唇の色ムラをカバーしたり、輪郭を整えたりできるリップコンシーラーは、魅力的なリップメイクを叶えるアイテムです。リップコンシーラーは、ドラッグストアなどで人気のプチプラブランドからデパコスブランドまで、さまざまなアイテムが展開されているので、どれを選んでよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リップコンシーラーの選び方やおすすめアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- リップコンシーラーは唇の色・形・厚さの調整に大活躍
- リップコンシーラーの選び方
- リップコンシーラーのおすすめブランド
- リップコンシーラーのおすすめ|プチプラ
- リップコンシーラーのおすすめ|デパコス
- リップコンシーラーの使い方
リップコンシーラーは唇の色・形・厚さの調整に大活躍
リップコンシーラーは、唇の色や形、厚さなどを調整したいときに使うアイテムです。唇のくすみや色ムラなどを補正して、肌に近い色に調整できます。
唇の赤みなどもカバーするので、上に塗る口紅の本来の発色を楽しめるのがポイント。下地の役割も果たすため、口紅の色持ちがよくなるほか、グラデーションリップも簡単に仕上がります。
また、唇のラインを整えることで、なりたい口元を表現できるのも魅力。口角がキュッと上がった表情を作りたい方や、唇の厚さを調整したい方にもおすすめです。
ドラッグストアなどで販売されている通常のコンシーラーにも、リップコンシーラーとして使いやすいアイテムが多く、1つ持っているとメイクの幅が広がります。
リップコンシーラーの選び方
テクスチャーをチェック。硬めだと口紅と混ざりにくい
リップコンシーラーを選ぶときは、テクスチャーの硬さをチェックしましょう。リップコンシーラーのテクスチャーには、固形やリキッドなどの種類があります。口紅の色と混ざるのを防ぐには、どのテクスチャーの場合でも、適度に硬いタイプを選ぶのがおすすめです。
固形タイプでもソフトなものや、とろりとした質感のリキッドタイプを使うと、色が混ざりやすく、口紅本来の発色を邪魔してしまう可能性があります。口紅の色と混ざるのが気になる方は、描いたときに先端がつぶれにくいスティックタイプや、粘度の高いリキッドタイプのリップコンシーラーを選んでみてください。
カラーは目的に合わせて選ぶ
毎日のメイクに使いやすいベージュ系
毎日のメイクに使いやすいリップコンシーラーが欲しい方は、ベージュ系の色を選びましょう。自分の肌に近い色を選ぶと、唇の輪郭を補正したり、口角を整えたりするときも違和感が出にくくなります。
また、ベージュ系は、シミやくすみなど、口元の肌悩みのカバーにも使えて便利。イエベ・ブルベなど、自分のパーソナルカラーに合ったベージュ系を選ぶのもポイントです。
イエベの方には、あたたかみのあるベージュ系がおすすめ。ブルベの方は、同じベージュでも、ややピンクがかった色味を選ぶとより肌になじみやすくなります。
コスプレメイクには唇の色を隠す明るいベージュ・白系
コスプレメイクを楽しみたい方は、明るいベージュや白系のリップコンシーラーを選んでみましょう。明るめのベージュや白系のコンシーラーを使うと、唇の色や赤みをしっかり隠せるのがポイントです。
ブルーやイエローなどのカラーリップをきれいに発色させたいときや、男装メイクであえて血色感のない唇を演出したいときにもぴったり。唇の輪郭も目立ちにくくなるので、厚さや形などを自由に変えて描きやすくなります。
なお、日常のメイクに白系のリップコンシーラーを使ってしまうと、白浮きしやすくなるので注意しましょう。
好みのカバー力や使用感に合わせて形状を選ぶ
初心者でも使いやすいスティック・ペンシルタイプ
初めてリップコンシーラーを使う方には、スティックやペンシルタイプがおすすめです。スティックタイプは、口紅やリップクリームのような感覚で使えるため、初心者でも使いやすいのがポイント。色の濃淡を調節しやすく、発色もナチュラルです。
唇に直接塗ったり、指先に取ってなじませるようにつけたりと、用途に応じて使い分けできます。また、ペンシルタイプは先が細くなっているため、口角などの細部を整えやすいのが特徴です。
スティックやペンシルタイプはコンパクトで持ち運びにも便利なので、外出先のメイク直しの際にもサッと取り出して使えます。
カバー力と発色に優れたリキッド・チューブタイプ
