カーテンとは異なる雰囲気を楽しめる「ウッドブラインド」。バスウッドなどの天然木を使ったモデルだけでなく、桐や竹などを素材に採用した製品も展開されています。

ただし、さまざまなメーカーが多種多様なモデルを製造しており、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめのウッドブラインドをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、併せて参考にしてみてください。
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ウッドブラインドの魅力とは?

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「ウッドブラインド」は、アルミやファブリックを素材に採用したブラインドに比べてあたたかみを感じやすいのが魅力。天然木を使用したウッドブラインドであれば、インテリアとの相性にも優れています。

窓を覆って日照りを調節できるだけでなく、インテリアのように部屋の印象を変えたい場合にも使用が可能。特に、大きな窓に設置するウッドブラインドは、部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。

また、スラットと呼ばれる薄い板の角度を変えれば、部屋に差し込む光や風の量の細かい調節が可能。部屋の環境を心地よく保ちたい場合にも便利です。

さらに、アルミや樹脂製のブラインドに比べて静電気が発生しにくいのも長所。ホコリが付着しにくいので、掃除にかかる手間も軽減できます。

ウッドブラインドの選び方

インテリアに合う素材や色を選ぼう

ウッドブラインドのカラーは、スタンダードな「ナチュラル系」や「ダーク系」のほか、掠れた風合いでユーズド感を出した「ビンテージ系」など、製品ごとに異なります。購入する際は、インテリアとの相性を考慮して選択しましょう。

部屋を明るく見せたい場合にはナチュラル系のカラーがおすすめ。モダンかつ重厚感のある雰囲気を好む場合にはダーク系、インダストリアルスタイルやブルックリンスタイルの部屋には、ビンテージ系がマッチします。

また、せっかく購入するのであれば、カラーに加えてブラインドに使われている素材にもこだわりましょう。軽量なモノを求める場合には「桐」や「竹」を素材に使用したモデルがおすすめ。スタンダードなバスウッドなどの天然木を使ったモデルであれば、節や筋、色の濃淡なども楽しめます。

取り付け方法をチェック

木製の窓枠におすすめの天井づけ

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ウッドブラインドは、「天井づけ」「正面づけ」「カーテンレールづけ」など、製品ごとに取り付け方法が異なります。ウッドブラインドの取り付けには、壁面に穴開けが必要な場合もあります。取り付け方法は事前にしっかりと確認しておきましょう。

天井づけを採用しているウッドブラインドは、窓枠の内側に取り付けられるのが特徴。設置後の圧迫感が少なく、すっきりとした印象を与えられるのが魅力です。窓枠にケーシングと呼ばれる額縁が付いている場合や、窓の近くに家具を置いている場合に適しています。

ただし、窓枠とスラットの干渉を防止するために、ウッドブラインドのサイズが窓枠より小さくデザインされている点には注意が必要。左右に隙間ができやすいことを留意しておきましょう。

遮光性の高さを重視するなら正面づけ

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「正面づけ」を採用したウッドブラインドは、窓枠に比べて一回り大きくデザインされているのが特徴。窓から差し込む日光を遮断しやすいため、光漏れを予防したい場合に適しています。

設置時にブラインドの厚みが前面に出てしまう点には注意が必要ですが、窓を大きく見せたい場合にも便利です。購入する際は、エアコンなどの窓の近くにあるモノと干渉しないかを事前にチェックしておきましょう。

賃貸におすすめのカーテンレールづけ

「カーテンレールづけ」を採用したウッドブラインドは、名称通りカーテンレールに取り付けるタイプ。カーテンレールのランナーを取り外し、専用の金具をレールにはめ込んで設置するのが特徴です。

カーテンレールづけのブラインドは、壁との干渉を軽減して使えるのが魅力。壁面に穴を開ける必要もなく、賃貸住宅に住んでいる場合にも便利です。

ただし、取り付ける窓面が大きい場合は注意が必要。大きく重量のあるウッドブラインドが必要なので、カーテンレールが曲がってしまう恐れがあります。取り付けの際は、カーテンレールがウッドブラインドの重さに耐えられるかをしっかりチェックしておきましょう。

部屋の雰囲気を変えるスラットの幅を選ぼう

大きな窓や高級感を演出するなら50mmがおすすめ

ウッドブラインドを構成する薄い板「スラット」は、50mm・35mm・25mmなど、製品ごとに幅が異なります。スラットの幅は部屋の雰囲気に大きな影響を与えるので、しっかりと検討して選ぶのがおすすめです。

大きめの窓に設置する場合や高級感を重視するのであれば、50mm幅のスラットを備えたモデルが魅力的。定番のサイズであり、木の質感や美しさなどを楽しめるのがメリットです。

