窓に取り付けるだけで日差しを遮断できる「すだれ」。遮熱・遮光効果と風通しのよさで暑さを和らげられるのがメリットです。ただし、さまざまな目の粗さや機能などが展開されており、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、すだれのおすすめ製品をご紹介。すだれの選び方や取り付け方法も解説するので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
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すだれの効果
すだれは部屋に差し込む日差しを遮断しながら風を通す効果があり、涼しげな印象を与えます。水を掛ければ冷風扇のような効果が得られ、蒸発するときの気化熱で室内に入る空気を2℃ほど下げることも可能。自然な風で暑さを軽減できるうえ、エアコンの使用を抑えて電気代を節約できます。
また、虫除けや外からの視界を遮る目隠しにもなるので、窓を開けておきたいときにも重宝するアイテム。インテリアのアクセントになり、夏の風情と涼感を演出できます。
すだれのおすすめ|竹・ヨシ製
ワタナベ工業 高級天然すだれ ふる里 ナチュラルシリーズ FN-8822
厳選された高級な天然ヨシ採用のすだれ。綿糸で丁寧に編み込まれており、高品質な仕上がりです。一本一本の太さや曲がり方が微妙に異なるため、日差しをカットしながらも風通しがよく快適。室内の温度上昇を抑える効果が期待できるので、冷房効率がアップし、節電にも役立ちます。
約幅88×高さ220cmの大判サイズなので、リビングや縁側などの掃き出し窓におすすめです。明るく涼しげな印象を与えるナチュラルカラーも魅力。空間に調和しやすく、和室でも洋室でも違和感なく使えます。
水勘製簾所 いぶし焼天津すだれ
昔ながらの風情が感じられる天津すだれです。本体にヨシ、上下桟に黒丸竹と天然素材で作られているため、自然のぬくもりを感じられます。いぶし焼加工が施されており、特有の色味や風合いを楽しめるのも魅力。また、虫やカビが発生しにくいので、屋外はもちろん、室内での使用にも適しています。
約幅88×高さ112cmの小さめサイズで、小窓の目隠しや日除けに活躍。ヨシは一本一本の太さや曲がり方が微妙に異なるため、目が粗めで通気性も良好です。遮光性は低めですが、部屋が暗くなりすぎず、圧迫感を与えにくいのがメリット。手頃な価格で購入しやすいので、安いすだれを求めている方にもおすすめです。
水勘製簾所 室内用 焼竹すだれ
落ち着きのある上質な和の空間を演出する木製すだれです。素材にいぶした100%天然の竹を採用しており、独特な風合いや香りを楽しめるのが魅力。高級感があり、吊るすだけで部屋の雰囲気を底上げします。明るめのブラウンカラーに黒い糸が映える和モダンなデザインで、和室にも洋室にもおすすめです。
約幅88×高さ180cmの大判サイズで、ベランダや縁側などの大きな窓にぴったり。日除けや目隠しとしてはもちろん、間仕切りとしても活躍します。大判サイズながら安いので、コストを抑えたい方にもおすすめ。複数枚購入しやすく、ほかの窓と揃えて統一感を出せるのもポイントです。
鹿田産業 竹皮ヒゴお座敷すだれ SUT888S
格式高い和の空間を演出する房付きのお座敷すだれです。上質な印象を与えるので、高級感を求める方にもおすすめ。日除けとして窓の内側に取り付けるのはもちろん、間仕切りとして室内で使うのにも適しています。鴨居用の吊り金具が2個付属し、簡単に取り付けられるのもポイントです。
素材に竹皮ヒゴを採用したすだれで、ほどよい透け感があり、通気性に優れます。価格はやや高めですが、耐久性に優れており長く使い続けられるので、コスパも良好です。約幅88×高さ172cmの大判サイズ。ほかにも、同じ高さで、約幅65cmと約幅95cmの全3サイズをラインナップしています。
リビングプラス+(LIVING PLUS+) マルチボーダー 竹すだれ
7色の竹ヒゴをランダムに編み込んだカラフルな木製すだれです。部屋の雰囲気を明るくするポップなデザインが特徴。南国風やアジアンテイストなど、リゾート感漂うおしゃれなインテリアにおすすめです。
