コンパクトサイズながら多機能を実現した「ポータブルナビ」。テレビ番組を視聴できる製品や、ドライブレコーダー機能をあわせもった製品など、さまざまなモデルが存在します。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ重視するポイントを明確にしておきましょう。
そこで今回は、ポータブルナビのおすすめアイテムをピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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ポータブルナビとは?

ポータブルナビは、GPS技術を利用して車両の位置情報を把握しながら目的地までルート検索をおこなうアイテム。据え置きタイプのカーナビとは異なり、取り外して持ち運べます。車を買い替えた後も同じポータブルナビを使い続けられるのが魅力です。
さらに、タッチ操作にも対応しています。スマホと同じ感覚で使えるため、初めての方でも使いやすいのがポイントです。
また、ポータブルナビは、据え置きタイプのカーナビよりも比較的リーズナブルな価格を実現しています。高性能ながら導入コストをおさえられるので、コストパフォーマンスの高さを重視している方にもおすすめです。
ポータブルナビの選び方
画面サイズをチェック

ポータブルナビの画面サイズは、一般的に5インチ以上です。7インチや8インチ、9インチなどが展開されています。製品ごとに画面サイズが異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
画面サイズが大きいほど地図情報を見やすいのが特徴。複雑な交差点や高速道路の分岐ルートなども把握できます。画面の見やすさや操作のしやすさを重視する方は、7〜9インチのポータブルナビをチェックしましょう。
高解像度のディスプレイを採用している製品は、道路標識や周辺施設などの細かいアイコンも鮮明に表示できます。
取り付け位置をチェック

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ポータブルナビの取り付け位置は、主にダッシュボード上です。ダッシュボード上なら目の前の視界を遮らず、快適に使い続けられます。
角度調節機能を搭載した製品は、見やすさに合わせて画面の向きを調節可能。また、画面サイズが大きいほど本体サイズもアップする傾向があります。ダッシュボード上に設置したときの視界を遮らないかチェックしておいてください。
ポータブルナビを取り付けるときの注意点は、エアバッグの位置です。万が一、エアバッグが作動したときに、本体が顔や体に飛んで怪我をする可能性があります。ポータブルナビを取り付ける場合は、あらかじめエアバッグの位置を把握しておきましょう。
位置精度をチェック

ポータブルナビを選ぶときは、位置精度の高さもチェックしておきましょう。一般的に衛星数の数が多いほど、精度が高くなるといわれています。
位置情報の精度を重視する方は、GPSに加えて準天頂衛星「みちびき」やロシアのGNSS用衛星「GLONASS(グロナス)」に対応した製品がおすすめ。数多くの衛星に対応した製品は、GPS電波を受信しにくいトンネルや高架下などでも位置情報を測位できます。
上下センサー・左右センサー・加速度センサーを組み合わせた「Gジャイロ」は、自車位置精度が高く、より正確な位置情報を取得可能です。
渋滞などの道路交通情報を表示できるVICS対応モデルがおすすめ

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VICSとは、渋滞や交通規制といった道路交通情報をFM多重放送やビーコンを使用し、カーナビに届ける機能のこと。VICS対応モデルのポータブルナビは、24時間365日リアルタイムで情報を取得します。
近年では、VICSよりもさらに性能を向上させたVICS WIDEも登場。VICS WIDEにより、渋滞情報を反映したルートをチェックしたり、車両感知器の存在しない区間でのプローブ情報(走行履歴)を用いた交通情報を取得したりできます。
また、VICS WIDEは気象などの特別警報や大雨が発生しているエリアも表示可能。運転時間を可能な限り節約したい方や、安全運転のために必要な情報も取得したい方は、VICS対応モデルがおすすめです。
無料の地図更新があるかどうか

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ポータブルナビは、製品によって地図の更新ができる場合とできない場合があります。メーカーやモデルごとに地図更新の有無が異なるので、あらかじめ対応しているのかチェックしておきましょう。無料で地図を更新できるなら、新しく建てられた施設や道などの表示も可能です。
なお、地図更新に対応していても、更新期間が決められている製品もあります。更新の有無だけでなく、更新期間もチェックしておくことが大切です。
ワンセグ・フルセグ付き

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ワンセグやフルセグに対応した製品は、ポータブルナビで地上デジタル放送のテレビ番組を視聴できます。ワンセグとフルセグの違いは、受信可能なデータ量や画質、音質などです。
フルセグはワンセグよりも受信できるデータ量が多く、高画質かつ高音質の映像を届けられます。映像のクオリティを重視する方は、フルセグ対応のポータブルナビがおすすめです。
一方、ワンセグはフルセグよりも本体価格が安い傾向があります。予算に上限がある方はチェックしておきましょう。
ドライブレコーダー付き

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ポータブルナビのなかには、ドライブレコーダー機能を搭載した製品があります。1台2役のはたらきをするので、別途ドライブレコーダーを購入する必要がありません。ポータブルナビとドライブレコーダーの導入コストをおさえたい方にもおすすめです。
ドライブレコーダー機能があれば、走行中の様子をデータとして保存できます。万が一、事故に遭った場合も証拠映像を残せるのがポイントです。ドライブレコーダー機能は、エンジンのオンとオフに連動します。
バックカメラ対応