唇のくすみや赤みなどの色をしっかり隠したい方は、リキッドタイプのリップコンシーラーを選んでみましょう。リキッドタイプのリップコンシーラーは、カバー力や発色に優れているのが魅力です。
固形タイプに比べて肌への密着力が高い傾向にあり、メイク崩れしにくいという特徴もあります。厚塗り感や重さが出にくいものが多く、唇の色味をカバーしながら自然な仕上がりにしたい方にもおすすめです。
また、チューブタイプのリップコンシーラーも、油分が多めのなめらかなテクスチャーで、カバー力が高いのがポイント。ただし、ほかのタイプに比べて、ラインナップは少なめな点には留意しておきましょう。
幅広い用途に使えるパレットタイプ
パレットタイプのリップコンシーラーは、幅広い用途に使えるのが特徴です。クマやシミなどの肌悩みのカバーに使う通常のコンシーラーに多いタイプですが、唇の色味や輪郭の補正にも使えます。
複数のカラーがセットになっているものも多くあり、自分の肌色に合った色味に調節しながら使えるのが魅力。付属のチップや指先でぼかしながら使うことで、肌の色となじませやすく、ナチュラルな仕上がりになります。
セットされているカラーによっては、ハイライトやシェーディングとしても使えるため、1つ持っているとマルチに活用できるタイプです。
荒れないか・乾燥しないかも要チェック。保湿成分入りがおすすめ
リップコンシーラーを選ぶときは、使用によって唇が荒れないか、乾燥しないかについてもチェックしておくのがポイントです。唇の荒れが気になる方には、保湿成分やスキンケア成分が配合されたリップコンシーラーを選びましょう。
また、口元は顔のパーツのなかでも動きの多い場所。乾燥しやすいリップコンシーラーを使うと、ひび割れなどを起こしやすくなります。乾燥によるメイク崩れを防ぐためにも、保湿成分が配合されたタイプを選ぶのがおすすめです。
リップコンシーラーのおすすめブランド
キャンメイク(CANMAKE)
キャンメイクは、「かわいい」をコンセプトとしているコスメブランド。パッケージや見た目のデザインもかわいらしさにこだわっており、10~20代の若い世代を中心に人気を集めています。
ベースメイクからカラーメイクまで幅広いアイテムを展開しており、プチプラで高品質なコスメを提供しているのも特徴です。キャンメイクのコンシーラーは、パレット・ペンシル・スティック・リキッドと種類が豊富。用途に合わせて使い分けられ、リップコンシーラーとしても使いやすいアイテムがそろっています。
リンメル(RIMMEL)
ロンドン発のプチプラコスメブランドとして人気の高いリンメル。「自分らしさ」を表現しつつ、トレンド感も出せるメイクアイテムが展開されています。
リンメルのコンシーラーは、リキッドタイプがそろっているのが特徴。くすみなどをカバーしながら、厚塗り感が出にくいのが魅力です。保湿成分が配合されたものもあり、乾燥しにくいのもポイント。リップ専用ではないものの、口元などの色ムラや唇の輪郭補正にも使えます。
セザンヌ化粧品(CEZANNE)
セザンヌ化粧品は、ドラッグストアなどで販売されているプチプラコスメの代表的なブランドのひとつ。シンプルで使いやすいコスメを展開しており、10代・20代の若い年代だけでなく、40代・50代の大人の女性にも愛用者が多いのが特徴です。
コンシーラーは、色ムラや毛穴などをカバーできるアイテムのほか、赤みを補正したり涙袋を描いたりできるタイプなどもあり、種類が豊富。リップコンシーラーとして口元に使いやすいアイテムもあるので、チェックしてみてください。
リップコンシーラーのおすすめ|プチプラ
コフレドール(COFFRET D’OR) コントロールリップベース
スティックタイプで、初心者でも均一に塗りやすいリップコンシーラー。肌なじみのよいベージュ系のカラーで、赤みやくすみが気になる唇の色味を、明るい印象に整えます。
口紅の発色もよくなるため、いつものリップメイクをより美しく見せたい方におすすめ。なめらかでソフトなテクスチャーながら、口紅の色と混ざりにくいのもポイントです。
口紅の色持ちがよくなるのも魅力。保湿成分として、マカダミアナッツオイルを配合しており、唇の乾燥が気になる方にも使いやすいアイテムです。
ドーリーコスメ(DollyCosme) リップベース ベージュ
明るめのベージュで、唇の色をしっかり抑えるスティックタイプのリップコンシーラーです。肌色に近い色に補正できるため、口紅の発色がより鮮やかになるのが魅力。コスプレメイク用に使うコンシーラーとしておすすめです。