約幅88×高さ180cmの大判サイズで、ベランダや縁側などの大きな窓にぴったり。日除けや目隠しとしてだけでなく、間仕切りとしても活用できます。適度に光が入り、部屋が暗くなりすぎないのもポイントです。
フックとSカンが付属し、天井・壁面・カーテンレールに設置が可能。巻き上げ機能付きのため、好みの高さに調節しながら使用できます。コードを引っ張るだけなので、操作も簡単です。
武田コーポレーション(Takeda corporation) 天津すだれ
天然素材のヨシが使用されたシンプルなすだれ。明るめのナチュラルな色合いが特徴です。あたたかみを感じられる外観が魅力。さまざまな窓によく馴染みます。
約幅88×高さ180cmなので、大きい窓におすすめです。サイズ展開が豊富なので、取り付けたい窓の大きさに合わせてチェックしてみてください。また、安いため、買い求めやすいのもポイント。価格を重視する方や、すだれを試してみたい方にもおすすめです。
すだれのおすすめ|アルミ製
ワタナベ工業 アルミ配合 省エネすだれ コバルト
遮熱・遮光性が高く省エネ対策にも役立つすだれです。アルミを練り込んだポリプロピレン製のパイプを採用。UVカット率約93%、遮光率約84%と謳われており、肌や家具の日焼け防止効果が期待できます。室内の温度上昇を抑える効果も期待できるので、エアコンの使用を控えたい方にもおすすめです。
サイズは約幅88×高さ135cmと小さめで、小窓や腰高窓での使用に適しています。天然素材とは異なり、カビが発生したり虫が付いたりしにくいのもポイント。また、錆びる心配が少ないので、室内だけでなく屋外でも使用できます。シルバー×ブラックのスタイリッシュなカラーも魅力のひとつです。
ファミリー・ライフ お洒落な遮熱アルミすだれ S字フック付き 2本組 a24817
アルミ製ながら反射しにくいカラータイプのすだれです。眩しくなりにくいので、室内や通りに面した屋外への取り付けにもおすすめ。カラーはブラウン・グリーン・ホワイトの3色を展開しています。裏面が黒色で、外から室内は見えにくく、室内からは外の景色が見やすい仕様です。
高い紫外線・遮熱・遮光効果が期待できるほか、アルミとテグスのメッシュボーダーで、通気性も良好。日差しを遮断しながら風を通すので、炎天下でも涼しく過ごしやすいのがメリットです。
付属のS字フックを利用すれば、カーテンレールにも取り付けが可能。ハトメが付いているため、すだれとしてはもちろん、ロープを使えばタープのようにも活用できます。
三宅製簾 デザインすだれ グランツ
機能性とデザイン性を兼ね備えた三宅製簾で人気のすだれです。素材にアルミを配合したポリプロピレン製の特許パイプを採用。美しい光沢と独特な風合いにより、高級感が漂います。
シンプルながらおしゃれな印象を与えるので、外観にこだわりたい方にもおすすめ。光の当たり方や角度によって、微妙な表情の変化を楽しめるのも魅力です。和室にも洋室にも合わせやすく、室内・屋外問わず使用できます。サイズは幅88×高さ135cmと小さめで、小窓や腰高窓への取り付けにぴったりです。
遮光率約87%、UVカット率約80%と謳われているうえ、遮熱性に優れているのもポイント。日焼け対策に役立つほか、室内の温度上昇を抑える効果も期待できるため、冷房効率もアップします。
三宅製簾 エクシア
白い壁にもよくマッチするすだれ。パイプにアルミ粉体が配合されており、ほどよい光沢感のあるカラーに仕上げられています。シックな色味なので、落ち着きのある雰囲気を演出したい方にもおすすめ。室内・室外の両方に対応しているため、さまざまな場所で利用可能です。
サイズは幅88×高さ180cm。掃き出し窓の一部や、大きいベランダ窓への取り付けに向いています。巻き上げ器がセットになっており、窓から庭やベランダへ出たいときにすだれを素早く上げやすいのが魅力です。
加えて、遮光率が85%、UVカット率が90%と高いのも特徴。日光や紫外線をしっかりと遮ります。家具の日焼け予防や室内の目隠しなどにおすすめ。パイプとパイプの隙間などから適度に日光が入るため、部屋が暗くなりすぎないのがポイントです。
ノムラテック(Nomura Tec) サンカットシルバーすだれ 2288
