クールで新鮮!
あのポルシェ・デザインスタジオとのコラボによりデザインされた88鍵のMPianoは、シンプルながらとてもエレガントなシンセサイザー。各鍵盤の下に電子アクチュエーターが内蔵され、グランドピアノや教会のオルガン、卓上電子ピアノから、最新のシンセサイザーまであらゆるタイプの鍵盤楽器のタッチを再現できます。
![Mpiano](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/572c67d3c6958.jpeg)
MPianoという名前が付けられているものの電子ピアノではなく、正確にはキーボードコントローラー。実際の音作りはWi-Fi経由でつながったiPadなどiOS対応のモバイル端末で行い、専用アプリを使ってポリフォニック・アフタータッチ、ピッチ調整、MIDIチャンネルなどを設定できます。
![MPiano](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/572c67a803abc.jpg)
鍵盤はMIDIエクスプレッションやコントロールに対応したタッチセンシティブ機能が搭載されているため、演奏中に鍵盤から手を離してモジュレーションやパラメーターを調節する必要がないのもスマートです。
![MPiano](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/572c67f1c2399.jpeg)
レッド・ドット・デザイン賞の受賞歴もあるAlpha Pianos社は、2016年3月にフランクフルトで開催されたヨーロッパ最大の音楽見本市Musikmesseで初めてMPianoをお披露目しました。Alpha社によると、2016年夏の終わりごろから本生産に入るとのこと。
ポルシェだからといって奇抜なデザインに走らない所も魅力的なポイントで、実際に触れてみるのが楽しみです。ただ、一般庶民にも簡単に手の届く価格が設定されるどうかはギモンですが。