窓に取り付けるだけで日差しを遮断できる「すだれ」。遮熱・遮光効果と風通しのよさで暑さを和らげられるのがメリットです。ただし、さまざまな目の粗さや機能などが展開されており、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、すだれのおすすめ製品をご紹介。すだれの選び方や取り付け方法も解説するので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

すだれの効果

By: miyakeseiren.co.jp

すだれは部屋に差し込む日差しを遮断しながら風を通す効果があり、涼しげな印象を与えます。水を掛ければ冷風扇のような効果が得られ、蒸発するときの気化熱で室内に入る空気を2℃ほど下げることも可能。自然の風で暑さを軽減できるうえ、エアコンの使用を抑えて電気代を節約できます。

また、虫除けや外からの視界を遮る目隠しにもなるので、窓を開けておきたいときにも重宝するアイテム。インテリアのアクセントになり、夏の風情と涼感を演出できます。

すだれとよしずの違い

By: amazon.co.jp

「すだれ」と「よしず」は、古くから存在する夏の風物詩のひとつですが別物です。すだれは、主に細く割った竹を並べて糸で編んだモノで、窓や軒先などに吊るして使用します。最近はアルミやプラスチックなど人工素材で作られたモノも増えており、洋風デザインのモデルも豊富です。

一方で、よしずは「よしすだれ」とも呼ばれるすだれの一種ですが、素材に葦(ヨシ)の茎が使われており、軒先など屋外に立て掛けて使います。また、材料の向きが異なるのもポイント。すだれは地面に対して平行に編みつないでいますが、よしずは地面に対して垂直に編まれており、「たてす」に含まれます。

すだれの選び方

設置する窓の大きさに合わせてサイズを選ぶ

By: amazon.co.jp

すだれは隙間ができないように、設置する窓の大きさに合わせて選ぶことが大切。多くのすだれは、一般的な窓ガラスの大きさに合わせて横幅88cmで作られています。また、幅が広い特殊サイズの窓ガラスの場合、幅100cm以上のすだれを選ぶか、2枚並べて使うのがおすすめです。

すだれの長さは小窓用の100cm以下のモノから大きな窓に適した180cm以上のモノまでさまざま。すだれの取り付け位置から窓の外枠下までを目安に、ジャストサイズよりも少し長めのモノを選ぶのがおすすめです。長さに余裕があれば調節しやすく、隙間なく設置できます。

素材をチェック

高級感のある「竹」

By: amazon.co.jp

インテリアにこだわるなら、竹製のすだれがおすすめです。表面が滑らかで高級感を与えるため、人目に付きやすい場所での使用に適しています。また、カラーバリエーションが豊富で、インテリアに合わせて選びやすいのもメリットです。

ヨシ製のすだれに比べて、高価なモデルが多くラインナップされています。ただし、耐久性に優れているため、長く愛用できます。

さまざまな窓にマッチする定番の「ヨシ」

By: amazon.co.jp

ヨシはすだれに使われている素材のなかでも定番の素材です。中国の天津で採れるため「天津すだれ」とも呼ばれています。

ほかの素材に比べて安価で手にしやすく扱いやすいので、初めてすだれを購入する方にもおすすめ。また、すだれを取り付けたい窓の数に合わせて枚数を揃えやすいのもポイントです。

サイズのバリエーションが豊富で、窓の大きさに合ったモノを選びやすいのもポイント。ただし、耐久性に欠けるため、使用状況によっては1~2年程度で交換が必要になる場合もあります。なお、虫が付きやすくカビも発生しやすい素材なので、いぶし焼加工などで防虫・防カビ対策がされたモノがおすすめです。

遮光性・遮熱性が期待できる「アルミ」

By: amazon.co.jp

アルミ製のすだれは遮光性・遮熱性に優れているのが特徴。日差しだけでなく熱気や冷気の侵入を防ぐ効果が期待でき、夏は涼しく、冬はあたたかく過ごせるためオールシーズン活躍します。比較的安価ながら耐久性にも優れており、天然素材のように虫が付きにくいのもポイントです。