あおり止めができるすだれ。上下の両端にフックが2個ずつ搭載されています。上下のフックでしっかりと固定することで、強い風が吹いても、すだれが巻き上がったり大きく揺れたりするのを予防可能。約幅90×高さ120cmなので、中サイズの窓への取り付けにおすすめです。
アルミとポリエステルで作られており、遮光率が80%と高いのも特徴。窓外に取り付ければ、遮光・遮熱によって、室温の上昇を抑える効果が期待できます。冷房効率アップに役立つため、エアコンの電気代を節約したい方にもおすすめです。
アンマクヤ防災屋 日よけ アルミすだれ a-sudare-cut97
多機能でオールシーズン活躍するアルミ製のすだれです。蒸着アルミと黒色ポリエチレンを、ポリエチレンで挟んだ4層構造が特徴。遮光率97%と謳われており、高い断熱・遮光・紫外線カット効果が期待できます。また、外からは内側が見えにくいのもポイントです。
さらに、防水性があり、汚れたら水洗いできるので、清潔に使い続けやすいのもメリット。耐候性・耐久性にも優れており、通常の使用であれば4~5年程度使えます。わずかに隙間があり、通気性も良好です。
すだれとして日除けや目隠しとして使えるのはもちろん、ガーデニングやアウトドアなど幅広いシーンにおすすめ。幅は210cmですが、高さは設置場所に合わせて100cm単位でオーダーが可能です。
アンマクヤ防災屋 日よけ アルミ畳織すだれ a-sudare-cut70
特殊アルミ蒸着糸を採用した4層構造のすだれ。遮光率70~75%と謳われており、穏やかな日影を作るのが特徴です。隙間があり、通気性に優れているのもポイント。遮熱・遮光性に優れながら風通しがよく蒸れにくいので、雨が必要な庭木の遮熱対策にもおすすめです。
扱いやすい生地のため、バーゴラの天部や軽トラックの荷台シート、アウトドなど幅広いシーンで活躍。汚れたら水をかけて自然乾燥させるだけなので、お手入れも簡単です。一般的な使い方で4~5年程度使用できます。サイズは幅200cm、高さは用途に合わせて100cm単位でオーダーが可能です。
すだれのおすすめ|プラスチック製
ワタナベ工業 和風すだれ 和 なごみ 954745
日差しをカットしながらも風を通すプラスチック製のすだれです。UVカット率約88%、遮光率約80%と謳われており、遮熱・遮光性に優れているのが特徴。日焼け対策はもちろん、室内の温度上昇を抑える効果が期待できるので、省エネにも役立ちます。
約幅88×高さ180cmの大判サイズで、ベランダや縁側などの大きな窓への取り付けにぴったり。明るく涼しげな印象を与える色味も魅力です。耐久性に優れているため、室内はもちろん、屋外での使用にもおすすめ。スライド式の吊り具が付いており、届いたらすぐに使えるのもポイントです。
水勘製簾所 木目調カラースダレ
木目調にデザインされたポリプロピレン製すだれ。ナチュラルな雰囲気なので、和室にもよく馴染みます。また、丈夫で雨にも強いと謳われており、室内だけではなく、室外でも使用可能。室内を目隠ししたり、強い日差しを和らげたりするのに便利です。
サイズは約幅88×高さ157cm。腰高窓など中サイズの窓へ吊り下げて使いたい方におすすめです。別売の巻き上げ器に対応しているため、手軽にすだれを上げ下げしたい方はあわせてチェックしてみてください。
水勘製簾所 カラースダレ
シンプルかつスタイリッシュなプラスチック製のすだれ。茶色と黒色のボーダーカラーにより、モダンな雰囲気が漂います。空間に馴染みやすく、和風から洋風まで幅広いスタイルのインテリアにおすすめです。
幅88×高さ135cmの小さめサイズで、小窓や腰高窓での使用に適しています。掃き出し窓にぴったりな高さ180cmの大判サイズのほか、色違いのブラウンやスカイブルーもラインナップ。すだれの吊り下げに便利な、スライド式のフックが付いています。
手頃な価格ながら丈夫で長く使えるので、コスパも良好。なお、高温約60℃に達する場所での使用は、破損したり変形したりする可能性があるので注意が必要です。
三宅製簾 デザインすだれ 市松
日本古来の伝統的な和柄「市松模様」がおしゃれなプラスチック製のすだれです。上質な落ち着いた空間を演出する和モダンなデザインが特徴。自然な風合いの特殊パイプを採用しており、プラスチック製ながら天然素材のような質感が楽しめます。明るく爽やかな印象を与える色合いも魅力です。
