液晶が曲がる?テクノロジーの進化を感じずにはいられません。
Robrecht氏が提案する新しいコンセプトデザインは、ディスプレイを50度折り曲げられるタブレット、Samsung BEND。曲がるフレキシブルディスプレイと呼ばれる技術を搭載したタブレットは、A4サイズの紙と同じ大きさなのでipadよりも更に大きいですね。その大きさでもかばんに入れて持ち運ぶことを想定しており、本体の側面にメール受信のお知らせなどが表示されるので、かばんに入れたときにタブレットを取り出すことなく上から見て確認することができます。さらにその部分をスワイプするだけで、お知らせがあるアプリへと連れていってくれます。これは仕事などで使う方には便利そうです。
使い方は3パターン。折り曲げずにA4サイズのまま平たく使うと映画などを大画面で楽しめます。横長にして下部を水平に折り曲げると、ノートPCに近い形となり画面が立って文字入力がしやすい形になります。最後に縦長にして半分にパネルを折り曲げると、高さがでるので周囲に見せるプレゼンテーションをするときや、2つ以上のアプリを同時に起動し画面に表示させることができるので、それぞれ別画面で作業する感覚で使えます。
折り曲げたときの転倒を防止するため、重い部品は本体下部の内部に集中して搭載しています。さらに従来はホーム画面、マルチタスク画面、アプリ操作時の画面と画面を切り替えて操作するものが全て1画面に統合表示されるようになり、曲がるという発想以外の機能面やユーザーの使い心地面での充実も図っています。
液晶パネルも小型化、薄型化を追求した後はもう曲げてしまうんですね。どんなものか実際この目で見てみたいです。