ただし、ヨシや竹製のすだれに比べて風情に欠けてしまうのが難点。設置すると部屋は暗くなるものの、外からの視界を遮りやすいため目隠しとしても活躍します。

室内用には使い勝手に優れた「プラスチック」

By: amazon.co.jp

すだれを室内に設置するなら、PVCやポリプロピレンなどのプラスチック製のモノがおすすめです。天然素材のように見えるモノからカラフルなモノまで、おしゃれなデザインのモデルが豊富。和風やアジアンテイストなど、部屋の雰囲気に合ったすだれを選びやすいのが魅力です。

比較的丈夫で長く使い続けられるうえ、虫が付きにくくカビの発生も少ないのもメリット。汚れが拭き取りやすく、水洗いも可能なためメンテナンスも簡単です。ただし、紐に天然素材が使われている場合は、水洗いによって傷めてしまう可能性があるので、素材を確認してからお手入れしましょう。

通気性と遮光性を考慮して目の粗さを選ぶ

By: miyakeseiren.co.jp

すだれは、モデルによって目の粗さが異なります。目が粗いモノほど、通気性を備えているのがポイント。ただし、遮光性が下がるため、夜になると外から部屋の中が見えやすくなります。

一方で、目が細かいモノほど遮光性に優れているのがメリット。しかし、部屋が暗くなるほか、通気性が悪くなるので、設置する場所や目的に合わせて選ぶことが大切。明るさや通気性を求めるなら目の粗いモノ、遮光性を重視する場合や目隠しとして使うなら目の細かいモノがおすすめです。

お手入れのしやすさをチェック

By: amazon.co.jp

すだれを購入する際に、お手入れのしやすさも重要なポイント。天然素材のモノはカビや虫が発生しやすいため、こまめなお手入れが必要です。

プラスチックやアルミ製のモノは錆びないので、水拭きや水洗いが可能。また、お手入れが比較的簡単で清潔に使いやすいのもメリットです。すだれは消耗品なので、定期的な買い換えが必要なことにも留意しておきましょう。

巻き上げ機能の有無をチェック

By: miyakeseiren.co.jp

すだれを選ぶ際は、巻き上げ機能が付いているかもチェックしておきましょう。巻き上げ機能が付いていれば、紐を引くだけで素早く上げ下げできるので便利です。来客時にサッと下ろして目隠ししたり、広いスペースを区切る間仕切りとして使用したりできます。

なお、巻き上げ機能が付いていないモノでも、別売りの巻き上げ器を後から取り付けられます。購入する際はすだれの長さを測り、対応している製品を選びましょう。

すだれのおすすめアイテム

鹿田産業 竹皮ヒゴお座敷すだれ SUT888S

部屋の仕切りとして使用できるすだれです。付属の吊り金具で鴨居に掛けるだけで簡単に使えるのが特徴。加えて、すだれを巻き上げて留められる房が付いているので便利です。

素材は竹ヒゴ100%で、適度に目隠しをしながら風を通しやすいのがメリット。和室や古民家に馴染みやすいすだれを探している方におすすめです。

きむら屋 竹スダレカーテン 竹皮2枚組

カーテンとして使用できるすだれです。カーテンレールランナーに付属のフックを掛けるだけで、簡単に取り付けられるのが特徴。目隠しをしながら風を通せるので、暑い日でも快適に過ごしやすいのがメリットです。

サイズは幅100×丈170cmで、リビングやダイニングの掃き出し窓にもぴったり。また、素材に天然の竹皮を採用しているため、部屋を爽やかな雰囲気に変えたい方にもおすすめです。

ワタナベ工業 すだれ ふる里

天然ヨシに色落ちしにくい着色を施した、目の細かいすだれです。綿糸で丹念に編み上げているので、高級感のあるデザインが特徴。カラーはあたたかみのあるブラウンのため、さまざまな窓にマッチしやすいのも魅力です。