幅88×高さ90cmの小さめサイズで、小窓の日除けや目隠しにぴったり。インテリアとしても映えるので、観葉植物や盆栽とあわせて飾るのもおすすめです。巻き上げ器が付いているため、必要に応じて高さを調節できます。
三宅製簾 すだれ PP ワノワール 53022
和風の黒をテーマにしたすだれ。独自開発の特殊パイプを採用することで、和風のナチュラルな風合いも再現しており、和モダンな雰囲気のおしゃれなデザインに仕上げられています。和室などのインテリアとしてもおすすめです。
室内だけではなく、室外でも使用できます。遮熱効果が期待できると謳われているので、室温の上昇を抑えたい場合にも活躍します。
サイズは幅88×高さ180cm。巻き上げ器が同封されているため、上げ下げや高さの調節がしやすいすだれが欲しい方にもおすすめです。
三宅製簾 すだれ PP モザイク
上品で可愛らしいデザインが魅力的なすだれ。淡い色を採用しているので、明るい雰囲気を演出したい方などにおすすめです。ポリプロピレン製で、室内外兼用で使用可能。インテリア・エクステリアとしても楽しめます。幅60×高さ90cmなので、小窓にぴったりです。
遮光率が約85%、UVカット率が約75%なので、日光や紫外線を適度に遮ることが可能。室内の日焼け予防に役立ちます。遮熱効果もあるとされており、窓外に吊るせば室温の上昇を抑えやすいため、冷房効率を上げたいときにも便利です。
三宅製簾 デザインすだれ モダンコーデ・デュオ
インテリアのアクセントになるプラスチック製のすだれです。存在感のある独特な色調ながら、空間に調和しやすいのが特徴。シンプルながらおしゃれな印象を与えるので、インテリアが好きな方にもおすすめです。インテリアの邪魔になりにくい色合いで、グレーとブラウンの2色をラインナップしています。
本製品は、幅60×高さ90cmの小窓用。錆びる心配が少ないプラスチック製のため、室内・屋外問わず設置が可能。また、軽量ながら耐久性に優れており、長く使い続けられるのもメリットです。
タカショー(Takasho) 洋風すだれ
視認性が高く圧迫感を与えにくいプラスチック製のすだれです。日中は日光の反射で外側から内側が見えにくく、外からの視線を気にせず過ごせるのがメリット。内側からは外の景色が見えるので、開放感が得られます。幅100×高さ180cmの大判サイズで、リビングや縁側の掃き出し窓にぴったりです。
UVカット率約81%、遮光率約80%と謳われているのもポイント。高い遮熱・遮光効果が期待でき、室内の温度上昇を抑えやすいのもメリットです。冷房効率がアップするため、省エネにも役立ちます。落ち着いた空間を演出する色合いも魅力。和風はもちろん、洋風にもよく合います。
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すだれとよしずの違い
「すだれ」と「よしず」は、古くから存在する夏の風物詩のひとつですが別物です。すだれは、主に細く割った竹を並べて糸で編んだモノで、窓や軒先などに吊るして使用します。最近はアルミやプラスチックなど人工素材で作られたモノも増えており、洋風デザインのモデルも豊富です。
一方で、よしずは「よしすだれ」とも呼ばれるすだれの一種ですが、素材に葦(ヨシ)の茎が使われており、軒先など屋外に立て掛けて使います。また、材料の向きが異なるのもポイント。すだれは地面に対して平行に編みつないでいますが、よしずは地面に対して垂直に編まれており、「たてす」に含まれます。
すだれの選び方
設置する窓の大きさに合わせてサイズを選ぶ
すだれは隙間ができないように、設置する窓の大きさに合わせて選ぶことが大切。多くのすだれは、一般的な窓ガラスの大きさに合わせて横幅88cmで作られています。また、幅が広い特殊サイズの窓ガラスの場合、幅100cm以上のすだれを選ぶか、2枚並べて使うのがおすすめです。
すだれの高さは小窓用の100cm以下のモノから大きな窓に適した180cm以上のモノまでさまざま。すだれの取り付け位置から窓の外枠下までを目安に、ジャストサイズよりも少し長めのモノを選ぶのがおすすめです。高さに余裕があれば調節しやすく、隙間なく設置できます。
