これからはパーツを自分で3Dプリント?
世界的権威のあるiFデザイン賞を受賞した ETTインダストリーズのエレクトリックな乗り物たち。確かにその特徴的で近未来的なデザインはアーバンライディングに似合いスタイリッシュ! でも今回ご紹介する2台 Raker & Trayser は実力があるのはもちろん、カッコいいだけじゃないんです。なんとパーツを自分で3Dプリント可能! さっそく見てみましょう!
Raker & Trayser とはどんな乗り物?
Raker はスタイルがホンダ・エイプに少し似ている電動スクーター。約2.7馬力を発生するモーターにより最高45km/hを出し、5時間の充電で最長80km走行できるというから実用的です。
また Trayserは、ペダリングにより最高速度25km/hで最長97kmも走れる電動アシスト自転車。ギアは装備されていないですが、おもにアーバンユースを目的としているので十分なのでは?
Raker & Trayser のクールデザインに寄与しているのは、なんといってもレーザーカットによるアルミニウムモノコックフレーム。ここは好みがわかれると思いますが、近未来感ムンムンなのがイイかも。
交換パーツを自分でつくる!
ETTインダストリーズによると、Raker & Trayser のパーツやアクセサリーはウェブサイトからデータをダウンロードし、ユーザーが自分で3Dプリント、もしくはプリントサービスを利用するなどして入手できるそうです!
気になるのは入手可能なパーツの種類。たとえば Raker であれば、スペアパーツやカップホルダー、iPhoneマウント、JBLスピーカーのマウントなどを自分で調達して取り付け! これは楽しい!
もちろん Trayser にもドロヨケや特定のスペアパーツのデータが用意されています。しかも、両バイクのパーツのデータをどんどん増やす予定というからスゴい!
そのまま乗っても十分クールな Raker & Trayser は3,855/2,855ドル! ライダーの服装を選ぶかもしれないのが贅沢な悩み?!
パーツやアクセサリーの3Dデータが掲載されている「フューチャー・ファクトリー」では"純正"はもちろん、データを持ち寄るファンたちのコミュニティ構築も予定されているそうです!