濡れた路面でも快適な走行をサポートする、クロスバイク用の「泥除け(フェンダー)」。実用性やデザイン性など、さまざまな特徴を備えたモデルが展開されているため、自分に合ったタイプを選ぶのがポイントです。

そこで今回は、クロスバイクの泥除けの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。各製品の特徴も解説するので、クロスバイクの泥除けを選ぶための参考にしてみてください。

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クロスバイクの泥除けの必要性

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クロスバイクに装備されている泥除けは、雨の日などで濡れた状態の路面を走行中に、飛び散った水や泥で衣服が汚れるのを防ぐアイテムです。しかし、スピードや走行性能を重視するクロスバイクには、泥除けが装備されていないモデルが多く展開されています。

特に通勤や通学などでクロスバイクを使用する場合には、泥水で衣服を汚さないために泥除けの装備が重要なポイントです。クロスバイクの泥除けは、背中やお尻部分が汚れるのを防ぐ後輪用と、パンツの裾や靴が汚れるのを防ぐ前輪用がセットになった製品もラインナップされています。

走行中に飛び散った泥水から衣類が汚れるのを防ぐためにも、後輪だけでなく、前輪にも泥除けを装備するのがおすすめです。

クロスバイクの泥除けおすすめ

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) リアフェンダー SW-PS1R

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) リアフェンダー SW-PS1R

折り畳んで持ち運びできる、コンパクトなワンタッチ式の泥除け。使用時は長さ405mmで、折り畳むと125mmになります。専用のキャリングバッグが付属し、重量も約155gと軽量なため、使わない時の持ち運びが便利なのが特徴です。

シートポストに装着するタイプで、22.2~34.9mmの直径に対応。クロスバイクのかっこよさを損なわず、使い勝手のよいクロスバイクの泥除けを探している方におすすめです。

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) フェンダーセット FI-119FR

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) フェンダーセット FI-119FR

クロスバイク・ロードバイク向けの泥除けです。前後セットなので、前輪と後輪の泥や水跳ねをしっかりブロック。悪天候時でも衣服や体が汚れるのをブロックしながら、快適なライディングをサポートします。

ワンタッチ着脱式のため、手軽に使いやすいのが魅力。L字金具とレバー操作だけで、簡単に着脱できて便利です。シンプルなデザインなのもポイント。愛車に馴染みやすいのでおすすめです。

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) フェンダーセット ダボ留めタイプ SW-821

ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS) フェンダーセット ダボ留めタイプ SW-821

前後セットでダボ留めタイプの泥除けです。フロントはフォークセンター穴とエンドまたはダボに固定。リアはシートステージリッジ・シートチューブと、リアエンドまたはダボに固定します。

フルフェンダータイプでフロント長485mm、リア長855mm、幅41mm。700×32Cまでのタイヤに対応しており、差し込み深さを決めたら、ロックナットで固定します。約15mmのストロークで調節できるので、クロスバイクのサイズに合わせやすいモノを探している方におすすめです。

トピーク (TOPEAK) DeFender iGLOW GDR00600

トピーク (TOPEAK) DeFender iGLOW GDR00600

工具不要の「クイックリリース」仕様を搭載した、人気のワンタッチ式泥除け。直径700C、幅25Cまでのタイヤサイズに対応しています。シートポストに取り付けるタイプで、着脱しやすいのが特徴。直径25.4〜45mmまでのシートポストに装着可能です。

また、インジェクション成形により、衝撃に強いプラスチックを採用しているのもポイント。さらに、裏面は汚れがつきにくいハイポリッシュ素材のため、手入れも楽に行えます。日々のメンテナンスの時間を短縮したい方や、一度買った製品を長く使いたい方におすすめです。

後方や上方に光を放つLEDライトが搭載されており、視認性が高いのも魅力。天候がよくない日や、夜間の走行をする方にもぴったりのモデルです。

トピーク(TOPEAK) ディフェンダー RC1/RC11 セット

トピーク(TOPEAK) ディフェンダー RC1/RC11 セット

面ファスナーが付いたストラップで簡単に着脱できる泥除けです。前後セットで、インジェクション成型によるプラスチックを採用。耐衝撃性に優れているため、長く愛用できます。

フロントは、フェンダートップをフロントブレーキ後方にボルトで固定。フェンダートップをずらすだけで取り外しできて便利です。2ヵ所のピポットにより、角度調節も可能。取り付け可能径は直径27~48mmです。

リアは、工具不要で着脱可能。直径25.4~45mmのシートポストに取り付けられます。また、好みの高さと角度に調節できるのがメリットです。

流麗なデザインで、クロスバイクをおしゃれに彩れるのが特徴。ロードバイクにも適しており、走りやすさを重視したい方におすすめです。

トピーク(TOPEAK) テトラフェンダー M1&M2 セット

トピーク(TOPEAK) テトラフェンダー M1&M2 セット

インジェクションによる二重成型プラスチックとアルミ合金製ステーを採用した、前後セットの泥除けです。26~29インチ、幅2.8インチまでのタイヤに対応。インジェクションによる二重成型プラスチックと、アルミ合金製ステーを採用しています。