サイズは幅88×丈157cmで、高さのある窓にも取り付け可能。また、桟には竹を採用して頑丈に仕上げているため、屋外にも吊り下げて使用できます。

水勘製簾所 いぶし焼 天津すだれ

天然のヨシをいぶし焼にした風合いのよいすだれです。いぶし焼加工により、虫やカビが付きにくいのがポイント。日当たりが悪くカビが生えやすい場所に、目隠しのすだれを吊るしたい場合に適しています。

目がやや粗いすだれなので、日差しを遮りながら適度に風を通しやすいのがメリット。また、サイズは約幅88×長さ157cmで、腰窓にも適しています。機能性とデザイン性を兼ね揃えたモノを求めている方におすすめです。

二村製簾 天津すだれ 小窓用

天然素材で作られている小窓用のすだれ。ヨシを加工した天津すだれで、昔ならではの風合いが特徴です。

サイズは幅74×丈80cmで、洗面所やトイレなどの小窓にぴったり。また、西日が当たる部屋の小窓にすだれを取り付けたい方にも適しています。

竹製でシンプルなデザインのモノを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

トラスコ中山(TRUSCO) 天然すだれ TRBR-0709

比較的リーズナブルな価格で購入できるすだれです。雨や西日ですだれが傷んでも、気軽に交換しやすいのがメリット。コスパを重視する方におすすめです。

目隠しとして使えるだけでなく、遮光・遮熱効果が期待できるのもポイント。サイズは幅74×長さ90cmで、小さめの窓に適しています。

素材にヨシを採用しており、レトロなデザインも魅力のひとつ。窓に吊り下げれば、部屋が落ち着いた雰囲気に仕上がります。

ワタナベ工業 アルミ配合 省エネすだれ コバルト

アルミを織り込んだポリプロピレン製のパイプを採用しているすだれです。高い遮光と遮熱効果を期待できるのがポイント。機能性を重視する方におすすめです。

サイズは幅88×丈180cmなので、大きめの窓に取り付けられるのもメリット。加えて、スタイリッシュなデザインのため、さまざまな窓に馴染みやすいのが魅力です。

ノムラテック マジックシルバーすだれ N-2303

遮光率60%のすだれです。窓に当たる日差しを遮って、冷房効果を上げたい場合におすすめ。西日が当たる部屋の窓などに適しています。

シンプルなデザインのため、さまざまな窓とマッチしやすいのも嬉しいポイントです。さらに、外側の面はアルミ加工を施しており、屋外から部屋の中が見えにくいのもメリット。屋外からの目線を気にせずに過ごしたい方におすすめです。

ロイヤル通販 アルミ配合省エネすだれ B785

素材にポリプロピレンを使用しているすだれです。アルミ配合で紫外線を約93%カットできるほか、遮光率も約84%と高いのが特徴。日当たりのよい部屋に適したモノを探している方におすすめです。

スタイリッシュなデザインのため、おしゃれに見えるのも魅力のひとつ。グリーンやブラックなど5つのカラーを用意しており、自分好みモノを見つけやすいのもメリットです。

三宅製簾 デザインすだれ グランツ

デザイン性に優れているため、洋室にも和室にも合わせやすいすだれです。ポリプロピレンにアルミを配合しており、独特な光沢と風合いが特徴。高級感があるすだれを求めている方におすすめです。

吊り下げフックが2個付属しており、室内だけでなく屋外にも取り付け可能。また、遮光率が約87%と高く、強い日差しをしっかりカットできるのがメリットです。

三宅製簾 デザインすだれ モダンコーデ

モダンでスタイリッシュなすだれです。爽やかなスプリンググリーンにブラウンのレールを組み合わせたデザインがおしゃれ。部屋の雰囲気を明るく変えたい方におすすめです。

素材はポリプロピレンで、お手入れしやすいのがポイント。さらに、本体重量は約900gと軽く、扱いやすいのも魅力です。和室や茶室などに馴染むモノを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

