに加えて、「読み放題ライト」「読み放題フル」といったサブスクサービスも提供しています。自分が使いやすい読み方を選べるのが魅力です。
幅広いジャンルの漫画が揃っているのもポイント。少女漫画・女性漫画・少年漫画・青年漫画のほか、BL漫画・TL漫画などもあり、16万タイトル以上を用意しています。また、オリジナルの漫画や、無料で楽しめる漫画もラインナップされているのが魅力です。
さらに、お得に読めるクーポンが発行されていたり、幅広いセール特集が組まれていたりします。手軽にさまざまな漫画を読みたい方におすすめです。
ポイントで購入する月額メニューの場合は、月額330〜22,000円(税込)。サブスクの場合は読み放題ライトが月額780円(税込)、読み放題フルが月額1,480円(税込)です。
ebookjapan

ebookjapanは、お得なクーポンなどを幅広く提供している電子書籍サービス。曜日ごとに割引クーポンをもらえたり、PayPay決済をすることでPayPayポイントが付与されたりします。特に、ヤフープレミアム会員やソフトバンク・ワイモバイルスマホユーザーの方は、還元率が上がるのが魅力です。
少女漫画・女性漫画・少年漫画・青年漫画・TL漫画・BL漫画などをラインナップしています。また、先行配信・オリジナル配信など本サービスのみで読める漫画や、無料で楽しめる漫画も取り扱っているのがポイントです。購入したモノの一覧は、紙の漫画を本棚に並べたときのように背表紙で確認できます。
さらに、アプリに読みたい漫画をダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも快適に読めるのがメリット。そのほか、月額制ではなく都度課金制を採用しています。購入する分だけ支払えるため、普段あまり漫画を読まない方にもおすすめです。
まんが王国

まんが王国は、まとめ買いをしたい方におすすめの電子書籍サービス。ポイント購入の金額に応じて、または期間中の使用ポイントに応じてポイントが還元されます。ポイントの購入金額や使用するポイントが多いほど還元率が高まり、最大50%も還元されるのが魅力です。
漫画は過去の名作から最近の話題作までラインナップしているため、幅広い年代の方が楽しめます。無料作品は3000冊以上取り扱っており、作品によって1〜10冊ほどまで無料で読めるのもポイント。また、本サービス独自の「じっくり試し読み」を利用すれば、自分好みの漫画を見つけやすいのがメリットです。
料金プランは、ポイントを定期購入する月額コースと、ポイントを都度購入するプランを選べます。
BookLive!

BookLive! は、使い勝手に優れる電子書籍サービス。アプリの本棚では、漫画のシリーズごとに整理したり、鍵を付けられたりします。また、しおりを挟める機能があり、リーダー画面が使いやすいのもポイント。電子書籍サービスをはじめて利用する方におすすめです。
毎日引けるクーポンガチャを提供しているのも魅力。クーポンはさまざまな種類を用意しており、なかには全作品50%オフといったクーポンが当たる可能性もあります。さらに、漫画の無料作品が充実しており、面白そうな作品を気軽に探せるのが魅力です。
月額制での購入やポイント購入はなく、1冊ごとに都度漫画を購入するのが特徴。決済方法は、クレジットカードやスマホ決済、後払いなどがあります。そのほか、5台の端末まで利用可能です。
Amebaマンガ

Amebaマンガは、お得に読める漫画が幅広く揃っている電子書籍サービス。新規登録した場合、100冊まで40%オフになるクーポンが発行されます。安い価格で漫画を購入できるため、まとめて読みたい方にもおすすめ。ほかにも、毎月さまざまなクーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりしているのがポイントです。
また、無料で読める漫画は4000冊以上、毎日1話ずつ無料で楽しめる連載は30000話以上ラインナップしています。無料漫画の場合、タイトルによっては最大15冊も課金せずに読めるのが魅力です。
さらに、専用アプリに漫画をダウンロードすれば、オフライン環境でも漫画を楽しめます。通学・通勤途中などに、データ通信量を気にせず読めるのがメリット。そのほか、必要な分だけ購入できるコインチャージや、お得にコインをもらえる月額プランも用意されています。
ひかりTVブック