ただし、スラット間の幅が広くなる点には注意が必要。外からの視線が気になる場合には、スラット幅の狭いモデルが適しています。

スタイリッシュなイメージなら25mm・35mmが最適

スタイリッシュなイメージが好みであれば、スラット幅が25mmや35mmのウッドブラインドがおすすめ。幅自体が狭いため、小さめの窓に設置する場合に適しています。

また、50mm幅の製品に比べてスラット間の幅が狭いため、外の視線を防ぎやすいのもメリット。目隠し効果が高いため、子供部屋や寝室など、さまざまな部屋で活躍します。

スラットの向きにも注目

ウッドブラインドのスラットは通常横向きですが、最近では縦向きのモノも展開されています。縦向きのスラットを備えた製品はバーチカルブラインドとも呼ばれ、商業施設などでも数多く使用されています。

ただし、スラットを縦向きに備えた製品は、風にあおられやすい点に注意が必要。窓を頻繁に開け閉めする場合は気をつけましょう。また、横向きのモノに比べてボリュームがあるので、取り付けた際に圧迫感がないかをしっかり検討しておくのがおすすめです。

大きな窓や出入りの多い窓には分割可能タイプをチョイス

掃き出し窓のようなサッシの分かれ目がある窓や大きめの窓、出入りの多い窓にウッドブラインドを取り付ける場合には、分割可能なモデルがおすすめ。分割できるウッドブラインドであれば、1つ1つのサイズが小さいため、軽い力で操作できます。

また、出入りするときのみオープンにするなど、シーンによって使いやすい点もメリットです。

開閉方法や光量の調節方法をチェック

ウッドブラインドは、「ループコード式」「コード式」「電動式」など、製品ごとに開閉方法や光量の調節方法が異なります。特に、開け閉めの頻度が高い窓に設置する場合は、操作性もしっかりと重視して選ぶのがおすすめです。

ループコード式は、輪になった1本のコードで開閉や光量の調節を行うタイプ。コード式は、紐で開閉してサイドに備えたポールで採光を調節します。

また、電動式は名称通り、リモコンや本体のボタンを押すことで操作できるタイプ。重量のあるウッドブラインドを採用する場合に便利です。

持ち家ならオーダーメイドという選択肢も

設置するウッドブラインドのイメージができたら、取り付ける窓に適したサイズのモノを探す必要があります。

ただし、窓のサイズが家ごとに異なる持ち家の場合は、適切なサイズのウッドブラインドが見つからない場合も。想定したサイズやコードのブラインドが販売されていない場合には、オーダーメイドの製品も検討してみましょう。

サイズやコードの長さが指定できるオーダーメイド製品であれば、自分だけのウッドブランドが手に入ります。

ウッドブラインドのおすすめ

ニトリ(NITORI) 木製ブラインド ヴェント 60×138

ニトリ(NITORI) 木製ブラインド ヴェント 60x138

比較的リーズナブルな価格で購入できる、コスパに優れたウッドブラインドです。素材には、スタンダードなバスウッドを採用。木目の美しい天然木が使われており、ぬくもりのある質感が楽しめます。また、ウッドブラインドらしい重厚感も備えており、部屋の雰囲気を変えたい場合にも便利です。

PVCやアルミ素材を使ったブラインドに比べてスラットが折れにくい点もメリット。長期間使用できる製品を求めている場合にもおすすめです。

さらに、樹脂や金属と比較して熱伝導率が低いのもポイント。ブラインド自体も熱をもちにくいので、日光を遮って部屋の温度を快適に保ちたい場合にも適しています。

操作方法にはコード式を採用。紐とポールを使って、ブラインドの開閉やスラットの角度を調節するタイプです。

タチカワブラインド ウッドブラインド N35

タチカワブラインド ウッドブラインド N35

ナチュラル系のカラーを採用しているウッドブラインドです。スラット部分の素材には、スタンダードなバスウッドを採用。節や筋、色の濃淡など、木材のぬくもりを感じさせる外観が魅力です。

取り付けは、天井づけと正面づけの両方に対応。窓のサイズに合わせて取り付け方法を変更できる点も便利です。ブラインドの昇降操作にはコードを使用。スラットを開閉して光量を調節する際はポールを操作するコード式が採用されています。

本体のサイズは幅88×高さ138cm。横向きに配置されたスラットの幅は35mmにデザインされており、小さめの窓に設置する場合におすすめです。また、高さ108cmや183cmのモデルが展開されているのもポイント。カラーは、ホワイトやウォールナット、ミディアムチェリー、チョコレートブラウンなどがラインナップされています。