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車体後方の様子をチェックしたい方は、バックカメラ(リアカメラ)対応の製品がおすすめです。バックカメラを接続できる製品は、バックで駐車するときに駐車スペースや周りの車との距離をポータブルナビのディスプレイから確認できます。運転席から死角にある障害物も把握しやすいのが特徴です。大型車に乗る方や、運転が苦手な方はバックカメラ対応モデルを選びましょう。
バックカメラは別売りの場合があります。また、バックカメラを設置したりポータブルナビと連携したりする作業をカー用品店などに依頼する場合は、工賃が発生するので注意しましょう。
Bluetooth接続

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スマホやタブレット端末との接続をしたい方は、Bluetoothに対応しているのかチェックしておきましょう。Bluetooth接続を利用してお気に入りの楽曲を流したり、ハンズフリー通話をしたりできます。
一度、Bluetooth接続をすれば次回から自動でペアリングする製品も便利です。わざわざ手動で接続をコントロールする手間がかかりません。
ポータブルナビのおすすめメーカー
パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、1918年に実業家の松下幸之助氏が設立したメーカーです。生活家電・空調家電・キッチン家電・AV機器・カメラなど、さまざまなジャンルの製品を取り扱っています。
パナソニックのポータブルナビは「Gorilla(ゴリラ)」と呼ばれるブランドを展開。Gorillaは自車位置を正確に特定する技術に優れています。GPSに加えて、みちびきやGLONASSなどの衛星から電波を受信するのが特徴です。
ケンウッド(KENWOOD)