ひかりTVブックは、NTTドコモが提供する電子書籍サービス。漫画を中心に、小説やラノベ、雑誌などを含む約98万冊以上をラインナップしています。自社のBLコミックレーベル「ピリカピリカ」を所有しており、特にBL作品に力を入れているのが特徴。BL漫画を楽しみたい方にもおすすめのサービスです。
また、期間限定の無料作品や試し読みコンテンツも豊富に提供しているのがポイント。気軽にコンテンツを楽しめます。さらに、初回限定のクーポンや独自のキャンペーンを用意しているため、お得に電子書籍を読めるのもメリットです。
クーポンやキャンペーンを使って購入した場合、dポイントをもらえるのも魅力。BL作品であれば、限定キャンペーンを利用すると購入金額の約30%がポイント還元されます。
Renta!

Renta! は、レンタルと購入の買い方ができる電子書籍サービス。レンタル期間は48時間で、終了後は自動的に返却されます。気になっている漫画を安い価格で読めるのが特徴です。
また、レンタル作品を読んで気に入ったら、差額で購入できます。1冊からだけでなく、1話からのレンタル・購入も可能。少額で気軽に漫画を楽しみたい方にもおすすめです。
レンタル作品は30万冊、購入作品は72万冊をラインナップしています。自分が好みの作品を探しやすいのもポイント。少女漫画・少年漫画・青年漫画といったジャンル以外にも、サブカルチャー漫画・動物コミック・エッセイ漫画など細かくジャンルが分類されています。さらに、幼馴染・初恋・三角関係などの属性ジャンルでも絞り込み可能です。
そのほか、ポイントが還元されるのも魅力。会員ランク特典により購入するたびに還元されたり、独自のスタンプを貯めることでポイントに交換されたりします。
楽天Kobo

楽天ポイントを貯めたり、使ったりしたい方におすすめの電子書籍サービス。楽天ポイントは、100円(税抜)購入するごとに1ポイント貯まります。ポイントを貯めながら、電子書籍を楽しめるのが魅力です。
漫画は、41万冊以上をラインナップしています。ほかにも、小説やビジネス書、ラノベ、雑誌なども取り扱っており、400万冊以上の電子書籍を読めるのがポイント。さらに、常時1000冊以上の無料作品を用意しているので、試し読みできます。
そのほか、スマホやパソコン、電子書籍リーダー、タブレット端末など、幅広いデバイスで利用可能です。台数制限がないため、所有している全てのデバイスに同期できます。
紀伊国屋書店ウェブストア

国内の大型書店のひとつである「紀伊國屋書店」が提供する電子書籍サービス。漫画のほかにも、小説やビジネス書、ライトノベル、写真集などの電子書籍をラインナップしています。なかには、無料で読める漫画なども用意されているのが特徴です。
紙の書籍を同ストアで購入できるのもポイント。指定の実店舗が対応していれば取り置きができるので、読みたい本が在庫切れで購入できないといった心配を減らせます。電子書籍と紙の本を利用シーンに応じて使い分けたい方にもおすすめのサービスです。
さらに、製品を購入するとポイントが貯まります。1ポイントあたり1円として使えるのが魅力。そのほか、書籍はクレジットカードや代金引換、貯めたポイント、紀伊國屋書店ギフトカードなどで購入できます。
電子書籍サービスのおすすめ|小説が読みたい人向け
honto