タチカワブラインド ヨコ型ブラインド フォレティア

タチカワブラインド ヨコ型ブラインド フォレティア

天然木の一枚板をスラットに採用しているオーダーメイドのウッドブラインドです。厳選された木材を使って製造されているのが特徴。品質が高く、安心して使用できます。

操作方法にはポール式やチェーン式を採用。ブラインドの昇降にはそれぞれ、コードやチェーンが用いられています。また、スラットの角度を変えて光量を調節する場合には、チルトポールやチェーンを操作。スラットの幅は、25mm・35mm・50mmの3種類が展開されています。

タチカワブラインド 電動 タテ型ブラインド ラインドレープ 木製

タチカワブラインド 電動 タテ型ブラインド ラインドレープ 木製

縦向きのスラットを採用しているウッドブラインドです。スラットの素材には天然木のアバチ材を使用。一枚板が使われており、安らぎや落ち着きある印象に加えて高級感ただよう外観を有しています。

開閉や光量の調節操作には、電動式を採用。リモコンやスイッチを押すだけで簡単にブラインドが開閉できる点も魅力です。本体サイズは幅30〜120、高さ181〜220cm。幅広い大きさの窓に対応できます。

カラーバリエーションは、ホワイト・ナチュラル・ライトブラウン・ウォールナット・チョコレートブラウンなどを含む5種類。ナチュラル系だけでなく、ダーク系のカラーが展開されている点もおすすめです。

トーソー(TOSO) スタンダード ベネウッド50

トーソー(TOSO) スタンダード ベネウッド50

あたたかみのある天然木を素材に採用しているウッドブラインドです。スタイリッシュながら、落ち着きを感じる外観が魅力。リビングやダイニングはもちろん、幅広いシーンやスタイルにマッチするデザインです。

操作方法にはループコード式を採用。1本の紐でブラインドの開閉とスラットの角度調節がコントロールできます。操作コードは、左右どちらでも取り付けが可能。窓の位置や家具の配置に合わせて変更できます。

また、高さ調整機能を備えているのもポイント。ラダーコード1ピッチ分の高さを縮められるので、設置する窓の大きさに合わせてサイズを調節できます。本体サイズは、幅35〜240、高さ50〜300cm。幅広い窓に対応できる点もおすすめです。

トーソー(TOSO) コルト ベネウッド

トーソー(TOSO) コルト ベネウッド

色ムラやクセの少ないマット調のカラーを採用しているウッドブラインドです。スタイリッシュながら高級感ある外観を有しているのが特徴。北欧デザインの家具ともマッチしやすい製品です。

素材には、曲がりや反りの少ない天然木を使用。昇降操作も滑らかに行えます。スラットの幅はポピュラーな50mmを採用。角度を変えて外部からの視線を遮れるだけでなく、日光が差し込む量も調節できます。

また、静電気が発生しにくいのもポイント。汚れを吸着しにくく、手入れにかかる手間を軽減できる点も便利です。スラットをつなぐラダーテープは、コード穴を隠すことが可能。光漏れの予防にもつながるので、寝室などに設置する場合にもおすすめです。

操作方法にはループコード式を採用。垂れ下がったコードは、コードクリッパーで留めておけます。

トーソー(TOSO) ウェーブ

トーソー(TOSO) ウェーブ

一般的なウッドブラインドとは異なり、ダイナミックなウェーブを描くスラットを備えた製品です。緩やかにカーブするstyle Aと、ウェーブを強調したstyle Bの2種類が展開されています。木製カーテンのようなやわらかな雰囲気を楽しめるのが魅力です。また、操作方法にはループコード式を採用しています。

カラーは、ナチュラル系を展開。洋室や和室など、さまざまな部屋に合わせやすいのもポイントです。

トーソー(TOSO) ヴィンテージ ベネウッド50

トーソー(TOSO) ヴィンテージ ベネウッド50

ヴィンテージ感のある色合いが魅力的なウッドブラインドです。特別な加工や塗装によって、ユーズド感が表現された製品。スラットごとに色味が異なるので、さまざまな風合いのヴィンテージ感を楽しめます。

また、ダークな色合いのブルックリンスタイルのほか、明るい色調のカリフォルニアスタイルも展開。デザイン性が高いので、カフェやショップ、自宅でおしゃれなウッドブラインドを使用したい場合に適しています。

操作方法には、ループコード式・コード式・自動降下タイプなどを展開。自動降下タイプは、コードを真下に40cmほど引けば、自動でブラインドが降下する設計です。

また、幅がスリムに設計されたモデルが展開されているのもポイント。小窓への設置はもちろん、掃き出し窓向けの分割可能なウッドブラインドを求めている場合にもおすすめです。

aiika Wood Blind BD7035

aiika Wood Blind BD7035

素材に天然木のバスウッドを採用しているウッドブラインドです。58種類のサイズが展開。自宅の窓サイズに適したモデルを見つけやすいのが魅力です。

スラットには一枚板の無垢材を使用。高級家具のように6層UV塗装が施されており、優れた耐久性が期待できます。また、しっとりとした質感や艶、高級感などを楽しめる点もメリットです。

