美しい唇に仕上げるために欠かせないのが「口紅下地」。縦じわのカバーや、発色・色持ちをよくするなど、普段のメイクにひと手間加えることで得られるメリットがたくさんあります。

今回は口紅下地を選ぶポイントに加えて、おすすめのアイテムをご紹介。自分の手持ちの口紅や上塗りする口紅との相性がよい口紅下地を選びましょう。

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口紅下地はなぜ必要?リップクリームとの違いを解説

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口紅下地は、口紅の前に使うことで口紅の魅力を引き出すためのアイテム。口紅の発色をアップさせて、美しい仕上がりをキープするのに役立ちます。保湿力の高いものもあるので、唇が乾燥しがちな方にもおすすめです。

また、リップクリームとよく似ていますが、基本的な役割が異なります。口紅下地は、口紅の発色や色持ちをアップさせるアイテム。対して、リップクリームは唇を保湿するためのアイテムです。

口紅下地を使うことで得られるメイクアップ効果

口紅の発色がよくなる

唇のくすみや色ムラの補正、唇の保湿によって口紅本来の発色を引き出すのが口紅下地。くすみの少ない透明感のある唇で、顔全体の印象をパッと華やかにしましょう。

カラーが付いていない透明タイプの口紅下地もありますが、ピンク系やブルー系、イエロー系など色補正効果のある口紅下地もあります。もともとの唇の色が濃い方やくすみに悩んでいる方、唇の上下で色の差が気になる方は、色補正効果のあるカラータイプの口紅下地を選んでみてください。

ただし、カラータイプの口紅下地は手持ちの口紅の色を邪魔してしまう場合も。カラータイプを選ぶ場合は、上から塗る口紅のカラーとの相性もチェックするのがポイントです。

口紅の持ちをよくする

口紅はそのまま塗るだけだと、飲食や時間の経過などにより色落ちしてしまうことが多々あります。口紅下地は発色をよくするだけでなく、リップメイクをキープする効果もあるので、口紅の色落ちが気になる方におすすめ。唇と口紅の密着度がアップし、口紅の色を長時間キープします。

食器やマスクに口紅が付着するストレスが軽減できるうえに、メイク直しの手間も減るので、長時間のお出かけやメイクを直す時間がない忙しい日にも便利。外出時にメイクが落ちるのを気にせずにいられるのも嬉しいポイントです。

唇の縦ジワをカバーする

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せっかくツヤ感のある口紅を使用しても時間が経つと唇が乾燥して、縦ジワが目立ってしまうことがあります。唇の縦ジワが目立つと顔全体が老け込んだ印象になってしまうので、口紅下地を使用して若々しく華やかな印象をキープしましょう。

油分のある口紅下地を表面に塗ることでシワや凹凸を目立たなくし、縦ジワの少ないなめらかな唇に仕上がります。表面を整えるものから角層まで保湿成分が浸透し唇を保湿するものまで、タイプはさまざま。特に、マットな質感の口紅は乾燥による縦ジワができやすいため、保湿成分が多く配合された口紅下地がおすすめです。

唇への負担を軽減させる

唇は皮膚が薄く敏感なパーツ。唇の荒れが気になる方や口紅を直接塗ると唇が荒れてしまう方、乾燥が気になる方は口紅を塗る前に口紅下地で唇をケアしましょう。口紅の前のひと手間を加えることで、唇への負担を軽減し、うるおいのあるリップに仕上がります。

敏感肌の方は、保湿成分が多く配合されているものや低刺激な成分が配合されているものを選ぶのがポイント。天然由来の成分や植物オイルなどのナチュラルな保湿成分が入っているものもあるので、自分の肌に合う保湿成分を選びましょう。

敏感肌の方やアレルギーがある方は成分をしっかり確認し、自分に合ったアイテムかどうかを見極めることが大切です。

口紅下地の選び方

上から塗るリップの質感や発色に合わせる

口紅下地によっては、上塗りする口紅の質感や発色に影響を与えてしまうこともあります。口紅の発色が本来の色よりも薄くなってしまう場合や、ツヤ感やマット感が変化してしまう場合は、口紅下地のテクスチャや成分を見直しましょう。

ツヤ系の口紅を上塗りするときはツヤが出すぎないようなものを、マット系の口紅を上塗りするときはマットな質感を損なわないものを選ぶのがおすすめです。

使用する目的で選ぶ

質感重視なら「スティックタイプ」

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質感重視で選ぶなら、スタンダードなスティックタイプの口紅下地がおすすめ。油分が少ない固めのテクスチャのものが多く、上塗りする口紅の質感を変えにくいのが魅力です。