hontoは、大日本印刷が運営しているハイブリッド型総合書店。電子書籍のほかにも、丸善・ジュンク堂・文教堂といった大型書店と連携しているため、紙の本も購入できます。本の種類に応じて使い分けたい方や、好きな本の場合は電子書籍と紙の本を両方持っておきたい方におすすめのサービスです。
小説は、ミステリー小説・歴史小説・恋愛小説・ファンタジー小説・SF小説など、さまざまなジャンルをラインナップしています。さらに、提携書店やhontoで売れている書籍をリアルタイムで紹介したり、専門家がおすすめの書籍を紹介したりしているのも魅力。本選びで迷っている方も、自分好みのモノを見つけやすいのがメリットです。
そのほか、安い価格で購入できるクーポンやキャンペーンも提供しています。今まで読んだことがないジャンルも、気軽に試し読みできるのがポイントです。
dブック

dブックは、NTTドコモが運営する電子書籍サービス。サスペンス小説・SF小説・ファンタジー小説・ホラー小説・歴史小説・TL小説・BL小説など、幅広いジャンルを取り扱っています。また、割引されている小説もあるため、気軽に試し読みできるのがポイントです。
dポイントを貯めたり、使ったりできるのも魅力。毎月10日・20日・30日にdポイントが20%還元されるキャンペーンなどを開催しています。さらに、dマガジンのサービスを利用していた場合、dポイントが常時10%還元されるのが特徴。dポイントを使う方には特におすすめです。
そのほか、iPhoneやAndroid、iPadなどの機種に対応しています。外出しているときはスマホで、自宅にいるときはタブレットで小説を読むといった、場所に応じて端末を使い分けたい方にもぴったりです。
Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍サービス。200万冊以上の電子書籍が読み放題です。小説や漫画、雑誌はもちろん、ビジネス本や実用書、洋書などもラインナップしています。趣味として楽しむだけでなく、勉強を目的として利用したい方にもおすすめです。
端末はKindleの電子書籍リーダーやスマホ、タブレット、パソコンに対応しています。さらに、専用のアプリから電子書籍をダウンロードすれば、ネット環境がない場所でも読書を楽しめるのがポイント。料金は月額980円(税込)です。そのほか、30日間の無料キャンペーンを実施しているので、まず試しに使ってみたい方にも適しています。
電子書籍サービスのおすすめ|ラノベが読みたい人向け
BOOK☆WALKER

BOOK☆WALKERは、出版社のKADOKAWAグループが提供する電子書籍サービス。KADOKAWAに加えて、講談社や集英社、小学館など1300社以上の出版社の電子書籍を楽しめます。電子書籍は111万冊以上を配信しており、アニメ・映画に加えてドラマ化された人気作も読めるのがポイントです。
「文庫・ラノベ 読み放題」「マンガ・雑誌 読み放題」といった読み放題のプランを用意しているのも魅力。ラノベ・小説は10000冊以上、漫画の単行本は30000冊以上を楽しめます。料金はそれぞれ月額836円(税込)。さまざまなラノベ作品を一気に読みたい方にもおすすめです。
そのほか、初回購入限定の半額還元キャンペーンや、お得なセール・コイン還元キャンペーンを提供しています。お手頃価格で、自分の好きな作品を楽しめるのが魅力です。
DMMブックス

DMMブックスは、DMM.comが運営している電子書籍サービス。アニメ化・映画化された人気作品の原作や、ノベライズ作品などを幅広く配信しています。また、無料で楽しめるラノベもラインナップされているため、気軽に読み始められるのが魅力です。
販売ページではランキングや新着作品、予約作品などの一覧を確認できます。自分好みのラノベを探しやすいのもおすすめのポイントです。本棚には鍵機能が実装されており、成人向けコンテンツなどを見えないように整理できるのが便利。プライバシーに配慮した電子書籍サービスを探している方にも適しています。
さらに、初回限定のクーポンや、ポイント還元率の高いキャンペーンなどを提供しているので、お得に作品を読めるのがメリット。そのほか、支払いにDMMポイントを利用できるため、DMMグループのサービスをよく使う方もぜひチェックしてみてください。
電子書籍サービスのおすすめ|雑誌が読みたい人向け
U-NEXT