色付きグロスを重ねてナチュラルな印象を与えたり、グラデーションリップを作ったりと、さまざまな表現が可能。ブルー系などのカラーリップの下地としてもぴったりです。
ハチミツ・ヒアルロン酸Na・コラーゲンなどの保湿成分が配合されており、唇の乾燥を防げるのもポイント。汗や水にも崩れにくく、メイク持ちがよいのも魅力です。
ティルティル(TIRTIR) マスクフィットオールカバーデュアルコンシーラー
韓国発の人気コスメブランド、ティルティルのコンシーラー。スティックとリキッドがダブルエンドになっているのが特徴です。シミやソバカスなどの肌悩みのカバーとして使うほか、唇の輪郭の補正などに使うリップコンシーラーとしても活躍します。
「MULTI-PRISMパウダー」と植物性オイルを配合しているのもポイント。しっとりした使い心地で、肌に密着しやすいアイテムです。動きの多い口元に使ってもヨレにくく、ナチュラルに仕上がります。
また、幅広い面と細かい部分のどちらにも対応しやすいのも、デュアルタイプならではの魅力。色移りしにくいので、マスク汚れが気になる方にもおすすめです。
セザンヌ化粧品(CEZANNE) パレットコンシーラー ハイカバー
3色がセットになったパレットタイプのコンシーラーです。両端で大きさの異なる、ダブルエンド仕様のブラシが付属しています。小さめのブラシを使って、口角を補正できるのがポイント。リップコンシーラーとしてもおすすめです。
ライトベージュ・オレンジ・ベージュの3色入りで、自分の肌色に合った色味に調節しやすいのが魅力。カバー力が高く、シミやくすみなどの肌悩みのカバーはもちろん、唇の色味もしっかり抑えます。また、タール系色素やアルコールは配合されていません。
キャンメイク(CANMAKE) カラーミキシングコンシーラー
ライトカラー・ナチュラルカラー・ダークカラーの3色がセットになったパレットタイプのコンシーラー。ナチュラルカラーは唇の赤みや口元のくすみのカバーに適しています。
リッコンシーラーとして使いやすいほか、シミやニキビ跡のカバーにはダークカラー、鼻筋のハイライトにはパールが配合されたライトカラーなど、用途に応じて色を使い分けられるのがポイント。3色をブレンドすることで、自分の肌色に合った色味を作れます。
鏡やダブルエンドのチップが付属しており、外出先でのメイク直しにも便利です。
リンメル(RIMMEL) カインド&フリー コンシーラー
肌にやさしい処方のコンシーラー。目元や小鼻だけでなく、口元にも使えるため、リップコンシーラーとしても使用できます。
しっとりした使い心地のリキッドタイプのテクスチャーで、重ねて使っても厚ぼったくなりにくく、均一に塗れるのがポイント。色ムラやくすみなどの肌悩みをカバーして、明るい印象のナチュラルな肌に仕上げます。
また、動物実験を行わないほか、パッケージにリサイクル素材を使用しているなど、自然環境に配慮して作られているのも特徴です。
明るい肌色・標準色・健康的な肌色の、トーンの異なる3色が展開されているので、自分の肌色に合ったカラーを選んでみましょう。
ケイト(KATE) リップカラーコントロールベース
イエローに発色して、唇の色味を補正するコントロールベース。口紅の下地用のアイテムですが、くすみ補正効果があるため、リップコンシーラーとしても使えます。
上に塗る口紅をきれいに発色させるのが魅力。普段使っている口紅の、本来の発色を楽しめます。また、さまざまな口紅の色と使えるので、手持ちのメイクアイテムに加えやすいのもポイントです。
密着力や保湿力も良好で、唇の乾燥が気になる方にもおすすめ。スリムなスティックタイプでメイク初心者でも使いやすく、持ち運びにも便利です。
フロレット(Flortte) リップティント マットリップ
ムースのようなふんわり軽い使い心地のマットリップです。唇の色や口元のくすみの補正やカバーにも使いやすく、リップコンシーラーとしても人気のアイテム。唇の輪郭にぼかすようになじませることで、厚みのある唇も薄く可憐な印象に導きます。
唇の縦じわを埋めて、表面をなめらかに整えるのもポイント。ソフトマットな質感に仕上がります。保湿成分が配合されており、メイク中の乾燥を防げるのも魅力。メイク崩れしにくく、つけたての美しさが長時間続きます。
リップコンシーラーのおすすめ|デパコス