また、塗りやすい形状で、外出先でメイク直しをするときや時間がない朝にも使いやすいのも嬉しいポイント。片手でササっと塗れるので、時短メイクにもぴったりです。

唇を保湿したい方は「バームタイプ・チューブタイプ」

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唇の乾燥が気になる方や、唇が荒れがちな方はバームタイプ・チューブタイプがおすすめ。保湿効果の高いアイテムが多いので、うるおいのある唇に仕上げます。

指を使って塗るアイテムが多いため、ササッと塗ることは難しく、時短メイクには向いていません。メイクの時間を短縮させたい方は、直塗りできるように容器に工夫が施されたものを選びましょう。また、バームタイプ・チューブタイプはムラが出やすいので、少量を重ね塗りして満遍なく付けるのがポイントです。

ツヤ感を出したいなら「リキッドタイプ」

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スルスルと塗りやすいリキッドタイプは、グロスのようなツヤ感が魅力です。ツヤタイプの口紅だけでなく、マットリップと使用してツヤっぽい仕上がりにすることも可能。1本でメイクの幅が広がります。

口紅下地としてはもちろん、口紅の上からグロスやリップコートとして使用できるアイテムもあるのでチェックしてみてください。

保湿成分やUVカット効果もチェック

唇の乾燥・荒れが気になる方には、保湿成分が多く配合されているものがおすすめです。セラミドやコラーゲン、シアバターやホホバ油などの植物由来の成分など、製品によって配合されている成分もさまざま。アレルギーなどがある方は成分をきちんと確認して、自分の唇に合うものを選びましょう。

また、口紅下地のなかにはUVカット成分を配合したアイテムもあります。紫外線は唇の日やけシミの原因になるので、紫外線ケアは大切。日焼けによる唇のシミ・そばかすを防ぎたい方や、紫外線を浴びる機会が多い方はUVカット成分が配合されているものを選びましょう。

口紅下地の色味をチェック

上から重ねるリップや口紅の色を邪魔しない無色透明タイプ

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無色透明タイプは、上から重ねるリップや口紅の色に影響を与えないのが魅力。口紅下地の色と口紅の色の相性を考える必要がありません。手持ちのリップや口紅の色をそのまま唇に乗せたい方におすすめです。

ただし、無色透明タイプは、唇の色を補正する効果がない製品がほとんどです。そのため、もともとの唇の色に自信がない方は、無色透明タイプだと物足りなさを感じることもあります。

ニュアンスチェンジできる色付きタイプ

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色付きタイプの口紅下地は、上から重ねるリップや口紅のニュアンスを変えることができます。口紅を購入してみたものの似合わなかった場合や、いつも同じ色の口紅を使っていて飽きてしまった場合などに便利です。

また、色付きタイプには唇の色を補正する効果もあります。唇のくすみが気になる方は、色付きタイプをチェックしてみてください。また、唇の色を薄くして、リップや口紅の色を最大限活かせるコンシーラータイプの口紅下地もあります。

口紅下地のおすすめランキング|プチプラ

第1位 コーセー(KOSE) ヴィセ アヴァン リッププライマー

コーセー(KOSE) ヴィセ アヴァン リッププライマー

唇にうるおいを与えて、乾燥知らずの唇に導く口紅下地。保湿成分のヒアルロン酸・ハチミツ・ココナッツオイル・ホホバオイル・スクワランが配合されており、唇を乾燥から守ります。口紅の発色を持続させ、色にじみや膜はがれを防げるのが魅力です。

ベイビーピンクのカラーで、唇のくすみをカバー。SPF20・PA+と紫外線カット効果があるのもポイントです。

第2位 常盤薬品工業 エクセル リップケア ブラー

常盤薬品工業 エクセル リップケア ブラー

ドラッグストアでも購入できる口紅下地。保湿成分のワセリン・ハチミツ・シアバター・3種の植物オイルが配合されており、うるおいたっぷりの唇に仕上げます。唇をなめらかにすることで口紅のノリがよくなり、発色と色持ちをアップさせる口紅下地です。

リップクリームとしても使えて、日中の唇の乾燥ケアにも役立ちます。上から塗る口紅の色に影響しないクリアタイプなので、口紅の色をそのまま活かしたい方にもおすすめです。

第3位 アテニア リップトリートメントベース

アテニア(Attenir) リップトリートメントベース

贅沢なうるおい成分が配合された口紅下地。保湿成分としてオリーブスクワランやアミノセラミドなど配合しており、唇にうるおいとハリを与えます。日中はもちろん、夜の唇ケアにもおすすめ。荒れがちな大人の唇もぷるんと整える口紅下地です。