U-NEXTは、電子書籍配信と動画配信を兼ね備えたサービス。雑誌だけでなく、映像コンテンツも一緒に楽しみたい方におすすめです。読み放題できる雑誌は170誌以上で、女性・男性ファッション誌やグルメ雑誌、旅行雑誌、スポーツ誌、ビジネス誌など幅広いジャンルをラインナップしています。
また、U-NEXTで使える1200ポイントを毎月受け取れるのもポイント。最新映画をレンタルするときなどに利用できるため、お得にコンテンツを楽しめます。なお、ポイントは90日有効なので、自分の好きなタイミングで使えるのがメリットです。
そのほか、スマホアプリにコンテンツをダウンロードしておけば、データ通信量を気にせずに好きな場所で雑誌や映画などを快適に楽しめます。料金は月額2,189円(税込)です。
dマガジン

dマガジンは、1000誌以上の雑誌を配信している電子書籍サービス。最新号はもちろん、バックナンバーを含む2800冊以上の雑誌が読み放題です。女性・男性ファッション誌や総合週刊誌、ライフスタイル誌など、さまざまなジャンルを取り扱っています。
アプリの使い勝手がよいのもポイント。小さな文字や画像を拡大したり、一覧ボタンを使って雑誌全体を見ながら読みたい記事のみ閲覧したりできます。また、検索機能にも優れており、記事単位で欲しい情報を得られるのが魅力です。
そのほか、1つのdアカウントを複数台で使えます。通勤中はスマホ、自宅にいるときはタブレットやパソコンといったように利用シーンに応じて複数の端末を使い分けられるのがメリットです。なお、アプリだけでなく、ウェブでも閲覧できます。料金は月額440円(税込)なので、コスパよく雑誌を読みたい方におすすめです。
楽天マガジン

楽天マガジンは、安い価格で雑誌を読みたい方におすすめの電子書籍サービス。女性・男性ファッション誌やビジネス・IT誌、スポーツ・アウトドア誌、ニュース・週刊誌など、幅広いジャンルの雑誌を楽しめます。1000誌以上を取り扱っており、最新号だけでなくバックナンバーも読み放題です。
アプリには便利な機能が備わっています。お気に入りの記事を登録する「ふせん機能」を利用すれば、再度読みたいときにすぐアクセスできるのがポイント。キーワード検索した場合は、関連記事を掲載している雑誌が一覧で表示されるため、ラクに情報を集められます。気になる人物や場所などを調べたいときに便利です。
さらに、使用している端末に雑誌をダウンロードしておけば、オフライン環境でもスムーズに楽しめます。そのほか、楽天ポイントを貯めたり、支払いに使ったりできるのも魅力。料金は、月額418円(税込)または年額3,960円(税込)です。
auブックパス

auブックパスは、KDDIが運営している電子書籍サービス。雑誌や漫画、実用書、小説などを100万冊以上ラインナップしています。また、会員登録をせずに無料で読めるコンテンツが提供されているのもポイントです。気になる作品をすぐに楽しめます。
本サービスは、都度払いと読み放題の購入方法を採用。読み放題プランは、「マガジンコース」と「総合コース」の2種類を用意しています。マガジンコースは300誌以上の雑誌が読み放題で、月額418円(税込)です。総合コースは、雑誌・漫画・小説・実用書などが読み放題で、月額618円(税込)。雑誌だけ読みたい方は、マガジンコースがおすすめです。
さらに、3がつく日にはクーポンを配布しているため、お得に電子書籍を購入可能。そのほか、Pontaポイントを使ってコンテンツを購入できたり、購入額に応じて「au PAY マーケット」限定のPontaポイントが貯まったりします。
番外編:電子書籍サービスのよくあるQ&A
電子書籍のメリットとデメリット