三宅製簾 デザインすだれ 市松

モダンな和室や書斎にマッチしやすい、おしゃれなデザインのすだれです。自然で高級感のある特殊パイプを採用しているのがポイント。市松模様が爽やかで、窓に取り付けるだけで部屋の雰囲気が変わります。

サイズは幅88×丈180cmで目が細かいため、リビングの目隠しとしても使用可能。また、ずれにくい工夫を施した巻上げ器を備えているので便利です。

タカショー(Takasho) 洋風すだれ JS-1015BR

洋室にも馴染みやすい、スタイリッシュなデザインのすだれ。ブラウンの落ち着いたカラーを採用しており、さまざまなインテリアに合わせやすいのがメリットです。

素材はポリエチレンで目が細かく編み込まれているのが特徴。また、UVカット率が約81%、遮光率が約80%と高いので日差しをしっかりと遮りたい方におすすめです。

ニトリ 木目調すだれ 7441301

深みのあるダークブラウンで、和室や洋室に馴染みやすいすだれです。吊り下げに便利な専用フック付きで、簡単に取り付けられるのが特徴。さらに、樹脂製で雨や水が染みないため、室内だけでなく屋外でも使用できます。

UVカット率が75%と高く、紫外線対策としても使えるので便利。また、比較的リーズナブルな価格で購入できるため、コスパを重視する方にもおすすめです。

DKSK すだれ

PVC素材を採用しているすだれです。耐熱性に優れているため、変形しにくいのがメリット。さらに、汚れが付きにくく、お手入れしやすいのも魅力です。

サイズは幅88×長さ110cmで、小窓への取り付けにもぴったり。また、高さ調節部品付きのため、巻き上げて長さを調節できるので便利です。機能性に優れているモノを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

すだれのAmazon・楽天市場ランキングをチェック

すだれのAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングをチェックしたい方はこちら。

すだれの取り付け方法

By: miyakeseiren.co.jp

すだれの取り付けは、工具を使わずに簡単に取り付けることが可能です。

屋外に取り付ける場合は、一般的にすだれハンガーやフックを使用します。挟み込み式・マグネット式・粘着式などがあり、いずれもサッシに取り付けてフックにすだれを掛けるだけなので簡単。挟み込み式とマグネット式なら跡が残りにくいのでおすすめです。

屋内での取り付け方法としては、カーテンレールや窓枠などに付けられる室内用のすだれフックを利用した方法以外に、カーテンレールを使用した方法もあります。カーテンを外してカーテンフックにすだれを掛けるだけと簡単で、別でフックを用意する必要がありません。

ただし、夜間は外から室内が見えやすくなってしまうので、レースカーテン用のフックにすだれを設置してカーテンと併用して使いましょう。窓にカーテンレールがない場合は突っ張り棒を使用し、結束バンドや紐で固定して使うのがおすすめです。

すだれのお手入れ方法

By: miyakeseiren.co.jp

すだれは隙間にホコリが溜まりやすいため、こまめに掃除機やブラシで取り除く必要があります。ホコリを取り除いたあとは基本的に乾拭きで十分。ただし、汚れが目立つときやシーズン終わりで片付けるときは、硬く絞った雑巾で手早く拭き、乾拭きしてからしっかり乾かしましょう。天然素材は、水分を含むとカビの発生につながりやすいので、天日干しするのがおすすめです。

アルミやプラスチックなどの人工素材なら水洗いも可能ですが、天然素材の糸が使われている場合もあるので、しっかり乾燥させましょう。万が一、カビが発生してしまった場合は、毛先が柔らかいブラシなどでこすり落とし、乾いた布で拭き取ります。漂白剤を使う方法もありますが、素材によっては傷んだり変色したりする場合があるので注意が必要です。