「テトラフェンダー M1」はフロントフォーク、「テトラフェンダー M2」はシートステーにストラップで装着。取り付け可能フロントフォーク幅は115~145mmで、シートステー幅は95~125mmです。

フロントはクロスバイクに合わせて角度調節が可能で、リアはフェンダーを2分割してショートタイプとしても活躍するなど、使い勝手に優れているのが魅力。シーンに応じて、単品使いするのもおすすめです。

ロックブロス(ROCKBROS) 泥除け 28210007001

ロックブロス(ROCKBROS) 泥除け 28210007001

前後共通デザインでフロントにもリアにも使える泥除けです。サイドステーは260~300mmのあいだで伸縮可能なので、車体に合わせて調節できて便利。2ヵ所のネジで、角度調節も行えます。

素材にはPP・PA・アルミ製ブラケットを使用。耐折性と柔軟性に優れているため、折れ曲がりにくいのが特徴です。また、衝撃強度も高いうえ、撥水・防汚素材なので長く衛生的に使えます。

対応タイヤサイズは700C。ホイール形状にフィットしたエアロデザインを採用しているため、走行時の空気抵抗を軽減します。シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力。セットもラインナップされているため、使い勝手のよいモノを選びたい方におすすめです。

マイパラス(MYPALLAS) クロスバイク用カラーフェンダー SW-670FR

マイパラス(MYPALLAS) クロスバイク用カラーフェンダー SW-670FR

アクセサリー感覚で使える前後セットの泥除けです。カラーバリエーションが豊富なので、好みや愛車に合わせながらコーディネートできるのが魅力。クロスバイクを自分らしくドレスアップしたい方におすすめです。

サイズはフロント用が約150×45mm、リア用が約350×45mm。スリムタイプで、簡単に取り外しできて便利です。また、10mmスパナとプラスドライバーだけで、取り付けられるのがポイント。26~28インチのタイヤに対応しています。

軽量なので、持ち運びが楽。ステーカバーが付属しているため、泥除けを取り外したあとも安全性と外観をキープできるのがメリットです。

ゴリックス(GORIX) 泥よけ簡易フェンダー MG-PF12

ゴリックス(GORIX) 泥よけ簡易フェンダー MG-PF12

サドルレールに取り付けられる、ワンタッチタイプの泥除けです。簡単に装着できるので、急な悪天候にも対応しやすいのが魅力。また、使わない時はサドルの下に折り畳んで収納できるのも便利です。

カラーは、レッドやイエローなどがラインナップされており、クロスバイクのデザインや好みに合わせて選びたい方にもおすすめのアイテム。また、安価なため、コストパフォーマンスの高さにこだわる方にもおすすめの泥除けです。

PeachCraft クロスバイク 泥除けマッドガード 前後セット

PeachCraft クロスバイク 泥除けマッドガード 前後セット

蛍光色のカラーでクロスバイクのかっこよさを引き立てる、ワンタッチ式の泥除け。前輪用と後輪用がセットになっているので、靴や背中が泥水で汚れるのを防ぎやすいのが特徴です。

リアフェンダーは、ネジを使わずに取り付けが可能。また、可動部が2か所あることで、タイヤに沿った位置に調節できます。レッド・ブルー・グリーンなど、カラーバリエーションも豊富に展開されているため、好みで選べるのもポイントです。

フロントフェンダーの長さは約400mm、リアフェンダーの長さは約300mm。重量は前後セットで約240gと軽量なのもメリットです。シーンによって便利に使い分けられるクロスバイクの泥除けを求めている方におすすめなので、ぜひ検討してみてください。

サイクルデザイン(cycledesign) フェンダーデザイン クロスバイクガード

サイクルデザイン(cycledesign) フェンダーデザイン クロスバイクガード

「クイックリリース式」を搭載した、簡単に着脱できるワンタッチ式の泥除けです。本体と取り付け金具が簡単に取り外せるので、シーンによって便利に使い分けができるのもポイント。軽量で細身の設計のため、使わない時の持ち運びが便利なだけでなく、幅広いデザインのクロスバイクに合わせやすいのも特徴です。

前輪用もセットになっており、前後のタイヤからの泥水で汚れるのを防げます。タイヤ幅は23〜38Cに対応。また、26インチ、700Cのタイヤサイズに適応します。

クロスバイクのかっこよさを損なわないモデルで、かつ、前輪用・後輪用がセットになっている泥除けを探している方は、ぜひ検討してみてください。

ディズナ(DIXNA) ロードフェンダー

ディズナ(DIXNA) ロードフェンダー

初心者からトップレベルのライダーまで、幅広いユーザーのニーズに応えるロード系パーツメーカー「ディズナ」の泥除け。フロント・リア用がセットになっているフルフェンダータイプなので、前後からの泥水を防げます。