口紅の発色と色持ちをアップさせるので、口紅の付けたての美しさが長時間続きます。香料・鉱物油・パラベン・アルコールが配合されていないのもポイントです。

第4位 伊勢半 キスミー フェルム リップカラー&ベース

アテニア(Attenir) リップトリートメントベース

比較的価格が安い口紅下地。カラーバリエーションがピンク系・レッド系・オレンジ系とラインナップされており、唇にナチュラルな血色感を与えます。ティントタイプで発色が長持ちするのも魅力です。

保湿成分としてヒアルロン酸やコラーゲンなどが配合されており、唇をしっとりとうるおす効果があるのも魅力。また、香料は配合されていません。化粧品の香りが気になる方にもおすすめです。

第5位 カネボウ(KANEBO) ケイト リップカラーコントロールベース

カネボウ(KANEBO) ケイト リップカラーコントロールベース

高発色で落ちにくいことから人気の「リップモンスター」シリーズの口紅下地。イエローの口紅下地で、唇のくすみをコントロールしたり、上から重ねる口紅のニュアンスをチェンジしたりできます。

飲み物を飲んだり、マスクをしたりしても落ちにくいのがポイント。保湿力も優れているので、乾燥がちな唇にも使いやすい口紅下地です。

第6位 コーセー(KOSE) ヴィセ エッセンス リッププランパー

コーセー(KOSE) ヴィセ エッセンス リッププランパー

ぷっくりとしたボリュームのある唇に導くアイテム。口紅下地としてもリップグロスとしても使えます。温感成分のバニリルブチルが配合されているほか、油性基剤として配合されているデシルテトラデカノールが、唇のボリューム感を演出します。

唇にうるおいも与えられるので、唇の乾燥が気になる方にもおすすめ。ほんのりとピンクに発色し、唇に血色感を与えます。清涼感とほんのりとした甘さのある、バニラミントの香りです。

第7位 ハーバニエンス リップジェル

ハーバニエンス リップジェル

1本で保湿・口紅下地・グロス・ナイトパックの4役をこなすアイテム。保湿成分のセージ葉や整肌成分のトウキンセンカ花などが配合されており、カサカサの唇をなめらかに整えます。

本製品は、唇本来の美しさを引き出したい方におすすめ。また、石油系界面活性剤・シリコン・合成ポリマー・防腐剤・香料・着色料を使用していません。

第8位 クラッセ(CLASSE) リップベース クッキー ベージュ

クラッセ(CLASSE) リップベース クッキー ベージュ

コンシーラーのように唇の色をリセットできる口紅下地。セミマット質感のベージュ色の口紅下地なので、上から重ねる口紅の色をしっかりと活かせます。

グラデリップに仕上げたいときや、コスプレのときなどに活躍する口紅下地です。保湿成分のヒアルロン酸やコラーゲンなどを配合しており、唇をしっとりとさせる効果もあります。

第9位 ビオデルマ(BIODERMA) アトデルム リップスティック

ビオデルマ(BIODERMA) アトデルム リップスティック

口紅下地にも使えるリップスティック。保湿成分のシアバター・ワセリン・L-PCA(L-ピロリドンカルボン酸)が配合されており、カサカサの唇にうるおい集中ケアをします。リップクリームとしてもデイリーに使える便利なアイテムです。

本製品は、肌のバリア機能を考慮し、低刺激にこだわったアトデルムシリーズのひとつ。無着色・パラベンフリー・アルコールフリーです。また、ラズベリーの香りが付いています。

口紅下地のおすすめランキング|デパコス

第1位 シャネル(CHANEL) シャネル ルージュ ココ ボーム

シャネル(CHANEL) シャネル ルージュ ココ ボーム

口紅をホールドして、色持ちをよくする口紅下地。シャネル独自の保湿成分「オリーブ オレオアクティブ」が配合されており、唇にうるおいを届けます。唇全体に薄膜が広がり、みずみずしくなめらかな唇に整える口紅下地です。

カラーバリエーションが豊富なのもポイント。気軽に使えるノンカラータイプや、ニュアンスを楽しめるバーガンディ、ピンクなどがラインナップされています。高級感のあるパッケージも魅力です。

第2位 マック(M・A・C) プレップ プライム リップ

マック(M・A・C) プレップ プライム リップ

マックのベストセラーの口紅下地。唇や口元をなめらかに整える効果があるので、口紅のノリが気になる方におすすめです。口紅の発色をアップする効果もあります。

無色タイプのため、さまざまなカラーの口紅と合わせることが可能です。また、本製品はデリケートな肌のことを考えて作られたアイテム。そのほか、バニラの香りが付いているのも魅力です。