マック(M・A・C) スタジオ クロマグラフィック ペンシル
ペンシルタイプで、細かい部分を描きやすいコンシーラー。唇の輪郭を整えたり、口角を上げるように形を補正したりするリップコンシーラーとして使えます。
ソフトなテクスチャーで、なめらかな使い心地も魅力。口元や目元にもスムーズにラインを描けます。
また、肌にやさしい処方で作られており、敏感な口元・目元にも使いやすいのがポイント。汗や水に強いウォーターレジスタント処方により、メイクの仕上がりが長続きします。
イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent) ラディアント タッチ
イヴ・サンローランのロングセラー製品。筆ペンタイプで細かい部分にも使いやすいアイテムです。
リップコンシーラーとして口角や唇の輪郭の補正に使うことで、口紅の発色をよくし、より魅力的な口元を表現可能。口紅のにじみを防いだり、ふっくらとした印象の口元を演出したりと、プロのような仕上がりが叶います。
くすみもカバーして、明るい印象の肌に見せてくれるのも魅力。健康的で立体感のあるメイクに仕上がります。スリムなデザインなので、ポーチに入れて持ち運ぶ際にも便利です。
ジバンシィ(GIVENCHY) プリズム・リーブル・スキンケアリング・コンシーラー
スキンケア成分の配合により、肌をケアしながら使えるコンシーラー。自然由来の成分を配合した処方です。
リップコンシーラーとして使うことで、口元の色ムラやくすみなどをカバー。メイクアップ効果によって明るい印象の肌に仕上がり、口紅の発色をより美しく見せてくれます。
リップコンシーラーだけでなく、ハイライターやシェーディングとして使いやすい色味もあり、立体感のあるメイクが叶うのも魅力。カラーバリエーションが豊富で、トーンの異なるベージュ系の色がそろっているので、気になる方はチェックしてみてください。
ローラ メルシエ(LAURA MERCIER) シークレット カモフラージュ ブライト アンド コレクト デュオ
色味の異なる2色がダブルエンドになったコンシーラー。1本でさまざまな肌悩みをカバーし、明るさやツヤ感も演出します。くすみなどもナチュラルにカバーできるため、口元の色補正をするリップコンシーラーとしてもおすすめ。スティックタイプで扱いやすく、気になる部分にサッと塗布できます。
スリムなデザインなので、持ち歩きにも便利。外出先でも手軽にメイク直しができます。トーンや色味の異なるベージュ系のカラーが展開されており、バリエーションも豊富。自分の肌色に合った色を選んでみてください。
アールエムケー(RMK) ルミナス ペンブラッシュコンシーラー
薄付きで、さまざまな肌悩みをカバーするコンシーラーです。色ムラも目立たなくするため、リップコンシーラーとしても使いやすいアイテム。口角などのくすみを補正して、若々しい口元を演出します。
自然なツヤ感もプラスするので、立体感のあるメイクが叶うのも魅力。さらっとしたテクスチャーで肌に溶け込むようになじみ、素肌のようにナチュラルな仕上がりになります。
ペンタイプで細かい部分も描きやすく、初めて使う人にもおすすめ。プロが仕上げたようなメイクが、簡単に完成します。
ピンク系やベージュ系のほか、カバーしたい肌悩みに別の色もそろっているので、気になる方はチェックしてみてください。
リップコンシーラーの使い方
まずは、リップコンシーラーで口角・上唇の山・下唇の下部を縁取ります。口角がキュッと上がったように見せたいときは、くの字を描くようにして口角を囲むのがポイントです。
唇の色を補正したい方は、唇全体にも塗布します。リップコンシーラーを塗ったら、指先で軽くたたくようにして、肌になじませましょう。
次に、リップライナーで唇の輪郭を描きます。ぷっくりした唇を作るには、実際の輪郭よりオーバー気味にラインを描くのがコツです。口角の下がりが気になるときは、上唇の端をやや上げるようにして描きます。
最後に、唇全体に口紅を塗ってなじませましょう。リップブラシを使って塗ると、描いた輪郭からはみ出しにくく、きれいに仕上がります。
リップコンシーラーは、唇の色を補正したり、輪郭を調整したりするのに便利なアイテム。口紅本来の発色を楽しめるほか、唇の形や厚さなどを変えて魅力的に見せてくれる効果もあります。通常のコンシーラーでも代用しやすいアイテムは多くあるので、いつものメイクに取り入れてみてください。