タイヤサイズは700Cに、タイヤ幅は25〜32Cに対応。フレームには、復元力があり折れにくい材質を採用しています。耐久性の高いフルフェンダータイプの泥除けを求めている方にぴったりです。

シックなブラックカラーに仕上がり、上品でスタイリッシュな印象を与えるのもポイント。クロスバイクの高いデザイン性を損なわない泥除けとしておすすめのモデルです。

SKS ブルーメルス ベーシック

SKS ブルーメルス ベーシック

アルミニウム板と高強度樹脂による3層構造を採用した泥除けです。堅牢で剛性が高いうえ、耐腐食性も優れているのが特徴。長く愛用できるモノを選びたい方におすすめです。

ステー・リベットなどの留め具パーツをオールブラックでまとめた、スタイリッシュなデザインも魅力。エレガントな存在感で、クロスバイクをおしゃれに仕上げるのに役立ちます。

前後セットで、フロントは全長が約680mm、リアが約1185mmのフルフェンダータイプ。幅は約35mmあるので、泥や水しぶきをしっかりガードします。

700×28Cまでのタイヤに対応可能。また、フロントには「ASRセーフティシステム」を搭載しています。万が一、スポークに異物が引っ掛かってもステーがリリースされるため、安心して使いやすいのもメリットです。

SKS レースブレード プロ XL セット

SKS レースブレード プロ XL セット

太めのタイヤを装着したクロスバイクにおすすめの泥除けです。全長はフロントが約565mm、リアが約730mm。タイヤサイズは700C、タイヤ幅は25~32Cまで対応しています。

金属製のステーを採用しており、振動に強いのが特徴。ヨーロッパの石畳を走行する際の、激しい振動にも耐えられるほどの強度を備えています。また、取り付け機構の可動部の自由度が高いため、さまざまなフレーム形状にフィットするのが魅力です。

ラバーバンドは幅広で丈夫なので、ズレを予防しながらしっかり固定可能。別売りの結束バンドで、固定力を向上させることもできます。アーレンキー1本で、簡単に微調節できて便利。高性能ながら、手軽に着脱しやすいのもメリットです。

BBB シティガード BFD-40

BBB シティガード BFD-40

オランダ発の人気サイクリングパーツブランド「BBB」の泥除けです。街乗り向けの軽量フルフェンダーセットで、通勤・通学などクロスバイクに乗る頻度が高い方にもおすすめ。タイヤサイズ700Cに対応しています。

本体は頑丈なポリプロピレン、ステーにはブレにくいステンレスを採用。取り付け金具が付属しており、簡単に装着できて便利です。幅は48mmで、泥や水をしっかりブロック。熱狂的なサイクリストが開発した実用的な設計によって、快適なライディングをサポートします。

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クロスバイクの泥除けの選び方

種類をチェック

ワンタッチ式

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ワンタッチ式の泥除けは、簡易フェンダーとして必要なときだけ装着できるのが特徴。シートポストなどへの着脱がスムーズにできるため、雨天時や路面のコンディションが悪いときだけ手軽に装着して使えます。

また、晴れている日など、必要ないときは取り外せるので、クロスバイクの高いデザイン性を維持して乗りこなしたい方にもおすすめのタイプです。

フルフェンダー

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タイヤ上部の全体をしっかりとカバーできるのが、フルフェンダータイプの泥除け。タイヤの広い面積を覆うので、泥水の飛び散りで衣服が汚れるのを防ぐ性能が非常に高いのが特徴です。

工具を使用して取り付けるため、シーンに応じた手軽な着脱はしにくいものの、通勤や通学など、普段の生活で使用頻度の高い方におすすめのタイプです。

サイズをチェック

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クロスバイクの泥除けを選ぶ際には、サイズをチェックするのもポイント。性能の高さやデザインが気に入ったとしても、取り付けるクロスバイクのタイヤとサイズが合わなければ、泥水を防ぐ十分な効果が得られません。

クロスバイク自体の見た目が悪くなってしまう場合があるのもデメリット。そのため、製品に記載されている泥除けの適応サイズが、クロスバイクのタイヤに合っているかをしっかりと確認して選びましょう。

取り付け位置をチェック

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取り付ける位置をチェックしたうえで選ぶのも重要。クロスバイクの泥除けには、シートポストに固定するタイプやサドルレールに固定するタイプなどがあります。

そのため、サドルバッグなど、クロスバイクに備わっているパーツやフレームの形状を確認して、取り付け位置に適した泥除けを選びましょう。