第3位 アクロ(ACRO) THREE リップコンシャス プロテクター

アクロ(ACRO) THREE リップコンシャス プロテクター

SPF35・PA+++のUVカット効果があり、唇を紫外線から守る口紅下地。紫外線吸収剤フリーのアイテムながら白浮きしません。唇の紫外線ケアもしっかりと行いたい方におすすめの口紅下地です。

口紅にヘルシーな血色を与えるコーラルカラーで、唇のくすみを補正する効果もあります。また、保湿感もあり、唇にうるおいとツヤを与えられるのも魅力。リップクリームとしても使えるので、1本あると便利なアイテムです。

第4位 シロ(SHIRO) ジンジャーリップカラープライマー

シロ(SHIRO) ジンジャーリップカラープライマー

リップ美容液の発想で作られた、色付き口紅下地。整肌成分のショウガ根茎エキスを配合しており、唇をやさしく整えます。マスクによって乾燥する唇も、しっとりと保湿できるのが魅力です。

ほんのりと発色して、唇の色をコントロールできるのもポイント。マスクに色移りしにくく、本製品のみでもリップメイクが楽しめます。

第5位 エスティ ローダー(ESTEE LAUDER) ピュア カラー エンヴィ リップ ボリューマイザー N

エスティ ローダー(ESTEE LAUDER) ピュア カラー エンヴィ リップ ボリューマイザー N

羨望されるようなふっくら唇に導くアイテム。ヒアルロン酸スフィアが配合されており、唇をなめらかに整えます。サラッとしたテクスチャで、ベタつかないのも魅力です。

唇に乗せると、淡いピンク色に変化。肌色を問わず使いやすい色味です。口紅下地として使うことで、唇のうるおいと、口紅の発色を長時間キープします。

第6位 エキップ(e`quipe) RMK リップベース マット

エキップ(e`quipe) RMK リップベース マット

口紅を美しく発色させる口紅下地。保湿成分のヒアルロン酸やシルクエッセンスを配合しており、唇をうるおいで満たしてなめらかに整えます。軽やかなテクスチャなので、ベタつきが苦手な方にもおすすめです。

本製品はマットタイプで、口紅の質感を変化させたくない方にもぴったり。上品なカシス&ローズの香りがするのもポイントです。

第7位 ディオール(Dior) ディオール アディクト リップ グロウ

ディオール(Dior) ディオール アディクト リップ グロウ

唇を長時間うるおいで満たすアイテム。口紅下地やリップバームとして使えるマルチタイプです。保湿成分のチェリーオイルやシアバターなどが配合されており、唇をケアしてツヤを引き立たせます。

カラーバリエーションが豊富にあり、性別や年齢を問わず自分に合ったカラーを見つけやすいのもポイント。色が付かない「ユニバーサルクリア」や、ヘルシーな「コーラル」など、さまざまなカラーがラインナップされています。

第8位 ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN) エクストラ リップ ティント

ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN) エクストラ リップ ティント

リップクリームのような高い保湿力を持つアイテム。保湿成分のオリーブ油・ホホバ油・アボカド油などを配合しており、唇にたっぷりのうるおいを与えます。口紅下地としても、口紅の上から使う乾燥ケアとしても使えるアイテムです。

ほんのりと色付くシアーな発色。カラーは、ベアピンク・ベアメロン・ベアラズベリー・ベアブラックベリーが展開されています。鏡を見なくてもサッと唇に重ねづけできるので、化粧直し用として持ち歩くのもおすすめです。

第9位 コーセー(KOSE) アディクション リップ プライマー UV SPF 25 PA++

コーセー(KOSE) アディクション リップ プライマー UV SPF 25 PA++

唇の表面をなめらかに整える口紅下地。唇の縦ジワなどの凹凸をなめらかにするので、上から重ねる口紅の発色がアップします。エモリエント成分のオリーブ果実油やホホバ種子油などが配合されており、唇の乾燥ケアもできるのがポイントです。

極薄膜で無色のため、口紅の質感や色味に影響しないのもポイント。また、アルコール・パラベン・グルテン・香料が配合されていません。SPF 25・PA++とUVカット効果もあるので、唇の紫外線ケアをしたい方にもおすすめです。

第10位 日本ロレアル イヴ・サンローラン トップ シークレット リップ パーフェクター

日本ロレアル イヴ・サンローラン トップ シークレット リップ パーフェクター

パーフェクトなリップメイクをしたい方におすすめのアイテム。角質をオフするサリチル酸誘導体や、保湿成分のシアバターなどを配合しており、リップバーム・ピーリング・リップベースと3つの効果があるアイテムです。

リップの上からも使えるので、メイク直し用に持ち歩くのもおすすめ。斜めカットのチューブタイプで、手軽に使えます。

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