唇の色ムラをカバーしたり、輪郭を整えたりできるリップコンシーラーは、魅力的なリップメイクを叶えるアイテムです。リップコンシーラーは、ドラッグストアなどで人気のプチプラブランドからデパコスブランドまで、さまざまなアイテムが展開されているので、どれを選んでよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リップコンシーラーの選び方やおすすめアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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リップコンシーラーは唇の色・形・厚さの調整に大活躍

リップコンシーラーは、唇の色や形、厚さなどを調整したいときに使うアイテムです。唇のくすみや色ムラなどを補正して、肌に近い色に調整できます。

唇の赤みなどもカバーするので、上に塗る口紅の本来の発色を楽しめるのがポイント。下地の役割も果たすため、口紅の色持ちがよくなるほか、グラデーションリップも簡単に仕上がります。

また、唇のラインを整えることで、なりたい口元を表現できるのも魅力。口角がキュッと上がった表情を作りたい方や、唇の厚さを調整したい方にもおすすめです。

ドラッグストアなどで販売されている通常のコンシーラーにも、リップコンシーラーとして使いやすいアイテムが多く、1つ持っているとメイクの幅が広がります。

リップコンシーラーの選び方

テクスチャーをチェック。硬めだと口紅と混ざりにくい

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リップコンシーラーを選ぶときは、テクスチャーの硬さをチェックしましょう。リップコンシーラーのテクスチャーには、固形やリキッドなどの種類があります。口紅の色と混ざるのを防ぐには、どのテクスチャーの場合でも、適度に硬いタイプを選ぶのがおすすめです。

固形タイプでもソフトなものや、とろりとした質感のリキッドタイプを使うと、色が混ざりやすく、口紅本来の発色を邪魔してしまう可能性があります。口紅の色と混ざるのが気になる方は、描いたときに先端がつぶれにくいスティックタイプや、粘度の高いリキッドタイプのリップコンシーラーを選んでみてください。

カラーは目的に合わせて選ぶ

毎日のメイクに使いやすいベージュ系

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毎日のメイクに使いやすいリップコンシーラーが欲しい方は、ベージュ系の色を選びましょう。自分の肌に近い色を選ぶと、唇の輪郭を補正したり、口角を整えたりするときも違和感が出にくくなります。

また、ベージュ系は、シミやくすみなど、口元の肌悩みのカバーにも使えて便利。イエベ・ブルベなど、自分のパーソナルカラーに合ったベージュ系を選ぶのもポイントです。

イエベの方には、あたたかみのあるベージュ系がおすすめ。ブルベの方は、同じベージュでも、ややピンクがかった色味を選ぶとより肌になじみやすくなります。

コスプレメイクには唇の色を隠す明るいベージュ・白系

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コスプレメイクを楽しみたい方は、明るいベージュや白系のリップコンシーラーを選んでみましょう。明るめのベージュや白系のコンシーラーを使うと、唇の色や赤みをしっかり隠せるのがポイントです。

ブルーやイエローなどのカラーリップをきれいに発色させたいときや、男装メイクであえて血色感のない唇を演出したいときにもぴったり。唇の輪郭も目立ちにくくなるので、厚さや形などを自由に変えて描きやすくなります。

なお、日常のメイクに白系のリップコンシーラーを使ってしまうと、白浮きしやすくなるので注意しましょう。

好みのカバー力や使用感に合わせて形状を選ぶ

初心者でも使いやすいスティック・ペンシルタイプ

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初めてリップコンシーラーを使う方には、スティックやペンシルタイプがおすすめです。スティックタイプは、口紅やリップクリームのような感覚で使えるため、初心者でも使いやすいのがポイント。色の濃淡を調節しやすく、発色もナチュラルです。

唇に直接塗ったり、指先に取ってなじませるようにつけたりと、用途に応じて使い分けできます。また、ペンシルタイプは先が細くなっているため、口角などの細部を整えやすいのが特徴です。

スティックやペンシルタイプはコンパクトで持ち運びにも便利なので、外出先のメイク直しの際にもサッと取り出して使えます。

カバー力と発色に優れたリキッド・チューブタイプ

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唇のくすみや赤みなどの色をしっかり隠したい方は、リキッドタイプのリップコンシーラーを選んでみましょう。リキッドタイプのリップコンシーラーは、カバー力や発色に優れているのが魅力です。

固形タイプに比べて肌への密着力が高い傾向にあり、メイク崩れしにくいという特徴もあります。厚塗り感や重さが出にくいものが多く、唇の色味をカバーしながら自然な仕上がりにしたい方にもおすすめです。

