2017年2月9日より、ambie(アンビー)株式会社から耳を塞がないイヤホン「ambie sound earcuffs」が発売されました。
従来のイヤホンの多くは、音をいかに遮音して没入感を高めるか、という点が重要視されているため、イヤホンによっては周りの音などを聴き取ることが難しくなります。
普段の通学・通勤時での使用や、ジョギング中の使用などでは、周りの音が聴こえないため、不安になることも…
そんな不安を取り除いてくれるのが、今回ご紹介する「ambie sound earcuffs」。耳に掛けるタイプで、密閉をしないため、遮音性は普通のイヤホンに比べて低くなりますが、その分周りの音をキャッチしながら、音楽を聴くことができます。
新たなスタイルを提案した、「ambie sound earcuffs」を手に入れて、新しい音楽ライフを手に入れてみてはいかがでしょうか。
アンビー(ambie) sound earcuffs
素材には多様なシリコンが用いられているため、柔らかく、心地のよい装着感を味わうことができます。
耳の形は人それぞれ違うため、大量の耳データを分析し、それをもとに装着性能を設計。どんな耳であっても使えるよう、デザインされています。
音響には、ソニーのドライバーユニットが用いられており、「ambie sound earcuffs」のサウンド部分を支えています。新しいイヤホンメーカーではありますが、ソニーの技術が採用されているため、信頼性は抜群です。
マイク付きのため、急な電話にも対応可能。装着しながらの通話も楽しむことができます。
ambie sound earcuffsの特徴①|塞がない設計
上述していますが、「ambie sound earcuffs」は耳を塞がない設計です。そのため、周囲の音を聴きながら音楽を聴くということが可能。ジョギング中や何か作業をしていて、周りの音が聞こえないことに不憫さを感じていた人にはおすすめです。
しかし、耳を塞がない設計のため、多少の没入感は失われます。周りの音をシャットアウトして音楽に没頭したい人は、違うイヤホンを選びましょう。
また、このイヤホンは耳を密閉しないため、使用中に蒸れたりしないというメリットも。ジョギング用などで使っていればどうしても汗がたまったり、耳が蒸れたりするものですが、こちらにはそんな不便さはありません。スポーツをしている際なども気軽に音楽を聴きながら楽しむことが可能です。
ambie sound earcuffsの特徴②|長時間視聴
鼓膜への負担が少なくなるように設計されているため、長時間、音楽を聴いていても大丈夫。オフィスなどで、長時間装着しているような場合にもおすすめです。上司などの呼びかけや電話などにもすぐ応対できるのも嬉しいポイントですね。
ambie sound earcuffsがおすすめな人
スポーツイヤホンを探している人にも、「ambie sound earcuffs」はおすすめできるかもしれません。周りの音を瞬時にキャッチし、危険を回避できるため、使用中の安心感があります。
もちろん普段使いでも使えるイヤホンです。電車のアナウンスなどが聴こえるため、音楽に没頭しすぎて乗り過ごしてしまうという心配もありません。また、旅行中の機内アナウンスなども聴こえてくるので、音楽を聴きながらでも周りの人と同じ行動をとることが可能です。
あまりおすすめできない人としてはやはり、没入感を求める人。イヤホンとしての遮音性は、ほとんど皆無なため、周りの音はどうしても聴こえてきます。没入感を求める人は、密閉型ヘッドホンやノイズキャンセリング機能が搭載されたイヤホンを選びましょう。
製品仕様
ケーブル:約1.2m、Y型、リモコン/マイク付き
リモコン:音楽再生・停止、通話開始・終了の操作
重量:約5.2g(ケーブル含まず)
付属品:予備のイヤピース(1セット)同梱
ヘッドホン部 詳細
形式:ダイナミック
ドライバーユニット:9mm、ドーム型(CCAWボイスコイル)
最大入力:100mW
インピーダンス:16Ω(1kHzにて)
プラグ:金メッキI型4極ミニプラグ
リモコン/マイク部 詳細
形式:エレクトレットコンデンサー
指向性:全指向性
開回路電圧レベル:-40dB(0dB=1V/Pa)
有効周波数帯域:20Hz〜20,000Hz
「ambie sound earcuffs」の登場により、イヤホン市場に新たなデザインが追加されましたね。大半のイヤホンは、音をシャットアウトして、没入感を増す路線に走っていましたが、この「ambie sound earcuffs」はその逆。
「ambie sound earcuffs」を手に入れて、新しい音楽ライフを過ごしてみては?