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ケンウッドは、1946年に設立した電機メーカーです。日本ビクター・J&Kカーエレクトロニクスとともに、JVCケンウッドへ吸収合併されました。合併前は家庭用オーディオ機器やカーマルチメディア機器の製造と販売をおこなっていたメーカーとしても知られています。
ケンウッドのポータブルナビは、地上デジタルテレビチューナーを搭載。ポータブルナビの画面でテレビ番組を視聴できます。電波が弱い環境でも安定した受信性能を発揮するため、高画質の映像を再現可能です。
ポータブルナビのおすすめ
ケンウッド(KENWOOD) ポータブルナビゲーション ココデス EZ-750
曲がるタイミングと方向を把握しやすい「ここです案内」表示を採用したポータブルナビ。交差点までの距離表示に加えて、交差点に近づくと色が青からオレンジに変化するメーター表示も付いています。
画面サイズは7インチで、グレア処理した静電容量式パネルを採用。くっきりとした画質で、地図を見やすいのがメリットです。さらに、指先での直感的な操作が可能で、地図のスクロールや拡大縮小・メニュー操作が簡単にできます。
GPSに加えて、準天頂衛星「みちびき」やロシアの衛星測位システム「GLONASS」に対応しているのも特徴です。ビル街などの衛星を捕捉しにくい道でも、自車位置精度を向上します。
3軸のジャイロと3軸の加速度センサーを搭載しているのもポイント。山岳や立体駐車場などでも優れた自車位置精度を実現するモノが欲しい方におすすめです。
パナソニック(Panasonic) Gorilla ポータブルナビ CN-G1500VD
2023年度版の地図を搭載したポータブルナビ。2026年7月までは地図の更新が無料でできます。最新の地図データを元にした適切なルート表示ができるモノが欲しい方におすすめです。
VICS WIDEチューナーを内蔵しているのもポイント。渋滞を避け、空いているルートを表示します。さらに、独自の測位システム「Gロケーション」により、複雑な道路網でも高精度な現在地表示が可能です。
ワンセグ付きで地上波デジタル放送のテレビ番組を楽しめるのもメリット。また、音楽再生・MP4動画再生やフォトビューワーなどの機能も搭載しています。ドライブを楽しくする機能が充実したモノが欲しい方にぴったりです。
パナソニック(Panasonic) Gorilla ポータブルナビ CN-G750D
準天頂衛星「みちびき」に対応したポータブルナビ。24時間信号を受信でき、長時間運転することが多い方におすすめです。
独自の高精度測位システム「Gロケーション」にも注目。Gジャイロやトリプル衛星からの情報を組み合わせて位置を演算し、優れた自車位置測位を実現します。
耐久性に優れているのもポイント。低温から高温まで急激な温度変化を繰り返す耐久試験や、強い揺れや振動を想定した耐久試験をクリアした製品です。
セイワ(SEIWA) PIXYDA 静電式フルセグカーナビゲーション PNM90F
縦・横での表示ができる回転機能を搭載したポータブルナビ。スマホ感覚で使える操作性で、フリックや拡大縮小の操作にもスムーズに反応します。高いタッチ精度を備えており、操作性が良好なモノが欲しい方におすすめです。
画面には静電容量方式タッチパネルを採用。2枚のガラスを密着させた設計で、クリアな視認性を実現しています。さらに、耐久性や耐候性にも優れており、暑い時期でも長時間使用が可能です。
吸盤スタンドを採用しているため、ダッシュボード上への取り付けが簡単なのもメリット。モニターは着脱式で、車から離れる際の盗難対策もできます。また、モニターは高さ・角度の調節ができ、見やすい向きに設定可能です。
ドリームメーカー(DreamMaker) 7インチフルセグテレビ搭載モデル PN0707A
フルセグテレビチューナーを内蔵したポータブルナビ。2チューナー×2アンテナを搭載しており、安定して電波を受信できます。車でも地上デジタル放送を高画質で楽しみたい方におすすめです。
バックカメラ入力端子が付いているのもポイント。別売りのバックカメラと接続して使用できます。さらに、AV入力端子・音声出力端子も付属しているので、AV機器やスピーカーなどの外部機器との接続にも対応しています。
また、るるぶ観光データを収録しているのも特徴。全国の旅行・観光情報を検索して目的地に設定することも可能です。
ドリームメーカー(DreamMaker) 9インチ大型通行禁止データ収録トラックモード搭載モデル PN0907BTP
大型通行禁止データを収録したポータブルナビ。車高・車幅・重量といった車両サイズを設定すると、その車両が通行できるルートを自動で検索して表示するトラックモードも搭載しています。乗用車から大型車まで幅広い種類の車におすすめです。
画面方向を縦・横に切り替えられるのも特徴。タブレットやスマホのような感覚で使用できます。また、縦画面にすると、横画面の場合よりも先の道まで表示可能です。
ドリームメーカー(DreamMaker) 10.1インチフルセグテレビ 大型通行禁止標識対応トラックモード+アプリモード搭載モデル DPLAY-1011ATP
ナビゲーションモード・アプリモード・フルセグテレビモードの3つのモードを搭載したポータブルナビ。タブレット感覚で使えるモノが欲しい方におすすめです。アプリモードでは2つのアプリを同時表示でき、地図を表示させながらコンテンツも楽しめます。
音声出力に対応したBluetooth4.2を搭載しているのもポイント。Bluetooth対応のカーオーディオと接続すれば、本製品から出力される音声をカースピーカーから出力できます。
大型通行禁止データを収録しているのも特徴。トラックモードを利用すれば、設定した車高・車幅・重量といった車両情報に応じたルート表示をします。
三金商事(MTK) カーナビ 7インチ ポータブルナビゲーション ワンセグ搭載 PD-007S-V
2025年版の地図を搭載したポータブルナビ。るるぶデータにより、全国の観光・宿泊・温泉情報も豊富に収録しています。車で旅行する方にもおすすめです。また、地図データは無料で3年間更新できます。
ワンセグチューナーを内蔵しているのもポイント。車内でも地上波のテレビ番組視聴を楽しめます。さらに、Bluetooth対応で、音楽再生や電話のハンズフリー通話も可能です。
価格が安いのもメリット。地図情報に加えて、るるぶデータも収録したポータブルナビを安く手に入れたい方におすすめです。
オーバータイム(OVERTIME) 7インチ ワンセグ付き ドライブレコーダー ナビゲーション OT-DN706K
ドライブレコーダー機能付きのポータブルナビ。本体背面に100万画素カメラを搭載しており、走行中の映像を録画できます。価格も安いので、コスパに優れたモノが欲しい方におすすめです。
2024年度リリースの地図情報を搭載した製品。さらに、3年間で合計2回まで無料で地図更新ができます。最新の地図で走行できるポータブルナビが欲しい方にもぴったりです。
ワンセグに対応しているため、地上デジタル放送のテレビ番組の視聴もできます。また、ワンセグ録画機能が付属しているのも魅力です。
エンプレイス(nPLACE) DIANAVI DT-Y314
2024年1月末までの地図データを採用したポータブルナビ。全国の新規開通・開設情報に加え、約4142万件の住所登録データも収録されています。多くの施設データが利用でき、さまざまな場所を目的地に設定することが可能です。
日本全国1401都市の詳細地図が入っているのもポイント。細かい道路を詳しく表示するうえ、建物の形状や高さを立体表示する仕様です。初めて通る道路でも道を把握できます。
エンジンキー電源連動機能を備えているのも特徴。車のエンジンのオン・オフに連動してポータブルナビの電源もオン・オフが切り替わります。また、目的地の記憶も可能で、電源を一度オフにした後にルート走行を再スタートさせられるのもメリットです。
ポータブルナビの売れ筋ランキングをチェック
ポータブルナビのランキングをチェックしたい方はこちら。
コンパクトサイズで手軽に導入できるポータブルナビ。画面サイズはさまざまなので、あらかじめ設置スペースを明確にしておきましょう。GPSに加えて、みちびきやGLONASSに対応していると、自車位置を高精度に分析可能です。ワンセグまたはフルセグを搭載した製品なら、テレビ番組を視聴できます。