また、チューブタイプのリップコンシーラーも、油分が多めのなめらかなテクスチャーで、カバー力が高いのがポイント。ただし、ほかのタイプに比べて、ラインナップは少なめな点には留意しておきましょう。

幅広い用途に使えるパレットタイプ

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パレットタイプのリップコンシーラーは、幅広い用途に使えるのが特徴です。クマやシミなどの肌悩みのカバーに使う通常のコンシーラーに多いタイプですが、唇の色味や輪郭の補正にも使えます。

複数のカラーがセットになっているものも多くあり、自分の肌色に合った色味に調節しながら使えるのが魅力。付属のチップや指先でぼかしながら使うことで、肌の色となじませやすく、ナチュラルな仕上がりになります。

セットされているカラーによっては、ハイライトやシェーディングとしても使えるため、1つ持っているとマルチに活用できるタイプです。

荒れないか・乾燥しないかも要チェック。保湿成分入りがおすすめ

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リップコンシーラーを選ぶときは、使用によって唇が荒れないか、乾燥しないかについてもチェックしておくのがポイントです。唇の荒れが気になる方には、保湿成分やスキンケア成分が配合されたリップコンシーラーを選びましょう。

また、口元は顔のパーツのなかでも動きの多い場所。乾燥しやすいリップコンシーラーを使うと、ひび割れなどを起こしやすくなります。乾燥によるメイク崩れを防ぐためにも、保湿成分が配合されたタイプを選ぶのがおすすめです。

リップコンシーラーのおすすめブランド

キャンメイク(CANMAKE)

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キャンメイクは、「かわいい」をコンセプトとしているコスメブランド。パッケージや見た目のデザインもかわいらしさにこだわっており、10~20代の若い世代を中心に人気を集めています。

ベースメイクからカラーメイクまで幅広いアイテムを展開しており、プチプラで高品質なコスメを提供しているのも特徴です。キャンメイクのコンシーラーは、パレット・ペンシル・スティック・リキッドと種類が豊富。用途に合わせて使い分けられ、リップコンシーラーとしても使いやすいアイテムがそろっています。

リンメル(RIMMEL)

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ロンドン発のプチプラコスメブランドとして人気の高いリンメル。「自分らしさ」を表現しつつ、トレンド感も出せるメイクアイテムが展開されています。

リンメルのコンシーラーは、リキッドタイプがそろっているのが特徴。くすみなどをカバーしながら、厚塗り感が出にくいのが魅力です。保湿成分が配合されたものもあり、乾燥しにくいのもポイント。リップ専用ではないものの、口元などの色ムラや唇の輪郭補正にも使えます。

セザンヌ化粧品(CEZANNE)

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セザンヌ化粧品は、ドラッグストアなどで販売されているプチプラコスメの代表的なブランドのひとつ。シンプルで使いやすいコスメを展開しており、10代・20代の若い年代だけでなく、40代・50代の大人の女性にも愛用者が多いのが特徴です。

コンシーラーは、色ムラや毛穴などをカバーできるアイテムのほか、赤みを補正したり涙袋を描いたりできるタイプなどもあり、種類が豊富。リップコンシーラーとして口元に使いやすいアイテムもあるので、チェックしてみてください。

リップコンシーラーのおすすめ|プチプラ

ドーリーコスメ(DollyCosme) リップベース ベージュ

ドーリーコスメ(DollyCosme) リップベース ベージュ

明るめのベージュで、唇の色をしっかり抑えるスティックタイプのリップコンシーラーです。肌色に近い色に補正できるため、口紅の発色がより鮮やかになるのが魅力。コスプレメイク用に使うコンシーラーとしておすすめです。

色付きグロスを重ねてナチュラルな印象を与えたり、グラデーションリップを作ったりと、さまざまな表現が可能。ブルー系などのカラーリップの下地としてもぴったりです。

ハチミツ・ヒアルロン酸Na・コラーゲンなどの保湿成分が配合されており、唇の乾燥を防げるのもポイント。汗や水にも崩れにくく、メイク持ちがよいのも魅力です。

ティルティル(TIRTIR) マスクフィットオールカバーデュアルコンシーラー

ティルティル(TIRTIR) マスクフィットオールカバーデュアルコンシーラー

韓国発の人気コスメブランド、ティルティルのコンシーラー。スティックとリキッドがダブルエンドになっているのが特徴です。シミやソバカスなどの肌悩みのカバーとして使うほか、唇の輪郭の補正などに使うリップコンシーラーとしても活躍します。

「MULTI-PRISMパウダー」と植物性オイルを配合しているのもポイント。しっとりした使い心地で、肌に密着しやすいアイテムです。動きの多い口元に使ってもヨレにくく、ナチュラルに仕上がります。