電子書籍のメリットは、収納場所に困らないことや持ち運びに便利なことが挙げられます。紙の書籍とは異なり保管するための本棚が不要なので、収納スペースを確保できない方にもおすすめです。また、1つの端末で何冊もの電子書籍を所有できるため、通学・通勤途中など外出しているときにもさまざまなコンテンツを読めます。
インターネット上で購入できるのもポイント。営業時間や書店までの距離などを気にする必要がなく、自分の好きなタイミングで本を買えます。文字のサイズを調節したり、マーカー機能・しおり機能・辞書機能を利用したりできるのも魅力です。さらに、ポイント還元や割引キャンペーンなどを受けられるので、お得に本を購入できます。
デメリットは、端末の充電が切れると本が読めないことです。ほかにも、紙の本に比べて電子書籍の販売日が遅い場合があったり、本の貸し借りができなかったりします。
電子書籍を読むのに必要な端末は?

電子書籍を読むためには、スマホ・タブレット・電子書籍リーダー・パソコンといった端末が必要です。スマホはサイズが小さいため、持ち歩いて通学・通勤の途中などに気軽に読めるのが魅力。タブレットや電子書籍リーダー、パソコンは画面と容量が大きいので、読書の質が向上します。
ただし、パソコンは持ち歩きに適さないモノもあるのがデメリット。なお、電子書籍リーダーは基本的にモノクロ表示ですが、ほかのアプリが起動しないため読書に集中したい方におすすめです。
電子書籍で作品をダウンロードできる?

電子書籍サービスのなかには、購入したコンテンツを端末にダウンロードできるところがあります。基本的には、サービス専用のアプリ内からダウンロードするのが特徴です。メリットは、インターネットに接続せずオフライン環境で電子書籍が読めること。外出先で通信環境が悪い場合でも、快適にコンテンツを楽しめます。
また、ダウンロードした場合、電子書籍を読むときに通信量がかからないのも魅力。通学・通勤の途中など、外出先で読むことが多い方におすすめです。
一方で、端末の容量が不足しているとダウンロードできないのがデメリット。自分が使用している端末の容量に余裕があるか、しっかりと確認しておくことが大切です。
なお、電子書籍をダウンロードする際は、通信量を必要以上に消費しないようにWi-Fi環境下で行うようにしましょう。
サービスによって電子書籍の値段は変わる?

電子書籍は紙の書籍と異なり、出版社が書籍や雑誌の定価を決定し、小売書店などで定価販売できる「再販売価格維持制度」が適用されません。そのため、サービスによって、電子書籍の値段が違う場合があります。
できるだけ安く電子書籍を購入したい方は、セールを実施したりクーポンを発行したりしているサービスを利用してみてください。
サービスが終了したらどうなる?

電子書籍サービスが終了した場合、各サービスによって対応が異なります。例えば、他サービスでも利用できるポイントを用いて、購入金額分を返金する方法があります。
また、他サービスに移行して購入したコンテンツやポイントをそのまま利用できたり、ダウンロードした分のコンテンツは引き続き読めたりする場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
アプリ版とブラウザ版の違いは?

電子書籍は、サービス専用アプリやブラウザなどで読めます。アプリで読む際は、利用する端末にアプリや電子書籍を事前にダウンロードすることが必要です。オフラインで読めるため、通信環境が悪い場所でも読書を楽しめます。また、読む際にデータ通信量を気にしなくてよいのもポイントです。
ただし、ダウンロードするときは、データ通信量を多く消費したり、端末のストレージ容量を圧迫したりするので、留意しておきましょう。
ブラウザで読む際はストリーミング形式なので、アプリや電子書籍のダウンロードが不要です。気軽に試し読みできるのがメリット。さらに、端末のストレージ容量を気にせずに読めます。なお、インターネットに接続して読むため、データ通信量を消費する点には注意が必要です。
電子書籍サービスは、購入方法や品揃え、使用感などを考慮して選ぶことが大切です。また、お得に漫画や小説、雑誌などを読みたい方は割引クーポン・キャンペーンを提供しているサービスを利用するのがおすすめ。本記事を参考に、ぜひお気に入りのサービスを見つけてみてください。