素材をチェック
高級感のある「竹」
インテリアにこだわるなら、竹製のすだれがおすすめです。表面が滑らかで高級感を与えるため、人目に付きやすい場所での使用に適しています。また、カラーバリエーションが豊富で、インテリアに合わせて選びやすいのもメリットです。
ヨシ製のすだれに比べて、高価なモデルが多くラインナップされています。ただし、耐久性に優れているため、長く愛用できます。
さまざまな窓にマッチする定番の「ヨシ」
ヨシはすだれに使われている素材のなかでも定番の素材です。中国の天津で採れるため「天津すだれ」とも呼ばれています。
ほかの素材に比べて安価で手にしやすく扱いやすいので、初めてすだれを購入する方にもおすすめ。また、すだれを取り付けたい窓の数に合わせて枚数を揃えやすいのもポイントです。
サイズのバリエーションが豊富で、窓の大きさに合ったモノを選びやすいのもポイント。ただし、耐久性に欠けるため、使用状況によっては1~2年程度で交換が必要になる場合もあります。なお、虫が付きやすくカビも発生しやすい素材なので、いぶし焼加工などで防虫・防カビ対策されたモノがおすすめです。
遮光性・遮熱性が期待できる「アルミ」
アルミ製のすだれは遮光性・遮熱性に優れているのが特徴。日差しだけでなく熱気や冷気の侵入を防ぐ効果が期待でき、夏は涼しく、冬はあたたかく過ごせるためオールシーズン活躍します。比較的安価ながら耐久性にも優れており、天然素材のように虫が付きにくいのもポイントです。
ただし、ヨシや竹製のすだれに比べて風情に欠けてしまうのが難点。アルミを配合した製品も展開されているので、チェックしてみてください。設置すると部屋は暗くなるものの、外からの視界を遮りやすいため目隠しとしても活躍します。
室内用には使い勝手に優れた「プラスチック」
すだれを室内に設置するなら、PVCやポリプロピレンなどのプラスチック製のモノがおすすめです。天然素材のように見えるモノからカラフルなモノまで、おしゃれなデザインのモデルが豊富。和風やアジアンテイストなど、部屋の雰囲気に合ったすだれを選びやすいのが魅力です。
比較的丈夫で長く使い続けられるうえ、虫が付きにくくカビの発生が少ないのもメリット。汚れが拭き取りやすく、水洗いも可能なためメンテナンスも簡単です。ただし、紐に天然素材が使われている場合は、水洗いによって傷めてしまう可能性があるので、素材を確認してからお手入れしましょう。
通気性と遮光性を考慮して目の粗さを選ぶ
すだれは、モデルによって目の粗さが異なります。目が粗いモノほど、通気性を備えているのがポイント。ただし、遮光性が下がるため、夜になると外から部屋の中が見えやすくなります。
一方で、目が細かいモノほど遮光性に優れているのがメリット。しかし、部屋が暗くなるほか、通気性が悪くなるので、設置する場所や目的に合わせて選ぶことが大切。明るさや通気性を求めるなら目の粗いモノ、遮光性を重視する場合や目隠しとして使うなら目の細かいモノがおすすめです。
お手入れのしやすさをチェック
すだれを購入する際に、お手入れのしやすさも重要なポイント。天然素材のモノはカビや虫が発生しやすいため、こまめなお手入れが必要です。
プラスチックやアルミ製のモノは錆びないので、水拭きや水洗いが可能。また、お手入れが比較的簡単で清潔に使いやすいのもメリットです。すだれは消耗品なので、定期的な買い換えが必要なことにも留意しておきましょう。
巻き上げ機能の有無をチェック
すだれを選ぶ際は、巻き上げ機能が付いているかもチェックしておきましょう。巻き上げ機能が付いていれば、紐を引くだけで素早く上げ下げできるので便利です。来客時にサッと下ろして目隠ししたり、広いスペースを区切る間仕切りとして使用したりできます。
なお、巻き上げ機能が付いていないモノでも、別売りの巻き上げ器を後から取り付けられます。購入する際はすだれの高さを測り、対応している製品を選びましょう。
日除けや間仕切りなど幅広い用途で活用できるすだれ。設置場所や目的を考慮し、窓の大きさに合ったサイズのモノを選ぶことが大切です。素材によって扱いやすさや雰囲気が異なるので、事前にチェックしておきましょう。今回おすすめしたモデルを参考に、お気に入りのすだれを見つけてみてください。