また、幅広い面と細かい部分のどちらにも対応しやすいのも、デュアルタイプならではの魅力。色移りしにくいので、マスク汚れが気になる方にもおすすめです。

ザ・セム(The Seam) カバーパーフェクション チップコンシーラー

ザ・セム(The Seam) カバーパーフェクション チップコンシーラー

韓国コスメブランド「ザ・セム」から展開されている、人気のリキッドコンシーラー。リップコンシーラーとして唇の外側や口角のくすみを補正するのにも使え、リップメイクの発色を引き立てたいときや、輪郭を整えたいときに便利です。

プチプラなので、初めてリップコンシーラーを使う方にもおすすめ。10色以上の豊富な色味が展開されており、メイクの好みや肌トーンにあわせた色味が選べます。

また、ツボクサ葉エキスやアロエベラ葉エキスなどの保湿成分を配合。乾燥が気になる季節や、かさつきをケアしたいときにもピッタリです。スリムなチップタイプでピンポイントに使えて、クマやシミ、ニキビ跡、毛穴などの肌悩みのカバーにも向いています。

リンメル(RIMMEL) ザ マルチタスカー コンシーラー

リンメル(RIMMEL) ザ マルチタスカー コンシーラー

高いカバー力と保湿力を両立した、リキッドタイプのコンシーラー。リップコンシーラーとして使えば、口元のくすみや唇の輪郭補正など、リップメイクの仕上がりを引き立てたいときに役立ちます。

肌のくすみや色ムラをひと塗りでカバー可能な、ハイカバー処方。厚塗り感がなく、ナチュラルな仕上がりを叶えます。ピンポイントの補正はもちろん、全顔にも使えるのがメリットです。

また、アプリケーターは細かい部分にも塗りやすいチップタイプで、口角や唇の山などの補正にもピッタリ。保湿成分としてヒアルロン酸Na、パンテノールなどを配合しており、乾燥しがちな口元にうるおい感を与えます。

ケイト(KATE) スティックコンシーラーA

ケイト(KATE) スティックコンシーラーA

高いカバー力と、密着感のあるテクスチャーが魅力のスティックコンシーラー。リップコンシーラーとして使えば、唇まわりのくすみや輪郭補正に役立ちます。

リップのような形状の繰り出しタイプで、持ち運びにも便利。外出先でもサッと使えるのがメリットです。ニキビ跡やシミ、ソバカスなどもピンポイントにカバーしやすく、ヨレにくいのもポイントです。

カラーはベーシックな色味で使いやすい「ナチュラルベージュ」のほか、肌が明るめの方や、明るさをプラスしたいときにおすすめの「ライトベージュ」を展開しています。

キャンメイク(CANMAKE) カラーミキシングコンシーラー

キャンメイク(CANMAKE) カラーミキシングコンシーラー

3色入りで自分好みのカラーが作れる、マルチなパレットタイプのコンシーラー。ライト・ナチュラル・ダークの3色を自由に組み合わせて使えて、リップコンシーラーとしても役立ちます。

唇周りの色ムラの補正や口角のくすみ消し、輪郭の補正など、ワンランク上のリップメイクを目指す方におすすめ。ミラーとダブルエンドタイプのブラシ付きで、外出時のメイク直しにもピッタリです。

また、タール系色素・防腐剤・紫外線吸収剤・香料は無配合。成分にこだわって選びたい方にもおすすめです。保湿成分としてヒアルロン酸やスクワランを配合しており、乾燥が気になる季節にも向いています。

明るめのベージュカラー「01ライトベージュ」をはじめ、王道カラーで使いやすい「02ナチュラルベージュ」、あたたかみをプラスする「03オレンジベージュ」などを展開。ベタつきにくく、サラッとした仕上がりも魅力の製品です。

セザンヌ化粧品(CEZANNE) パレットコンシーラー ハイカバー

セザンヌ化粧品(CEZANNE) パレットコンシーラー ハイカバー

3色がセットになったパレットタイプのコンシーラーです。両端で大きさの異なる、ダブルエンド仕様のブラシが付属しています。小さめのブラシを使って、口角を補正できるのがポイント。リップコンシーラーとしてもおすすめです。

ライトベージュ・オレンジ・ベージュの3色入りで、自分の肌色に合った色味に調節しやすいのが魅力。カバー力が高く、シミやくすみなどの肌悩みのカバーはもちろん、唇の色味もしっかり抑えます。また、タール系色素やアルコールは配合されていません。