操作方法は2コード式を採用。左側に付いているコードでスラットの角度を調節し、右側のコードでブラインドの開閉を行います。比較的構造が簡単で、メンテナンスしやすいのもポイント。長期間使用するウッドブラインドとしてもおすすめです。

Nichibei ポポラ2 バンブーブラインド

Nichibei ポポラ2 バンブーブラインド

スラットの素材に軽量な竹を採用しているウッドブラインドです。美しい竹の風合いを楽しめるのが特徴。モダンまたはナチュラルなデザインを採用した部屋にマッチします。

スラットの透過性が低く、プライベートを保護しやすいのもポイント。外部からの視線を遮りたい場合にも便利です。操作方法には、ループコード式もしくはコード式を採用しています。

また、カラーバリエーションが豊富に展開されているのもメリット。不均一な色や風合いによって、ナチュラルな雰囲気を実現している点もおすすめです。

さくらインテリア ウッドブラインド 50mmスラット

さくらインテリア ウッドブラインド 50mmスラット

スタンダードな50mm幅のスラットを採用しているウッドブラインドです。素材に天然木を使用しているのが特徴。北欧・ボタニカル・ビンテージなど、幅広いデザインのインテリアにマッチします。また、スラットの接続にラダーテープを使用。木材とファブリックが融合した美しい外観も魅力です。

コードを操作すれば、スラットの角度調節が可能。完全に閉めてしまえば、外部からの視線や光を遮断しやすくなります。ニオイの少ないUV塗料でコーティング加工されているので、高級家具並みの質感や耐久性を実現している点もおすすめです。

本製品はホルムアルデヒト検査済みなので、安心して使いやすいのも嬉しいポイント。赤ちゃんのいる家庭にも適しています。

ReHOME カーテンレールに取り付けるウッドブラインド

ReHOME カーテンレールに取り付けるウッドブラインド

カーテンレールに取り付けできる軽量設計のウッドブラインドです。カーテンレール端のキャップを外し、専用の金具を差し込むことで取り付けが可能。壁面の穴開け作業が不要なので、賃貸住宅に住んでいる場合にも便利です。

操作方法には、ループコード式を採用しています。また、カラーバリエーションが豊富に展開されているのもポイント。ナチュラル系・ダーク系ビンテージ系など、好みや部屋の雰囲気に合うカラーを見つけやすい点もおすすめです。

ReHOME オーダー ウッドブラインド

ReHOME オーダー ウッドブラインド

サイズやカラーなどのオーダーができるウッドブラインドです。部屋の壁とウッドブラインドのカラーを統一すれば、空間を広く見せる効果が期待できます。

スラットの素材には、天然木を使用。軽量な桐と節や筋、色の濃淡を楽しめるバスウッドがラインナップされています。

操作方法には、コード式を採用。オプションで、ラダーコードやラダーテープが用意されている点もメリットです。

NORMAN 桐ウッドブラインド

NORMAN  桐ウッドブラインド

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軽量な木材として知られる桐を使って作られているウッドブラインド。NORMANの技術によって桐材の軽さをしっかりと引き出しているのが特徴です。

本製品のスラットは歪みに強く、美しい木目を楽しめるのが魅力。時間が経っても、変形しにくいのがメリットです。

また、軽い力で昇降作業できるのもポイント。大きめの窓に取り付ける場合はもちろん、賃貸住宅でカーテンレールに設置したい場合にも適しています。

さらに、優れた遮光性能を備えているのも長所。スラットの回転可動域が広く、垂直に近い位置まで旋回させられる点もおすすめです。

INTERIOR MIXON ウッドブラインド WONDERIFE

INTERIOR MIXON  ウッドブラインド WONDERIFE

素材に天然木材のバスウッドを使用しているウッドブラインドです。さまざまなサイズを展開しているので、自宅の窓サイズにウッドブラインドを合わせたい場合に適しています。

スラット幅は、50mm。重厚感あるデザインを楽しみたい場合におすすめです。また、スラット幅が35mmのモノも展開。スラット間の隙間を狭めてプライバシーをしっかりと保護したい場合に向いています。

取り付け方法は天井づけと正面づけの両方に対応。幅広い窓に対応できる点もメリットです。カラーバリエーションは、ホワイト・ナチュラル・ミディアムブラウン・ダークブラウンの4種類が展開されています。