リップコンシーラーのおすすめ|デパコス

マック(M・A・C) スタジオ クロマグラフィック ペンシル

マック(M・A・C) スタジオ クロマグラフィック ペンシル

ペンシルタイプで、細かい部分を描きやすいコンシーラー。唇の輪郭を整えたり、口角を上げるように形を補正したりするリップコンシーラーとして使えます。

ソフトなテクスチャーで、なめらかな使い心地も魅力。口元や目元にもスムーズにラインを描けます。

また、肌にやさしい処方で作られており、敏感な口元・目元にも使いやすいのがポイント。汗や水に強いウォーターレジスタント処方により、メイクの仕上がりが長続きします。

イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent) ラディアント タッチ

イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent) ラディアント タッチ

イヴ・サンローランのロングセラー製品。筆ペンタイプで細かい部分にも使いやすいアイテムです。

リップコンシーラーとして口角や唇の輪郭の補正に使うことで、口紅の発色をよくし、より魅力的な口元を表現可能。口紅のにじみを防いだり、ふっくらとした印象の口元を演出したりと、プロのような仕上がりが叶います。

くすみもカバーして、明るい印象の肌に見せてくれるのも魅力。健康的で立体感のあるメイクに仕上がります。スリムなデザインなので、ポーチに入れて持ち運ぶ際にも便利です。

ローラ メルシエ(LAURA MERCIER) シークレット カモフラージュ ブライト アンド コレクト デュオ

ローラ メルシエ(LAURA MERCIER) シークレット カモフラージュ ブライト アンド コレクト デュオ

肌悩みに合わせて明るさとカバーを使い分けられる、デュアルタイプのコンシーラー。細めのスティック形状で細かい部分にも塗布しやすく、リップコンシーラーとして唇の輪郭補正や口角のくすみカバーに使えます。

「コレクト」タイプのコンシーラーは、シミやニキビ跡などのカバーにもおすすめ。「ブライト」タイプのコンシーラーはクマやくすみなどを明るく見せるのにも役立ちます。唇周りに自然な明るさをプラスしたいときにもピッタリです。

また、軽やかなつけ心地ながら、高い密着感が期待できるのもメリット。時間が経ってもヨレにくく、きれいな仕上がりをキープします。リップメイクの仕上がりをより上品に整えたい方におすすめの製品です。

アールエムケー(RMK) コレクティング ヴェール コンシーラー

アールエムケー(RMK) コレクティング ヴェール コンシーラー

ハイカバーながら厚塗り感が出にくく、肌と自然になじみやすいリキッドタイプのコンシーラー。みずみずしいテクスチャーでさらりとのばしやすく、リップコンシーラーとして唇まわりの補正にも使えます。

色と光の効果を組み合わせることで、気になる色ムラやくすみをナチュラルにカバー。素肌感のある仕上がりで、肌の明るさや立体感を引き立てます。筆ペンタイプなので、唇周りのラインや口角もていねいに仕上げられるのがメリットです。

また、保湿成分としてナイアシンアミドやヒアルロン酸、コラーゲン、アルガンオイルなどを配合。動きの多い口元でも寄り添うようにフィットし、なめらかな仕上がりが長時間持続します。ナチュラルで洗練されたリップメイクを目指す方におすすめの製品です。

ナーズ(NARS) ラディアントクリーミーコンシーラー

ナーズ(NARS) ラディアントクリーミーコンシーラー

クリーミーな質感が特徴のリキッドコンシーラー。ほどよいツヤ感と明るい仕上がりが特徴で、リップコンシーラーとして口元のくすみや唇の輪郭補正にも使いやすい製品です。

肌になめらかに密着し、クマやシミ、小じわなどの肌悩みも自然にカバー。保湿成分を配合しており、乾燥しがちな口元でもヨレにくく、なめらかな仕上がりを長時間キープします。

豊富なカラーバリエーションから、自分の肌トーンに合った色を選びやすいのも魅力。ハイライトやコントゥアメイクに活用したい方にもおすすめの製品です。

リップコンシーラーの使い方

まずは、リップコンシーラーで口角・上唇の山・下唇の下部を縁取ります。口角がキュッと上がったように見せたいときは、くの字を描くようにして口角を囲むのがポイントです。

唇の色を補正したい方は、唇全体にも塗布します。リップコンシーラーを塗ったら、指先で軽くたたくようにして、肌になじませましょう。

次に、リップライナーで唇の輪郭を描きます。ぷっくりした唇を作るには、実際の輪郭よりオーバー気味にラインを描くのがコツです。口角の下がりが気になるときは、上唇の端をやや上げるようにして描きます。

最後に、唇全体に口紅を塗ってなじませましょう。リップブラシを使って塗ると、描いた輪郭からはみ出しにくく、きれいに仕上がります。